The Tennis Player's Dream...
#16 成功させたる!
注意:若干方言がきついかもしれません。
そして、東方キャラの口調及び性格などが変わっているかもしれません。
大丈夫な方は進んでいってください。
「ある・・・のか」
「あぁ。まあ、チャンスボールを待たないといけないから」
「大丈夫。・・・か?」
「まあね」
―――パァァンッ!
194km/hのフラットサーブ。
「っつっ!」
スピードボールに対処できない。チャンスボールを打ってしまった。
「大丈夫や!こんくらい・・・」
勇儀がスマッシュを打つ。
「力業『大江山嵐』!!」
閃光が走ったように見えた。
「「!?」」
コートに、穴が開いた。
ボールは、焦げていた。
「え!?ちょちょちょちょちょ! 焼けてんの!? ボール! 触ってみよ。・・・うぉあっつ!? 熱いてこれ!」
「勇儀・・・」
極端に斜めから対角線に打つスマッシュ。はっきり言って、打てっこない。
「うおすっげえ・・・。はぁー・・・」
「感心してる場合?」
ああそうか。感心してる場合じゃない。
今は試合中。
でも、この1ポイントはでかい。
なら・・・
「Game, Hoshino&Hoshiguma. 2-1.」
この後、ブンブンのミスが続いてゲームポイントを取った。そのミスは、全てバックハンドといったものである。
全てバックハンド。
「・・・・・・何考えてんの・・・・・・?」
「勝つためのやり方」
「で、この有様?」
失点の原因となっているバックハンドショット。
それは、野球だったらほぼホームランになるような軌道。しかし、テニスではそれは「失点」となる。バウンドしてもいいエリアが限定されるからだ。
なのに、なぜ「それ」を打ち続ける?
差は広がる一方だ。
3-1
4-1
5-1
「・・・あれ、『無意味』ってことも無さそうだと思う」
「そうやね」
「何で?」
「ほら、例えばさ、ある発明家は新しい機械を造るとき、1回じゃあ成功しないやんね?」
「確かに。失敗あってからこそできる機械だからな。」
「それと同じや」
「あってんの? さとっさん」
「あってるといえばあってる。っつか『さとっさん』て呼ぶな。」
まさか、「あれ」を「盗んで」、それを独自に「超える」っていう発想が・・・。
セットポイントまで来た。
誰も(一部を除いて)があきらかに勝負を捨てたような試合展開だと思っていた。
―――パァンッ!
が、
「必ず・・・『あれ』成功させたらぁ」
―――ビィンッ!!
明らかにアウトになることは、分かっている。分かっているからこそ、
それはミスに繋がっていた。
重力の恩恵を本当に受けたかのように、ボールは真下に落ちる。
「っ!?」
―――ッタンッ―――
「・・・・・・・・・あ、40-15.」
「ち・・・『牛の刻参り』!?」
いや、それより強力なムーンボールだ。
「おいこら。勝手に俺の業命名すんな。これは、」
―――飛込『清水スーパーダイブ』。
あとがき
ども。古明地ゆうまです。久しぶりですね。
一瞬魔理沙的なアレが入りましたが、
全くの別物だと判明しました(誰
っつか、ネーミングセンスが低いwww
まあ、盗んだっていうことは変わらn(うわぁ
それでは。
最終更新:2009年09月30日 18:35