『咆えよベンK!怪奇と恩讐の辻斬り遍路』-4
作者 凱聖クールギン
789
鬼ヶ城山・四合目***
その頃…。
ガラドーとは別行動で、ゴチャックとゲバローズは
鬼ヶ城山で続発している謎の殺人事件の捜査をしていた。
ゲバローズ「何かが聞こえる…」
ゲバローズのマルチイヤーが謎の重低音を感知した。
ゴチャックも聴覚を澄ますと、確かに風の吹き荒ぶような不気味な音が聞こえる。
ゴチャック「向こうからだな。行ってみよう」
ゲバローズ「よし」
音の発信源を探知して向かった二体の戦闘ロボットは、
切り立った崖の下に開いた大きな洞窟に行き着いた。
そこへ、磁雷矢との戦いを終えたガラドーが合流する。
ガラドー「どうした? 何かあったのか」
ゴチャック「この洞窟の奥から、何か妙な音が聞こえるのだ」
ガラドー「ふうむ…?
確かに、何か聞こえるな。風が吹き抜ける音とは少し違うようだ」
ゲバローズ「入って、調べてみましょう」
ガラドー、ゴチャック、ゲバローズは洞窟の中へ入って行った。
洞窟の奥は広い空間になっていて地下水脈が流れている。
そこで彼らが見たものは…。
ゴチャック「こ、これは…」
ゲバローズ「怪獣…!」
身長40mはあろうかという巨大な怪獣が、
洞窟内の地底湖に半身を沈めて眠っていたのである。
その全身を見渡して一同は息を呑んだ。
岩肌のような黒みがかったゴツゴツとした皮膚、
尻尾まで何枚も連なった大きな背鰭、前脚が太く発達した二足歩行の体型…。
ゴチャック「ゴジラ…!?」
ゲバローズ「大戸島から姿を消したゴジラが、
もうこんな所に来ていたとは…!」
ガラドー「いや、よく見ろ。
首の周りに、ゴジラにはない大きな襟巻がある。
あれはジラースだ」
ゴチャック「ジラース!?」
ガラドー「うむ。以前、英国のネス湖で発見され
日本人の科学者が幼体を北山湖へ持ち帰ったという話なら聞いた事があるが…。
別の個体がこのような場所に生息していたとはな」
ゲバローズ「こいつは、ゴジラとは別種の怪獣なのですか?」
ガラドー「ゴジラザウルスの亜種という説もあるようだが、
俺も怪獣生物学については素人なのでな。
いずれにせよ、ゴジラに近い特徴のある怪獣なのは間違いない」
ゴチャック「それより問題は、このジラースをどうするかだ。
今は眠っているようだが…」
ゲバローズ「もし目覚めて暴れ出したら大変だ。
山頂のネオショッカー基地も破壊されかねない」
ゴチャック「眠っている内に攻撃して倒してしまえばいい。
ネオショッカーには、街一つを蒸発させる威力のバリチウム弾がある」
ゲバローズ「しかし、もしそれさえも効かなかったら…?」
ガラドー「フム…。まず、今は取りあえずこのままにして、
我々は本来の任務遂行に戻ろう。
一連の辻斬り事件とこの怪獣は、恐らく直接の関連性はあるまい。
とすれば、これは我々ではなく、この山で活動するネオショッカーの問題だ。
軍団長には念のため、俺が報告しておく」
ジラース「グゥゥゥゥ…。zzzzz…」
地底湖の湖水に浸かり、時折いびきのような吐息を洞窟内に響かせながら
眠り続けるジラースをその場に残し、一行は踵を返した。
ガラドー「山頂の方が騒がしい…。
さては磁雷矢め、再び動き出しおったな…!」
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鬼ヶ城山・山頂***
磁雷矢「磁光真空剣・三人斬り!」
アリコマンド「ケェーィ!!」
アリコマンド達を次々と撃破してゆく磁雷矢とベンK。
戦闘員の群れが薙ぎ倒されてしまうと、
ヒルビランは磁雷矢に、タガメラスはベンKに挑む。
そこへ騒ぎを聞きつけ、ガラドー、ゴチャック、ゲバローズが現れた。
ガラドー「やはり生きていたか磁雷矢。
今度こそ息の根を止めてやる!」
ゴチャック「ベンK、この裏切り者!」
ゲバローズ「覚悟ッ!」
ガラドーは磁雷矢を、二体の戦闘ロボットはベンKを獲物に定め参戦した。
跳躍し、空中で激しく斬り結ぶ磁雷矢とガラドー。
ヒルビラン「隙あり!」
磁雷矢「うわっ!」
ダメージを受けて着地した磁雷矢を、ヒルビランの両肩のバズーカが狙撃する。
大きく吹き飛ばされる磁雷矢。
ゴチャック「ゴチャックロック~!」
一方、鎌を振り回し、ゲバローズとタガメラスを相手に
熾烈な斬り合いを演じていたベンKだったが、
一瞬の隙を突かれてゴチャックに組み付かれ、怪力で締め上げられる。
ベンK「ぐおおおおっ…!」
ゲバローズ「最期だなベンK。観念しろ」
腕のナイフをベンKに向け、にじり寄るゲバローズ。
ゲバローズがベンKの喉を狙って凶刃を突き出したその時、
飛んで来た数珠棒がゲバローズの剣を叩き折った!
ゲバローズ「うあっ!? こ、これは…」
ガラドー「!? メタルダー!」
数珠棒を投げたのは、駆けつけたメタルダーだった。
その隣にはライフルを構えたトップガンダーの姿もある。
ベンK「メタルダー!」
メタルダー「大丈夫か!? ベンK」
すかさずベンKは数珠棒を拾い、駆け寄って来た二人と合流する。
磁雷矢「君が、超人機メタルダー!?」
メタルダー「そうだ。…君は?」
磁雷矢「俺は戸隠流正統・磁雷矢だ。よろしく!」
メタルダー「ああ。こちらこそ!」
ベンK「トップガンダー…。
お前もネロス帝国を抜け、メタルダーの仲間になったとは聞いていたが」
トップガンダー「ああ。奇縁だな。
こうして二人で、今度はネロス帝国を敵として戦う事になるとは」
磁雷矢とメタルダー、ベンKとトップガンダーは、
互いにがっちりと握手を交わした。
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ガラドー「おのれ! 皆殺しにしろ!」
ゴチャック「トップガンダー、覚悟!」
再び乱戦の火蓋が切られた。
磁雷矢は再度ガラドーに挑み、メタルダーはネオショッカー怪人達と、
ベンKはネロスの戦闘ロボット軍団達と戦う。
トップガンダーは獣忍マクンバと視線が重なって
そのまま一対一の睨み合いとなる。
マクンバ「ガルゥゥゥ…!
ハンティングで俺様に敵う奴はいないぜ」
トップガンダー「逃げるばかりの獣を射るのと
ガンファイトは訳が違うぞ」
弓を引くマクンバ。一方トップガンダーはライフルを片手に提げたまま、
悠然と仁王立ちして殺気を見せない。
ふざけた野郎だ…と、マクンバは内心怒り、そして嘲笑った。
一見隙だらけなトップガンダーに、
勝利を確信したマクンバが矢を放とうとしたその瞬間、
トップガンダーは驚くべき早さでライフルを構え、光弾を射撃!
マクンバの手を撃って弓を取り落とさせた。
マクンバ「ギャァッ!?」
トップガンダー「……」
マクンバ「おのれ、覚えていろ!」
腕をやられたマクンバは勝ち目なしと判断し、
ここで死んでは元も子もないと森の中へ飛び去ってしまった。
一方、メタルダーはヒルビランに苦戦していた。
ヒルビラン「ヒル爆弾だ。喰らえ!」
メタルダー「うわっ!」
ヒルビランの投げたヒル爆弾が爆発し、メタルダーにダメージを与える。
更にヒルはメタルダーの体に付着し、溶解液をにじませてボディを焼いた。
メタルダー「ぐっ…! うあっ…!」
ヒルビラン「どうだ。ヒル毒液に全身を溶かされて死ぬがいい!」
磁雷矢「…! メタルダー!」
ガラドーと激しく斬り合っていた磁雷矢がメタルダーのピンチに気付き、
手裏剣を投げてメタルダーに付着したヒルを叩き落とした。
ヒルビラン「ぬ、しまった!」
メタルダー「よし…。行くぞ!」
超重力エネルギー全開!
跳躍したメタルダーは高速回転し、ヒルビランにスピンパンチを浴びせた。
メタルダー「メタルボンバー!!」
ヒルビラン「ぐわぁぁっ!!」
大きく吹っ飛ばされ、ヒルビランは爆死した。
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ガラドー「おのれ磁雷矢!
最強の忍者の名にかけて、今度こそ貴様を地獄へ送ってやる!」
磁雷矢「そう簡単には行かないぜ、ガラドー!」
木々の間を飛び交い、激しく斬り合う磁雷矢とガラドー。
息もつかせぬ激戦の中、やはり先程の戦いの時と同じ謎の気配が
森の中に蠢いているのを両者は感じていた。
ガラドー(何奴が森に隠れているのだ…?
それも一人ではない。二、三、四、五……!
か、数え切れんほどいるぞ!?)
磁雷矢(何なんだ、こいつらは…?
だが、ガラドーにまた同じ不覚を取るわけには行かない。
今は目の前の敵に精神を集中するんだ…!)
地面に着地し、剣を下ろした姿勢で仁王立ちしたまま
磁雷矢は目を閉じてそのまま微動だにしなくなった。
静寂が森を支配し、一陣の風が吹いて地面の枯れ葉を巻き上げる。
ガラドーの気配は消えていた。
ただ茂みの中で不気味に動く複数の影が
神経を研ぎ澄ました磁雷矢の五感に捉えられる。
磁雷矢(違う…こいつらじゃない。
今、俺が捉えるべき相手は―――)
雑音を締め出し、必死に五感のセンサーで敵の気を捜す磁雷矢。
ガラドーは必ず、磁雷矢の隙を狙って茂みから飛び出し襲いかかって来る。
それを一瞬で捉え、仕留めなければならない。
磁雷矢は極限まで集中力を高めた。
そして――。
磁雷矢「そこだぁっ!!」
ガラドー「…何ィ!?」
音もなく茂みを潜り抜け、疾風の如く磁雷矢の背後を急襲したガラドー。
だが、磁雷矢はこれを見切り、
素早く振り向いて必殺剣の一撃を放った。
磁雷矢「磁光真空剣・横一閃!!」
ガラドー「グァァ~ッ!」
横薙ぎの一撃が突進してきたガラドーを斬り払う。
ガラドーは吹っ飛び、全身に青い電光を迸らせながらもがいた。
ガラドー「お…おのれ磁雷矢…!
次こそは貴様の命、この忍びのガラドーが貰い受ける!」
煙幕を張り、ガラドーは姿を消した。
ゴチャック「やむを得ん。撤退だ!」
ゲバローズ「ちっ! 了解!」
主将格のガラドーが退いたのを見て、
ゴチャックとゲバローズも戦いを切り上げ退却する。
タガメラス「こ、こら!
ネロスの奴らめ、勝手に逃げる気か!?」
味方が全て戦死もしくは敗退し、
一人残されてしまったタガメラスは戸惑う。
ベンK「うりゃあっ!」
そこへベンKの鎌が唸りを上げた。
胴を逆袈裟に斬り裂かれ、負傷したタガメラスは戦意喪失。
もはやこれまでと、小さなタガメの姿になって逃げ出した。
トップガンダー「逃がすものか」
ライフルを担いだトップガンダーを先頭に、
一同は飛び去ったタガメラスを追った。
793
鬼ヶ城山・九合目***
タガメラスは、山の反対側にある洞窟へ逃げ込み、
そこで怪人の姿に戻った。
タガメラス「お、おのれ…!
魔神提督に報告して、奴らを倒す怪人軍団を増援してもらわねば…。
そうだ…そうすれば奴らなど…」
ふと何かの気配を感じて、タガメラスは振り向いた。
洞窟は地下水脈に繋がっているらしく、水の流れる音が聞こえる。
そしてその音に混じって、ガサガサと何かが地面を這う音が…。
タガメラス「ギャァァ――ッ!!」
襲ってきた者の姿を見た時には、
タガメラスは既に凶器で体を切り裂かれていた。
一方――。
戦場から避難していた学と楽珍とも合流して、
磁雷矢、メタルダー、トップガンダー、ベンKの四人はタガメラスの行方を追っていた。
地面に点々とついた血が、洞窟の中へ続いている。
磁雷矢「あの怪人は、この洞窟の中だ」
メタルダー「よし、乗り込もう」
トップガンダー「待て、何かいるぞ!」
咄嗟にメタルダーの肩を掴んで制止するトップガンダー。
洞窟の中に、タガメラスとは別の、もっと巨大な何かがいる。
あの謎の気配だ…と磁雷矢は直感した。
メタルダーはマルチアイで洞窟の暗闇の中をサーチする。
メタルダー「…怪物だ!」
ベンK「何、怪物!?」
タガメラスより何倍も大きな、奇怪な虫のような生物の姿をメタルダーは透視した。
洞窟からその怪物が這い出て来ようとしているのを感じて、
皆が一歩引き下がる。
トップガンダーがライフルを構え、素早く弾丸を洞窟の中へ発射した。
ビーム弾が闇の中で炸裂して火花を上げ、
持ち主の腕を離れた巨大な鋏が洞窟の外へと転がり落ちる。
学「わっ!?」
楽珍「ひゃあっ!? 何ぞこれ」
キュキュキュキュキュキュ……
甲高い不気味な鳴き声が洞窟の中から聞こえる。
すかさず磁雷矢は手裏剣を投げ、トップガンダーは二発目の弾丸を撃った。
再び起こる爆発。
白煙を上げながら、洞窟から体長5mを超えるヤゴのような怪虫が這い出す。
メガヌロン「キュキュキュキュキュ……」
片腕の鋏を失いながらも、もう一つの鋏で獲物を狩ろうと
古代昆虫メガヌロンは大きな二つの複眼で一同を睥睨し、
六本の脚でゆっくりと前進し迫って来る。
タガメラスの血だろうか。突き出された鋏には、
緑色の粘液のようなものがどろりと付着している。
それを見て一同は慄いた。
磁雷矢「磁光真空剣・斜め両断!!」
素早く跳んだ磁雷矢が磁光真空剣の一撃でもう一本の鋏を切断する。
異様な鳴き声を発してメガヌロンは呻いた。
メタルダー「レーザーアーム!!」
エネルギーを込めたメタルダーの手刀がメガヌロンの頭部に炸裂。
巨大な体を痺れさせ、メガヌロンはそのままうつ伏せに沈み息絶えた。
学「びっくりしたなあ。こんな怪物がこの山にいたなんて」
磁雷矢「俺がさっきから気になっていたのは、きっとこいつだ。
この一匹だけじゃない。
茂みの中を、あちこち群れで這い回ってるぜ」
トップガンダー「この山のどこかに巣があるのかも知れん。
ネオショッカーの膝元で、人知れず繁殖していたというわけだ」
ベンK「ネオショッカー基地を襲っていた辻斬りの正体はこいつだったのだな。
この鋭い鋏で、大勢の人や戦闘員を殺めたに違いない」
メタルダー「だとしたら、この山は危険だ。
麓にいる舞さんや八荒に、早く知らせて避難させないと」
勝利の余韻、出会いや再会の喜びに浸る暇もなく、
一同は足早に山を下りたのだった。
795
鬼ヶ城山・三合目***
磁光真空剣の一太刀を浴びて傷を負ったガラドーは、
ゴチャックとゲバローズに肩を担がれながら重い足取りで山を下っていた。
ガラドー「おのれ磁雷矢…。
この借りはいつか必ず返してやるぞ」
ゲバローズ「そう煮えくり返るな、ガラドー」
ゴチャック「ベンKの抹殺が果たせなかったのは無念だが、
まだ我らには辻斬り事件の捜査という任務が残っている。
傷つけられた忍者の誇りも分からんではないが、
今は余計なものに気を取られていては駄目だ」
その時、ゲバローズの足が何かどろりとしたものを踏みつけた。
緑色の血のような液体が土の上に点々と落ちている。
ゲバローズ「ん? これは…」
ゴチャック「何者かの血だろうか」
ガラドー「向こうへ続いているな。行ってみよう」
液体は洞窟の中まで続いていた。
先程のジラースのいた洞窟と繋がっているのだろうか。
やはり同じように地下水が小川のようになって洞窟内を流れている。
そしてその流れの先に、腐りかけた怪生物の死骸が横たわっていたのである。
ゴチャック「これは…」
ガラドー「メガニューラ…。
そうか、こいつが全ての元凶だったのか」
メガヌロンの成体・メガニューラ。
およそ2億年前、古生代の地球に生息していた、
翼長5mもあるトンボのような怪物である。
傷ついたメガニューラはこの洞窟の水脈に尻尾を沈めたまま、
力尽きて死んだようであった。
ガラドー「そう言えば、軍団長が言っておられたな…。
一週間前、この鬼ヶ城山の近くで時空クレバスが発生していたと」
ゲバローズ「その時空クレバスを通って、
この数億年前の昆虫が現代に迷い込んだ…?」
ゴチャック「そういう事だろうな。
向こうで天敵に襲われでもしたのか、この時代に辿り着いた時には
このメガニューラはまさに虫の息だった。
だが最後の力を振り絞り、水のある場所を見つけて卵を生んだのだ。
その卵が孵化し、幼虫が地下水脈を通って山全体に広がった…」
ガラドー「これで謎が解けたな。
山の中で猛威を振るっている辻斬り犯の正体は、
こいつが生み落としたメガヌロン達だったのだ。
軍団長のご推察通り、時空クレバスの発生が全ての発端だったのだな」
そこへ逃亡していた獣忍マクンバが、
巨大なメガヌロンの死骸を引きずって現れた。
ガラドー「おお、マクンバ!」
ゲバローズ「その獲物は?」
マクンバ「この山で俺を襲って来たのを逆に狩ってやったのだ。
見た事もない虫の化け物だ…。
こいつがお前達の言っていた、辻斬り野郎の正体じゃないのか?」
ゴチャック「今、その話をしていたところだ。
そいつはこのメガニューラの卵から還った
古代の昆虫怪獣メガヌロンだ」
マクンバ「こんな獲物は初めてだな…。
だがワニのように皮が何かに使えそうでもない。こいつは売れんな」
ガラドー「馬鹿を言うな。
遥か太古に滅びた、今は化石しかない絶滅種だぞ?
どこの研究所でも破格の大枚を叩いて買いたがるだろうさ。
この一体はゴーストバンクに回収させてもらうが、
他にも仲間がこの山に群れをなしてあふれている。
ワニ皮どころではない、とんだ金脈を見つけたなマクンバ」
事件の真相を突き止め任務を果たしたガラドーは、
メガニューラとメガヌロンの死骸を回収しゴーストバンクへと帰還した。
796
○磁雷矢→メタルダーと出会う。
ガラドーと再戦して勝利し、メガヌロンを退治。
○メタルダー→磁雷矢と出会い、ベンKと再会。
ヒルビランをメタルボンバーで倒し、メガヌロンを退治。
○ベンK→メタルダーと再会。タガメラスを撃破する。
○トップガンダー→獣忍マクンバをガンファイトで破る。
●ガラドー→鬼ヶ城山の洞窟で眠るジラースを発見。
磁雷矢と再戦して敗れるが、辻斬り犯の正体を突き止め、
メガヌロンとメガニューラの死骸を回収して撤退する。
●ゴチャック&ゲバローズ→鬼ヶ城山の洞窟で眠るジラースを発見。
ベンKやメタルダーと戦い敗退するが、辻斬り犯の正体を突き止め、
メガヌロンとメガニューラの死骸を回収して撤退する。
●ヒルビラン→メタルダーと戦い爆死。
●タガメラス→ベンKに深手を負わされて洞窟へ逃げ込むが、
そこにいたメガヌロンに襲われて死亡。
●獣忍マクンバ→トップガンダーに敗北。
森の中でメガヌロンを返り討ちにして狩り、売ろうとする。
●メガヌロン→鬼ヶ城山で密かに多数の卵が孵化し繁殖。
ネオショッカー基地の付近で人間を襲っていた。
一体はメタルダーらに、もう一体はマクンバに倒され、
ガラドーによって死骸をゴーストバンクへ回収される。
●メガニューラ→時空クレバスを抜けて2億年前から現代へ飛来。
鬼ヶ城山の地下水脈に卵を生みつけ、力尽きて死亡していた。
【今回の新規登場】
●襟巻恐竜ジラース(ウルトラマン)
ネス湖にいた恐竜の生き残りが変異した怪獣。
密かに日本へ運び込まれ、北山湖で飼育されているうちに体質が変化して怪獣になった。
巨大な襟巻を持ち、口からは青白い熱線を吐く。
ゴジラに酷似した姿をしており、一部には亜種説も存在する。
●古代昆虫メガヌロン(空の大怪獣ラドン/ゴジラ×メガギラス G消滅作戦)
古生代に生息していたメガニューラの幼虫。
特徴はヤゴに近いが、六本の脚と二本の鋏という、
普通の昆虫にはない特殊な体型をしている。
水場を好むが陸での活動も可能。巨大な鋏を武器として敵を斬殺する。
同時代に生息していた怪獣ラドンの好物でもある。
●古代昆虫メガニューラ(ゴジラ×メガギラス G消滅作戦)
古生代に生息していたメガヌロンの成虫。
巨大なトンボのような姿をしており、群れで行動する。
尻尾の針を刺して獲物からエネルギーを吸い取る。
最終更新:2020年11月19日 07:22