1. 基本的な発想
豊富な資金量を持つ「仕手集団」と呼ばれる投資家が特定の株を買いあがる、いわゆる「仕手株」に追随買いを入れて、儲けるという考え方。
仕手集団の情報と称した虚実入り乱れた情報が飛び交い、時に経済事件に発展することもある。
早耳の投資家が儲けると考えがちだが、仕手集団の餌食になっているとも言える。
一方、仕手集団とは実際には実体がないという考え方もある。
つまりは、要注意な
投資手法。
ただ、仕手株には限らず、このような大相場は株式市場においてはよく起きることであるので、なんらかの投資手法の確立を模索できるのではないか。
仕手株の例としては、兼松日産農林など。
2. 典型的な投資手法
- 銘柄の特徴
- 小型株が多い。120万株程度?
- 企業内容に難があり、株価がかなり安く低迷している。50~200円程度?
- 過去に仕手株として大きな相場があり、注目を集めやすい。
- 信用取引、貸借取引銘柄で、踏み上げ、逆日歩攻めが可能である。
- シナリオ
- 玉集め 仕手集団が、注目を集めないようにしながら株を安く集めている段階と言われる。
- 吊り上げ 株価上昇のきっかけとなる急騰と継続的な上昇。株価操作をしている段階と言われる。
- 振るい落とし ある程度株価が上昇し、注目が集まってくると、一旦下落する。更に株を集めるためとも、空売りを集めるためとも言われる。
- 材料 上昇、下落の理由を知りたがる投資家に、噂がばら撒かれる段階。売買高を大きくしたり、日々の上下動を大きくして、参加者を増やすためとも言われる。
- 踏み上げ 空売りが十分入っている場合には、急騰を繰り返して売り方の含み損を急増させる。逆日歩や売り禁などの規制によって、売り買いのバランスが買いに急傾斜するようしむける段階。
- 売り抜け 踏み上げなどで出来高が急増しているときに、仕手集団が今までに買ってきた株を売却する段階。ほぼ、この時点で株価は天井を打つと言われる。
- 下落 仕手集団は撤退しているか、空売りに転じている段階。高値を買ってしまった投資家によって、長期間にわたって売りが続き、株価がだらだらと下げ続ける。
- 出来高が急増したところで参入。
- 株価が急伸したところで参入。
- ストップ高からはがれたところで参入。
- 容易く損切り可能な株数で取引する。
- ピラミッディング。
- 急騰前の安値で損切りして退出。
- 何らかの噂をきっかけに退出。
- 当初から予定していた値幅で退出。
- 時限退出。
- 信用規制で退出。
- 上髭、5日線ブレイクなどテクニカルで退出。
- トレイリングストップ。
最終更新:2010年08月20日 10:15