『帰ってきた美少女戦士 対決!セーラームーンVSキューティーハニー』-4
作者・ティアラロイド
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第三埠頭***
キューティーハニー「いつまで隠れているつもり!」
セーラームーン「貴女とは戦わない!」
コンテナの隙間の陰に身を潜めるセーラームーンと
それを探すキューティーハニー。
セーラームーン「貴女の目を見ていればわかるわ。
貴女は悪い人なんかじゃない」
キューティーハニー「…そう、それなら仕方がないわね。
貴女が相手をしてくれないのなら、貴女の仲間たちに
代わってもらおうかしら」
セーラームーン「…どういうこと?」
キューティーハニー「今、私の仲間たちが、
貴女の仲間のセーラー戦士たちを追い詰めている頃合よ。
きっと今頃全員を血祭りに挙げてるんじゃないかしら!
アハハハ!!」
セーラームーン「――!!」
キューティーハニーの今の言葉と高笑いに
セーラームーンは突然人が変わったようにカッと目を見開き、
額のティアラに手を伸ばす!
セーラームーン「――ムーン・ティアラ・アクショーン!!」
エナジーを纏ったティアラが円盤状になり、
キューティーハニーめがけて飛ぶ。
攻撃をかわすハニーだったが、
その頬には一筋の微かな切り傷と血が…。
それを確認してニヤリと微笑むハニー。
キューティーハニー「やっとその気になってくれたようね」
セーラームーン「亜美ちゃんたちに手は出させない!
もしみんなに万一の事があったら、アタシは貴女を許さない!」
キューティーハニー「ではいきましょうか。
――愛のため、乙女は変わる!」
フラッシュブレスが神秘的な音を発ながら点滅を始め、ハニーは静かに目を閉じ左手を胸に当てる。
ハニーの胸の中にある空中元素固定装置が左手のブレスレットと共鳴し光り輝く。
キューティーハニー「ハニーフラッシュ!!」
すると空中元素固定装置から虹色の光が溢れ、現れたその姿は、
コスチュームに黄色のウエストラインが1本加えられ、
色も上半身が白、下半身が赤に変わる。
コスチュームの胸元の隙間が基本形態よりも大幅に広がり、
頸部のチョーカーも金色に輝くお洒落な金属製に変わり、
ハートの装飾もより大きな赤色に変化した。
キューティーハニーの最強形態・ハイパーハニーだ。
セーラームーン「――ムーン・クライシス・メイクアップ!!」
一方のセーラームーンも、意を決して虹色の蝶の姿をモチーフにした
スーパーセーラームーンへと二段変身した。
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ハイパーハニー「――ハニー・ヴァージナル・インビテイション!!」
Sセーラームーン「――レインボー・ムーン・ハート・エイク!!」
エネルギーをフルーレに収束させたハイパーハニーの虹色のVの形と、
スーパーセーラームーンのロッド先端の飾りから出た螺旋形のハートの光のリボンが
激しく火花を散らしてぶつかり合う。
ハイパーハニー「――はあああああっっ!!」
Sセーラームーン「――ぐうううううっっ!!」
だがそこへ、どこからともなく一匹の小さな儚く白い蝶が舞い降りた。
Sセーラームーン「……? あっ、危ないっ!!」
スーパーセーラームーンは蝶を庇ったため、その一瞬の隙を突かれて
ハイパーハニーの攻撃に弾き飛ばされてしまう。
Sセーラームーン「きゃああああ!!!!」
地面に倒れ伏すスーパーセーラームーン。
蝶が無事に飛び去ったのを見届け安堵の表情を浮かべるが、
すぐにその表情は緊張へと引き攣る。
ハイパーハニーが止めを刺そうと近づいてくるのだ。
「殺られるっ!」とセーラームーンが覚悟を決めたその時―!!
ハイパーハニー「私の負けよ」
Sセーラームーン「…え??」
ハイパーハニーはフルーレを収め、片膝をついて傅く。
意外な展開に呆気にとられるセーラームーン。
ハイパーハニー「ごめんなさい。実は貴女の実力を試させてもらったの」
Sセーラームーン「…アタシの…実力?」
ハイパーハニー「たとえ一匹の小さな虫といえども、
この地球に生きとし生けるものを体を張ってでも
守らんとする、その気高き慈愛の心…。
まさしく貴女こそが、私たちの行動隊長に相応しい」
Sセーラームーン「どういうこと??」
まだいまいち状況が飲み込めていないセーラームーン。
だがいきなりすくっと立ち上がったハイパーハニーは、
後ろへと振り返って大きく叫ぶ。
ハイパーハニー「そろそろ出てきたらどうなのシスタージル!
さっきからそこにいるのはわかっているわよ!」
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シスタージル「さすがはキューティーハニー。
アタシの気配にもう気づいていたとはねえ…」
ハイパーハニーが振り返ったその方向には、
積み上がったコンテナの上に立った、口が裂けた異様な顔つきの女怪人の姿が!
そして気がつくとハイパーハニーとスーパーセーラームーンの二人は
豹の爪の戦闘員に包囲されていた。
ハイパーハニー「その邪悪な気配。忘れようったって忘れられないわ!」
シスタージル「覚えていてくれて嬉しいわキューティーハニー。
そしてはじめましてセーラームーン!」
Sセーラームーン「…あの人は?」
ハイパーハニー「国際指名手配されている犯罪組織・豹の爪
=パンサークローの最高幹部、そして今はGショッカーの女怪人幹部で
構成される
闇女王同盟の総取締役、シスタージルよ!」
Sセーラームーン「シスタージル…」
コンテナからジャンプして飛び降り、ハニーとムーンの二人のいる方向へと
近寄るシスタージル。
シスタージル「やはり闇女王同盟の事をそこまで掴んでいたとは、睨んだとおりか。
では再会して早々早速だけど、空中元素固定装置を頂こうかしら。
勿論セーラームーン、貴女の持っている幻の銀水晶とやらも一緒にね!」
Sセーラームーン「くっ…!」
ハイパーハニー「イヤだと言ったら?」
シスタージル「こうするまでさ!!」
シスタージルが電磁ムチを大きく振るうのを合図に、
パンサー戦闘員たちが一斉にハニーとムーンに襲い掛かる。
…が、しかし!
???「――スター・シリアス・レイザー!!」
???「――スター・ジェントル・ユーテラス!!」
???「――スター・センシティブ・インフェルノ!!」
突如としてどこからともなく放たれた無数の光線が
パンサー戦闘員の群れを尽くなぎ払う。
Sセーラームーン「あの技は!?」
スーパーセーラームーンが光線が放たれた方角へと振り返ると、
そこには見覚えのある三人の懐かしき人影が。
Sメイカー「夜の暗闇貫いて!」
Sヒーラー「自由の大気かけぬける!」
Sファイター「三つの聖なる流れ星!」
セーラースターライツ(3人全員で)「「「 セーラースターライツ ステージ・オン!」」」
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Sセーラームーン「ファイター! ヒーラー! メイカー!」
Sメイカー「お久しぶりです。セーラームーン」
Sヒーラー「元気してた?」
Sセーラームーン「いったいいつ地球に!?」
Sファイター「挨拶は後よ。まずはアイツを片付けるわ!」
再会の喜びもつかの間、シスタージルと対峙するセーラースターライツ。
シスタージル「お前たち、星間評議会の特使の随員だね?」
Sファイター「だったら何なの?」
シスタージル「お前たちの主人にも、いずれご挨拶に伺うと伝えておくれ。
尤も…ここから生きて帰れたらの話だけどねえっ!!」
シスタージルは大きく電磁ムチをふるって攻撃を仕掛ける。
ジャンプしてそれを回避する、ハニー、ムーン、スターライツの5人。
Sファイター「くっ、これでは近づけないわ!」
シスタージル「アハハハ…どこまで逃げ切れるかしらねえ!」
???「待ちなさい! 私たちもいるわよ!!」
シスタージル「なにっ!?」
Sセーラームーン「みんな!」
セーラーマーズたち内部太陽系の四守護神戦士、
その他にも、怪盗ジャンヌに怪盗シンドバッド、
ウェディングピーチら愛天使たちも駆けつけて来たのだ。
Sセーラームーン「みんなどうしてここへ!?
それにこの人たちは!?」
セーラーマーズ「詳しい話は後よ!」
セーラーマーキュリー「セーラームーン、エターナルセーラームーンに変身して!」
Sセーラームーン「…わかった!」
スーパーセーラームーンはエターナル・ムーン・アーティクルにそっと手を伸ばす。
Sセーラームーン「――ムーン・エターナル!メイクアップ!!」
背中に4枚の翼の装飾がある天使をモチーフにした純白色のセーラー戦闘服を身に纏った究極態。
セーラームーンの真の姿――エターナルセーラームーンである。
ゴルゴム神殿・世紀王の間***
シャドームーン「……ん?」
ゴルゴム神殿最深部・世紀王謁見の間にある玉座にて佇むシャドームーン。
突然、ベルトのキングストーンが異様な信号音と閃光を発し始めた。
ダロム「シャドームーン様、いかがなされました!?」
バラオム「キングストーンのこの輝きはいったい…!」
周囲のダロムたちも謎の異変に驚く中、
シャドームーンはゆっくりと玉座より立ち上がった。
シャドームーン「月のキングストーンが何かに呼応しているのか…?
この全身に漲ってくるパワーはいったいどこから…」
再び、第三埠頭***
Eセーラームーン「………」
その神々しい気高き雄姿に、シスタージルですらも思わず一瞬気圧される。
シスタージル「あれが噂に聞くエターナルセーラームーン。
さらなる進化の先にたどり着いたという、セーラームーンの真の姿。
なんて眩しくて、我ら闇の者にとっては見苦しいほどに光り輝く姿だいっ!」
Eセーラームーン「お待たせしました!
ご存知、愛と正義の、セーラー服美少女戦士、セーラームーン!
月に代わってお仕置きよ!」
両手を交差させる決めポーズが決まる!
ハイパーハニー「今よ、セーラームーン!」
ハイパーハニーの掛け声を合図に、ムーン・パワー・ティアルを前面に
力強く掲げるエターナルセーラームーン。
Eセーラームーン「――シルバームーン!!」
ムーン・パワー・ティアル先端の水晶から金色の光線と羽根の嵐が舞い飛ぶ。
Eセーラームーン「クリスタルパワー・セラピー・キッス!!」
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セーラージュピター「やったか!?」
エンジェルサルビア「いや待て! あれは!?」
シスタージルを庇うように、突然天空より黒い稲妻が降り注ぎ、
エターナルセーラームーンの浄化技の光を弾き散らしてしまった。
Eセーラームーン「そんな…!」
ハイパーハニー「あれは…!」
セーラームーンたちの目の前には、シスタージルの間に立ちはだかるように
黒色のゴシックロリータに身を包み、背中の左側に黒い片翼を生やした
謎の女が立っていた。
ダークプリキュア「………」
ハイパーハニー「あれはダークプリキュア!」
Eセーラームーン「…ダークプリキュア?」
ハイパーハニー「死と破壊を呼ぶ悪のスーパーヒロイン。
私たちの恐るべき敵よ!」
怪盗ジャンヌ「ダークプリキュア! ここで仕留める!
――チェックメイト!!」
ウェディングピーチ「ウェディング結納返し!
――セント・クリスタル・ラブフォーユー」
怪盗ジャンヌの悪魔封じのピンと、
ウェディングピーチの愛のウェーブが
ダークプリキュアめがけて急襲するが、
ダークプリキュアはそれを難なく衝撃波と共に一払いする。
逆に吹き飛ばされてしまう怪盗ジャンヌとウェディングピーチ。
怪盗ジャンヌ「キャアアア!!」
ウェディングピーチ「アアアアアッ!!」
怪盗シンドバッド「―ジャンヌ!?」
エンジェルリリィ「大丈夫!!」
セーラーマーキュリー「…なんてパワーなの!?」
シスタージル「遅かったわね! 今まで何をしていたの!」
ダークプリキュア「………」
シスタージル「フン、相変わらず無口な女だね。
まあいい。そろそろ潮時だね。退くとするかしら」
ハイパーハニー「待ちなさいシスタージル! 逃げるつもり!?」
シスタージル「勝負はいずれまたの機会に。
では皆さんごきげんよう!」
シスタージルは電池ムチをふるって目晦ましをすると、
ダークプリキュア共々テレポートで脱出した。
Eセーラームーン「ふう~…」
戦いが終わり、気が抜けたように座り込むセーラームーン。
セーラーヴィーナス「大丈夫、セーラームーン?」
セーラーマーズ「詳しい話はこの人たちに聞いたわ」
Eセーラームーン「みんな無事でよかった。
でもいったい何がどうなってるの?
もう頭の中がグチャグチャになりそうだよ…」
リリーナ「それは私からご説明します」
Eセーラームーン「貴女たちは…??」
セーラームーンたちの前に現れたのは、
スーツ姿の政府高官らしき若い女性と、
赤いセーラー服に金髪ロールヘアーの女子高生の
二人連れだった。
Eセーラームーン「………えっと、誰?(汗」
ここで盛大にズッコける周囲一同。
セーラーマーズ「…だ、誰って、地球連邦政府の
リリーナ・ドーリアン外務次官でしょ!」
セーラーヴィーナス「ドーリアン外務次官といえば超有名人よ」
Eセーラームーン「ええええっっ!!!!」
セーラージュピター「ええええっっ…て、セーラームーン、
新聞とか全然読んでないだろ?」
セーラーマーキュリー「セーラームーン、テレビのニュースは
毎朝きちんと見ておいた方がいいと思うわ」
かりん「そして私は神月かりん。セーラームーン、
貴女の見事な戦いぶり、しかと見届けさせてもらいましたわ」
Eセーラームーン「え、あ…と、どうも」
神月かりんと名乗った少女と握手するセーラームーン。
しかしその握力は凄い半端ないものだった!
Eセーラームーン「アタタタタッッ!!!」
かりん「あらあら、ごめんあそばせ。オホホホ…」
Eセーラームーン「……(す、凄い馬鹿力…(汗。)」
リリーナ「それではセーラームーン、いえ、月野うさぎさん。
私共と一緒にこれから千代田の宮城までご一緒して頂けますか?」
Eセーラームーン「…千代田のキュウジョウ??
千代田区にプロ野球場なんてあったっけ…」
セーラーマーズ「もう! 球場じゃなくて宮城でしよ!」
リリーナ「聖居…すなわち日本の皇室=聖室のお住まいです」
Eセーラームーン「ええええっっ!!!!」
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無幻城・闇女王同盟後宮***
無幻城へと戻ったシスタージルは、メディカルカプセルの中で
戦いで受けた傷を癒しつつ休養をとっていた。
ダークプリキュアがとっさに盾となって庇ったとはいえ、
シルバームーン・クリスタルパワー・セラピー・キッスによる浄化の光は、
シスタージルの肉体にそれなりに悪影響を与えていたのである。
そこへ、ダークプリキュアに案内された二人の人影が。
ダークプリキュア「シスタージル、客人だ」
シスタージル「…何っ?」
クイン・ベリル「だから言ったではないか。セーラームーンを侮ると
痛い目を見るぞと」
シスタージル「クイン・ベリルか…」
かつてセーラー戦士たちと激闘を繰り広げた悪の組織ダークキングタムを統べる闇の女王クイン・ベリル。
そして後宮が男子禁制であるにもかかわらず、暗黒の月ブラックムーンを影から操った
黒幕の預言者ワイズマンことデス・ファントムの姿もある。
シスタージル「余計な口出しは無用。空中元素固定装置は勿論、
幻の銀水晶もまとめてこのアタシの手で、必ずや至高邪神に献上して
ご覧に入れるわ」
ワイズマン「ヘドリアン女王はこのまま大人しく隠居しているつもりなど
更々ない。隙あらばいつでも汝を蹴落とし、再び表舞台に返り咲かんとするであろう」
シスタージル「何をわかりきったことを…。今更言われるまでもない。
Gショッカーの次期支配者たるに相応しいのはこの私よ。
年老いたご老女様には世代交代していただかないとねえ。フフフ…」
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○セーラームーン→キューティーハニーとの力比べの後、シスタージルと対決。
セーラースターライツと再会。
○セーラーマーキュリー→セーラームーンとキューティーハニーのところへ駆けつける。
○セーラーマーズ→セーラームーンとキューティーハニーのところへ駆けつける。
○セーラージュピター→セーラームーンとキューティーハニーのところへ駆けつける。
○セーラーヴィーナス→セーラームーンとキューティーハニーのところへ駆けつける。
○セーラースターファイター→セーラームーンと再会。
○セーラースターヒーラー→セーラームーンと再会。
○セーラースターメイカー→セーラームーンと再会。
○キューティーハニー→セーラームーンに戦いを挑んだのは実力を試すためだった。
セーラームーンの力量を認めた後、対シスタージル戦で共闘。
○怪盗ジャンヌ→セーラームーンとキューティーハニーのところへ駆けつける。
○怪盗シンドバッド→セーラームーンとキューティーハニーのところへ駆けつける。
○ウェディングピーチ→セーラームーンとキューティーハニーのところへ駆けつける。
○エンジェルリリィ→セーラームーンとキューティーハニーのところへ駆けつける。
○エンジェルデイジー→セーラームーンとキューティーハニーのところへ駆けつける。
○エンジェルサルビア→セーラームーンとキューティーハニーのところへ駆けつける。
○リリーナ・ドーリアン→セーラームーンの戦いぶりを見届け、彼女を聖居まで案内する。
○神月かりん→セーラームーンの戦いぶりを見届け、挨拶する。
●シャドームーン→月のキングストーンが、セーラームーンのシルバームーンクリスタル(幻の銀水晶)の目覚めた力に呼応する。
●シスタージル→セーラームーンとキューティーハニーに襲い掛かるが、撤退。
●ダークプリキュア→シスタージルを守って撤退。
●クイン・ベリル→シスタージルと結託し、彼女に裏から入れ知恵をしている。
●ワイズマン→シスタージルと結託し、彼女に裏から入れ知恵をしている。
【今回の新規登場】
●ダークプリキュア(ハートキャッチプリキュア!)
砂漠の使徒の最高幹部である漆黒のプリキュア。右の瞳が金色、左の瞳が青色のオッドアイであり、
普段閉じている右の目を開くと衝撃波を放ち、技の威力が増強される。武器はダークタクト。
月影ゆり=キュアムーンライトの宿命のライバルであり、その正体は、月影ゆりの体の一部と
サバーク博士の研究の技術によって作りだされた人造生命体。
●クイン・ベリル(美少女戦士セーラームーン)
ダーク・キングダムを統べる闇の女王。本来の姿は地球の預言者であったが、
地球の王子エンディミオンに密かな叶わぬ恋をしていた事をクイン・メタリアにつけこまれ憑依される。その後エンディミオンの配下だった四天王を洗脳してダーク・キングダムの司令官となり、
地球の人々をも洗脳してシルバーミレニアムを襲撃、エンディミオンとプリンセス・セレニティの命を奪う事となった。月と地球の最終戦争後、現在の地球に転生し、学術調査員となって北極圏Dポイントへと調査のため派遣されたが、そこはメタリアが封印されていた地点であったため、自身の前世が目覚め、ダークキングダムを再結成した。
●ワイズマン=デス・ファントム(美少女戦士セーラームーンR)
ブラックムーン一族の上級幹部たちに助言を与える預言者。
その正体は惑星ネメシスに流刑された異能犯罪者デス・ファントムであり、
圧倒的な「邪黒水晶」の力でセーラー戦士たちを追い詰めた。
最終更新:2020年11月22日 13:43