『サムライと轟く鬼』-1
作者 ユガミ博士
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大江戸市・峰さやかの家***
刃「アチ~、なんだよこの暑さ。」
ゲロ左衛門「ゲコ~、この暑さはカエルには堪えるゲコよ。」
ナマコ男「ナマコにもずら~。」
さやか「暑いって言わないの!エアコンが壊れちゃったんだからしょうがないでしょ。」
刃達はエアコンが壊れてしまった事により、夏の暑さにうなだれていた。
武蔵「ふむ、ならば旅行にでも行くか?」
刃「旅行?」
武蔵「昨日、商店街の福引で父島ツアーというのが当たってのぅ。
イサミ達も連れてこれからの戦いに備えて、気分転換となるじゃろう。」
父島とは小笠原諸島にある島の事である。
さやか「父島って事は海よねwwいいんじゃない?」
刃「よ~し、それじゃあそこに行こうぜ!」
刃達はイサミ達しんせん組と一緒に父島へ行く事になった。
甘味処「たちばな」***
勢地郎「そうか、魔化魍がGショッカーに組していたとはねぇ。」
ヒビキ「今は魔化魍が一番活発になる季節ですし、今まで以上に色々な所
で出現するんじゃないかと思うすよ、Gショッカーと一緒に。」
九州から帰ってきたヒビキは「猛士」関東支部の事務局長である立花勢地郎
に九州での出来事を報告していた。
勢地郎「これは私達のような他の退魔を行う組織と連携が必要になってくる
かもねぇ。・・・分かった、報告ご苦労。せっかく帰ってきた所悪いの
だけど、ヘルプを頼んでいいかい?」
勢地郎は報告を聞いて、これからも魔化魍対策に自分達と同じように退魔を
行う組織―森羅や隠流、志波家等と協力する必要があるかもしれないと考えた。
ヒビキ「ヘルプと言いますと?」
勢地郎「うん、実はその影響があるのか分からないけど、小笠原の父島にバケガニ
が出たらしい。」
ヒビキ「バケガニ!?なんで父島なんかに。」
勢地郎「うん、だからトドロキの奴に調査しに行ってもらったんだけどなかなか難航
しているようだから応援に行ってよ。」
ヒビキ「分かりました。京介連れて父島へ行ってきます。」
勢地郎「頼むね。」
バケガニが普段なら出るはずの無い場所に出てきたという事に驚きながらも
ヒビキは父島へ行く事にした。
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○鉄刃→父島へ行く事にする。
○峰さやか→父島へ行く事にする。
○宮本武蔵→福引で父島ツアーが当たり、父島へ行く事になる。
○ゲロ左衛門→暑さにうなだれる。
○ナマコ男→暑さにうなだれる。
○ヒビキ→九州の報告した後、父島へ行く事になる。
○立花勢地郎→ヒビキから九州での出来事を聞いた後、別組織との協力と
必要性を感じた後、ヒビキに父島行きを要請する。
【今回の新登場】
○立花勢地郎(仮面ライダー響鬼)
「猛士」関東支部の事務局長。普段は甘味処「たちばな」の経営をしている。
香須実と日菜佳の父親。ヒビキ達からは「おやっさん」として慕われている。
常に物腰柔らかく笑顔を絶やさない。
最終更新:2020年11月16日 03:21