本編291-36~42

『超新星に誓う五つの超獣パワー!』

 作者・シャドームーン
291-36

ドクターケンプは、かつて行われたフラッシュマンと改造実験帝国メスの
最終決戦場に遺されたフラッシュキングを再生させ、
新たなギガボルトと共に、首都総攻撃を開始した!
ライブマン五人が、ネオ恐獣ヅノーに苦戦していたその頃――

東京都市部***


プラム「はい! こちら現場のプラムと……」
リポット「リポットですッ」
プラム「今こちらは凄いことになっています! 辺り一面火の海です~~~っ
 破壊のかぎりを尽くす、彼らは一体何者なのでしょう!?」
リポット「では私リポットが、現場を空から中継したいと思います!」

CPSと書かれたTVカメラの前で興奮気味に様子を伝える二人組。
マイクを持った小さいロボットが、肩のプロペラを回して上昇して行く。

プラム「リポットさん? リポットさ~~ん、そちらからの様子はどうですかあ?」
リポット「はい…ッ 想像を絶する光景です! 日本が誇る高層建築物の数々が、
 まるで積み木の玩具のように崩されておりますッッ」

大教授ビアス、暗闇科学の結晶と言うべき鋼鉄巨人ギガボルト。
ビル街に聳え立つその姿は、黒鉄色の甲冑に身を包んだ中世の騎士…
いや死神の騎士といった威容である。対峙する仮面ライダーJ!

リポット「この、謎の巨大ロボットと戦っているように見受けられる巨人は
 誰なんでしょう! 地球の危機に駆けつけてくれた新しいウルトラさんでしょうか?
 いいえ、真っ赤な複眼に昆虫のようなあのお顔ッ 私にはどうみても仮面ライダー
 さんに見えます。しかし…ッこのような大きい仮面ライダーさんにはワタクシ、
 未だかつてお目にかかったことがございませんッッ!!」

ギロッ…

周囲を忙しく飛び回るリポーターロボを、ギガボルトの兜の下に覗くモノアイが捉えた。

超AI@ギガボルト「ギガガガガ…!」
ライダーJ「危ない、逃げるんだッ!」
リポット「…ひ!!」

グオッ

リポットを握り潰そうとした巨大な手を、ライダーJが寸でのところで捕まえた。
マグマから精製されたギガ・スーパーエネルギーを動力とするギガボルトは強力である。
さらにケンプが新開発した新エネルギー元素の詰まった動力コアがセットされた、
この機体のパワーは巨大変身したライダーJをも、上回っていたのだ!
捕まれた腕の一振りで、吹っ飛ばされるライダーJ。

バガァァン!

ライダーJ「うわぁ! う…、何というパワーだッ!」

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地上では、崩れ落ちるビルの破片から詰め掛けた報道陣が逃げ惑っていた。
そんな中、CPSの女の子ロボだけは涙声で喋りつつも、踵のローラーで
落下物を避けまくりながら報道を続けている。パニックに陥る人だかりを
掻き分けて、ウェーブのかかったセミロングヘアスタイルの活発な女性が、
止めるカメラマンをズルズル引き摺りながらやって来た。

山咲リポーター「あーっ! もうっ、愚図愚図してるからまたCPSに
 先を越されちゃったじゃないのよーっ!」
カメラマン「モモちゃん、後生だから…ッ 今度ばかりは危険過ぎるよ!!」
山咲リポーター「今さらなーに言ってんのッ! 女は度胸、このくらいの
 修羅場で音を上げてたらファイバード様に嫌われちゃうわよ!」
カメラマン「…で、でもね~…」
山咲リポーター「さあさあ仕事仕事! ロボットなんかに負けるもんですか~!」

隣のプラムをチラリと見てから、人が変わったように元気一杯明るい笑顔で、
〝地獄の渦中〟から中継を始める女性リポーターとカメラマン。

山咲リポーター「現場からお伝えしているのは、わたくし山咲モモ子でぇ~っす!
 御覧下さいこの瓦礫の山と化した都市を! あちらでは、スーパー戦隊所属と
 思われる巨大ロボット同士が激しく戦っておりますっっ!!
 これは一体、どーゆーことなのでしょう!? 我々人類を守ってくれる正義の砦
 のはずのスーパー戦隊ロボがお互いに猛烈な火花を散らして…きゃっ!?」
徳田記者「こいつは凄い!! 特ダネ、特ダネッ…と、おわっ!?」

ドンッ

カメラを構えて近づいていた男性が、不意に女性リポーターと接触して二人とも転ぶ。

徳田記者「あたたた…あ、すみませんお怪我はありませんか?」
山咲リポーター「ちょーッとあんたー! 邪魔しないでよぉッ!!」
徳田記者「ほげぇッ!?」

バキィ!

怒る彼女の勇ましいハイヒールキックが、その男性記者の大きいアゴに決まった。
蹴飛ばされた弾みで、彼は首から提げていたカメラを落としてしまう。
そこへ、運悪く崩れたビルの破片が降り注いでカメラは下敷きになった!
それは、ギガファントムで巨大化したネオ恐獣ヅノーが引き起こした地響きであった。

ネオ恐獣ヅノー「ガァァァ―アアッ!!」
リポット「なっ…何ということでしょう!? さらに怪獣が出現しましたッッ!」
徳田記者「あーっ! カ、カメラが…。また編集長に怒られる…」
プラム「ああっっ、仮面ライダーらしき巨人が捕らわれましたあ~~~っ」
徳田記者「えーっ…ああ、こ・こりゃ大変だッ!!」

超AIに変わりケンプが操縦するギガボルトが投擲した、円盤状の物体がライダーJを
拘束して空中に静止した。ギガ・フィールドに捕らえられ、動けないライダー!

ライダーJ「ぐうう…ッ く、くそう…脱出できないッ!!」
恐獣ケンプ@ギガボルト「フフフ、丁度いい人間どもが見ている前で貴様をライブロボ
 と一緒に公開処刑にしてやる。仮面ライダー、数多の組織が集うGショッカーの中でも、
 貴様らは第一に抹殺せよと至高邪神閣下の厳命が下っている!!
 まず貴様の首を挙げ、首都制圧を我らボルトが一番乗りで成し遂げたとあらば……
 ビアス様は至高邪神閣下の覚えめでたく、その地位は一気に高まるはず。
 今まで我々を下位組織と侮って来た連中に、目にもの見せてやるのだッ!!!」

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一方、ギルドスが操縦するフラッシュキングは、腹部から発射するキングミサイルの
怒涛の連射をライブロボに浴びせかけていた! コロン一人で操縦している
ライブロボでは思うように反撃できず、ライブシールドで防御するのが精一杯である。

ドガッドガッ! ドガァ―ッ

ギルドス@フラッシュキング「いいぞ、かなり分かって来た…これはどうだ!」

ドンッ ドンッ!

フラッシュキングの両拳が飛び、強烈なキングナックルを食らわせる。
ついに耐え切れず、ライブロボは殴り倒されるように横倒しになってしまう。

…ズズゥゥン!!

コロン@ライブロボ「きゃあーッ!!」

CPSテレビ局***


チェスト司会「これは…まずいですよ」
チャーリーアナ「大変です! このままもし、仮面ライダーらしき巨人が
 やられてしまったら…首都は、日本はどうなってしまうのでしょうかッ!?」

スタジオの司会者席モニターに、“空中磔の刑”にされたライダーJと、
フラッシュキングに打ちのめされたライブロボの姿が画面二分割で
映し出されている。その映像は全国のお茶の間に流れていた。
巨大ロボがスーパー戦隊所属ではないかとの憶測が飛び交っているので、
地球連邦軍極東支部にも問合せが殺到している。
しかしフラッシュマンとライブマンは軍属の戦隊チームではないため、
三輪長官は知らぬ存ぜぬの一点ばりを決めこみ、あろうことかとんでも
ないことをここぞとばかりに言い始めた。

三輪長官「だから言わんことではない! 奴らは全員、Gショッカーと何ら
 変わらぬ地球の侵略者なのです!! 仲間割れをしているような茶番を
 見せて我々の目を惑わそうとしておるのだッ!!」

ただちに軍の総攻撃で双方ともに撃滅すべきと主張する三輪長官。
それを聞いた電撃戦隊や光戦隊の面々の表情が怒りに震える…

時村家***


かおり「やめて! どうして? どうしてフラッシュマンが…!!」
みどり「何てこというの! フラッシュマンがこんなことするはずないでしょう!」
節子「まさか…サラが地球に戻ってッ…サラ、サラッ!!」
時村博士「待ちなさいっ!」

テレビを見ていた時村婦人が、たまらなくなり外へ飛び出す。
慌てて追う時村博士。夫婦は、戸外で空を見上げて別れの言葉すら
言えなかった宇宙にいる子らに想いをはせた。

時村博士「信じよう。彼らのはずはない。サラは…あの子たちは
 いつかきっと元気な姿で私たちのところへ帰って来る」
節子「あなた……ううッ…」
時村博士「ジン、ダイ、ブン、ルー、サラ……私は信じている…君達を!」

再び、都市部***


ギガフィールドに捕らわれたライダーJに、三叉の槍を向けるギガボルト。
フラッシュキングはレプリカ・コズモソードを構え、ライブロボに近寄る。
処刑の瞬間が迫るその時、コロンにレッドファルコンからの激が飛んだ!

レッドファルコン「コロン、ライブロボを合体解除だ!!」
コロン「勇介…ッ …が、合体解除!」
ギルドス@フラッシュキング「…む!?」

コロンは咄嗟に合体解除コードを入力した。ライブロボから三機の超獣メカへの
分離を初披露するライブマン。それぞれのマシンに、三人の戦士が搭乗した!

<BGM:ダッシュ!ライブロボ>

地球の命を守る、ファイター! ファイター! ファイター!
―――レッド@ジェットファルコン「空に鳥!」
―――イエロー@ランドライオン「陸に獣!」
―――ブルー@アクアドルフィン「海に魚!」

ボルトとの長く苦しい戦いを潜り抜けた、三つの超獣メカが空を、陸を、海を駆ける!
ギルドスとジンマー四人の即席チームでは、この臨機応変のコンビネーションに遠く及ばなかった。
ジェットファルコンが空中から、ランドライオンは大地を躍動的に賭けながら、
アクアドルフィンは上陸して地上からミサイルを撃ち、フラッシュキングを撹乱する。

レッドファルコンは、過去に二度フラッシュマンとは邂逅を果たしている。
ボルト壊滅後に現れた暴魔百族に立ち向かうターボレンジャーを激励に来た時と、
他のメンバーが知らない、歴代レッドヒーロー大集合でオルグと戦った時だ。
あの時に、彼らはどんなにか地球に残した愛する人々に会いたかったことだろうか。
しかし反フラッシュ現象という呪縛がある以上、フラッシュマンが地球にいられたのは
ほんの僅かな時間であった…。フラッシュマンから託された想いに応えるため、
彼らの美しい故郷を守るため、ライブマンはより一層闘志を燃やしてボルトに挑んで行く!

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レッド@ジェットファルコン「フラッシュキングをこれ以上、貴様らの好きにはさせん!!」

シュパ、シュパ…ッドガァァン!

ジェットファルコンが撃ったミサイルが、ライダーJを捕らえていた円盤状の物質を破壊した。

ライダーJ「すまん、助かったよ…ッ!」

ライダーのサムズアップに、ジェットファルコンのコックピットから応えるレッド。

恐獣ケンプ@ギガボルト「ライブマンめえ~~っ!! …うあああ!?」

ガガァン!
ズズ、ズズ――ンッッ

突然地中から足下をすくわれ、倒されてしまうギガボルト。
三つの超獣メカに続く、亡き友が遺してくれた技術の結晶――
バイソンライナーとサイファイヤーだ!

ブラック@バイソンライナー「行くぜ純一!」
グリーン@サイファイヤー「OK! 鉄ちゃん!」
ブラックバイソン「合体・ボクサーディメンション!!」

<BGM:ライブボクサーの歌>

バイソンライナーとサイファイヤー、矢野卓二と相川麻理が弟たちに託した
魂の超獣メカが、二体合体により鋼鉄の闘士が出現した。

ブラック@ライブボクサー「完成ッ――ライブボクサー!!
 うおおおおおおーっ くたばりやがれッケンプゥゥゥゥッ!!」
恐獣ケンプ@ギガボルト「フン、小賢しいッ貴様ら如きに倒せるギガボルトか!!」

ガガガァァン!

レッドファルコン「よし、合体・ライブディメンション!」

再び合体コードが入力され、陸海空の超獣メカが心を燃やし一つとなる。
アクアドルフィンが両足部に、ランドライオンが両腕と胴体部に、
そしてジェットファルコンが頭部と背部・腰部に変形して超獣合体!

レッド@ライブロボ「完成ッ――ライブロボ!!」

戦いがライブボクサーVSギガボルト、ライブロボVSフラッシュキングへとシフト
したことでライダーJはネオ恐獣ヅノーと対決する。

ライダーJ「…只の怪人とは比べ物にならない、邪悪な力の集合を感じる」
ネオ恐獣ヅノー「ゴルル…カメン、…ライダーカ…ユルサヌ、ホロベッ!!」
ライダーJ「トォォッ!!」
ネオ恐獣ヅノー「ゴァァーッ!!」

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地上では、超獣メカの空中磔にされた巨人救出の活躍と、その後の勇壮に
立ち回る二大合体ロボに少なからず拍手を贈る群衆も現れていた。
知らず知らず応援していた徳田記者もその一人である。
そこへ、やや乱暴な運転で一台のスポーツカーが乗り付けた。

ブロロロロロロ――ッ …―キキィ――ッ!
ガチャッ

星川編集長「徳田ァー!」
徳田記者「あれぇ、編集長! どうしたんですっ?」
星川編集長「どうしたもこうしたもあるかッ …ちゃんと写真は撮ってるんだろうな!?」
徳田記者「い…いえ…それが~。カメラがあのとおりでして…もーしわけございませんっっ!」
星川編集長「バッカもーーーーーーーーーーーーんッ!!!!」
徳田記者「ひえっ!! す、すいまひぇ~ん…」
星川編集長「ハァ~…ま、お前のことだからそんなこったろうと思ってな。
 だからあれほど予備を用意して行けと言ったろーがっっ!!
 ほれ。今度は…、壊すんじゃないぞ」
徳田記者「へ、編集長…ッ ありがとうございますっっ!
 それでわざわざ自ら現場に…?」
星川編集長「まぁな。それもある…だがさっきのテレビを見ていたら、いても立っても
 いられなくなってな。こいつは自分の目で確かめなきゃいかんと思ったんだ」
徳田記者「さっきのって…ああ、三輪長官の緊急記者会見ですか?
 彼らが全員侵略者で悪い奴らだっていう…」
星川編集長「ハッ! どうだかな…俺は前々からあの男は何かとクサイと
 思ってたんだ。本当の悪い奴ってのはな徳田。案外ああいう男かもしれんぞ」
徳田記者「へっ、編集長! マズいですよ誰かに聞かれたら…」
星川編集長「俺はな徳田…これはもちろん個人的に、だが…彼らは味方だと思ってる」
徳田記者「彼らというと…あの巨人と、胸にライオンが付いてるロボットですか?」
星川編集長「ふふ…そう、胸にライオンだ。思い出さんか?」
徳田記者「あ…エクスカイザーッ!」
星川編集長「そうだエクスカイザーだ。わしらは、何度彼らに危機を救われた?
 彼らが姿を見せなくなってからずいぶん経つが…俺は今でも彼らは我々のために
 何処かで戦ってくれていると思ってる。そしてあそこで戦っているロボットたちに、
 彼らと近しいものを感じているんだ…まあ、カンだがな」
徳田記者「そうか~きっと彼らは、エクスカイザーの仲間なんですよっ!
 こ、こりゃあすごい特ダネだっっ!!」
星川編集長「慌てるな…たく、お前はどうしてそう単純思考なんだバカモン!
 それを確かめるのがわしらの仕事だ! いいか徳田、昨今はほとんどの
 報道機関がデマに踊らされて面白おかしく記事をでっちあげ、
 今度は上から圧力がかかるとマズいことには一様に目を瞑り、
 あることないことのデタラメ記事が飛び交ってる。だがウチは断固として
 そんな風潮に迎合しちゃいかん。この目と足で、真実を確かめて本当の
 ことを国民に伝えるんだ! 分かったな徳田ッ!」
徳田記者「はいいッ編集長!!」

ビシィッと敬礼する徳田記者であった。

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○レッドファルコン→ジェットファルコンを操縦してギガボルトに捕らえられたライダーJを救い、
 ライブロボに合体。
○イエローライオン→ランドライオンを操縦して戦い、ライブロボに合体。
○ブルードルフィン→アクアドルフィンを操縦して戦い、ライブロボに合体。
○ブラックバイソン→バイソンライナーを操縦し、ライブボクサーに合体してギガボルトと戦う。
○グリーンサイ→サイファイヤーを操縦し、ライブボクサーに合体してギガボルトと戦う。
○コロン→ライブロボを一旦合体解除させ、ライブマンに操縦交代。
○ライダーJ→ケンプが操縦するギガボルトに大苦戦。ギガフィールドで空中に磔状態にされるが、
 ジェットファルコンの活躍で危機を脱出。ライブボクサーと選手交代で、ネオ恐獣ヅノーと戦う。
○プラム→ライブマン&ライダーJVSボルトの巨大戦を現場中継。
○リポット→ライブマン&ライダーJVSボルトの巨大戦を空から現場中継。
○山咲リポーター→CPSに負けじと、ライブマン&ライダーJVSボルトの巨大戦を現場中継。
○徳田記者→ライブマン&ライダーJVSボルトの巨大戦を現場取材に来る。
○星川編集長→頼りない徳田記者を心配してライブマン&ライダーJVSボルトの現場に急行して来る。
○時村博士→テレビでフラッシュキングの破壊行為を目撃。サラたち五人を信じ無事を願う。
○時村節子→テレビでフラッシュキングの破壊行為を目撃。サラたち五人を信じ無事を願う。
●恐獣ケンプ→ギガボルトを操縦。ギガフィールドにライダーJを捕らえ、処刑しようとするが
 ライブマンの操縦する超獣メカに邪魔され失敗。続いてライブボクサーと戦う。
●ギルドス→フラッシュキングの武装でライブロボを圧倒したが、フラッシュマンのようにはいかず、
 フラッシュキングの真の性能は扱えていない。
●ネオ恐獣ヅノー→ライダーJと巨大バトルに突入。
●三輪長官→緊急記者会見でライブマンや仮面ライダーを人類の敵であると貶める悪辣な発言をする。

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【今回の新規登場】
○プラム(ロックマン バトル&チェイス、ロックマンメガミックス)
 CPSという人気全国ネットテレビ局の突撃リポーター。CPSの局員は
 人間、ロボットの混合となっており女の子型ロボの彼女は足の裏にある
 ローラーダッシュでどんな危険な現場にも急行する。

○リポット(ロックマン バトル&チェイス、ロックマンメガミックス)
 CPSという人気全国ネットテレビ局の突撃リポーター。CPSの局員は
 人間、ロボットの混合となっており単独飛行型ロボの彼は、プラムさんと
 一緒に現場に急行して空から中継を行う。

○山咲モモコ(太陽の勇者ファイバード)
 東西TV所属のリポーター。新名所・事件・事故現場など、どんなところにも
 出かけて行き元気良く報道する。その行く先々で、ドライアス軍絡みの事件に
 巻き込まれているが決してめげずに最後まで報道する逞しい女性。

○星川ジンイチ(勇者エクスカイザー)
 朝日台にある東都新聞本社の編集長。鬼と呼ばれるほど仕事熱心なやり手だが、
 家庭を非常に大事にしており、子供たちと過ごす時間は欠かさない家庭人。
 仕事以外ではとても温和な人物。趣味はママとデートすることと、ヘタクソだがゴルフ。
 マイカーにエクスカイザーが融合していたことは、最後まで知らないままであった。

○徳田オサム(勇者エクスカイザー)
 東都新聞に勤める熱血記者。…なのだが天性のドジ性の持ち主のため、
 特ダネを追い求めてハッスルしては、徒労に終わり星川編集長から怒鳴られている。
 独身のため星川家でよく食事を世話してもらっており、星川家の人々とは家族ぐるみ
 親しい付き合い。星川コウタ少年の身代わりにガイスターに攫われたことで、幸運にも
 カイザーズVSガイスター最後の戦いを間近くでシャッターに収めることに成功。
 翌朝、東都新聞の一面に『地球に平和が戻る』の見出しでその写真が掲載された。

○時村博士(超新星フラッシュマン)
 地球におけるフラッシュマンの最大の理解者にして協力者だった家族。
 20年前、何者かに子供を攫われ、そのせいで夫婦ともに記憶喪失になる。
 しかし博士はそのことを薄っすら憶えており、真実と我が子の消息を知りたい
 と願う思いでタイムマシンの研究に着手し、フラッシュマンの急なパワーダウンの
 原因を究明できた天才。やがてイエローフラッシュ=サラの本当の父親と判明した。

○時村節子(超新星フラッシュマン)
 地球におけるフラッシュマンの最大の理解者にして協力者だった家族。
 20年前、何者かに子供を攫われ、そのせいで夫婦ともに記憶喪失になる。
 初めは夫の言動に疑問を抱いていたが、フラッシュマンに出逢うことにより
 やがて真実を知る。彼女が「女の子だったような気がする」と言ったことで
 事態は急展開を見せ、イエローフラッシュ=サラの本当の母親と判明した。
 愛情の深い女性で、五人の戦士の良き母親でもあった。

○時村みどり(超新星フラッシュマン)
 地球におけるフラッシュマンの最大の理解者にして協力者だった家族。
 時村夫妻の長女だが、サラが姉と判明したことで次女になった。
 母と同様に父の言動に疑問を抱いていたが、フラッシュマンの不思議な
 宿縁を知るうち、少女の持つ純心さゆえに気持ちが傾いていった。

○時村かおり(超新星フラッシュマン)
 地球におけるフラッシュマンの最大の理解者にして協力者だった家族。
 時村夫妻の次女だが、サラが姉と判明したことで三女になった。
 母と同様に父の言動に疑問を抱いていたが、フラッシュマンの不思議な
 宿縁を知るうち、少女の持つ純心さゆえに気持ちが傾いていった。

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最終更新:2020年11月08日 15:44