本編49~56

『月と大地の邂逅』-5

 作者・シャドームーン

49

激闘の末、フォッグのトカゲ男アギトを倒した仮面ライダーJ。
瀬川耕司はここから近い牧場に向かうべく、緩やかな速度で
バイクを走らせていた。後部座席には、怪人から奪い返した
柴田茜が乗せられている。過去にも似たような境遇の少女を
フォッグの生贄から救った経験から、
彼の心はそれとなく安堵感に包まれていたのだが―――

茜「ねぇ…お兄ちゃんは仮面ライダーなの?」
耕司「えっ…あ、茜ちゃん!」

不意に背中で少女の声がした。どうやら気がついたらしい――

耕司「はははは…もしかして、見られちゃったかな?」
茜「ううん、何となく分かるわ。だって私、前にもライダーに助けてもらったもの」

耕司「前にも…(すると俺の他にも地空人に選ばれた戦士がいるのか…)」
茜「ねぇお兄ちゃん。お兄ちゃん達は正義の味方よね?」

耕司「ん? そうだけど…」
茜「じゃあ、お兄ちゃん達がいなくなったら、世界は悪い人達のものになるの?」
耕司「そうだね、でもそうさせない為に俺達がいるんだよ」

茜「じゃ、…死んでちょうだい…」
耕司「茜ちゃん何を…!? ぐわぁッ!」

子供らしからぬ淡々とした口調が途切れた瞬間、首筋から背中にかけて
激痛が走り、もの凄い力でバイクから放り出されてしまった。
鋭い刃物のようなもので、無防備になっていた背後から切り裂かれたのだ。
少女は子供と、いや人間とも思えぬ脚力で後部座席から跳躍し、
さらに地面でのたうつ耕司に襲いかかる。少女の両手は既に鋭い爪を
光らせる人ならざる者へ変貌していた。

耕司「トォッ!」

耕司は迫り来る鉤爪を間一髪受けとめ、巴投げの体勢で投げ飛ばした。
やがて獣のような動きで着地した少女の姿が、完全に野獣に変わり果てた。
それは獰猛な牙を生やした剣歯虎を思わせる、見た事のない怪人。

サーベルダブラー「グハハハ、俺様の変身を見破れないとは…
 噂ほどではないな、仮面ライダーJ」
耕司「貴様もフォッグの怪人かッ!」
サーベルダブラー「フォッグ~? ケッ、あんなウスノロ連中と一緒にするな!
 俺は獣星帝国マクーのサーベルダブラー様よッ!!」
耕司「マクー? そうか、貴様Gショッカーの! 言え、茜ちゃんをどうした!」
老婆の声「エ~ヘヘェ…フォッグマザーにはもちっと頑張ってもらわねば
 ならんのじゃ…本物の娘はとっくにわしの倅が届けておるわい」

50

背後から、薄気味悪い老婆の笑い声が響いた。
振り向くといつ現れたのか、全く気配も音も無く死霊のような笑みを浮かべる
醜悪な老婆が立っている。マクーの首領ドン・ホラーの妻、魔女キバである。

耕司「なんだと…! くっ、変――」
魔女キバ「おおっと、そ~は問屋がおろさんじょ小僧。エェヘヘヘ~
 キバキバイレバマク~~~ッ」

耕司は咄嗟に変身ポーズの構えをとるが、魔女キバ唱えた怪しい呪文に
よって体が硬直し、金縛りに遭ったように全く動かなくなってしまった。

耕司「うわっ!? か、体が動かない…!!」
魔女キバ「さぁてボウヤ。わしらも暇潰しにお前さんの相手をしに来たわけ
 じゃないでの…お主の力の源、“大地の石”を頂こうかえ…」
耕司「…大地の石…何の…ことだ…っ!」

魔女キバ「ほぉ。地空人共はそこまでは説明せなんだか―――
 まぁよいよい、なぁ~んも知らんまま冥土へ送ってやるのも情けじゃて…
 それサーベルダブラー! 此奴の腹を引き裂いて、石を抉り出せい!」
サーベルダブラー「ハハッ。 死ねい、仮面ライダー!!!」

剣歯虎のダブルモンスターが跳躍し、加速をのせた鉤爪を動けない耕司の
腹部に突き立てた。そのまま捩じ込むように爪を突き入れ、地空人が彼に
埋め込んだ「コア」――Jパワーの源泉を抉り出そうとする………

耕司「ぐ! ぐ…ああああ―ッ!!」
魔女キバ「エ~ヘヘ、ええじょ~もっと鳴け、叫んでみいっ!」

―――絶叫する瀬川耕司、冷たく笑う魔女とダブルモンスター。
大量の血がどくどくと流れ出し、彼らの足元に血溜まりを広げていく。
万事休すかと思われたその時、なんと動けないはずの耕司の右腕が
彼を拘束している見えざる念力に抗い、弾き飛ばすように目の前の
サーベルダブラーの顔面にパンチを炸裂させた。

サーベルダブラー「グオオ!? き、貴様ァ…ッ」
魔女キバ「此奴、わしの妖術を力づくで破るとはなんたる精神力じゃ!
 ええ~い生意気なっ! キバキバイレバマクー!!」
耕司「き、貴様らの…思い通りには…させんッ!!
 うおおおおおお――ッ 地球よ、母なる大地よ、俺に力を―!」

地球の生命を育む大地の精霊エネルギー――――
その結晶であるJパワーに選ばれた瀬川耕司の叫びに応えるように、
大地が鳴動し、神秘的な輝きが彼の腹部にある「コア」から放出される。

魔女キバ「な、なんとあの深手が一瞬で……!?」

サーベルダブラーの爪で抉られた傷口がみるみる再生し、彼の全身を
生命力に満ちた光のオーロラが包んでいく…その様は、太陽の子RXが
前身ブラックサンから転生を果たした時の光景と酷似していたが、
それを知りえる者は誰一人、この場にはいなかった。

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富士の樹海***



シャドームーン「これは…キングストーンの共鳴。ブラックサンが近くに
 来ているというのか? いや違う。これは太陽の石のものではない…
 この私とRX以外に、キングストーンを持つ者がいるだと…バカな!」
ガライ「何処ヲ見テイル、シャドームーン!!」

一瞬の隙を突いて、コブラ男が掌から先の尖った杭を射出する。
その杭は先端から展開し、シャドームーンを背後の巨木に磔け動きを封じた。

ガライ「グッグッグッグ…ジャ―ッ!!」

さらにガライは右手からエネルギーソードを出現させ、罠にかかった獲物を
睨む蛇のような形相で、磔状態のシャドームーンに斬りかかった。

シャドームーン「…シャドーフラッシュ」
ガライ「ナンダ? …ギィ!!」

黒いベルトの中心から凄まじい閃光が起こり、ガライは腕で目を覆い怯んだ。
その光を浴びて、雨細工のように脆くなった「檻」を、シャドームーンは
容易く引き裂き拘束を解く。そうはさせじと再度斬撃に出るコブラ男だったが、
影の王子はそれを素早く回避して、カウンターに肘のエルボートリガーを見舞った。
切り裂かれた鱗状の胸から血を流し、苦しむガライ王子。

シャドームーン「どうした怪人…貴様の力はそれだけか?
  私と同じ世紀王を名乗りたければ―――
  ――これぐらいの力は見せて欲しいものだ!!」

シャドームーンの右拳が蒼い輝きを放ち、ガライ王子の胸部に炸裂する。

ガライ「ジャシャアァァ―ッ!!」

「シャドーパンチ」をもろに浴びたコブラ男は胸部から火花を噴出し、
やがて全身が蒼炎に飲み込まれ肉体が崩壊を始めるが――――

シャドームーン「ほう。怪人にしては上出来だ」

ガライ「なるノダ…ジキ・ソウセイオウに…我が偉大ナル…
 フォッグマザーのタメに…必ず…カナラズ!!!」

シャドーパンチの裂傷から火花を噴出させがらも、全身を焼き尽くさんとする
蒼白い炎を振り払うようにガライ王子は立ち上がり、さらに凶悪さを増した形態へと
肉体を変貌させていく。先程の倍ほども膨れ上がった両腕から、エネルギーソードを
二本出現させシャドームーン目掛けて振り下ろした。

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シャドームーン「…貴様の負けだ」

――キン…ッ
脚部に備えるレッグトリガーを振動させ、影の王子が天高く跳躍する。

シャドームーン「知るがいい…次期創世王の座が、どれほど過酷で
 熾烈な頂であるかをな。シャドー・キィ―ック!!!」

そして両足先を眼下のガライ王子目掛けて突き出し急降下、
足先に月のキングストーンエネルギーを集中させて放つ必殺の一撃、
「シャドーキック」が獣化したフォッグの王子の巨体に炸裂した。

ガライ「…オオオ…フォッグ、マザァァァァァ!!!」

世紀王の足先に迸る破壊エネルギーがコブラ男の全身を駆け巡り、
やがて限界を迎えた肉体は大爆発を起こし、消滅した……

シャドームーン「…………」

ゴゴゴゴゴゴゴ…


静寂を取り戻したばかりの森に、空中から巨大な飛行物体の影が迫る。
機械獣母艦フォッグマザー!
全ての怪物の母なる者が、シャドームーンもろとも森を押し潰すかの如く、
樹海の木々を薙ぎ倒し、踏み潰しながら地表へ降下する。
凄まじい風圧で森の半径数十メートルが破壊され、吹き飛んで行く中、
影の王子は一歩も微動だにせず敵の牙城を見据えていた………

シャドームーン「フッ…大ネズミの御登場か」

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魔女キバの呪縛を打ち破り、瀬川耕司は大地の戦士へと変身を果たしていた。
まだ全身からはあの神秘的な輝きが立ち上っており、その瑞々しいエネルギーは、
彼の足元にあった枯れた植物を蘇らせ、所々に花を咲かせている。

ライダーJ「全身が震える程の凄いパワーが俺の中に満ちていくのが分かる…!
 これが…奴らの言う、大地の石の力なのか……??」
魔女キバ「お~あれぞ正しく、次期創世王継承に必要な三つの石の一つ!
 大地の石だけは遥か古代にゴルゴムから別れた種族が持つと聞いとったが…
 …わしの睨んだ通り、この若僧が地空人から託された“Jパワー”こそが、
 三つめのキングストーンに繋がっておったわけじゃ…エヘ、エヘヘ、エヘヘェ~」
ライダーJ「地空人が、俺にそんな大切なものを…」
魔女キバ「よこせぇ~しょれをよこしぇ~!
 わしは何としても倅を次期創世王にしてやりたいのじゃあッ!!
 所在不明であったその大地の石をわしの可愛いサンドルバが手に入れた
 となれば、キヒヒ…他の世紀王候補達を押しのけ、一気にわしらの夢に
 向かってリードできるわい!! 闇女王同盟のお歴々にはちぃ~~と
 悪いがのう…エ~ヘヘヘヘヘヘェ」
ライダーJ「断る! 地空人がこの石を俺に託したのは、この力でフォッグや
 貴様のような奴らから地球の生命を守って欲しいと願っていたからだ!
 Gショッカーの手先などに断じて渡さん!!」
魔女キバ「ええいハナタレ小僧が格好つけよって! サーベルダブラー!」
サーベルダブラー「ウオオオ―ッ 今度はバラバラに切り刻んでから
 後でゆっくりそいつを抉り出してやるぜ!!」

サーベルダブラーは咆哮を上げ、高速移動斬りをライダーに浴びせかける。
その脅威的なスピードと猛攻に翻弄さればがらも、大地の戦士は確実に
敵の動きを看破しながら跳躍・前転・後転を駆使し、応戦する。

ライダーJ「凄い…まるで体が風と一体化しているように軽い。トゥッ!!」

袈裟懸けに斬り付けて来たサーベルダブラーの左腕を蹴り上げ、
体に捻りを加えて強烈な回転Jエルボーを敵の顔面に叩き込む。
怯んだ怪人の鳩尾目掛け、さらに追撃のライダーパンチが炸裂した。

サーベルダブラー「ガハァッ!!」
魔女キバ「何をやっとるかっ! おのれ小僧ォ~キバキバ…~」

ライダーJ「そうはさせるか、ジェイクロッサー!!」

仮面ライダーJが〝コア〟を通じてテレパシーを送ると同時に、倒れていた彼の
バイクが瞬時に専用マシン・ジェイクロッサーとなり、疾風の如きスピードで
魔女キバを跳ね飛ばし、妖術の使用を阻止した。

魔女キバ「ぎゃふん!! へ~イタタ…年寄りに何すんじゃい~っ!
 こぅのぉイカレ暴走族めが~!!」

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魔空空間 魔空城***


魔空空間とは、宇宙空間の裂け目〝虚空〟の中に存在し、
ここに宇宙犯罪組織マクーの本拠地が浮遊している…
この要塞「魔空城」の奥殿にはマクーの首領ドン・ホラーが鎮座しており、
地球の地軸を操作して、地球上にも小規模の魔空空間を造り出す
恐るべき科学力を備えていた! 魔空空間では、ダブルモンスターの
パワーは3倍にパワーアップされるのだが――

ダブルマン「魔空空間を造り出すのだ!」
クラッシャー「ケェーイッ!」
ホラーガール「キャハハ♪ キャハハ♪」

ドン・ホラー「待て…手助けは無用だ」

ダブルマン「で、ですがこのままでは……」
ドン・ホラー「捨ておけ…此度の出陣は、キバとサンドルバが独断で
 行ったものだ…我がマクーの作戦ではない!!」
ダブルマン「しかし…他の組織よりも早くキングストーンを手に入れ、
 サンドルバ様を有力候補とするのはドン・ホラー様にとりましても有益なのでは……
 だからこそ、シャドームーンの闇討ちをフォッグマザーに持ちかけた御二人の行動を、
 敢えて黙認されていたのではないのですか?」
ドン・ホラー「グフフフ…キングストーンか。一度は勘当を言い渡した、我が愚息には
 宝の持ち腐れよ。間も無くフォッグが滅ぶのも、シャドームーンに実力が及ばなかった
 が為…弱き者はどんどん淘汰され、真の支配者たりえる器を持つ強者のみが……
 Gショッカーの次期創世王として君臨できるのだ。グフフ…果たして誰が勝ち残るか…
 例え息子といえど、ワシの許可無く動く者には相応の末路が来よう。
 よいか、キバとサンドルバには一切手助けは無用だ!!」
ダブルマン一同「ハハー!(今一瞬だが、ドン・ホラー様が別人のように思えたが…)」   
ホラーガール「キャハハハ…キャハハハ…♪」

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富士山麓付近***



魔女キバ「ええ~い、ドン・ホラーめ…あくまで静観を決めこむつもりかっ!
 自分の息子の将来がかかっとるというに~おのれこうなれば…!
 サーベルダブラーよ、お前の真の力を見せてやれい!!」

サーベルダブラー「ホオオオンッ!!」

魔女キバが怪しげな印を結ぶと、なんとサーベルダブラーが巨大化を始める!
みるみるうちに、ゆうに40メートルを超える巨体と化した。

ライダーJ「な…怪人が巨大化を!?」
魔女キバ「ぎゃっはっはっは! どうじゃ小僧。ダブルモンスターには、稀じゃが
 生体合体の突然変異種としてこういう芸当を秘めとる固体もおってのう…
 お前の攻撃を受けてその因子が活性化したところに、わしが残った魔力を
 注いで刺激してやったのじゃ。ここでギャバンなら電子星獣を呼びくさるじゃろうが、
 お前には打つ手があるまいて…エ~へへへェヘェ」
ライダーJ「フッ。俺の事をどこまで調べたのか知らないが、肝心な事を知らないとはな」
魔女キバ「な…なんじゃと?  チィィ、小童が負け惜しみを!」
ライダーJ「負け惜しみかどうか、とくと見るがいいぜ! ハァアアア―ッ!!」

大地の精霊エネルギーの全てが結集し、仮面ライダーJの姿を光り輝く巨人に
変身させていく。かつて機械獣母艦フォッグマザーを激闘を繰り広げ、
その大いなる力によって悪しき生命体を討ち滅ぼしたジャンボライダーが復活した。

ライダーJ「見たか! 俺は“J”、巨大変身を可能とした仮面ライダーだ!!」
魔女キバ「( ゜д゜)…ななな……サーベルダブラー、やってしまえ!!」

サーベルダブラー「ホオオオオン!!」
ライダーJ「トォ―ッ!!」

巨大な鉤爪の一撃をかわし、Jパワーの戦士が今、空高く舞う。
巨人と化したその跳躍力は、通常時の数10倍にも達し、
高く高く――――雲の高さまでジャンプしていた――――

魔女キバ「ど、どこまで跳ぶんじゃあやつ…ぬおーっ!?」
ライダーJ「――“J” ライダァ―キィィィック!!!」

大気との摩擦熱で足先を赤熱発光させながら、仮面ライダーJは高空から
彗星のような超・必殺キックをサーベルダブラー目掛けて放った。

サーベルダブラー「グルゥアァアア…ギャアーッ!!」
魔女キバ「まずい、逃げんと…ぬわーーっ!」

ドオォォォ―ン
富士の裾野に、巨大な爆発の轟音が響き渡った…


△シャドームーン→ガライをシャドーキックで葬る。
○仮面ライダーJ→サーベルダブラーと交戦、苦闘の末これを倒す。
○柴田茜→実はすでにサンドルバに拉致されていた
●ガライ王子→善戦空しく、シャドームーンに敗北。
●フォッグマザー→遂に自ら出撃。
●魔女キバ→サーベルダブラーを妖術でサポートする。
●ドン・ホラー→部下に息子らの援護を禁じる

56

【今回の新規登場】
●魔女キバ(宇宙刑事ギャバン)
 宇宙犯罪組織マクーの首ドン・ホラーの妻。
 息子のサンドルバを世紀王候補として次期創世王に据え、Gショッカーの
 生母として君臨する野望を持つ。闇女王同盟に名を連ねる一人。
 残忍かつ陰湿な性格の魔女で、数々の妖術を体得している。
 尚今回は独断専行のためクラッシャー軍団を引き連れて来ていない。

●サーベルダブラー(宇宙刑事ギャバン)
 獣星帝国とも呼ばれるマクーは、侵略した星の生命体を兵士として
 どんどん集めて来た。そうして集まったダブルマンとベム怪獣という名の
 モンスターを生体融合装置で合体させたのが、このダブルモンスターである。
 サーベルダブラーは剣歯虎の特徴を持ち、高速移動と鋭い爪や牙での
 攻撃を得意とする。鉤爪の切れ味はギャバンのコンバットスーツすら切り裂いた。
 尚、このサーベルダブラーやミツバチダブラーのように、稀ながら窮地に陥ると
 巨大化して復活する固体も確認されている。

●ドン・ホラー(宇宙刑事ギャバン)
宇宙犯罪組織マクー首領。巨大な鬼神像のような姿で魔空城の
奥殿に鎮座している。首を斬られても絶命しないパワーを具える。
地軸転換装置などの超科学を自由に操る天才科学者でもある。
威厳ある声を発し、絶対的権力を持つ。
その声は表裏六柱の至高邪神の二人と酷似していると、配下の者達の
間では囁かれている………

●ホラーガール(宇宙刑事ギャバン)
鳥のような頭を持つ、ドン・ホラーの秘書。
いつもホラーの膝の上に乗っていて不気味に笑う。

●ダブルマン(宇宙刑事ギャバン)
主に前線で作戦の指揮を執る、混成異星人の種族。様々なタイプが存在する。
スパイ活動を行う女性型のダブルガールもいる。

●クラッシャー
マクーの下級戦闘員。ダブルマンやハンターキラーの号令の下、集団で暴れまくる。

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最終更新:2020年10月29日 10:03