「お姉さま!」
「何かしら、フラン?」
「あのさー、あのスキマの技にねー、なんか電車斬りみたいなのあるよね、あれってなんなの?」
「廃線 ぶらり廃駅下車の旅の車両は長野電鉄木島線3500系であると言われているわね
木島線とは長野電鉄河東線の信州中野駅から木島駅までで、2002年4月1日に廃止されたもの
3500系は1993年(平成5年)に先頭車34両、中間車3両の37両が投入され、長野電鉄の最大勢力車両となったやつで
O、N、Lと三つの編成があって・・・ちょ、フラン!話は最後まで聞きなさい!フーラーン!」
Ancient Temple・不死者達の咆哮
「あーあ、スカラベもいねーしつまんねーの」
茶髪の青年、コーカサスビートルアンデッドのキングは退屈そうに携帯電話をいじっていた
「退屈なら私とお話してはいかが?」
スキマを開き現れたのは境界の妖怪 八雲紫 幻想郷に現れた異変を境界の管理者として調べにきたのだ
「そうね、まずはあなた達が何者なのか、そしてここに来た目的を教えてもらえるかしら」
微笑を浮かべながら問いかける紫
「俺はアンデッドのカテゴリーK、目的は、他の奴らはどうだか知らないけどさ、俺はねメチャメチャにしたいんだ、
アンデッドも人間も、ここだと妖怪も、全部ムチャクチャにしてやりたいのさ、分かった?おばさん」
キングの返答に表情を曇らせる紫、当のキングは携帯電話で紫を撮影している
「アンデットのキングだか知らないけど随分傲慢ね、美しく残酷にこの大地から住なさい」
若干、語気を強める紫、だがキングはあくまで余裕の表情
テロレロリーン♪「ハハハ、おばさんの怒り顔ゲット!」
このキングの態度は紫を完全に怒らせた
「いい度胸ね・・・!境界の妖怪の力、思い知らせてやりましょうか・・!」
「あ、なに?やるの?、迫力ある写真が取れるといいな」
「幻巣 飛光虫ネスト・・・!」
真っ直ぐにキングに向かって飛ぶ無数の弾幕、しかしその全ては虚空に現れた盾に防がれた
テロレロリーン♪「ははは、中々迫力あるじゃん、おばさん」
「こんなものでいい気になる気・・・!ならその盾も傲慢なあなたも」
さっきのより巨大なスキマを開く紫、そこから現れる古びた電車
「消えなさい、私の前から、そして幻想郷から」
凄まじい破壊音、盾と電車が激突する、だが巨大な電車相手にもびくともしない堅牢な盾
「ワォ!大迫力!だけどね、この盾で防げなかったものなんてないんだよね、俺のこの・・・」
次の瞬間、真っ二つに裂ける電車、自身の角を模した破壊剣を持つキング
「破壊剣 オールオーバー以外にはね!」
「(かなり強いわねこいつ)藍!」
スキマから現れる 紫の式 八雲 藍 2方向からキングに攻撃をかける紫と藍
それをアンデッド体となり紫の傘をオールオーバー、藍の一撃を盾で防ぐキング
「アハハハハハハ、別に戦うつもりは無いんだ、いい写真も取れたし、じゃあね~!」
空中を飛んで去っていくキング
「紫様、今のがアンデッド・・・」
「ええ、そうよ藍、幻想郷に来たアンデッドについて調べなさい、とくに、さっきの!」
「はっ!」
さっと虚空を一撫でし隙間を作り出す紫、隙間の中に消える藍と紫
「(今のがアンデッド、後はファンガイア、レジェンドルガ、ワームかしら幻想郷にきたのは
とりあえず影響の大きくなる前に何とかしないとね)」
博麗神社前
「現世斬!!」
トライアルに命中する斬撃、倒れるものの再び液体から復活するトライアル
「また・・・何回倒せばいいんだ!こうなればとっておきの技を・・・」
「無駄だ!トライアルはそんな攻撃では倒せない、トライアルは物凄い破壊力で完全に消滅させるしかない!」
何回もよみがえるトライアル、それを倒す方法は橘も妖夢も幽々子も持っていなかった
「ははは、そういうことだ、抵抗は無意味だ、大人しく我らの実験材料となれ」
せせら笑う伊坂、雄たけびをあげるアンデッド達
「これは、絶体絶命って奴かしら、ならそこで得意そうにしている誰かさんを倒せばいいのかしら」
伊坂に向かい反根蝶を放つ幽々子、それを相殺する伊坂の羽
「これまでの俺と同じに思うな」
熾烈な戦闘を繰り広げる橘と伊坂
幽々子へ攻撃を仕掛けるライオンアンデッドとトリロバイトアンデッド
液体化し妖夢の攻撃を逃れたトライアルが橘へと飛び掛りギャレンラウザーを奪い取る
「イサカサマコレヲ」「よくやった、さて橘、このカードが何か分かるか?」
ギャレンラウザーを手にした伊坂が取り出したのは、クラブ10リモートのカードとその他多くのラウズカード
「まさか・・・!やめろ!」
「ふん、実験材料は大いに越した事は無い」
リモートをラウズしカードに放たれる緑の光線
また新たなアンデッドが幻想郷の地に降り立った
解放されていく多くのアンデッド、彼らは思い思いの方角に散らばっていった
「何故だ!なぜお前がそんなに大量のカードを持っている!」
「あったのだから仕方が無い、さて、次のアンデッドを解放するか・・・」
その瞬間、ラウザーとカードを奪う反魂蝶
「盗みは、あまりよくないわね、それに、これ以上面倒事は増やしたくないわ」
「くっ、まぁいい 当初の目的は果たした、楽しみに待っていろ、俺が作りあげる最高のアンデッドをな」
アンデッドを引き連れ去っていく伊坂
「すみません、私がトライアルをみすみす逃がしたばっかりに・・・」
「いや、悪いのはラウザーを取られてしまった俺だ・・・」
「とりあえず、今は少しでも多くのアンデッドを封印する事、それしかないわね」
神社から少し離れた森の中を疾走するアンデッド、それらに立ちふさがる青年
「change」青年はカブトムシのアンデッドへと姿を変えアンデッドに襲い掛かる
凄まじいパワーにつぎつぎ、倒されカードになっていくアンデッド
そうしてアンデッドは封印されるか逃げるかして消えていった
「俺は・・・こんなことはしたくない!」
アンデッドは青年の姿に戻り苦悶の声をあげる
「おおっ、凄まじいなこれ、みんなお前がやったの?」
写真をとりながら近づいていくキング
「しかし、情けないな、あの時散々、人間を守るとか言ってたのが
今じゃ闘争本能に従うただの獣だもんな、そうだろ?ブレイド、いやジョーカーって言った方がいいかな?」
次回予告
「もうすぐ聞けるぞ、私のレクイエムが」
ウカワームの圧倒的な力に圧倒される剣と咲夜
「ちょこまかと、五月蝿い奴ね!」
地中からの奇襲を得意とするジェノミアスワームと戦うレミリア
「幻想郷の諸君!」
そして、現れる最強のワーム カッシスワーム 乃木怜治
次回 血の懐中時計・時の支配者
最終更新:2009年03月29日 11:47