本編499-5~10

『絆は種族を超えて…』-6

 作者・ユガミ博士

499-5

魔界・某所***


魔界のとある場所。デーモン族の妖獣サイコジェニーによって、操られた
悪魔くんこと埋もれ木真吾少年は、その手足を鎖で繋がれて気を失っていた。

真吾「う...う~ん」
???「気が付いたかい。“悪魔くん”」
真吾「だ...誰だ!?」

真吾少年が目を覚ますと、目の前には頭部に鳥の翼が生えた
女の怪物、デーモン族の妖獣シレーヌがいた。

シレーヌ「私はデーモン族の妖獣シレーヌ...悪魔くん、貴様には
 その力で我らの救世主となり、この世をデーモン...悪魔が支配する
 世界に変えるのだ!」
真吾「何だとっ!僕は人も悪魔も仲良く手を取り合う世界を目指しているんだ...
人間を支配しようとするお前達なんかに手を貸すもんかっ!!」

シレーヌは真吾少年にデーモン族の救世主になれと迫るが、人と悪魔が
平和に共存する世界を目指す真吾少年にとって、支配を目的としている
シレーヌの言い分は許せる事ではなく、拒絶する。

シレーヌ「フフフ...いつまでそう言っていられるかな?」
????「よくやったぞ!ミレーヌ...」
真吾「こ...このパワーは?!」
シレーヌ「おお...悪魔将軍かっ!」

そこに黒い影―悪魔将軍がシレーヌと悪魔くんの前に現れる。
十二使徒や見えない学校を吸収した事で、悪魔将軍から強大な
エネルギーを発しており、真吾少年は畏怖を感じる。

シレーヌ「計画通り、悪魔くんを連れて来たぞ。この少年ならば、
 統率する“頭脳”として申し分ないだろう...」
悪魔将軍「うむ...見えない学校、十二使徒を取り込み、そして
 悪魔くんを取り込めば、我が力は完全な物となる!」
真吾「―ッ!見えない学校の皆に何をした!!」
悪魔将軍「お前の仲間は私の糧として、吸収させてもらった...。
 貴様も私の一部となり、その力を有効に使わせてもらおう。
 それに...ソロモンの笛もここにあるしな...」
真吾「ソロモンの笛まで―ッ!」

悪魔将軍は真吾少年に見えない学校と十二使徒を取り込んだ事を話し、
手に入れたソロモンの笛も見せる。仲間とソロモンの笛が敵の手に
堕ちた事に真吾少年はショックを受ける。

氷村「ヒムラー、ここに帰還しました。悪魔将軍」
悪魔将軍「ヒムラーか...して、デビルマンは?」
氷村「予想通り、こちらの提案を聞き入れませんでしたよ。牧村美樹が
 こちらの手にある以上、かならず此処にやって来るでしょう」

悪魔将軍達の前に、氷村と気を失っている美樹を担いできたヘンゲが
現れる。氷村は悪魔将軍にデビルマンの事を報告する。

悪魔将軍「フハハハハッ!デーモン族に戻らないのであれば、
 約束通りデビルマンは我が肉体の一部になってもらおう。
 そして世界を悪魔の支配する世に変えるのだ!」

実は悪魔将軍はデーモン族の魔王ゼノンとの間で、もしデビルマンが
デーモン族に戻らないのであれば、その肉体を貰い受けるという
約束を決めていた。

????「悪魔の支配する世か...。その時は我ら妖怪帝国の
 協力があった事を忘れるでないぞ」
悪魔将軍「ムッ―ぬらりひょんか。無論、妖怪帝国の協力には感謝する。
 共にこの世を支配しようぞ!フーハハハハハッ!!」
真吾「...(うぅ・・・僕はどうすれば...)」

さらに、その場に日本妖怪の総大将と呼ばれる妖怪ぬらりひょんが
姿を現す。そして真吾少年はこのまま悪魔将軍に取り込まれてしまうのか!?



499-6

魔界・某所近辺***


一方、悪魔将軍達や真吾少年がいる某所の近辺に近づく者がいた。

デミトリ「魔界に妙な気配がすると思えば...ここらでは見かけない
 連中がいる様だな」
モリガン「確か、デーモン族っていうヒマラヤに住む悪魔じゃなかったかしら?
 よく見たら、日本にいる妖怪もいる様ね...そんなに強くなさそうだけど」

近づいてきたのは、魔界の覇権を狙う吸血鬼、デミトリ・マキシモフと
魔界の三大貴族アーンスランド家の当主であるサキュバス、モリガン・アーンスランドだった。
2人は、ある気配を感じ取り、この場に訪れたのであった。

???「ムッ―?お前達も来たのか」
デミトリ「貴様は...」
モリガン「あらぁ?飛影じゃない」

デミトリとモリガンの所に現れたのは、黒い服装をした小柄な少年、
かつて盗賊として幽助と戦い、以後協力者として幽助と共に戦った
(本人は嫌がるかもしれないが)仲間の飛影だった。2人と面識が
ある飛影だが、彼もまた気配を感じて様子を見に来たのである。

デーモン族A「何だ貴様らは?」
低級妖怪A「ここから先は立ち入り禁止だぞ!」

デミトリ達に気が付いたデーモン族や低級妖怪が集まってきて
敵意を向ける。

モリガン「集まって来たけど、どうする?」
デミトリ「私に敵意を向けるか...身の程という物を教えてやるとしよう」
飛影「その意見には、俺も同感だ。こいつら程度では、直に終わると思うがな」
モリガン「...あなた達って本当に声が似ているわね。まっ、退屈しのぎに
 軽く運動するとしましょう♪」

集まって来たデーモン族や低級妖怪はデミトリ、モリガン、飛影は
一斉に襲い掛かるが、元々デミトリ達の方が能力が高いので、
瞬時に反撃をする。

デーモン族A「我らの同胞が一瞬でやられただと・・・・!?」
低級妖怪A「ヒェェェ~、こいつらレベルが違いすぎる!」
デーモン族B「応援だ!応援を呼べぇ!」

デミトリ達の実力を知り、恐怖したデーモン族と低級妖怪達は
応援を呼び、次々と他のデーモン族や妖怪達が現れる。

飛影「チィッ...次から次へと雑魚共が...」
モリガン「こう同じようなのが相手だと、飽きてくるわね」
????「だったら、俺が相手をしてやる...」

デーモン族や低級妖怪と共に現れたのは、ライオンの頭と腕、
鷲の脚、背中には鳥の翼とサソリの尾と、蛇の部位を持った
キメラの様な異形の怪物が現れる。

パズズ「俺の名はパズズ!デーモン族きっての勇者なり!」
デミトリ「ほう...多少は骨がありそうだな」
飛影「行かせてもらうぞ!」

パズズを名乗るデーモン族に、飛影達が攻撃。だが他のデーモン族や
低級妖怪とは違い、確かに強く攻撃も避けていく。

モリガン「あら、やるじゃない!」
デミトリ「少しは面白くなってきたようだな」

499-7

デミトリ達がパズズと戦っていると見えない学校の作りだした穴を
通って、鬼太郎達がやって来る。

鬼太郎「...ここが見えない学校が呼んでいる場所なのか?」
猫娘「見て!誰かが戦っているわ」
百目「行ってみるモン!」

デミトリ達が戦っている事に気付いた鬼太郎達は、デミトリ達に近づく。

シーサー「戦っているのは、もしかして西洋妖怪ですか?」
一反「何で西洋妖怪同士が戦っているばってん?」
デミトリ「誰だ!私を西洋妖怪等と呼ぶのは...」

戦っているデミトリ達とデーモン族を見て、シーサーや一反木綿は
西洋妖怪同士が戦っていると勘違いする。西洋妖怪という呼ばれ方が
気に入らなかったデミトリは、鬼太郎達に目を向ける。

目玉おやじ「ややっ!そこの少年は、確か盗賊として指名手配されていた
 という飛影ではないのか?お主も何故ここに?」
飛影「その喋る目玉に...服装...貴様が噂に聞く鬼太郎とかいう
 幽霊族の生き残りか」
モリガン「鬼太郎って、あの有名な坊やね...こんな場所で会うなんて
 奇遇ね」
猫娘「う...何か美人な悪魔がいる(汗」

目玉おやじは飛影に気が付き、同じく飛影も鬼太郎に気が付く。
有名な鬼太郎に出会い、モリガンはマイペースに挨拶するが、
プロポーションが抜群のモリガンに、猫娘は鬼太郎がまたデレデレ
するのではないかと危惧して警戒した。

モリガン「ゆっくりお喋りしたい所だけど、今お取込み中なのよ」
鬼太郎「...確かに。事情は後で聞いた方がよさそうですね。父さん」
目玉おやじ「うむ。まずはこの場を何とかするのが先決じゃ!」
パズズ「...話は済んだか?行くぞぉぉ!!」

まずは事態を解決する為、鬼太郎達も戦う事になる。その間も
デーモン族や妖怪達が続々と現れた。

猫娘「きしゃぁぁぁ!」
一反「締め付けるバイ」
シーサー「そりゃぁ!」
百目「ンーーーポーン!」
幽子「照魔境!」

現れた敵を猫娘やシーサーが引っ掻き、一反木綿は
相手を締め付き、百目は目玉を飛ばして、幽子は照魔境による
反射攻撃をしていく。

鬼太郎「髪の毛ばり!!」
パズズ「ぬ...効かぬわぁ!!」
飛影「てりゃぁぁ!」
デミトリ「デモンクレイドル!!」
パズズ「ぬぅぅ!」
モリガン「シャドウブレイド!」
パズズ「がぁぁぁ!」

猫娘達が現れたデーモン族や妖怪を相手にする中、鬼太郎、
デミトリ、飛影、モリガンは、各々の技を繰り出し、パズズを
追い詰める。そしてパズズは翼をもがれ地に伏せてしまう。

飛影「とどめだ。邪王炎殺煉獄焦!」
デミトリ「カオスフレアァ!」
パズズ「ぐわぁぁぁ!!」

地に伏せたパズズは、飛影の邪王炎殺拳の一つで拳に炎を纏わせ
連続で殴打する「邪王炎殺煉獄焦」と、デミトリの拳から炎を放つ
「カオスフレア」を受け、消滅した。それと同時に猫娘達もデーモン族と
妖怪達を蹴散らし、戦闘が終了する。



499-8

モリガン「...ふ~ん。今そんな事になっているんだ」

戦闘が終わり、鬼太郎達は自分達が悪魔くんの救出と
見えない学校に起きた異変を調査しに来た事を話す。

モリガン「退屈していた事だし、面白そうだから私達も付いていくわ♪」
鬼太郎「えっ!?」
デミトリ「私達だと...」
飛影「おい、それは俺も含まれているのか?」
モリガン「もう、別にいいでしょう?最近は死んだ悪魔や妖怪とか
 黄泉還っているし、このままだとライバルが増えちゃうわよ」
デミトリ「ムゥ...」

鬼太郎達の話を聞き、モリガンはデミトリや飛影を巻き込んで
鬼太郎達に協力を申し出る。デミトリや飛影は乗り気ではなかったが、
モリガンが言う様に、黄泉還り現象により死んだ悪魔や妖怪が
復活し、魔界の覇権を狙う者が多く、魔王の座を狙うデミトリに
とっては、あまりよろしくない事だった。

モリガン「じゃ、そういう事で良いわね?これからよろしく鬼太郎ちゃん♪」
猫娘「ニャッ!!」
鬼太郎「ちょ、ちょっと、近いですよ!モリガンさん」
一反「目のやり場に困るバイ」
幽子「は...恥ずかしい(///)」
豆幽霊「ゆ~こちゃん、はずかしくって顔が赤くなってる~」
飛影「...大丈夫なのか、この連中は」

モリガンが鬼太郎に抱きついたので、猫娘はビックリし、一反木綿や
幽子は顔が赤くなり、手で顔を隠してしまう。そして鬼太郎達は
先へ進むのであった。

ゲゲゲの森・妖怪横丁***


砂かけ「夜行さん!鬼太郎達を追いかける為にも、魔界へ行く装置を頼む!」
夜行「う~む...儂も鬼太郎を追いかけるのに協力したいが、その為の
 部品を今、切らしておってなあ...造ろうにも時間がかかるぞ」
子泣き「それでは、鬼太郎達の元に間に合わぬではないか」

砂かけ達は妖怪横丁一の発明家である妖怪“夜行さん”に鬼太郎達を
追いかける為、魔界へ行く装置を造るように頼んだのだが、どうやら
造るのに必要な部品を今手元にないらしく、どうするか難儀していた。

ブロロォ‐‐‐

ぬりかべ「...車の音?」
夢子「あら?何かが近づいているわ」
子泣き「あれは何じゃ?」

その時、車の音が聞こえ、一同は音の方を見る。そして大きな
車両が横丁に近づいていた。そして車両から数人の人間が
降りてくる。

零児「ゲゲゲの鬼太郎を追って、魔界へ向かったつもりだが...
 ここは何処だ?」
小牟「ムッ!あの看板...もしや鬼太郎が住んでいるという
 ゲゲゲの森の妖怪横丁か?」

降りてきたのは森羅の零児と小牟で、横丁に来た大型車両は
龍亀一號だった。鬼太郎の援軍として、六本木から魔界へ向かった
零児達は、その途中で妖怪横丁に迷い込んでしまったのであった。

砂かけ「お前さん達は何者じゃ?見た所、只の人間では無いようじゃが...」
零児「ここに住む妖怪か?俺達は‐‐‐」

妖怪横丁に現れた零児達を、砂かけ達は不審に思いながら何者か尋ねる。
零児は砂かけ達に、自分達が閻魔大王によって集められた鬼太郎の増援で
ある事を説明する。

砂かけ「...なるほど。閻魔大王様が」
夜行「ちょうどいい。本来なら儂の開発した装置で魔界へ向かう予定じゃったが、
 完成に時間がかかる。済まぬが、砂かけ達を鬼太郎の元へ送ってはくれぬか?」
零児「彼らをか?」

零児達の説明を聞いて、夜行は装置の開発に時間が掛かる為、
砂かけ達を零児達に同行させる事を提案する。

裏嶋「...私は構わないわよ。この龍亀一號は50名の隊員を
 収容できる大型車両だもの。ラックラクにね...妖怪の1人や2人、
 乗せても平気よ」
零児「戦力が増える事に越した事は無い。こちらとしても助かる」
砂かけ「よろしく頼む」

零児達は夜行の提案を受け入れ、龍亀一號に砂かけ達鬼太郎の
仲間を同行させる事に決める。



499-9

ねずみ男「...おーい、家の修理終わったぞ~。ったく、俺様が
 何でこんな事を...ん?誰だ、こいつら...ムッヒョォ~!
 すっごい美人のお姉さま♥♥」
幽助「誰だ?このボロ雑巾みたいな奴、ていうか、クサッ!」

ゲゲゲハウスの修理を終えたねずみ男が、砂かけ達のいる所へ
顔を出すが、裏嶋博士の美貌に目がハートマークになり、
鼻の下を伸ばす。ねずみ男の臭いに思わず幽助は鼻をつまむ。
そしてねずみ男も零児達の説明を聞く。

ねずみ男「なるほど、なるほど。よぉ~し、このビビビのねずみ男様も
 裏嶋お姉さまの為...もとい、親友である鬼太郎の為に悪魔くんの
 救出に向かうぜ!」
子泣き「別にお前さんの助けは必要としないのじゃがなぁ...」
砂かけ「...まっ、何かの役には立つじゃろう」

下心が見え見えだが、ねずみ男の同行を子泣きや砂かけは
渋々認める。

夢子「あの...」
小牟「ん?お主は一般人か?何故、こんば場所におるんじゃ?」
夢子「天童夢子と言います。鬼太郎さんのお友達です」

夢子は零児達に声を掛け、自分と鬼太郎の関係を話す。

夢子「鬼太郎さん達の事を、よろしくお願いします」
零児「ああ、任せてくれ」

夢子から鬼太郎達の事を託され、零児は砂かけ、子泣き、ぬりかべ、
夜行、そしてねずみ男を引き連れ、魔界へと向かうのであった。



499-10

◯埋もれ木真吾→デーモン族に捕まり、悪魔将軍に取り込まれようとしている。
◯百目→魔界に来て、デーモン族や妖怪を相手に戦う。
◯幽子→魔界に来て、デーモン族や妖怪を相手に戦う。
◯鬼太郎→魔界に来て、デーモン族や妖怪を相手に戦う。
◯目玉おやじ→鬼太郎達と共に魔界に来る。
◯猫娘→魔界に来て、デーモン族や妖怪を相手に戦う。
◯一反木綿→魔界に来て、デーモン族や妖怪を相手に戦う。
◯シーサー→魔界に来て、デーモン族や妖怪を相手に戦う。
◯砂かけばばあ→零児達に同行して、魔界へ向かう。
◯子泣きじじい→零児達に同行して、魔界へ向かう。
◯ぬりかべ→零児達に同行して、魔界へ向かう。
◯夜行→魔界へ行く装置の開発に時間がかかる為、零児達に
  同行して魔界へ向かう事を提案する。
◯ねずみ男→ゲゲゲハウスの修理を終え、砂かけ達に合流。
   裏嶋の美貌に惚れ、零児達に同行して、魔界へ向かう事を決める。
◯夢子→零児達に鬼太郎達の事を託す。
◯有栖零児→妖怪横丁に迷い込み、砂かけ達の同行を認める。
◯裏嶋千鶴→妖怪横丁に迷い込み、砂かけ達の同行を認める。
●ぬらりひょん→悪魔将軍達のいる場所に現れる。
◯牧村美樹→氷村巌達に連れられ、魔界に来るが気を失っている。
●シレーヌ→埋もれ木真吾にデーモン族の救世主になるよう迫る。
●氷村巌→牧村美樹を連れてくる。
●ヘンゲ→牧村美樹を連れてくる。
●パズズ→デミトリや鬼太郎達と戦うが、敗北して消滅する。
●悪魔将軍→埋もれ木真吾を取り込もうと迫る。
△デミトリ・マキシモフ→気配を感じて悪魔将軍達がいる場所へやって来て戦闘する。
◯モリガン・アーンスランド→気配を感じて悪魔将軍達がいる場所へやって来て
  戦闘する。鬼太郎達に協力を申し出る。
◯飛影→気配を感じて悪魔将軍達がいる場所へやって来て戦闘する。
◯浦飯幽助→ねずみ男の臭いに鼻をつまむ。

【今回の新登場】
△デミトリ・マキシモフ(ヴァンパイアシリーズ)
 魔界の七大貴族に数えられるマキシモフ家の当主にして魔界の
 覇権を狙う吸血鬼。魔王べりオールとの戦いで人間界に追放され、
 トランシルヴァニア山脈奥深くの古城ゼルツェライヒ城で100年間
 傷ついた身体と失われた魔力の回復を行っていた事で、体から
 オーラを発するようになり、苦手としていた太陽光を遮断できるようになった。

◯モリガン・アーンスランド(ヴァンパイアシリーズ)
 魔界の三大貴族アーンスランド家の当主、魔王ベリオール・アーンスランドの
 養女にして次期当主のサキュバス。ベリオールの死後、魔王の座を得るが、
 本人は「魔王」や魔界の事情に興味が無く、継承権をあっさりと放棄し、
 気ままな生活を送っている。退屈が嫌いで快楽主義や刹那主義な傾向がある。

◯飛影(幽☆遊☆白書)
 氷河の国生まれの妖怪。外見は小柄な少年で、雪菜の双子の兄だが、
 本来女しか生まれない氷女から生まれた忌み子だった為、すぐに捨てられた。
 盗賊として闇の三大秘宝・降魔の剣を盗み出し、幽助と戦うが敗北して逮捕。
 釈放後、幽助の協力者となる。後天的に得た「邪眼」の持ち主で、剣術や
 邪王炎殺拳で戦う。

●妖獣シレーヌ(TV版 デビルマン)
 頭に翼が生えた女性のデーモン族。肌は青黒く、デビルマン同様伸縮自在で
 最大30mまで巨大化が出来る。額の触覚で触れる事で相手の思考が読める他、
 身体を無数の蝶に変えて攻撃する事も出来る。通称「マダム・シレーヌ」
 またデビルマン(アモン)とは嘗て恋仲だったらしく、デビルマンを憎んでいる。

●パズズ(サイボーグ009VSデビルマン)
 ライオンの頭と腕、鷲の脚、背中には鳥の翼とサソリの尾と、
 蛇の部位を持ったキメラの様なデーモン族。デビルマン(アモン)とは
 浅からぬ因縁があったらしい。

◯夜行さん(ゲゲゲの鬼太郎)
 鬼太郎の仲間妖怪で、妖怪発明家の異名を持つひとつ目の髭を蓄えた鬼。
 妖怪横丁に研究所を構えていて、首切れ馬と呼ばれる頭部の無い馬に乗る。

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最終更新:2020年11月08日 16:14