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「ん…ちゅ、はむん…んっ…」
淫靡な水音と吐息がダイレクトに鼓膜を直撃する。
僕のそれを両手で包んで、更に小さな唇で精一杯くわえている彼女は
苦しそうな、けれどどこか愉しそうな表情で僕を追いつめようとしている。
ちろちろと先端で舌を躍らせながら、指先でそろそろと根元の方を探ってくる。
その度に僕は情けなく上がりそうになる声を押し殺そうとし、そうしきれずに漏れた喘ぎに耳まで赤くなった。
「は、うっ…ん…んんっ」
「…古泉、気持ちいいか?」
彼女は、ぷは、と顔を上げてにやにやと僕を見つめた。頬に汗で一筋張りついた髪が何ともエロティックだ。
「き、もちいいっ…です…んぁっ!?」
彼女はふふんと笑うと、ちゅっと僕のそれを吸い上げた。その満足そうな顔。
「ドクドクしてる。お前、ここ弱いもんなぁ」
滴りもろともじゅるるるるるっ!と吸われて、腰がびくびく震えてしまう。
ああ、駄目だ。こんなにされて、もう我慢なんて出来ません。
「ん…俺、お前のそういう顔、好きかも…」
こんな事を教えた僕が悪いのでしょうか?それともそうして悦んでいる僕が?
しかし僕を虐めて愉しそうな彼女の顔を見ていると何もかもどうでも良くなってしまって、
僕は子猫のように僕に吸いついてくる唇と舌の求めるままに、腹の中で煮えたぎる熱をドクドクと音が立つほど吐き出した。
「あっああ…ああああ…っ!!」
「んぷ、んっ…んくっ…!」
思わず細めてしまった目に、うっとりとした顔で僕の欲を受け止める彼女の顔を、確かに見た。



―――――――――――――――――――――――


古泉の泣きそうな声をBGMにして、どろっとした精液が口の中に流れ込んでくる。
古泉の発作はなかなか収まらなかった。そんなに溜まってたのか?
とはいえ、古泉のものが口の中でビクビクする度に、俺のそこもヒクヒクと蠢くのが分かる。
触らなくたって想像できる。きっととろとろでひたひたで…ああ、考えたら余計疼いてきた。
ようやく落ち着いてきた古泉のそれをもう一度奥まで飲み込んで、強く吸いながら唇で先端までしごいてやる。
「ひうあああぁぁっ!」
文字通り搾り取られた残滓が、、とろりと舌の上にこぼれて落ちた。まとめて全部嚥下する。
「んっ…んく。ぷは」
喉を鳴らして飲み込む俺。目の前には放心したような古泉の顔があった。少し涙目に見える。
古泉とこういうことをし始めたのは、ええと、いつからだったかな。
初めは恥ずかしいし、気持ちよくて訳分かんないし…と思っていたんだが、
ひょんな事で古泉にのっかってみたら、いじる側の方が断然愉しい事に気付いてしまったのだ。
「そんなに気持ちよかったか?凄かったぞ、びくんびくんって」
まだ濡れ濡れとしている古泉のそれを指先でつつくと、古泉は荒い呼吸に溜息のような吐息を混ぜて反応した。
「…ぁ、ずるいですよ…いつも、するばっかりで…」
「だってそっちのがたのしーじゃん」
俺は古泉にぺたりとのしかかるようにして寝そべると、苦しげに開いた唇に覆い被さってくちづけた。
「ん、ちゅ…んむ…ちゅる…」
古泉の舌は、風邪でもひいたかのように熱かった。多分、俺も同じようなもんなんだろう。
自分のものじゃない舌先がひどく気持ちよくて、もっとと吸ってせがめば、
優しく吸い返される感触に背筋がぞくぞくと切なく震える。
「はあっ…古泉ぃ…俺、もうダメっ…!」

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最終更新:2007年07月25日 17:37