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書籍案内 「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」
(記 2010/11/2)
著者 リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ、ローレンス・A・コナーズ
訳者 世良敬明、長尾慎太郎、鶴岡直哉
刊行 パンローリング(原著 )
発行年 1999/7(原著1995)
(言及されているトレード手法は商標登録されている。)
著者の主張を元に投資学の観点からまとめてみる。
投資家の心構え
序文
第1章「はじめに」
第2章「スイング・トレーディング」
第22章「再びトレード管理について」
第23章「準備を怠るな」
第24章「終わりに」
第25章「トレーディングで成功する秘訣」
トレーディングは精神的に辛く、トレーダーの間には絆が生まれやすい。
お互いに意見をやり取りしながら、何かの手がかりを探しているのであり、自分自身についての理解を深めることができればと願っている。
マーケットは「この道を極めるための近道など決してない」という真実を教えてくれる。
経験が最高の師であり、私たちができることは学ぶ姿勢を決めることだけである。
最も重要な成功の秘訣はマーケットに耳を傾けることである。
成功しているトレーダーは一貫性という要素が成功には不可欠だと理解している。
まずリスクを最小限に抑え、リスクが決められてコントロールできる状況で初めて利益を最大限に膨らますことを考える。
最も重要なのは投資機会を見つけ出し、最も安全なタイミングで建玉することである。
利益がどのくらいになるかは、マーケットの決めることである。
成功するためにはたったひとつの戦略で十分である。
いくらかの取引のコツとちょっとした常識が、テクニカル分析の本よりも役に立つ。
コンピューターより人間が支持や抵抗を判断することができ、たくさんの優位性を持つことができる。
売買は、最も認識可能な信頼できるパターンのときだけ執行されるべきである。
新しい概念や戦略は、初めは仮想売買で確認するべきである。
繰り返し試して、快適に感じられ、利益が出ることを信じられるようにならなければならない。
理解できないパターンでは売買してはならない。
確信できていなければ、損失の不安を乗り越えられない。
まずは生計を立てられる得意な取引手法のひとつに特化することが大事である。
相場の方向性に偏見を持たず、チャートの使えるパターンに集中することが大事である。
相場に偏見を持つことになる他人の意見などは排除する。
売買スタイルに合わない取引手法の概念でも、マーケット動向や重要なポイントでの値動きに対する認識が深まることがある。
機械的なシステムに適合しない取引手法がすばらしい。
小口投資家には大ファンドにはない機転が利くという優位性がある。
最も大事なこととして、最初の損切り注文は必須である。
可能性でトレードするのであるから、損切り注文は最悪のシナリオに対する防御になる。
損切り注文によって、損失で身動きが取れなくなるリスクを除外できる。
最初の損切り注文によって、破産しないための習慣ができる。
損切り注文によって、資金をほんの少しのリスクにさらすことですむ。
各トレードで最も重要な目標は、利益を最大限にすることよりも、リスクを最小限にすることである。
結果を知ることはできないので、きつめの損切りポイントを置きつつ、正しい方向へ最高のスタートを切ろうと努力する。
値動きが放れる場面では仕切注文をきつめに置くのが良い。
値動きが順行しているうちに手仕舞うのがよい。
仕切値が有利になる可能性があるから。
流動性があるから。
反対売買を受けてくれる参加者がいることが分かっているから。
増し玉するポイントではなく、利食いのポイントを探すことが大事である。
大勝利して、もっとポジションを取ればよかったと考えるようなときは、利食いの場面であることが多い、
完璧な利食いの方法が身につくことはおそらくない。
振るい落としにあったとしても、利益を確保することを考えるのが良い。
最終的にどれだけの利益が手に入ったかが大事である。
リスクを最小限にする方法は、資金をリスクにさらす時間を最短にすることである。
他人に意見を求めなくてはならないなら、その売買はするべきではない。
これから売買を始めるなら、仮想売買から始めるべきである。
実際の資金で売買するのと同じように記録し、真剣に行う。
仮想売買で結果が出るようになってから、実際の売買を始めるべきである。
トレーディングにおける最初の目標はトントンを確保することである。
研鑽を積むことで損が小さくなり、運よく大きな利益を出すことに恵まれることもある。
売買は資金を維持することがものを言うゲームである。
幸運は努力の賜物である。
厳選されたアプローチを利用する方が売買自体をコントロールしやすい。
特定の機会が訪れるのを辛抱強く待つ術を身に付けるべきである。
最も明確で信頼が高いパターンのみを売買することを身に付けるべきである。
マーケット自体が送ってくるシグナルに注意が必要である。
マーケットの反応が小さいときは何が起きているのか。
マーケットが下落する状況になれば、次の上昇は力強くなる。
強気、弱気のニュースにどのように反応するか。
マーケットの動きを予想することが最も危険である。
他人の意見を聞くことが次に危険である。
損勘定の玉を翌日に持ち越すべきではない。
損切りし、翌日より良い水準で仕掛け方が断然優れている。
ミスはすぐ修正されるべきである。
大引後にミスに気がついたら、翌朝の寄付で仕切るべきである。
思いがけず大きな利が乗ったら、しっかりと確保すべきである。
スイング・トレーディングは防御を優先すべきである。
折角の利益を失わないことが成否を決定する。
大きな結果を狙うべきではない。
利益がどのくらいになるかはマーケットが決めることであり、自分だけが損失をどのくらいに抑えるかをが決められるのである。
初心者は損するまで待ち続けてしまう。
優れたアイデアを更に改善し、最終的には経験から学ぶこと。
一貫性が大事である。
いろいろ変えてばかりいると有効かどうか分からないままである。
シンプルであることが大事である。
平常心を保てるだけの不屈の精神が大事である。
プロでも利益をあげられてない期間がある。
完璧に自分に有利な状況になるまで賭けない。
前夜、翌日の売買に備えて準備しておくことは大変重要である。
スイング・トレーディングの目的は、絶好の機会が現れるのを予測することに尽きる。
事前にプランを立てることが必要である。
ルーティン・ワークを忠実に行うことが大事である。
トレーディング・ビジネスは他のビジネスと変わらない。卸値で買って、小売値で売ることを覚えればよい。
在庫が損失を抱えてしまったら値下げを行い、在庫整理を行うのである。
前夜に多くのマーケットと銘柄の売買機会をチェックし、翌日はその中から1~3つ程度を実行するものである。
売買を手書きで記帳する。
仕掛けの日付、時間、売り買いの別、枚数、限月、約定値、仕切ったときに日付と値段を記録する。
利益、損失は仕切ったときに計算する。
大きな損失は目立つし、利益を記帳できるという点でも、利益を確保することは精神的に良い影響がある。
利益に満足してしまわないように、月初には資金をゼロとみなして、1カ月の増減のみで記録する。
本当に大事な技術とは資金を失わないことである。
マネー・マネジメントが売買の成否を決定する真の原因である。
成功する3つの要素は、精神的な強さ、トレーディングシステムの優位性、綿密な資金管理である。
投資手法
第2章「スイング・トレーディング」
第3章「資金管理」
第4章「タートル・スープ」
第5章「タートル・スープ・プラス・ワン」
第6章「80-20's」
第7章「モメンタム・ピンボール」
第8章「2期間変化率」
第9章「アンチ」
第10章「聖杯」
第11章「ADXギャッパー」
第12章「鞭打ち」
第13章「3営業日以内に窓を埋める反転」
第14章「百聞は一見に如かず」
第15章「ウォルフ波動」
第17章「朝のニュース・リバーサル」
第18章「ビッグ・ニュース・リバーサル」
第19章「値幅収縮」
第20章「ヒストリカル・ボラティリティがトビー・クラベルの条件に適合」
第21章「スマート・マネー・インディケーター」
スイング・トレードにおける3つの明確な取引パターン。
試し、押し・戻り、クライマックス・リバーサル
スイング・トレードにおける基本的な約束事
1 時間枠はひとつに絞る
大局観は正しいことが重要であるが、短期的な取引手法には影響がない。
短期的な利益を積み重ねる取引手法を、途中から長期のトレードに変えてしまわないこと。
2 疑わしいときには撤退する。
建玉後にマーケットの動きが鈍って閑散とし、進展がなくなったら、逆指値が執行されるのを待たずに撤退する。
すぐに利益にならないときは、損失になる可能性が高い。
3 閑散で動きが鈍いマーケットでトレードしてはならない。
利益が見込めるのは、活況であるか、流動性がなくてはならない。
4 含み損を一晩持ち越してはならない。
翌日によりよいトレードをすることを考えること。
5 予期したより大きな含み益ができたら、それを確保すること。
半分、または全て利食うか、きつめの逆指値を入れて値動きを追うこと。
利益を確保し、マーケットに取り返されないこと。
6 利益は少数のトレードが大きく、他は小さい利益と損失になることを理解しておくこと。
短期売買での資金管理
1 一度にまとめて建玉する。
利の乗ったポジションに増し玉してはならない。
2 最初の逆指値の仕切注文を、直近の高値または安値から1~2ティック外に、全玉に対して置かなければならない。
マーケットがはっきりした支持、抵抗レベルに戻ってきてはならない。
売買の手仕舞いのタイミングは主観的事柄だが、最初の損切りだけは主観的ではならない。
3 うまくいったら手仕舞おうとしなければならない。
部分的に手仕舞えば、リスクを軽減し、利益をつかむことができる。
初心者で1枚の取引なら、どなん利益でも全て手仕舞って、休みを取ること。
4 マーケットが放れ始めたり、大幅な値動きになったら、全玉を利食うこと。
これは最終局面である可能性が高い。
大きな値動きとは長大線のことである。
その後は、値を動かそうとやってくる参加者は残っていない。
タートル・スープ(買い。売りは逆)
1 当日、過去20日間の最安値を更新。安いほど良い。
2 前回の20日間安値は少なくとも当日より4営業日以前であることが重要である。
3 前回の20日間安値を下回った後、前回の20日間安値の上に5~10ティックの範囲で、買いの逆指値で仕掛ける。
この逆指値は当日のみ有効である。
4 買いが通った場合、即座に当日の安値の1ティック下に、損切りのための逆指値の売り注文を置く。
損切りの注文は取り消しまで有効とする。
5 利が乗ったら、利益確保のために逆指値を引き上げていく。
2~3時間で終了することもあるが、数日に及ぶこともある。
6 損切り後の再建玉は、当日と翌日に限り、一度目と同じ価格の逆指値の買い注文で行っても良い。
タートル・スープ・プラス・ワン(買い。売りは逆)
1 過去20日間の最安値をつける。
前回の安値は少なくとも3営業日以前であること。
新安値の日の引値は、前回安値以下であること。
2 翌日、前回の安値で買いの逆指値で仕掛ける。
この逆指値は当日のみ有効である。
3 買いが通ったら、前日か当日の安値の低いほうより1ティック下に、損切りのための逆指値の売り注文を置く。
4 2~6本の足のうちに一部を利食い、利が乗るに従って、仕切りの逆指値を引き上げていく。
80-20's(買い。売りは逆)
前日にその日の変動幅の上部20%以上で寄付き、変動幅の下部20%以下で引けること。
当日は前日安値より5~15ティック下回って売買されていること。
厳密な幅は経験によって調整されるべきである。
前日の安値で買いの逆指値で仕掛ける。
買いが通ったら、当日の最安値付近に損切りのための逆指値の売り注文を置く。
利が乗ったら仕切りの逆指値を引き上げていく。
日計り商いで行うこと。
モメンタム・ピンボール(買い。売りは逆)
1 前日比に対して計算した3日間RSI(LBR/RSIと呼ぶ)をグラフ化する。
2 LBR/RSIが30を下回ること。(売りではLBR/RSIが70を上回ること。)
3 翌日、寄付後1時間の変動幅の高値以上の逆指値で買いを仕掛ける。
4 買いが通ったら、寄付後1時間の変動幅の安値に損切りのための逆指値の売り注文を置く。
マーケットがこのポイントに戻ってきてはならない。
価格の動きに合わせて、仕切りの逆指値を引き上げていく。
5 損切り後の再建玉は、一度目と同じ価格での逆指値で買いを仕掛ける。
6 大引で利が乗っていれば、翌日に持ち越す。
翌日、前日の流れを引き継いでいるうちに手仕舞う。
必ず、翌日の大引までには手仕舞う。
テイラーによると、翌日に前日の高値を越えたところが手仕舞いのポイントとなる。
2期間変化率(買い。売りは逆)
1 2期間変化率 = 当日の終値 - 2日前の終値
2 短期ピボット = 2期間変化率 + 前日の終値
3 翌日に、これまでは売りシグナルが出ていて、短期ピボットの価格を上回って引けるようであれば買って、更に翌日に持ち越す。
アンチ(買い。売りは逆)
1 7期間の%Kストキャスティクを計算し、その本来の%Kを4期間で平滑化したものを%K(ファストライン)とする。
2 %Kを10期間で単純平均したものを%D(スローライン)とする。
3 スローラインが上昇傾向をはっきりと裏付ける。
4 ファストラインが、スローラインに沿って上昇を始める。値動きの調整や押しで、ファストラインがスローラインに引き付けられる。
5 値動きによって、ファストラインがスローラインと同じ方向に戻った(スローラインを上抜いた)とき、買いを仕掛ける。
トリガー 優位性をもたらす2つの仕掛けの方法
1 %Kと%Dが少なくとも3日間逆行していれば、前日の日足の1ティック上に、逆指値の買い注文を置く。より保守的な仕掛け。もし買いが通らなければ、前日の高値にまで逆指値を下げて、後を追い続ける。
2 トレンドラインは調整や押しの先端を通るように引くことができる。 トレンドラインを抜けるところで買い仕掛ける。より積極的な仕掛け。
最初の損切りは仕掛けた日の安値の下に置く。
3~4日の最終局面で利食いする。
日足が良いが、5分足などでも可能である。
聖杯(買い。売りは逆)
1 14期間ADXが30以上で上昇しており、強い上昇トレンドにあること。
2 20期間の指数移動平均に向かっての押しが入るところを探す。普通、押し目はADXの反転とともに生じる。
3 価格が20期間の指数移動平均に触れたときに、逆指値の買い注文を前日の高値に置く。
4 買いが通ったら、損切りの逆指値の売り注文を、直近の押し目の底(スイング・ロー)に置く。
利益確保のために、仕切注文を追わせ、直近の高値で手仕舞いする。
マーケットが続伸すると考えられる場合は、一部を直近の高値で手仕舞い、残りの仕切注文を現在価格に引き付ける。
5 損切り後の再建玉は、一度目と同じ価格での逆指値で買いを仕掛ける。
6 成功後の次の仕掛けは、ADXが再び30以上を回復していなければならない。
ADXギャッパー(買い。売りは逆)
1 12期間のADXと28期間の+DI、-DIを利用する。
2 ADXは30以上であること。
3 買いは+DIが-DIを上回る。
4 当日の寄付は、前日の安値以下で窓を開けなければならない。
5 逆指値の買い注文を前日の安値付近に置く。
6 買いが通ったら、損切りの逆指値の売り注文を当日の安値に置く。
7 利益確保のために仕切注文を引き寄せていく。大引で手仕舞うか、強含みであれば翌日に持ち越す。
鞭打ち(買い。売りは逆)
1 当日、前日安値を下回って窓を空けること。
2 大引は寄付より高く、値幅の上部50%に入っていること。
3 大引成行で仕掛ける。
4 翌日の寄付が、仕掛けた日の終値より安ければ即座に損切りする。
5 翌日の寄付で利益が乗ったら、仕切注文を引き付けていく。
仕切りは主観的に設定する。含み益を損失にしてしまわないように注意すること。
3営業日以内に窓を埋める反転(買い。売りは逆)
1 当日は下に窓を空け、窓を埋めないこと。
2 その後3営業日にわたって、下に窓を開けた日の高値の1ティック上に逆指値の買い注文を置く。
3 窓埋めとなったら、損切りの逆指値の売り注文を下に窓を開けた日の安値に置く。
4 仕切注文を含み益を守るために引き付けていく。
しばしばマーケットは窓埋め後に再び反転する。
5 3営業日の間に窓が埋められなかったら、最初の買い注文を取り消す。
スパイク&レッジ(突出高と揉み)
突出高後の揉みを下放れたところを売り。
揉みの上に損切りの逆指値の買い注文を置く。
突出高の始まった価格レベルで、売りのあるうちに利食い。
フェイクアンドシェイクアウト(だましと振るい落とし)
揉みやトライアングルからの下放れたときに、下放れたポイントの直ぐ上に逆指値の買い注文を置く。
揉みの半分より戻したところで仕掛けることもできる。
損切りの逆指値の売り注文を、直近の安値に置く。
利が乗ったら仕切注文を損益分岐点に引き上げ、以後、利益を確保するように引き付けていく。
3人の小さなインディアン
3つの頂点によるクライマックスパターンの3つ目の頂点が形成され、価格が反転したことが確認されたところで売り。
成行で売ること。
3つ目の頂点に損切りの逆指値の買い注文を置く。
利が乗ったら仕切注文を損益分岐点に引き下げ、以後、利益を確保するように引き付けていく。
買いは逆になる。
ウォルフ波動(買い。売りは逆)
1 天井を見つける。(1つ目の天井)
2 天井の後の下落の底(2つ目の底)は、天井の前の底(1つ目の底)より低くなくてはならない。
3 次の天井(2つ目の天井)は、1つ目の底よりも高くなくてはならない。
4 2つの底から底へトレンドラインを引く。
第5波の反転ポイントを予測する。
5 次の下落がトレンドラインに達し、反転したところで買い。
反転によって3つ目の底になる。
1つ目の底と2つ目の天井を結んだ延長が目標価格になる。
6 損切りのための逆指値の売り注文を3つ目の底の下に置く。
利が乗ったら、速やかに損益分岐点まで仕切注文を引き付ける。
朝のニュース・リバーサル
1 アメリカ東部標準時間8:30発表の経済ニュースを待つ。
失業者数、消費者物価指数、生産者物価指数、GDPなど
ニュースが重要であるほど良いトレードチャンスになる。
2 債券市場の前日の高安を確認しておく。
3 ニュースによって、債券市場が少なくとも前日高値の4ティック上に上昇するようなら、前日高値から1~3ティック下に逆指値の売り注文を置く。(売りは逆)
通貨の場合は、前日高値から10~20ティックの上昇で、前日高値より5~10ティック下に逆指値を置く。
4 売りが通ったら、今日の高値の1ティック上に損切りの逆指値の買い注文を置く。
5 利が乗ったら損益分岐点に仕切注文を引き付ける。
損切り後に同様にして再建玉することもできる。
ビッグ・ニュース・リバーサル
1 異常な出来事が起こって、マーケットが劇的に動くのを探す。
2 急激な動きを与えた出来事が起きる前の最後の終値を確認する。
3 反転の動きに乗るために、その最後の終値に逆指値を置いておく。
4 買いが通ったら、売り込まれた最安値に損切りの逆指値の売り注文を置く。
値幅収縮
1 ID/NR4を確認する。
4日間で最も値幅か狭いはらみ足のこと。
2 翌日に前日の日足の1ティック上に逆指値の買い注文を置き、1ティック下に逆指値の売り注文を置く。
3 買いが通ったら、建玉日は前日の日足の1ティック下に同枚数の逆指値の売り注文を追加する。
損切りと同時にドテンすることに備える。ドテンとならなければ大引で取り消す。
売りが通れば逆。
4 利益を確保するために仕切注文を引き付けていく。
5 2日間で利が乗らず、損切りにもならないときは大引成行で手仕舞う。
ヒストリカル・ボラティリティがトビー・クラベルの条件に適合
ヒストリカルボラティリティインディケーターとNR4/IDの組み合わせ。
1 6日間ヒストリカル・ボラティリティ指数と100日間ヒストリカル・ボラティリティ指数で、6日/100日が50%以下となること。
2 当日がNR4/IDであること。
3 翌日に前日の日足の1ティック上に逆指値の買い注文を置き、1ティック下に逆指値の売り注文を置く。
4 買いが通ったら、建玉日は前日の日足の1ティック下に同枚数の逆指値の売り注文を追加する。
損切りと同時にドテンすることに備える。ドテンとならなければ大引で取り消す。
売りが通れば逆。
有利な方向に動く間はポジションを維持するが、通常は1~4日で手仕舞う。
スマート・マネー・インデックス
1 ダウの寄付後1時間の実質変動幅×-1
(寄付後1時間時点の価格 - 前日終値)×-1
2 ダウの大引前1時間の実質変動幅 + 1で求めた数値
(引値 - 大引前1時間時点の価格) + (寄付後1時間時点の価格 - 前日終値)×-1
3 計算結果を日々加算していく。
ヒストリカルなデータを見ることもできるが、当日の合計値だけで翌日の買いと売りのどちらにつくかの判断に利用する。
20以上で翌日は買い、20以下で翌日は売り。
数値が高いときは株式市場は中期的に重要な反転ポイントを迎える。
シグナルは平均して月に2~4回現れる。
ティック・インディケーター(買い。売りは逆)
1 S&Pが午前の安値を付け、ティック・インディケーターが -350を下回っている。
2 少なくとも90分後は、その安値を更新しているか同位置にとどまっている。一方、ティック・インディケーターは下値を切り上げている。
3 ティック・インディケーターが2度目の底入れから100ティック上昇したところで、成行で買う。損切りの逆指値の売り注文をその日の安値に置く。
4 利益を確保するために仕切注文を引き付けていく。
通常は、少なくとも評価益の半分は確保するようにする。
5 利が乗っている場合は翌日に持ち越し、翌朝に利益が拡大したところで利食うこともできる。
売買の多くは当日の大引前に逆指値で手仕舞うことになる。
乖離がない場合でも、400を上回っていれば、翌朝の上昇局面で売る。-400を下回っていたら、翌朝の下落局面で買う。
常に損切りの注文を置くこと。
1時間チャートでは、1~2日間で2~3回連続して400以上または-400以下なら反転のシグナルである。
バーチャートの5分、30分の時間枠でタートル・スープ・パターンを見つけることが成功のコツである。
テクニカルな理論
第1章「はじめに」
第2章「スイング・トレーディング」
第3章「資金管理」
第4章「タートル・スープ」
第5章「タートル・スープ・プラス・ワン」
第6章「80-20's」
第7章「モメンタム・ピンボール」
第8章「2期間変化率」
第9章「アンチ」
第10章「聖杯」
第11章「ADXギャッパー」
第12章「鞭打ち」
第13章「3営業日以内に窓を埋める反転」
第14章「百聞は一見に如かず」
第15章「ウォルフ波動」
第16章「ニュース」
第17章「朝のニュース・リバーサル」
第18章「ビッグ・ニュース・リバーサル」
第19章「値幅収縮」
第20章「ヒストリカル・ボラティリティがトビー・クラベルの条件に適合」
第21章「スマート・マネー・インディケーター」
第25章「トレーディングで成功する秘訣」
付録
スイング・トレーディングとは、マーケットの支持、抵抗レベルを測定し、その範囲内で活発に売買することである。
損切りはリスクを最小限にするために、支持のすぐ下、または抵抗のすぐ上に置かれる。
スイング・トレードにおける3つの明確な概念。
試し、押し・戻り、クライマックス・リバーサル
昔からある2つの取引手法
1 ロング・ブル ファンダメンタルズを通して、マーケットの基本的な価値を決定するやり方。
ファンダメンタルズが変化するまで続けられる。
長期的な経済政策、需給の本質的な転換を根拠とする順張り戦略と類似している。
2 スイングトレーディング 活況なマーケットで数多くのトレードをして、防御は逆指値注文に頼るやり方。
マーケットの次の動きを予測し、最も可能性の高いものを追求する。
各トレードで最も重要な目標は、利益を最大限にすることよりも、リスクを最小限にすることである。
順張りは余裕をもってドローダウンを見越しているが、スイングトレードは、反発に耐えたり、既に乗った利益を諦めたりしないことに成功がかかっている。
スイングトレーディングの仕切りは値動きの方向か、ちょうど反転したところであるべきである。
スイングトレーディングでは逆指値をマーケットの動きに合わせて移動させることで、積み重ねた利益を確保する。
トレーディングは、値動き、高い出来高、流動性の行き過ぎを利用すべきである。
スイングトレーディングの1つ目で、最強パターンは2点底である。
前回の高値または安値を試したときのトレーディングである。
安値への試しが若干高めか安めで形成されたときに買いを入れる。
損失のリスクを最小限にできる絶好の位置を示している。
支持線は試しが成功したときに形成される。
スイングトレーディングの2つ目は、押し目買い・戻り売りのパターンである。
一連の安値の切り上げと高値更新における押し目を買う。
ストップポイントはひとつで、試しはない。
優勢なトレンドの方向に建てられる。
スイングトレーディングの3つ目の最後のパターンは、クライマックスパターンである。
ボラティリティが高く、マーケットが反転した直後にトレードする。
最終局面のストップポイントがはっきりしていなければならない。
スイングトレーディングとは、これら3つのパターンの1つを予期することを学ぶことである。
正しく仕掛けられれば、手仕舞い注文を入れるのに時間はかからない。
トレーダーが勝ったり負けたりする理由は、建玉の手法ではなく、圧倒的に資金管理の技量である。
資金管理は、損失やドローダウンを最小限にするのみならず、収益機会のほとんどを手にすることも意味している。
短期型のトレーダーは、一度に大きく稼ぐことはめったにないので、生き残りを賭けて損失を最小限に食い止めねばならない。
あらゆる取引で損失を最小限に食い止めれば、80%は勝利を収めるだろう。
リスクを最小限にする方法は、資金をリスクにさらす時間を最短にすることである。
タートル・スープ
試しで売買する基本パターンの1つ。
大きなトレンドの潜在的変化を示す転換で売買する。
非常に厳格なリスク・ポイントをあらかじめ決めておく。
タートルズの手法として知られるブレイク・アウト手法のだましの反転に乗る。
マーケットに強いトレンドがあるときは、ブレイク・アウトのだましは短期に終わるが、反転のいくつかは利益になる中長期トレンドの転換になる。
機械的な手法ではなく、資金管理ルールによって運用されなければならない。
過去20日間の高値安値付近でマーケットの動きが活発であれば準備をする。
ブレイク・アウト手法の欠点はだましが多いことである。
タートル・スープのシグナルは、30の先物市場で1カ月に15~20回ある。
強いトレンドが続いている間は、何度も仕掛けることになる。
数日間で手仕舞うことが多い。
時として、長期に利益を生む可能性があるが、短期の手法と考えて満足するのが良い。
利益確保のために仕切りの逆指値を引き寄せていくため、長期の利益は逃すことになる。
どのような時間枠でも機能する。
タートル・スープ・プラス・ワン
タートル・スープのルールを一日後に行う。
直近の高値安値を更新し、次の日に転換したマーケットを探す。
あらゆるマーケットと時間枠で可能である。
ブレイクアウト手法の参加者が多いほど、うまく行ったときの動きが大きくなる。
利食いは主観的に行われる。
このような値動きが発生するのは、次の日に出遅れた参加者が参入するためと考えられる。
前日の価格を見て、夜間に準備できるので使いやすい。
ボラティリティが重要であり、積極的に利益確保のために仕切りの逆指値を引き寄せていく。
20日間ブレイク・アウトはトレードを行わないにしても、監視しておくのが良い。
テイラー(George Douglass Taylor)の方法論
マーケットの値動きが、買いの日、売りの日、空売りの日で構成される自然なリズムを持つ。
ルールは機械的だが、時に例外的な売買がある。
ムーアリサーチセンターの調査
当日の変動幅の天井部分10%で大引した翌日は、翌朝は80~90%の割合で前日の流れを引き継ぐが、続伸・続落は50%に過ぎない。
従って、場中に反転の機会があるということである。
80-20's
引けが寄付と反対側であると反転の公算が高まる。
売買機会を増やすために、引けの位置を10%ではなく20%に条件を緩和しても、結果は大きく影響されない。
80-20'sはいわゆるスカルピングであって、小さな利益をあげるものである。
機械的なシステムではない。
付け加えるならば、シグナルは長い足であるほうが良い。
モメンタム・ピンボール
翌日買いか売りかを自動的に判断する。
1、2日間の短期で有効であり、長期には向かない。
引け値の差によるモメンタムを3日RSI(相対力指数)で見る。
株式でも有効だが、日中の変動幅が平均して十分である必要がある。
利幅は小さいものになると考えられる。
買い手売り手の出尽くしを指標で捉え、開始1時間のブレイク・アウトで仕掛けることで、有利な動きを確認する。
開始1時間での反転が、前日の高値安値を試したことになる。
前日の価格を見て、夜間に準備できるので使いやすい。
2~3日のマーケットを識別するところが良い取引手法である。
80-20'sと共通点はあるが独立したテクニックである。
長くポジションを持たない取引手法であるのが良い。
仕切り注文の使い方を学ぶ必要がある。
小さい利益で満足することが大事な手法である。
有利な売買は一晩持ち越し、翌日に動きが継続しているところで利食うのが良い。
2期間変化率
ピンボールが1期間の変化率を利用するところを2期間の変化率で短期ピボットポイントを計算する。
テイラーの理論では、理想的な買いの日は、安く寄付き高く引ける日である。
買いの日に前日の安値が支持線となり、試しがあって、損切りを置くリスクポイントが明らかになる。
買いの後に安値を更新すれば損切りになり、有利なまま引けまで来れば、翌日に持ち越すことで利益が伸ばせると考えられる。
理想的な手仕舞いは、翌日に流れを引き継いで、前日の高値を以上になるところである。
ピボットポイント以上で売買されていたら、大引までに買い持ち、下回っていたら売り持ちする。
機械的売買には向かないが、翌日に買いか売りかの判断材料として使える。
ADX16以下というような平穏なマーケットではだましが多い。
ADX30以上というような基調の強いマーケットでもうまく働かない。
株式でも有効だが、短期売買に値する変動幅がある必要がある。
モメンタム・ピンボールと2期間変化率は、方向の変わりやすいマーケットや、大きな動きの後のマーケットで最高に機能する。
適当な1日の変動幅を認識することが大事である。
テイラーのルールの適用法を試行錯誤する必要がある。
短期モメンタムの機能は、機械的な取引システムに利用可能である。
長期トレンドの指標、ボラティリティ・フィルター、資金管理アルゴリズムと組み合わせるのが良い。
アンチ
基本原理は、長期トレンドと短期トレンドは同じ方向になる傾向があるということである。
2つの異なる時間枠やサイクル運動が、交互に爆発的な値動きを作り上げる。
トレンドはスロー%Dストキャスティクの傾きによって定義される。
移動平均線が下降していても%Dが上昇するのは、モメンタムのトレンドを測定しているからである。
モメンタムはしばしば値段より先行する。従って、このラインが継続するか反転するかを知ることは有益である。
アンチの売買ルールは、小さなフラッグやドリフトの値動き、また通常の価格チャートでは識別できないような美しい値動きを捉えることがある。
強い基調であれば、仕掛けが少々遅れても大丈夫である。
玉は3~4日維持できるが、仕掛けが遅れたなら2日以内で手仕舞いするのが良い。
良いトレードが振るい落とされることはほとんどない。
オシレーターを調整からのブレイクアウトの識別に利用している。
聖杯
最高に簡単な売買パターンの1つで、いかなる市場のいかなる時間枠でも機能する。
ウェルズ・ワイルダーのADX(平均方向性指標)は、一定期間のトレンドの強度を測定する。
ADXの解釈については、Charles LeBeau & David W. Lucas "Technical Traders Guide to Computer Analysis of the Futures Market"がお勧めである。
聖杯は、確かなトレンドでの押し、戻しの後、いつ仕掛けるのかを測定する明確な方法である。
1つ目は、前回の高値安値の試しが失敗する場合で、利益は小さい。
2つ目は、新しい流れの始まりとなり、手仕舞いの方法に選択肢のある、非常にリスクの小さい仕掛けとなる。
実際に売買を行わなくても、マーケット分析に有効である。
特に日計り商いに向いている。
あまりに強い基調の時は、押し目ではなく横ばいのまま20期間指数移動平均に触れることがある。
ADXはのピークはトレンドの転換と考えられることが多いが、それは誤解であり、通常は価格の調整が始まるときに初めのピークをつける。
ADXギャッパー
トレンドの方向に仕掛ける押し、戻しパターンで、ADXと+DI、-DIをフィルターとして窓埋めを狙う。
ADXでトレンドの強度を計測し、+DIが-DIを上回っていれば上昇トレンドである。
トレンドが強固な期間に逆方向への窓を待ち、元の方向に回復したときの流れに乗る。
窓はある種の感情の行き過ぎを示している。
ラリー・ウィリアムズのOop手法も窓明けからの反転を利用するが、はっきりしたトレンドを持つマーケットで勝ちトレードが生まれる。
毎年、1~5日間で相当な利益をもたらす機会が、4~5回ある。
活況なマーケットを全て追えば、週に2~4回はトレードが可能である。
窓空けしなくても安寄りで機会を探すこともできる。
強いトレンドと押し、戻しからのトレンドの再開を捉えるということ。
損切りは午前の安値に置き、利が乗るか、価格が伸びなくなったら引き寄せていく。急伸したら利食う。
鞭打ち
条件が満たされたとき大引成行で建玉し、窓空けを利用する。
窓が埋められる必要がないという点でユニークである。
朝に窓を空け、午後に反転した場合にマーケットが間違えたことを確認して大引で仕掛ける。
翌朝から、しばしば数日間反転が継続する。
窓空けからのボラティリティの増加を利用するためには、システマティックなルールを絶えず探すことが重要である。
行き過ぎからの反転は翌朝も継続するという傾向がある。
60%近い有利なお膳立てのため儲かるチャンスは非常に高い。
売り側がわずかに有利であるという傾向がある。
3営業日以内に窓を埋める反転
2~3ポイントの範囲でリスクを取るのがお勧めである。
アイランドリバーサルのように、マーケットがニュースに過度に反応した場合などに起きる窓を利用する。
窓が埋められ始めると、しばしば相場の勢いが回復するので、その動きが重要なのかもしれない。
小さな損失と小さな利益を繰り返しながら、大きな反転を待つことになる。
株でうまく働く。勢いのある株で最もよく機能するようである。
百聞は一見に如かず
買いや売りの出尽くしから反転が起こる3つのクライマックスパターンである。
売買ルールにより、トレンドのあるマーケットに早く入ってしまうことを防ぎ、リスクポイントを設定することができる。
マーケットが反転したら、利益が確保されるまで損切りについては深く考えるべきではない。
主観的なパターン認識である。
主観的パターン認識では、引け後に当日の発生事例を時間をかけて調べるものである。
2つか3つの売買ルールに集中してトレードする。
テープリーディングやチャートをモニターすることで、建て玉前に損切りの逆指値を置くリスクポイントを確かめることに全力を注がなければならない。
注文は成行で行い、乗り遅れないようにする。最良な出動ポイントは狭い範囲しかない。
手仕舞いは、含み益が減り始めるか、マーケットが動かなくなるまでまって成行で行う。
利益の確保のために仕切注文を引き付けていく。
新しい支持、抵抗が形成されたらその上や下に仕切注文を動かしていく。
パターンからの反転がいつ起きるかは分からないので、必ず仕切注文をおかなければならない。
フェイクアンドシェイクアウトのパターンでは、放れがだましになった場合に、逆にマーケットが動くことを利用している。
3人の小さいインディアンのパターンでは、3つ目の頂点の形成が予想できるが、反転を確認してから仕掛けなければならない。
ウォルフ波動
ビル・ウォルフによって開発された。
値動きの予測に役立つはっきりした波動が現れる。
十分なボラティリティがあるほうが良い。
買いでは、2つ目の底は1つ目の底より低くなければならない。
買いでは、2つ目の天井は1つ目の底より高くなければならない。
マーケットが無制限にコントロールが効かなくなることはないということを利用している。
ウォルフ波動は、しばしば3人の小さいインディアンとともに発生する。
ニュース
皆の逆を行く論理でトレードするのはたやすくはなく、マーケットがいつ動くかを理解するためには、先入観を捨てなければならない。
季節性についても適用できる。
朝のニュース・リバーサル
債券市場は朝の重要なニュースに初めは急激に反応するが、そこから反転することがある。
反転した場合に建玉するようなしっかりした計画を持つことが大事である。
ビッグ・ニュース・リバーサル
朝のニュース・リバーサルのようなスカルピングではなく、より長い戦略である。
最初の監視に辛抱強さが必要であり、建玉も何週間も継続される場合がある。
株で最も頻繁に発生し、商品でも同様に簡単にトレードできる。
悪い知らせで株が上がっているなら、マーケットについていく。
株の場合は動きについていくために、仕切注文はあまりきつくはしない。
振幅と適度なボラティリティがあるときのみスイングトレーディングは利益をあげられる。
マーケットの値幅の収縮拡大は周期的である。
トビー・クラベル著「短期価格パターンと寄付付近のブレイク・アウトでの日計り(Day Trading with Short-Term Price Pattern and Opening Range Breakout)」に詳しい。
マーケットは横ばいか値幅収縮の後に、しばしばトレンドが発生する。
トレンドデイとは、マーケットが値幅の最高値・最安値で寄り付いて、反対の最安値・最高値で引ける日のことである。
押しや戻りはあまりなく、初めはゆっくりだが、時間が経つほど加速して大きな値幅を動く。
逆張りのトレード手法では損失になることがあるが、途中でブレイクアウト手法に切り換えるのは難しい。
事前にトレンドデイになる条件を知る必要がある。
条件の合った日はブレイク・アウト・モードとして、ボラティリティ増大システムか特定の売買ルールで取引する。
ID/NR4は、4日間で最も狭い値動きの取引日とはらみ足の2つの条件を持っている。
クラベルは翌日の日計りを提案しているが、検証では1日以上で行われるのが良い。
ブレイク・アウト・モードでは、ボラティリティの増大は予測されるが、建玉の方向は予測できない。
従って、逆指値の買い注文と売り注文を同時に置くことになる。
小さい利益と損失を繰り返すが、ときに大きな利益となる。
ときとしてトレンドデイになる。
だましの後に大きな利益になることがあるため、ドテンが必要である。
この取引手法でトレードしないとしても、値幅収縮シグナルに気がついたら、その後の動きに逆らわないようにしなければならない。
スイング・トレーディングでは、ボラティリティが低いときには何もするべきではなく、その条件を識別することが重要である。
NR7の翌日はブレイク・アウト・モードに切り換えるという取引手法もある。
機械的なフィルターとしても役に立つ。
ヒストリカル・ボラティリティは、一定時間内に価格がどれだけ揺れ動くかに関する数学的な尺度である。
非常に周期的で、価格以上に周期的である。
価格変化よりもっと自己相関性がある。
一度ボラティリティの縮小が始まると、それが継続する可能性が高まる。
限界まで縮小が進むと反転し、価格も周期が反転する。
ヒストリカルボラティリティとNR4/IDの組み合わせで、シグナルが強力な値動きを捉えることがある。
ヒストリカルボラティリティの監視は、以前は10日/100日を用いたが、6日/100日に修正し、より短期の値動きを捉えるようにしている。
スマート・マネー・インデックスは、バロンズで長期の指標として紹介されていた。
ダウ工業株価平均との乖離を使って、天底を突き止めるという利用方法であった。
大衆の資金と優れた投資資金(スマート・マネー)の動向を見るために使うことができる。
大衆の資金は売買開始1時間の間に間違った判断をしがちである。
スマート・マネーは大引前1時間をうまくコントロールしている。
この初めの1時間と終わりの1時間の変動幅を利用する。
マーケットが堅調に引けたときは、ポジションは翌日に持ち越すべきである。
寄付1時間にミスをしないように心がけるべきである。
ティック・インディケーター
S&Pをトレードするときに使う。
ティックは、ニューヨーク証券取引所に上場されている銘柄の、値段の上がった銘柄と下がった銘柄の銘柄数の差である。
マーケット動向の判断に関する重要な概念に基づいている。
多くの人はS&Pを過剰に売買している。
全ての値動きを捉えようとするのではなく、厳選された戦略に集中するほうが良い。
このパターンに集中することで生活していけるが、限られた機会を待ち続ける忍耐が必要である。
仮想売買で検証してみるのが良い。
ボラティリティが高い局面でよくパターンが現れる。
ティック・インディケーターが極端に高い、または低いときは、数値の乖離がなくとも注目しておくのが良い。
翌日のトレードの予測の助けになる。
400を上回っていれば、翌朝の上昇局面で売る。-400を下回っていたら、翌朝の下落局面で買う。
S&Pで反転を捉えようとする場合は、常に損切りの注文を置くこと。
このパターンは強いトレンドがある強気局面では機能しないことも考えられる。
1時間チャートでも機能する。
1~2日で2~3回連続して400以上または-400以下なら反転のシグナルである。
タートル・スープと組み合わせて機会を探すこともできる。
天底を捉えようとしてはいけない。
アームズ・インデックス(TRIN、トレーディング・インデックス)
(上昇銘柄数/下降銘柄数) / (上昇分出来高/下降分出来高)
アームズ・インデックスの5日移動平均線1.20以上で中期の底、0.8以下で短期の天井をの可能性を示している。
1~3日の短期に有効である。
強いトレンドがあるとシグナルが早く出すぎる傾向がある。
買いより売りの方が信頼度が高いようである。
対象期間の長い上昇傾向の影響かもしれない。
多くのプロが5日または10日の移動平均を監視している。
1974~1995年の925のCTAを対象にした研究では、490が(現在も)運用を続けており、435は撤退している。
月間収益率(複利)では、最高は10.36%、最低は-6.04%であった。
最大月間収益率では、最高は319%、最低は0.8%であった。
優位性については、シャープレシオ、収益の歪度、収益の尖度で比較している。
月間ドローダウンでは、最大は81%、最小は0%、平均は16%であった。
ドローダウンからの回復にかかる期間は、最長で137カ月、平均では20カ月であった。
優れた資金管理をするプログラムは、比較して回復にかかる期間が短いことが分かった。
順張り型のトレーダーは月間収益率の分布は似通っているが、最大の平均月間収益率を出しているのは、損失を小さくとどめたトレーダーであった。
資金管理については、ドローダウンからの回復の一貫性と、回復に要した期間の運用期間に対する割合も調査された。
成功したプログラムの月間収益率は、失敗したものより48%も高かった。
同様にシャープレシオは61%も高かった。
成功したプログラムのリターンのばらつきは、失敗したものより11%も小さかった。
失敗したプログラムはドローダウンからの回復期間が全運用期間よりも長かった。
敢えて1つの変数を重視するなら、回復期間の運用期間に対する割合が短いことが大事である。
従って、大きな損失を避け、素早く回復しなければならない。
どちらかというと優位性よりも資金管理を重視する方が良いことを意味している。
ヒストリカル・ボラティリティ 一定期間に計測された価格変化率の自然対数の標準偏差
価格変化率の自然対数 Xi = ln(Pi/Pi-1)
Piはi番目の終値
標準偏差と、価格変化を測った期間の平方根を掛けることで年換算する。
1週間間隔の価格変化であれば、標準偏差×√(365/7)
各種マーケットとパターンの統計分析
80-20'sの検証
S&Pで90%以上では2436日のうち17%でシグナル。翌日48%が高寄りし、85%が前日高値を上回り、その平均幅は2.00ポイント、更に50%が続伸して引けている。
これを80%以上としても結果に大差はない。
20%以下では、翌日の続落は42%しかない。
最近10年の上昇志向にも関わらず、売り手有利の傾向が見られる。
安値付近高値付近での7日間最大値幅(WR7)の翌日は反対方向の引けになる割合が高い。
従って、長大線で利食うのは良い考えである。
80-20'sで仕掛け、WR7で仕切るという組み合わせが考えられる。
(モメンタム・ピンボールの部分的な検証)
2期間変化率の検証
大半のマーケットでは、売りも買いも、翌日は有利に寄付き、ほとんどは有利に引けている。
平均して4日に1度は買いシグナルがある。
14期間ADXの検証
活発なマーケットはADX25以上で発生する。十分な1日の値幅とボラティリティがあることが重要である。
あらゆるマーケットで、平均して28%の確率でADX30以上となっている
OopsとADXギャッパー
Oopsは翌日寄りでの手仕舞いが有利そうである。
ADX30以上の追加条件で、シグナルが年平均45回から8回まで減少する。
しかし、翌日寄りでの手仕舞いと組み合わせて総利益が65%上昇する。
トレンドを加えているので、半数以上のマーケットで1日維持を伸ばすと純利益が顕著に伸びている。
ADXの検証
ADX30以上で2日前の終値を下回って引けたら買い。(売りは逆)
利益の可能性が高まる。
売りでは売買頻度が減少し、平均利益/平均損失が落ち込む。
急落は上昇より速いとか、急落には戻しや仕掛けの機会が少ないことを示しているのかもしれない。
戻しが少なく、反転に仕掛けることになってしまうということ。
窓空けの検証
前日の高値の上で寄付き、その日の値動きの下部50%で引ける売りシグナル。(買いは逆)
翌日の寄付は、60%の確率で有利である。窓空けのシグナルは翌日の寄付に継続する傾向があるといえる。
ほとんど全てのマーケットの買いと売りで平均純利益はプラスの期待値となる。
売りサイドにより有利である。
2日チャンネル・ブレイク・アウトの検証
2本の足の高値で買い、2本の足の安値で売りに転換する売買戦略。
ほとんど全てのマーケットでプラスの期待値が得られる。
2日高値安値に逆張りするのは不利であるということである。
トレンドのあるマーケットで、仕切りの逆指値を動かしていくポイントとして利用可能である。
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