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ちいさな綻びから
きっと全ては始まったんだ
仕組みがわかれば世界はずっと単純だった
まるで柔らかな牢獄
有り体にいえば地獄
目に映る光景はずっと退屈になっていった
おもえばむかしからずっと
聞き分けのない子供だった
間違っていることはどうしても譲れなかった
自分以外が全部愚かで
盲目だとさえ思った
なんなら今この瞬間でもそう思うくらいだ
ひとりぼっちこそ最良だった
だれひとりとして要らなかった
覚えているのは肌を焦がす違和感だけ
そうだ
《異端》と呼ばれてかまわなかった
だって私は間違ってないんだ
嘘吐きはむしろ世界の方だ
ほんとうは誰もわかってないんじゃないか?
何かに触れずに終えるような
そんな世界の外側に夢を見てる──夢という言葉の頼りなさをもずっと 許せずに
信念仕掛けの言葉で
美しく証明するまで
余計な言葉が差しはさまれる余地もない
思想はロジカルに
あくまでエレガントに
厳然たる客観性こそが真実だから
世界の間違いを認めさせると
息巻いている 物語は終わらせない!
『幻想の少女』が見る夢さえ
ずっと触れられない世界なんて
そんなのはないと同じじゃないか
ほんとうは許せないものがあるんじゃないか?
ぜんぶ無視されてしまうような
そんな世界の外側に夢を見てる──形を取る想像の力こそをその手に込めて
遠くを──星を見よ!
おまえの実在は其処に在れよ
だから
《異常》と呼ばれようと上等だ
そうだ今も戦っているんだ
だって私は無力じゃないんだ
ほんとうは分かってほしいだけなんじゃないか?
ぜんぶ無視されてしまうような
そんな世界を無視する前に
夢も現実も越えていける 誰かと一緒に歩く夢を見てる──その夢の先にあるものこそがきっと|不思議>なんだ
最終更新:2024年08月18日 14:53