1. 基本的な発想
価格の動きや出来高の増減を示しているチャートは可能な限りの情報を集約したものであると考え、その中にあるパターンが繰り返されることを利用して利益をあげる。
さまざまな哲学、発想が生まれており、多くの
投資手法があるが、かなりの資金が何らかのテクニカル手法で運用されていると考えられる。
一方、全く無意味であるとか、統計的に無意味であるといった批判もある。
恐らく、科学的に突き詰めた場合、システムトレードに行き着くようである。
2. 典型的な投資手法
- トレンドフォローシステム
- 価格の大きな上下動(トレンド)を捉えて利益を狙う。
- トレンドの開始、終了を示すシグナルの考え方でいくつものシステムがある。
- 有名なところでは、リチャード・デニスの使っていた投資手法がタートルズの書籍で解説されている。
- 商品、為替、債券などが比較的有効といわれ、株式には向かないといわれている。
- カウンタートレンドシステム(逆張り)
- 価格がある範囲の中で上下動すると考え、上限で売り、下限で買うことで利益を狙う。
- デイトレード、スイングトレードとして発達している。
- チャートパターンの中に優位性を発見し、リスク管理を行いながら取引を繰り返す。
- 価格データなどが入手しやすくなったので、PCで自力でシステムの優位性のテストができるなど、個人投資家向きでもある。
- ただし、優位性の発見は容易くない。
- 発見された優位性が失われることも少なくないと考えられる。
- パターンを定義することが難しいこともある。従って、シンプルな手法が実用的。
- パターンの繰り返しをバックテストで検証する場合に、統計的な正確性が必要になる。
- 確かな優位性を発見した場合でも、投資手法を正確に繰り返すことは人間には困難が伴うといわれる。
- 優位性があり、投資手法を繰り返すことができても、リスク管理ができていないと破産することもある。
- 手法によっては、リスク管理のために多額の資金を必要とすることもある。
- 投資手法の例 (注 必ずしもうまく行くということではない。自分で検証すること。)
- ブレイクアウト
- 一定の期間(55日など)の高値を上抜けたら買い、安値を下抜けたら売り。
- 一定期間の(20日など)の安値を下抜けたら売って手仕舞い、高値を上抜けたら買って手仕舞い。
- リスク管理手法を組み合わせる。
- 株式の場合、どの銘柄でパターンが発生しているかをどうやって認識するのかがひとつのポイント
最終更新:2010年08月18日 10:39