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11.フラワリングナイト・偽り断つ刃(後編)

フラワリングナイト・偽り断つ刃 (後編)


「・・・っ!今のは・・・」
地面に崩れ落ちる美鈴、今まで終始圧倒してきたが、その戦況は一変した
ワームの脱皮、それにより現れたカマキリのような成体、セクティオワーム
成体の持つクロックアップにより崩れ落ちた美鈴
「やはりワームか!変身!」「hensin」
そこへ現れた剣、サソードとなり、ワームを切り伏せる
「奇術 ミスディレクション」
咲夜もナイフにより美鈴の周りにいるワームを倒し、美鈴に声をかける
「美鈴!何があったの、しっかりなさい!」
「さ、咲夜さん・・・気を付けてください・・・あのカマキリみたいなの・・・
なんか、すごい素早く行動して・・・」
そんな二人の下へ襲い掛かろうとするセクティオワーム
そこに立ちふさがる剣
「キャストオフ」「cast off change scorpion」

「行くぞ・・・ワーム!」
「clock up 」


その瞬間目にも止まらぬスピードで戦う剣とワーム
それを見た咲夜は状況を理解し、美鈴へと手を差し伸べる
「立てる?美鈴」
「ええ、何とか・・・」
「このうじゃうじゃいるのを倒さなくてはね、美鈴、あなたはさがっ・・」
「まだ、戦えます!咲夜さん!」
「そう・・・ならいくわよ 銀符 シルバーバウンド」
次の瞬間、ワームを凄まじいナイフの嵐が襲った、爆発するワーム
だが、もう一体、現れるセクティオワーム
「こいつは私が引き受けたわ、貴女は緑のうじゃうじゃいる方を」
「了解しました!紅魔館の恐ろしさ!思い知らしめてやりましょう!」
次の瞬間クロックアップするワームと時を止める咲夜
ワームの目の前に無数のナイフを仕掛ける咲夜
「これで、どうかしら?」
次の瞬間、時は解除されナイフは放たれた、しかしその一瞬の間、ナイフを避けるワーム
「時止めのナイフが到達するまでの一瞬で・・やるわね」
勝ち誇るワーム、だが冷静にワームへ言い放つ咲夜
「貴方の時間も私のもの、虫風情があまりいい気にならない事ね、
さて、初めてでみようみまねだけど・・・やるしかないか、クロックアップ・・・!」


時を操る程度の能力、それを応用し自らの時を加速させた咲夜
超スピードで戦う咲夜とワーム、ナイフは確実にワームへとダメージを与える
「キェシャァァァァァァァ!」
ワームの口から吐き出される猛毒の泡、それをワームの頭上を飛び越し避ける咲夜
「条件が同じなら取るに足らない相手ね」
咲夜の周りにばら撒かれた無数のナイフが一斉にワームに襲い掛かる
「幻符 殺人ドール」直撃したワームは跡形も無く爆発した
「クロックオーバー、さて、美鈴と剣様は大丈夫かしら」


「ライダースラッシュ!!」
場所は紅魔館の屋上、ワームは剣によって引き裂かれ爆発した
だが、その直後変身を解除し、倒れこむ剣
「感じる・・・やつの力を・・・!うっ、どこだ!ウァァァッ!」
次の瞬間剣は、変貌した、銀色の蠍、最愛の姉を殺した仇へと
剣、スコルピオワームは闘争本能に従うまま駆け出した


「彩符 極彩颱風!」
美鈴の攻撃により爆発するワーム、あれだけいた蛹ももう全滅していた
「そちらは終わったかしら」
「ええ、咲夜さん、後はあの男が戦ってるのだけだと・・・」
その時背後から聞こえる唸り声
現れたのはスコルピオワーム
もはや剣の意識は無く、無差別に暴れまわる蠍の姿
無論、それは、咲夜や美鈴に対しても同様だった
二人に容赦なく襲い掛かるスコルピオ
ナイフを構える咲夜
「美鈴、あれは私が倒すから 剣様を探してて頂戴」
「えっ、でも・・・」
「クロックアップの使えないあなたはあいつとは戦えない、お願い美鈴」
「分かりました・・」
走り去っていく美鈴、対峙する咲夜とスコルピオ
「クロックアップ・・・!」
次の瞬間、投げつけられるナイフ、だが左腕の楯状の骨格により阻まれる
そして右手の棘が繰り出されるのを間一髪で避ける咲夜
「(さっきのとは違う、こいつは強いわね)」


ワームの中でもトップクラスの戦闘力を誇るスコルピオ
その堅牢な外骨格は容易にナイフを通さなかった
右手の棘による猛攻
そして、一瞬の隙を突き、伸びる触手が咲夜の肩を貫いた
「・・・っ!速い!」
肩を負傷しつつもナイフを投げる、しかし与えたダメージはわずか
そのまま、双方がクロックオーバーする
すかさず攻撃を仕掛けるスコルピオ
だが、その動きが急にスローになる
「私のクロックアップは時間の操作、ゆえに他のとは併用できなかったけれども
今なら使えるわ、時符 プライベートスクウェア」
体を思うように動かせないスコルピオ、そして咲夜が構えるもう一枚のスペルカード
その名は 幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」
殺人ドールをしのぐ数のナイフが降り注ぐ
だが、それが直撃してもまだ、立ち上がるスコルピオ
そして、クロックアップによって逃亡する
「逃げられたけれど、まあ、良しとしましょ、さて後は美鈴と剣様を見つけるだけね」


スコルピオはあまりのダメージを受け、剣の姿に戻っていた
「つーるーぎーさーん!あっ!剣さん!」
森の中、倒れる剣を発見した美鈴
「すごい傷・・・!速く手当てしてもらわないと」
そのまま肩を担ぎ満身創痍の剣を紅魔館へ連れて行く美鈴
「美鈴、どうやら見つけてくれたようね」
向こうから現れた咲夜、
「咲夜さん!肩、怪我してるじゃないですか!」
肩の負傷を心配する美鈴
「あらこんなの、なんでも・・・」
その瞬間、視界ががぼやけ、力が抜ける倒れ込む咲夜
「咲夜さん!どうしたのですか!しっかりしてください!咲夜さん!」


「はっ!ここは・・・」
咲夜が目を覚ましたのは紅魔館のベッドの中
「やっと、目を覚ましたわね」
そこに立っているのはレミリアとパチュリー
「申し訳ございません!こんな醜態を・・・」
「パチェによると、毒物を入れられたらしいわね、確かティ・・ティ」
「ティティウストキシン」
「そうそう、それそれ、少量だったから助かったけどもう少し多かったら死んでたかもね」
「そうだ!剣様は!」
咲夜の問いに答えるパチュリー
「彼はかなり負傷していたけど、さっき目を覚まして今は自室にいるわ」
「そうですか・・・今の奴らは、一体何者・・・」
そう言った咲夜にパチュリーが差し出したのは一冊の本
「メイドや剣さんの証言とこの本から、あいつらはワームとか言うのだってわかったわ」
「詳しい事は明日話すわ、咲夜、今は安静にしてなさい」
そういって部屋から出るレミリアとパチュリー
「しかし、パチェ、これは立派な異変よね」
「ええ、普通は外の存在がこんなに来ることは無いのに」
「咲夜と剣が元気になり次第行くわよ」
「どこに?」
「決まっているじゃない、異変解決が仕事な、巫女のいる所よ」



次回予告
「凶だと・・・!神よあなたは間違っている・・」
「そのお茶菓子は、俺が飲み込んだ」
「全員同時に愛してやるぜ!」
「おれは全てにおいて頂点に立つ男だ~!」

博霊神社に集ったライダーたち
「名護啓介・・紅音也・・彼らには消えてもらいます」
「橘・・・!こんどはギャレンなどに遅れはとらない・・・」
「神代剣、貴様にレクイエムを贈ってやろう」
ライダーを倒さんとするファンガイア、アンデット、ワーム

博霊神社を舞台に激戦が幕を開ける
次回春色小径・嵐の幻想郷

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最終更新:2009年03月29日 11:42
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