本編350~364

『鬼と天を司る男』

 作者・ユガミ博士
350

マトリックス***


ここは、Gショッカーに所属する
オルグの本拠地・鬼洞窟マトリックスである。
そこには、いくつかの横穴があり、
そこにハイネスディーク・デュークオルグの
個人の部屋となっている。
その中の一室で怒鳴り声が聞こえてきた。

???「「不味い!・・・こんな料理が喰えるかぁぁああ!。」」
???「も、申し訳ありません、ラセツ様*1)))))ガクガクガクガク。」

お皿に盛り付けてある料理をテーブルごとひっくり返したのは、
上下に二つの口を持つハイネスデュークオルグのラセツである。
ラセツは、料理を作ったデュークオルグのツエツエを怒鳴りつけていた。

ラセツ(男声)「やはり、テトムの料理が食べたい・・・。」
ラセツ(女声)「我が舌を唸らせる料理が食べたい。」
ツエツエ「……(私の料理はまだ、ラセツ様には不味いというの・・・。)」

ラセツはかなり味のうるさい美食家である。
彼(彼女?)の望みは上手い料理を食べることなのだ。

ヤバイバ「ラセツ様ー!、これを見て下せぇー!。」
ラセツ(男声)「何だ、騒々しい。」
ヤバイバ「人間どもが、料理大会を開くらしいですぜ。」
ラセツ「「何!、料理大会!!。」

デュークオルグ・ヤバイバはラセツにチラシを見せた。
そのチラシには腕利き自慢の料理人を集めて料理大会を開くというもの。
観覧は自由。作られた料理は審査の後、見に来た人も食べられるという企画だった。

ラセツ「「・・・よし、ツエツエ、ヤバイバ、行くぞ。」」
ツエツエ&ヤバイバ「「はっ!」」

ラセツ達は料理大会の会場へと向かった。
そっとツエツエの小耳に囁くヤバイバ。

ヤバイバ「ところでツエツエ、お前はもうオルグの巫女様なんだぜ。
 本来なら闇女王同盟の後宮で大勢の女官を従えてふんぞり返っていられる
 ご身分なのに、なんでまだラセツ様にいいように使われてるんだ?」
ツエツエ「後宮は今やヘドリアン女王様の一派が幅を利かせてて
 窮屈で居心地悪いのよ…」

ラセツ「「二人とも、何か言ったか?」」

ツエツエ&ヤバイバ「「いえ、別に!」」

351

***東京都内・「恐竜や」本社のエントランス***

今回、開かれる料理大会の会場である「恐竜や」本社の1階には、
大勢の人々が来場していた。

岬「この大会を開いて、正解でしたね。」
杉下「これで、皆様が明るい笑顔になってくれるのならば嬉しい事です。」
ヤツデンワニ「いや~、社長として嬉しいなぁ~。」
じいや「さて、そろそろお時間ですが、加賀美さんがまだですなぁ。」

陸「申し訳ない、道が混んでいたので遅くなってしまいました。」

月乃「お待ちしておりましたわ、加賀美総監」

エントランスで談笑していた主催者や来賓の男女数人が、
遅れて現れた加賀美陸警視総監を出迎える。
その数人というのは、「恐竜や」現社長でトリノイドのヤツデンワニと
創業者で現秘書の杉下竜之介、「ディスカビルコーポレーション」の
代表取締役の岬祐月、神代家の執事だったじいやさん(本名不明)、
そして大手ベーカリーチェーン「パンタジア」の若き美少女社長である
梓川月乃である。

この企画はGショッカーの暗躍で世間が暗くなっているので
人々に明るい笑顔をということで「恐竜や」、
「ディスカビルコーポレーション」、「パンタジア」、
そして警視庁の協賛で開かれた大会である。
会場には、食べ物の出店も開いていて、来場者でにぎわっていた。

杉下「それでは、時間ですので、ステージの方へ。」

アナウンス「間もなく、ステージにて、料理大会が開かれます。
 席をご用意させていただいてますのでお集まりください。」

352

ざわ・・・ざわ・・・

ステージ前に観覧者が集まり、今か今かと待っていた。
一方、出場者の控え室では・・・

???「やはり、こういう場所は・・・苦手だ。」
???「大丈夫だよ。お姉ちゃん。」
???「そうだ。自信を持て。お前ならできる。ひより。」

控え室の前には3人の男女が話していた。
この3人は天道総司、天道樹花、日下部ひよりで、一応、兄妹である。
この3人の関係はけっこう複雑なので詳細は省く。
今回の大会にひよりが出場するので、2人が応援に来ていた。

スタッフ「それでは、お時間ですのでステージの方へお願いします。」
ひより「・・・行ってくる。」
樹花「頑張ってねー♪」
総司「ひより・・・。いつものお前の料理を出せばいいんだ。」
ひより「・・・うん。」

さて、ステージでは司会者が喋っていた。
司会者「さぁ、料理大会の始まりです。まずは、今大会の審査員の方々を
 ご紹介しましょう。警視庁警視総監・加賀美陸様。」
加賀美陸「どうも。」
新「あっ!親父。」
良太郎「警視総監、来てたんだ。」

ひよりが出場すると聞いたので加賀美新と野上良太郎も会場に来ていた。
因みにモモタロス達イマジンはお留守番である。


デンライナー・内部***


モモタロス「俺も料理大会に行きてぇぇぇええ!」
コハナ「五月蝿い。」

ゴン!

モモタロス「痛ぇぇええ!」

それは、さておき・・・

353

再び、恐竜や本社・エントランスホール***


司会者「『恐竜や』社長のヤツデンワニ様。」
ヤツデンワニ「やっほー!」
ケン「へぇ、あれが社長なんだ。」
ラン「異星人?」
レツ「なんでも、トリノイドっていう種族らしい。」

「恐竜や」で料理大会があると聞いたので、久津ケンは同じゲキレンジャーの
メンバーである宇崎ランと深見レツを連れて来た。

鈴雄「あれっ?、ケンさんですか?」
ケン「おっ!、鈴雄じゃねぇか。お前も来ていたのか?」
鈴雄「はい、妹の小鈴や僕の住んでいるアパートの皆さんと・・・。」
小鈴「お兄ちゃーん。あっ、ケンさん!」
ケン「よっ!、久しぶり。」
レツ「ケン、この2人は?。」
ケン「俺が前に不良に絡まれている所を助けたのさ。」

さて、ステージの方では・・・
司会者「最後に、伝説の料理人、じいやさんです。」
じいや「お恥ずかしい。どうも。」
総司「おお、あの御方が審査員か・・・。」

天道総司は尊敬する料理人が審査員として、出ていることに感動した。
天道という男――年配や目上の人間に対しても、
滅多に他人に敬意を払うことはないが
このじいやと呼ばれる老人だけは例外のようである。

月乃「この席に黒柳さんがいらっしゃらないのが残念ですわ」
陸「黒柳さんとは?」
月乃「かつての我が社の社員でいらして、
 優れた味覚の持ち主ですわ。今は旅に出てらして
 行方知れずなのですが、この場にいらっしゃれば
 きっと場をもっと盛り上げてくださったでしょうに・・・」
陸「ほう、一度会ってみたい人間だな」

354 司会者「続いて、出場者の紹介です。エントリー#1番・デネブさん。」
デネブ「どうも、よろしくお願いします。」

出てきたのは、エプロンを掛けた大きな体をした黒尽くめの男だった。

良太郎「デネブ来ていたんだ・・・。」
侑斗「ああ、自分の料理を食べてもらいたいんだとさ。」
良太郎「――何時の間に?。」
新「――誰?。」

さて、良太郎が新に侑斗を紹介している間、出場者は紹介されていき、
ひよりの番になった。

司会者「エントリー#25番、日下部ひよりさん」
ひより「どうも・・・。」
総司「ひより・・・。」
司会者「さて、これからルールの説明を・・・。」

???「待てぃ!」

司会者が説明をする時に、入り口から大きな声がした。
声を上げたのは、ハイネスデュークオルグのラセツだった。

一般人A「ば、化け物だぁぁ。」
一般人B「に,逃げろぉぉぉ。」

ラセツの後ろにはツエツエ、ヤバイバ、そして、魔笛オルグがいた。

355

ラセツ「「我が名はハイネスデューク・ラセツ。人間達よ、そこをどけぇぇ。」」

その迫力に会場に集まっていた人達はラセツに道を開けた。

陸「その姿は、Gショッカーのオルグか!、一体、何をしに来た。」
ラセツ「「この料理大会に出される料理を食べにきた。」」
ヤバイバ「怒らせない方が身のためだぜぇ。でないと・・・。」

ぴゅ~、ぴゅるるぅぅ~、ぴゅ~♪♪

魔笛オルグが笛を吹くと、会場にいた人達が突然、踊りだした。

新「な、何だ!、これは。」
良太郎「か、体が、勝手に。」
ケン「うわっと!。」
ラン「体が言う事を利かない。」
レツ「あ、あの笛のせいか・・・。」

ツエツエ「止めさせて欲しかったら、ラセツ様にお食事を用意を!」

陸「わ、分かった。用意させるから、止めるんだ。」

ラセツ(男声)「よし。魔笛オルグよ、演奏を止めよ。」
魔笛オルグ「了解しました。」

魔笛オルグが笛を止めると、踊りが止まった。

ラセツ「「さぁ、人間達よ。食事を用意だ。だが、不味い料理を出せば・・・。」」

それを聞いた出場者の料理人達は体が震えていた。

総司「まて、料理は俺が作ろう。」
ラセツ「何?。」
新「……(天道・・・。)」

天道総司はラセツの前に進んで、自らが料理をすると言い出した。

総司「俺が料理をする代わりに、俺以外の人間は全てこの場から避難させてもらおう。」
ツエツエ「ラセツ様に条件など・・・、死にたいの?」
ラセツ(男声)「待て!」

条件を出した天道総司にツエツエが杖を向けたが、ラセツが止めた。

ツエツエ「ラセツ様・・・。」
ラセツ(男声)「我に条件か・・・面白い。その条件を呑もう。
 ただし、人質としてこの娘は預かる!」
月乃「きゃあっっ!!」

近くにいた月乃を人質に取るラセツ。

総司「分かった。だが、俺の料理が美味かったら、人質は解放してもらうぞ。」
ラセツ「「我が舌にかけて誓おう。」」

356

ラセツの為の席が用意され、会場に来ていた人達は避難された。

良太郎「どうします。加賀美さん。」
新「天道なら大丈夫だが、親父達が心配だ。いざとなったら、変身しよう。」
良太郎「分かりました。」
侑斗「俺も、協力しよう。」
ケン「あれー、あの時のお巡りさん。」

新達が話していると、そこへケン、ラン、レツに鈴雄、小鈴がやって来た。

新「君は・・・あの時の。そうだっ!、君は変身できたね。
 俺達に協力してくれないか?」
レツ「人質を助けるのですね。」
ラン「協力します。」
ケン「あれ、鈴雄達はどこ行った?。」

一方、中では、天道総司は料理を始めていた。
それから15分後・・・

ラセツ(男声)「料理はまだ、できぬのかぁぁぁあああ!。」
総司「安心しろ、今、出来上がった。」

ラセツの前に出されたのは、ご飯に豆腐の味噌汁、焼き魚という
定食の定番メニューであった。

ラセツ「「ふざけているのかぁぁ、美味そうな料理は無いのか。」
総司「食べてみなければ、分からないだろう。いいから、食べてみろ。」

天道総司の気迫にしぶしぶ食べてみたラセツは言葉を失った。

ツエツエ「ら、ラセツ様?」
ラセツ「「な、何という美味さだ。たかが、ご飯に・・・味噌汁に・・・
 焼き魚がこれほど美味いとは・・・。心が・・・心がまるで、清流のようだ。」」

まさに、天まで昇る気分になったラセツだった。

357

ラセツ「「決めた。お前を我の専属の料理人とする。」」
ツエツエ&ヤバイバ「「えっ!。」」

陸「何っ?。」
ヤツデンワニ「嘘っ!?。」
じいや「……(天道君なら、当然か・・・。)」

ラセツの一言にその場の殆どが驚いた。だが、天道総司は・・・

総司「断る。俺の料理は、お前だけのものではない。」
ラセツ「くっ。ならば、魔笛オルグ。」

ラセツが魔笛オルグに命じたと同時に、天道総司は素早く動き出し、
魔笛オルグが笛を吹く前に、懐へと入って眼を攻撃した。

魔笛オルグ「い、痛ぁぁぁあ!。」

そして、すかさずライダーベルトを腰に取り付けて、
異次元からカブトゼクターを呼び寄せた。

総司「――変身!!」

天道総司の周りが装甲で覆われていった。
そして、仮面ライダーカブト・マスクドフォームへと変身した。さらに・・・

カブト「キャストオフ!!」
カブトゼクター「キャストオフ!!」

カブトのマスクドアーマーが弾けとんだ。

カブトゼクター「Change Beetle!!」
カブト「さぁ、ここからが本番だ。」

358

新「天道が変身した!、俺たちも行くぞ!。」

カブトに変身した天道総司を見て、新達は中へ突入した。

ラセツ「「ムッ!」」

新、良太郎、侑斗はベルトと腰に着けて、それぞれガタックゼクターと
ライダーパスとゼロノスカードを取り出し、ラン、レツはゲキチェンジャーを
構え、ケンはサイブレードを取り出した。

新&良太郎&侑斗「「「変身」」」
ラン&レツ「「たぎれ、獣の力!」
ケン「研ぎ澄ませ、獣の刃!」
モモタロス「おっ、俺の出番だ!。」

変身が終わると・・・そこには、6人の戦士がいた。

ガタック「良し。」
電王ソードフォーム「俺、参上!。」
ゼロノス「最初に言っておく、俺は、かーなーり強い。」
ゲキイエロー「日々是精進、心を磨く“オネスト・ハート” ゲキイエロー !。」
ゲキブルー「技が彩る大輪の花“ファンタスティック・テクニック”ゲキブルー!。」
ゲキチョッパー「才を磨いて、己の未来を切り開く “アメイジング・アビリティ” ゲキチョッパー !。」
カブト「ふむ、ならば俺も。俺の名は天道総司。天の道を行き、総てを司る男だ。」

ラセツ「「ぬぅぅ、仮面ライダーにスーパー戦隊だとぉぉ!、オルゲット。」」
オルゲットたち「オルゲットォォ――!!」

ラセツの呼び声にオルゲットがエントランスに現れた。

ヤツデンワニ「だぁぁ、何時の間に?!。」
陸「さぁ、早くこちらへ!」
月乃「は、はい。」

陸が隙を突いて人質となっていた月乃を救出し、
さっと舞台から降り去る。

ラセツ(女声)「人質を逃すなぁぁぁ。」
オルゲット「オルゲットォォ!!」

ゲキイエロー「そうはさせないわ。ゲキハンマー。ゲキワザ・流星弾!。」

ゲキイエオーはゲキハンマーを取り出して迫り来る敵を吹き飛ばし、
陸たちは月乃を連れ、無事脱出に成功した。

359

ゲキチョッパー「ゲキワザ・捻捻弾。」
ゲキブルー「ゲキワザ・転転弾。」

ゲキチョッパーのサイブレードフィンガーから激気弾が発射され、
ゲキブルーのゲキジャガーが高速回転をして、敵を倒していった。

電王ソードフォーム「俺は最初から最後までクライマックスだぜ。」
ゼロノス「うぉぉぉりゃぁぁぁ!」
デネブ「侑斗、俺も手伝うぞ!」

電王とゼロノスの怒涛の連続攻撃とデネブの指鉄砲によって、オルゲットは
どんどん倒されていった。そして、ついに残りはラセツ、ヤバイバ、ツエツエ、
魔笛オルグだけとなった。

ツエツエ「魔笛オルグ、笛を吹きなさい。」
魔笛オルグ「りょ、了解。」

カブト「そうはいかん、クロックアップ。」
カブトゼクター「クロックアップ。」

カブトは高速で動き、魔笛オルグの前に現れた。

カブト「ライダーキック。」

カブトはスイッチ・フルスロットルを「1, 2, 3」の順に押した後、
ゼクターホーンを一旦マスクドフォーム時の位置に戻した。

カブトゼクター「Rider Kick」
魔笛オルグ「ぎゃぁぁぁあああ!!」

カブトの必殺技、ライダーキックが炸裂した。

360

ヤバイバ「これは、ちょっとヤバイバ。」
ラセツ(男声)「ツエツエ!」
ツエツエ「はい、「オルグシードよ、
消えゆかんとする邪悪に再び巨大な力を!
鬼は内!福は外!」

ツエツエが杖からオルグシードを蒔いて、
呪文を唱えると蔓草が伸びて、巨大な魔笛オルグが現れた。

ゲキチョッパー「こっからは、俺の出番だぜ。」

ゲキチョッパーは操獣刀を取り出して、獣拳神サイダインを呼び出した。

ゲキチョッパー「獣拳変形・サイダイオー!」

サイダインの腰が回転して、脚となり、前足は腕、顔は刀、そして、顔が
現れ、獣拳巨神サイダイオーとなった。

ゲキチョッパー「よっしゃー、さっさと決めるぜ!。ゲキワザ、大大砕大斬!」

サイダイオーの砕大剣で、魔笛オルグの体に大の字を描くように連続で
敵を斬った。

魔笛オルグ「今回の出番はこれだけかよー。」

そして、魔笛オルグは倒された。
一方、地上のほうではゲキチョッパー以外のメンバーは残ったオルグ。

ゲキブルー「待てぇぇ!」
ヤバイバ「しつけぇぞ。」
ツエツエ「こっちです。ラセツ様」
ラセツ(男声)「このラセツが追われるとは・・・不覚。」

そんなラセツ達の前に現れたヒーローがいた。

ドッコイダー「なぁ~~~ッはっはっは!
 皆の楽しみである料理大会を自分だけの物にしようとは言語道断!
 株式会社オタンコナス社製造超特殊汎用パワードスーツ・
 ドッコイダー。遅れたけど、ここに参上!」
ラセツ「邪魔だぁぁあああ!。」
ドッコイダー「あらぁぁぁ。」

せっかく登場したけど、ドッコイダーは足止めならず、ラセツ達を取り逃がしてしまった。

361

○加賀美陸→恐竜や主催の料理大会の審査委員長に呼ばれる。
○岬祐月→恐竜やと料理大会を企画。
○じいや→恐竜や主催の料理大会の審査員に呼ばれる。
○天道総司→恐竜や主催の料理大会に出場するひよりを応援しにきたが、
 襲ってきたオルグからひより達を守る為、ラセツに料理を作る。
○天道樹花→恐竜や主催の料理大会に出場するひよりを応援しにきた。
○日下部ひより→恐竜や主催の料理大会に出場する。
○加賀美新→恐竜や主催の料理大会に出場するひよりの応援にきたが、
 ガタックに変身して、オルグと戦う。
○野上良太郎→新に同行して、電王に変身してオルグと戦う。
○モモタロス→電王ソードフォームとなり、オルグと戦う。
○桜井侑斗→恐竜や主催の料理大会に出場するデネブの応援にきて、
 ゼロノスに変身して、オルグと戦う。
○デネブ→恐竜や主催の料理大会に出場するが、オルグと戦う。
○ヤツデンワニ→料理大会を主催する。
○杉下竜之介→料理大会を企画。
○梓川月乃→恐竜や主催の料理大会に来賓として出席するが、
 襲ってきたオルグに人質に取られる。黒柳の事にも言及。
○久津ケン→恐竜や主催の料理大会を見にきたが、
 ゲキチョッパーに変身して、オルグと戦う。
○宇崎ラン→恐竜や主催の料理大会を見にきたが、
 ゲキブルーに変身して、オルグと戦う。
○深見レツ→恐竜や主催の料理大会を見にきたが、
 ゲキイエローに変身して、オルグと戦う。
○桜咲鈴雄→恐竜や主催の料理大会を見にきたが、
 ドッコイダーとなるも、逃げるラセツに無視される。
○桜咲小鈴→恐竜や主催の料理大会を見にきた。
●ラセツ→美味い料理を食べるため、恐竜や主催の料理大会を襲撃。
 天道総司の料理に感動し、専属料理人にスカウトするが断られる。
●ツエツエ→恐竜や主催の料理大会を襲撃。魔笛オルグを巨大化させる。
●ヤバイバ→ラセツに料理大会のチラシを持ってくる。
●魔笛オルグ→大会に来ていた人々を躍らせた後、カブトにライダーキックで
 蹴られ、巨大化した後、サイダイオーに倒される。

362

【今回の新登場】
○岬祐月(仮面ライダーカブト)
 元ZECTのメンバー。現在は「ディスカビルコーポレーション」を設立し、
 その代表取締役に就任。“剣の愛したじいやの味”をコンセプトとしたレストラン
 経営を行いながら、神代家再興のために力を注ぐ。

○じいや(仮面ライダーカブト)
 姓名不詳。65歳。神代家に仕える執事。本当は神代剣の正体を知りながらも
 彼を1人の人間として接し、彼の身の回りの世話を1人でこなしていた。
 料理の腕前は超一流で、かつて唯一出版した料理の本は、
 天道が教本とし文字通り肌身離さず持ち歩くほど。そこから天道に師匠と
 尊敬されている。双子の弟がいる。

○天道総司=仮面ライダーカブト(仮面ライダーカブト)
 仮面ライダーカブトに変身する青年。自らを「天の道を往き、総てを司る男」と称し、
 常に冷静沈着・傲岸不遜な性格で、自分が世界で1番偉いと本気で思っているが、
 妹には常に優しく接し、仲間や弱者は傲岸な態度ながらも助ける。
 祖母を尊敬しており、料理はプロ並み。

○日下部ひより=シシーラワーム (仮面ライダーカブト)
 「la Salle」のコック。18年前、実は、天道総司の妹で、当時まだ胎児だった
 オリジナルのひよりを身ごもっていた母親が夫と共に2体のネイティブに
 よって殺害、擬態され生まれたネイティブが“日下部ひより”として
 育てられていた。変身しても、人間に対する悪意や破壊本能は無い。

○天道樹花(仮面ライダーカブト)
 天道が祖母に引き取られてから誕生した義理の妹。明るく活発な性格。
 バトミントン部に所属している。兄を誰よりも尊敬している。

○桜井侑斗=仮面ライダーゼロノス(仮面ライダー電王)
 野上良太郎の姉の婚約者だが、19歳の時の少年。現代の桜井がデネブと
 「過去の自分とともにイマジンと戦う」と契約し彼にゼロノスカードを授けたこと、
 彼の使命は本当の分岐点の鍵である愛理をイマジンから守ることであった。
 良太郎とは親友の間柄。仮面ライダーゼロノスアルタイルフォームに変身する。
 決め台詞は「最初に言っておく、俺はかーなーり強い。」シイタケとコーヒーが苦手。

363

○デネブ=仮面ライダーゼロノズベガフォーム(仮面ライダー電王)
 侑斗と行動を共にするイマジン。名前の由来ははくちょう座のデネブで、
 その姿は武蔵坊弁慶からカラスのイメージが具現化されたもの。
 家事好きで、穏やかで優しく律儀。「デネブキャンディ」という
 手作りキャンディを配りながら他人の理解を得ようとする他、
 仮面ライダーゼロノスベガフォームに変身する。

○ヤツデンワニ(爆竜戦隊アバレンジャー)
 エヴォリアンのトリノイド第12号(ヤツデと電話とワニの合成)。
 仲代壬琴=アバレキラーに捕まってお手伝いさんにされるなど散々な目にあっている。
 その後も仲代に対し反逆の機会を伺っていたが、終盤に改心する頃には
 仲代に対して主従の絆に目覚めていた。頭部にある電話は、どこにでも
 かけたいところにコールすることが出来る便利機能が搭載されている。
 基本的に悪い奴ではないらしく、結局「恐竜や」を気に入って住み着き、
 看板(?)トリノイドとして働くことに。後に「恐竜や」の社長となる。

○杉下竜之介(爆竜戦隊アバレンジャー)
 紫蘇町にある喫茶店「恐竜や」の元マスター。自分の店をアバレンジャー
 の拠点として提供。謎の多い人物。その後、ヤツデンワニに大企業となった
 「恐竜や」の社長の座を奪われ(しかしそれを不満に思っている
 様子は本人にはない)、社長秘書となっている。

○宇崎ラン=ゲキイエロー(獣拳戦隊ゲキレンジャー)
 強き正義の「心」の持ち主で激獣チーター拳の使い手。ゲキイエローに変身する。
 曲がったことを嫌う真面目でストレートで男勝りな性格。食事は中華料理を好む。

○深見レツ=ゲキブルー(獣拳戦隊ゲキレンジャー)
 優れた「技」の持ち主で激獣ジャガー拳の使い手。ゲキブルーに変身する。
 あらゆる格闘技に精通する理論派で、常に新しい技を追い求めている。
 趣味は絵を描くこと。食事は好きなものは後で食べるタイプ。

○梓川月乃(焼きたて!!ジャぱん)
 大手ベーカリーチェーン「パンタジア」の若きオーナー。
 創業者の梓川貞尚の孫娘。8歳の頃にパンタジア新人戦で
 三位入賞を果たす程の腕前を持つパン職人でもある。

364

●ラセツ(百獣戦隊ガオレンジャー)
 邪悪な鬼オルグ一族の最高幹部ハイネスデュークオルグで、
 巨大な口を持つ青鬼。頭部と胴部に二つの人格を持っており、
 頭部の口は女声、胴部の口は男声で喋る。何でも喰らい文明を滅亡させようとする。
 巨大なナイフとフォークが武器。

●ツエツエ(百獣戦隊ガオレンジャー)
 ヤバイバと共に行動するデュークオルグ。オルグの巫女で、
 杖からオルグシードを出して、倒されたオルグを復活&巨大化させる。

●ヤバイバ(百獣戦隊ガオレンジャー)
 ひょうきんな性格のピエロのデュークオルグ。ツエツエと共に行動する。
 2本のナイフが武器。ピンチになると出る「これはヤバイバ~!」、「こいつはヤバイバ~!」が口癖。

●魔笛オルグ(百獣戦隊ガオレンジャー)
 笛を吹き、その音色を聞いた人間を踊らせることのできるオルグ。

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最終更新:2020年11月08日 15:53

*1 (((((( ;゚Д゚