『再会は烈風の彼方で』-2
作者・凱聖クールギン
209
三枝かおると結城丈二の手によって新たな超重力エネルギー装置を移植され、
メタルダーは遂に超人機としての復活を果たした。
そして、それは同時に、彼が剣流星としての、“人間”の姿を取り戻した事でもあった。
あの復活の日の後も、新回路の状態の検査を行なうため、
メタルダーは引き続きジャンパーソン達の基地に居を借り過ごしていたが、
それから数日、彼のコンディションは心身共に非常に良好であった。
ジャンパーソン基地***
三枝「お疲れ様。メディカルチェック終了よ」
毎日の日課となっているメカニックの点検を終え、
検査室から出て来たメタルダーは剣流星の姿へと戻る。
スプリンガー「ワンワン! お疲れさん」
流星「ありがとうスプリンガー。
…三枝さん、結果はどうですか?」
三枝「ちょっと待ってね。
…ええと、エネルギー装置にも神経伝達系にも異常無し、か。
自省回路とのシンクロが一番心配だったけど、こっちもどうやら問題無いようね。
うん、相変わらず経過は良好よ」
ジャンパーソン「良かった。おめでとうメタルダー」
ガンギブソン「しっかし、こうして見ると不思議なもんだなあ。
一体どんな気分なんだい? 人間の姿も持ってるロボットってのはよ」
流星「とても……落ち着く。
この姿でいた方が、どこか心が安らかでいられる気がするんだ」
三枝(さすがは古賀博士の造った超人機…。
MX-A1プロジェクトでは正義感のプログラミングに失敗して暴走事故を起こし、
私が改修を行ってからも、
ジャンパーソンはずっと戦闘AIと良心AIのバランスを保つのに苦しんでいた…。
でもこのメタルダーは、とても高いレベルで戦闘AIと良心AIを内部に共存させている。
こんなロボットが、太平洋戦争の時代に既に開発されていたなんて…)
三枝「一週間、様子を診せてもらったけど異常は無し。
おめでとうメタルダー。今日で貴方は退院よ。もう自由に行動していいわ」
流星「どうもありがとう。お世話になりました」
三枝「どういたしまして」
ガンギブソン「で、これからどうするんだ?
どこか行く当てはあるのかい?」
流星「分からない…。昔の基地は、もう敵に壊されてしまったんだ」
ジャンパーソン「もし帰る家がないなら、ずっとここにいればいい。
これから一緒にGショッカーと戦って行く上でも、仲間が一緒なのはいい事だ」
スプリンガー「でもシルバーカークスだったらまだ無事かも知れないぜ。
主要メカは、ほとんどあの洞窟に移したっきりネロスの奴らに破壊されちまったから、
今は空っぽだろうけどな」
三枝「必要な機材とかは、言ってくれればこちらで用意できる可能性があるわ。
私のコネクションを利用して、国連や日本政府から援助が受けられるかも知れない。
今の首相はこういう事には理解のある人だし、きっと大丈夫よ」
ガンギブソン「ま、どっちにしてももう少し先の話だな。
引っ越しが済むまでまた彷徨ってるって訳にも行かねえんだ。ゆっくりして行きな」
流星「ありがとう。でもその前に――」
澄んだ人間の瞳でどこか遠くを見つめながら、流星は言った。
流星「――会っておきたい人が、いるんだ」
◇ ◇ ◇
よく晴れた日の午後。
剣流星はスプリンガーを伴ってジャンパーソン達の基地を出た。
その姿は、普通の人には飼い犬を散歩に連れているただの青年に見えただろう。
だが、物陰から見張っていた黒い鋼鉄の番人はそうとは見なかった。
バーベリィ「――メタルダー発見! 奴が動き出した。
東京方面へ徒歩で向かっているぞ!」
210
東京都内***
忘れ得ぬ仲間・仰木舞と北八荒との待ち合わせの場所へ向かうため、
スプリンガーを連れて東京の雑踏の中を歩く剣流星。
何年振りだろう。東京のビル街は前よりも更に未来的になった気がする。
スプリンガー「…おい、気付いてるか? 変な匂いが近付いて来るぜ」
流星「…ああ。不気味な足音がする」
スプリンガーの嗅覚と流星の聴覚。
超高感度のセンサーが異変をキャッチしていた。
巨大なエネルギーを帯びた、何か邪悪なモノがビルの谷間を縫って接近して来る。
流星「――うわっ!?」
突如、ビルの陰から飛び出して来た剣を流星は反射的にかわす。
巻き起こる爆発。物陰に逃げ込んだスプリンガーが吠える。
次の瞬間には、流星はメタルダーとなってビルの屋上で謎の刺客と対峙していた。
メタルダー「…Gショッカーの者か!?」
マッドガルボ「いかにも。バイオロンが誇る無敵のバイボーグ・マッドガルボだ」
メタルダー「マッド・ガルボ…?」
金属と有機体の白いハイブリッドボディが、エイリアンのような不気味さを醸し出す。
バイオロンの対ジバン必殺兵器・マッドガルボが大型の剣と盾を構えながら、
その醜悪な凶暴性をメタルダーへ向ける。
マッドガルボ「我らバイオロンの、そしてGショッカーの邪魔となる者には消えてもらう。
覚悟は良いかメタルダー!」
メタルダー「くっ…」
発光する額からビームを発射するマッドガルボ。
メタルダーが側転でかわした所に、今度は剣で猛然と斬りかかる。
それを避けながらパンチで応戦するメタルダーだが、反撃は盾で防がれてしまう。
マッドガルボ「喰らえ!」
マッドガルボの渾身の剣撃を、メタルダーは白刃取りで受け止めた。
眩しい雷光を帯びる剣。裂傷を受け、火花を噴くメタルダーの掌。
そのまま両者は押し合うが、マッドガルボは馬力でもメタルダーを圧倒する。
メタルダー「くっ…、ヤァッ!!」
メタルダーは咄嗟の動きで素早く剣を手放し跳躍。
そのまま急降下し必殺技の体勢に入るが…。
メタルダー「メタルボンバー!!」
マッドガルボ「フン、つぁっ!!」
マッドガルボの頑丈な盾はメタルボンバーの回転急降下突進をも跳ね返した。
ダメージを負って墜落、転倒するメタルダーに、
マッドガルボは巨大なバズーカを出現させて構える。
マッドガルボ「バイオバズーカだ。死ねメタルダー!」
強烈なエネルギー弾が発射され炸裂!
メタルダーは大爆発に呑まれ、炎の塊となってビルの屋上から転落した。
メタルダー「ウワァァァァァッ!!」
スプリンガー「メタルダー!?」
メタルダーが落下し、地上で爆発が起きる。
マッドガルボ「フハハハハ! ゲルドリングが恐れる程の事もない。
超人機メタルダー、全く取るに足らん相手だわ!」
地上のアスファルトから昇る炎を見て、マッドガルボは満足げに撤退した。
その様子を更に高いビルの屋上から見下ろす、二人の鎧武者の影。
チューボ「メタルダー抹殺をよもやバイオロンに抜け駆けされるとは!」
クールギン「落ち着けチューボ。恐らくこれはゲルドリングの差し金だ」
チューボ「なっ…!?
モンスター軍団は南米から来る仮面ライダーの抹殺を命じられていたのでは」
クールギン「そうだ。だがゲルドリングは欲を出した。
あ奴、Xとアマゾンだけに満足せずメタルダーの首をも取るつもりでいる…。
モンスター軍団の戦力を二手に割るよりは、
同じバイオモンスターの好でバイオロンに助勢を頼むのが得策と見たか…」
チューボ「軍団長、ゲルドリング殿は世紀王の座を狙っているのでは…?」
クールギン「だろうな…。
だが、二兎を追う者は一兎をも得ずとの格言もある。焦るには及ばん。
今はじっくりと、奴らの手並みを拝見させてもらおうではないか」
211
東京・代々木公園***
剣流星が帰って来た事を城茂から知らされ、
手紙に書かれていた待ち合わせの場所――代々木公園へ来ていた舞と八荒。
数日前、謎の連続殺人事件があった現場では未だに立入禁止のテープが張られているが、
公園自体は既に日常の空気を取り戻し、人々の憩いの場に戻っている。
八荒「流星の奴、遅いなぁ…。もう30分も遅刻だぜ。
いやー、でもまさか茂さんが仮面ライダーで、
しかもその仲間のライダー達に流星が助けられてたなんて、夢みたいな話だよなあ」
舞(流星さん…。早く会いたい)
舞は流星と出会ったばかりの頃、二人でこの東京の街並みを歩いた時の事を思い出していた。
あの頃の流星はまだ人間社会に慣れていなくて、
とても不思議そうな様子で色々な物に目を奪われていたのが懐かしい。
八荒「舞ちゃん、どこ見てるの?」
舞「えっ? ううん、何でもない」
一瞬、何か緑色の植物のような物が舞の視界に入ったかと思うと物影に消えた。
何だったのだろう? 錯覚かも知れないと舞は目をこする。
その時、長閑だった公園に突如銃声が響いた。
道路脇に停車してあったトラックを黒服の男達数人が囲み、
運転席や荷台に向けて銃を撃っているのだ。
舞「きゃっ! 何!?」
八荒「あれは…」
やがてトラックからこちらも全身黒尽くめの兵士達が次々と引きずり出され、
黒服の男達に射殺されて行く。
黒尽くめの兵士――Gショッカー・バイオロンの戦闘員“マスク”の一人は
舞と八荒のいる方向へ逃げようと猛然と駆け出すが、
敢えなく背後から黒服の女性――石神千恵に撃たれ、二人の足元へと倒れ込んだ。
木暮「お久し振りです。お怪我はありませんか、北八荒さん」
八荒「な……んだ、木暮さんと石神さんじゃないですか!
いきなり拳銃ぶっ放すんだもん、びっくりしたなあ」
舞「八荒さん、お知り合いなの?」
八荒「まあね。アンチショッカー同盟の木暮さんと石神さん。
…ああそうだ、石神さん、先日はどうもお世話になりました。
俺の行き着けのお店のコーヒー、気に入ってくれてたら嬉しいなぁ」
石神「ええ、こちらこそありがとう御座いました。
とっても美味しいコーヒーでしたわ。
…八荒さん、お怪我はないようですね。
そちらのガールフレンドさんも、どうやらご無事なようで良かった」
舞「あ、ありがとうございます…。
でも私達、そういう関係じゃありませんから」
八荒「そ、そんなぁ~」
舞(アンチショッカー同盟、か…)
アンチショッカー同盟。
ショッカーを筆頭に、これまで出現した幾多の悪の組織の被害者やその遺族達が
報復のため自ら武器を取って立ち上がった、
木暮精一郎を日本支部の代表とする非政府民兵組織である。
かつてネロスハンターを名乗りネロス帝国と戦っていた八荒にも、
彼らは腕を見込んで以前から勧誘していたのだが、
メタルダーと別れてからの様々な心情により、八荒はずっと答を躊躇い続けていた。
212
そこへけたたましいサイレンの音が近付いて来た。
公園の前で停車したパトカーから、コートを羽織った二人の警官が降り、
警察手帳を掲げながらこちらへ走り寄る。
小森「警察だ! ここで発砲したのはお前らか!」
木暮「アンチショッカー同盟・日本支部代表の木暮です。
Gショッカーがここでテロを計画していましたので、事前に始末致しました」
自称、“桜田門のバットマン”こと小森好次郎警部と、
その部下の高井戸志郎刑事に対し、木暮は不遜なまでに冷静な態度で名刺を見せる。
小森「アンチショッカー同盟だと~?
君達ねえ、悪の組織の被害者団体だか何だか知らないが、
法治国家日本で民間人がレジスタンスなんかやるんじゃないよ。
こんな街中で拳銃なんか使って、銃刀法違反で逮捕だぞ!?」
木暮「…小森警部、これをご覧下さい」
木暮はそう言って、胸元から一枚の書類を取り出し小森に手渡す。
小森「あ~何々?
『アンチショッカー同盟に対する活動許可証 警視庁・南雅彦』!?」
木暮「ええ。市街地での発砲も含め、
警視庁の南氏から我々は直々に活動の認可とご理解を頂いています」
石神「南氏も仰っていましたが、Gショッカーへの対策に日本の警察は及び腰が過ぎる…。
いつまでも被害者遺族の無念が晴らされず、
新たな犠牲が日々生まれて行くのを、私達市民は黙認出来ません」
小森「だからってなあ、お前らのやり方は手荒過ぎるんだよ。
こんな街の公園でいきなり銃撃とか!」
高井戸「そうですよ! もし一般市民に怪我人が出たりしたらどうするんですか!」
木暮「…時間がありませんので、失礼します。行こう」
石神「ええ。苦情や要望がおありなら、警視庁の南氏にお伝え頂ければ」
小森「何だと~!? くそっ、調子に乗りやがって~」
八荒「カッコいいな~。さすが石神さんと木暮さん」
舞「何デレデレしてるの八荒さん!
アンチショッカー同盟って、警察からも目を付けられてる過激NGO団体じゃない。
あの刑事さん達の言う通り、やり方がちょっと荒っぽ過ぎるわ。
それに裏では怪しい宗教団体と繋がりがあるとか、黒い噂も絶えないのよ」
八荒「舞ちゃん、木暮さんや石神さんはそんな危ない人じゃないって」
舞の言う通り、民間人に過ぎない彼らの戦闘行為については法的問題も多く、
日本の政府や警察、世論が彼らに向ける目は揃って冷たい。
彼らをテロリストとして弾圧せよという主張すら国会やマスコミで上がる中、
アンチショッカー同盟は警視庁の南雅彦との個人的なコネクションに守られて存続し、
時には武器・情報の提供等の援助を南から受けながら、
こうして自分達の信念による戦いを続けられているのだ。
小森「とにかく、現場検証を始めるぞ。あのトラックも押収だ」
高井戸「はいっ」
その時…。
舞の後ろの地面が音もなくゆっくりとひび割れ、裂け目から巨大な触手が這い出した。
舞の足元まで忍び寄った触手は突然唸りを上げて襲いかかり、胴体に巻き付く。
舞「きゃーっ!」
八荒「ああっ、舞ちゃーん!」
触手の猛烈な力に引っ張られ、地面へ引きずり込まれそうになる舞。
小森「あっ、今助けるぞ! ――うわぁ~っ!」
舞を助けようと咄嗟に身を投げ出した小森だったが、
鞭のようにしなる触手に弾き飛ばされ、ゴミ箱の横のバケツに頭を突っ込んでしまった。
小森「んぁ~、何だ~!? 何も見えないぞ~!?」
高井戸「こ、小森警部~!」
石神「……」
情けない刑事らに一瞥をくれてから、
石神は舞に巻き付いた触手に何か小さな物体を投げつけた。
一方、八荒は必死に身を投げ出し、
触手に引っ張られてあっと言う間に腰まで地面に沈んだ舞の手を掴む。
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八荒「舞ちゃん…大丈夫…っ…!」
地面に沈みかけた舞を必死に引き上げようとする八荒だが、
触手の力は凄まじく、八荒の腕力では敵わない。
すかさず木暮と石神が八荒の体を後ろから引っ張って加勢してくれるが、
握り合った手に互いの指が喰い込んで痛い。
八荒「舞ちゃん……ぐぁぁ」
舞「八荒さ……ん」
グン! と一際大きな勢いで、触手が地面に沈み込んだ。
その瞬間、とうとう舞の手は八荒の手から滑り落ちるようにして離れ、
舞は地底深くへと完全に引きずり込まれてしまった。
八荒「舞ちゃぁーん!! …畜生っ!!」
思わず両手で地面の土を叩く八荒。
木暮「何て事だ…。奴らの目的はこれだったのか」
石神「でも、あの触手に発信機を付けるのに成功しました。
このレーダーで辿って行けば、彼女が連れ去られた場所へ行ける筈です」
木暮「ようし…。
我々は今からこのレーダーを頼りに、奴らのアジトへ向かいます。
ただ残念な事に、我々には戦力が足りない。
Gショッカーの根城へ乗り込んで戦うのに、一人でも多くの味方が欲しい所なのです。
北八荒さん、かつてネロスハンターと呼ばれたあなたに、
この場を借りてもう一度お願いしたい。
どうか、我々アンチショッカー同盟と一緒に戦って下さいませんか」
木暮に頭を下げられて、八荒は悩んだ。
本当ならメタルダーがここへ来てくれる筈で、それを待つのが賢明だろうが、
約束の時間を随分過ぎてもメタルダーは現れない。
何かあったのだろうか。それに舞の救出は一分一秒を争う緊急事だ。
――茂「守ってやれ。どんなことがあってもだ。
心底惚れた女なら、一時も手を離すんじゃねえぞ!」――
茂が自分に送ってくれたあの言葉が、頭の中に反響する。
自分は舞を守れなかった。
一時も離してはいけなかった手を――離してしまった。
八荒「…分かりました、木暮さん。俺も、行かせて下さい」
ギラギラと輝くネロスハンターの眼光。
八荒は汗のにじんだ顔で木暮を見上げ、そう言った。
214
○メタルダー&スプリンガー→舞と八荒に再会するため代々木公園へ向かうが、
途中マッドガルボの襲撃を受け、メタルダーはバイオバズーカを受けて敗れる。
○仰木舞&北八荒→代々木公園で流星を待つが、謎の触手に襲われ舞が攫われる。
八荒はアンチショッカー同盟と共に舞の救出に向かう。
○木暮精一郎&石神千恵→バイオロンの戦闘員を襲撃して倒す。
北八荒と共にバイオロンの基地へ乗り込む。
○小森好次郎&高井戸志郎→代々木公園でアンチショッカー同盟を取り調べ。
謎の触手に攻撃され、小森は弾き飛ばされてバケツに頭を突っ込む。
●マッドガルボ→メタルダーを襲撃し、バイオバズーカで撃破。
●クールギン&チューボ→バイオロンの動向をゲルドリングの差し金と見抜く。
●バーベリィ→メタルダーの動きをネロスへ報告。
【今回の新規登場】
●マッドガルボ(機動刑事ジバン)
ドクター・ギバが生み出した対ジバン必殺兵器“バイボーグ”。
最終的には盗まれたジバン計画の設計図からジバン以上の戦闘力を手に入れた。
剣と盾、手や額からのビーム、必殺砲のバイオバズーカなど多彩な武器を持つ。
●暴魂チューボ(超人機メタルダー)
ネロス帝国・ヨロイ軍団暴魂。実質的なヨロイ軍団のNo.2的存在。
甲冑に身を固め日本刀を武器とする鎧武者で、常に己に厳しく修行を怠らない。
○小森好次郎(特捜ロボ ジャンパーソン)
東京・桜田門署所属の警部。
自称 “桜田門のバットマン”だが渾名は “コウモリ警部”。
○高井戸志郎(特捜ロボ ジャンパーソン)
東京・桜田門署所属の刑事。小森好次郎の部下。
最終更新:2020年11月08日 15:21