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夜中の一時にチャイムがひとつ。
こんな時間に誰だろう、と少し不審に思いながら玄関へ行きスコープを覗くと訪問人はこの前やってきた彼女(僕)。
またしてもこの世界に飛ばされたらしく、ドア越しに「困っている」ということを延々と僕に喋る。
その内容は「あなたのせいで」「もしかしたら」「わかってないだけで」と、一方的に僕が悪いというものばかりだった。
ねちっこく説教をされている気分になって、居心地が悪くなったがそれは抑えて相槌を打つ。
出来るだけ関わりたくはない。また襲われて、絆される気がする。
はい、はい、と色々考えながら頷いてると、強めの声で
「そうなんです、あなたもとても大変だと思いますよね、そこで提案です。」
スコープ越しなのにまるで僕が見えているかのような喋り方で、ぴっと人差し指を立てる。
「もう一度、しません?」
え?と僕は間の抜けた声を出した。すると、彼女はドアをガチャ、と開けて歩いて入って来た。
何故家に入れたかと言うと、僕の家の鍵は機関の人も持っているので閉めていても開けていても同じものだと思い
常に鍵は開けている状態だったからだ。 夜中だから気が抜けてた?そんなものは言い訳にもならない。ただの僕の不注意である。
「ん…。ようやく顔が見れました。いいですよね?」
何を勝手に。この前は一日たったから戻っただけじゃないのか?彼女は自分自身との性行為のおかげで戻れたと本気で思い込んでるのか?
眉間に皺を寄せた僕を置き去りに、彼女は満面の笑みで僕のボタンに手をかける。
「うわ、ち、ちょっと待ってください!」
いきなりすぎやしませんか?どうどう、と僕は胸の前で手の平を振る。
「何言ってるんですか?この世界の僕は本当にダメですね。困ってる女の子一人助けられないんですか?」
怒った顔で早口に喋り、少し背伸びをして僕の前髪を引っ張る。
「あた…っ!それは、その・・でも、もしかしたら性行為をせずとも1日で戻るかもしれないじゃないですか」
何言ってるんですか、と彼女が溜め息を吐いて手を離す。
「ふふ、何言ってるんですかそんなの僕だって思ってます。でもどうせなら気持ちいいことをしてからのほうが、いいと思わないですか?」
目を細めて顎の下で上目遣いに囁く。
違う世界での僕は「ですか」が口癖なのか?こんなに性格が悪いのか?と思い、次の言葉を繋ごうとし、考えていたら簡単に玄関に押し倒された。
こんなに小さいのに、僕と同じ(いやむしろ彼女のほうが強い?)腕力なんてずるくないでしょうか… 自分が倒れた拍子にゴツン、と聞こえたような。
鈍い音がした気がする。



「いた…」
声が震えていた、そんなに痛かったのかと自分でも驚く。彼女は僕の目の前にしゃがみこんでいて、こちらをちらりと見てから腕時計を見る。
「情けないですねえ、約2分間気を失ってましたよ。機関で受け身、習わなかったんですか?」
頬を撫でられる。受身はただ単にとり忘れてしまった、情けない。
それよりも、あの状態から倒れれば仰向けなはずなのに、僕はうつぶせにになっている。よいしょと立ち上がろうとした。のだが、
「わ、これ・・痛い、やめてください、…なんですか!これ、解いてください!」
頭を打った衝撃で気を失っていた僅か数分の間に腕は後ろでクロスするように縛られていた。
ジタバタと足を動かしていたら彼女は僕を仰向けにしてくれたけど、そういうことじゃない。
「うつぶせは辛いでしょう?」
話を聞いて下さい…。そのまま彼女の手は僕の着用しているポロシャツにかかる
「…や、やめてください」
仰向けの僕の上で彼女が馬乗りになってるせいで両腕が痛い。
「嫌です」
「やめて、ください」
腹からまくりあげて、胸板が見えるか見えないかのところまであげられた。 腕を固定した場所が場所だからあげ辛いらしい。


「嫌です、2分間も暇だったんですよ?待ちくたびれてしまいました。お仕置きですよ」
彼女は本当に嬉しそうに笑う、前回も今回も、本当に何がしたいんだ。 意図がわからないし、自分自身だろうと別に心が通じ合ってるわけでもない。
「あなた、ここ好きですよね」
服の上から親指でぐりと、乳首を押し潰す。
「い、た・・っ!」
「すみませんね、この服が邪魔なせいで。ちゃんと触ってあげられないんですよ」
縛られている箇所のせいで、胸まであげられないしあげてもらえないらしい。
喋っている時も手は止まらなくて、それどころか加速する。血でも出るのかというくらいぐりぐりと押してくる。
あまりの痛みに僕は足をばたばたさせ、それが馬乗りになっている彼女の背中に当たってしまった。
「いたっい、いた、あっ、い!・・あ、ご、ごめんなさ・・い」
「たっ・・、ああ、そんなに痛かったですか?先日は悦んでらしたのでいいのかと思っていました、これもお仕置きに追加です。ふふ、よいしょ」
飽くまで彼女は笑顔だ。顔だけは。「お仕置き」はいつ終わるんだろうか、考えても考えても嫌なことしか思いつかず目が泳ぐ。
言葉尻の「よいしょ」と一緒に彼女はずるずると下がり、太ももに座る位置を変えてジッパーを下ろしてきた。
さっきの言葉からすればまた踏むのかもしれない。痛いのは嫌だ、いやだ。
「止めてください・・すみません、謝り足りないなら、もっと謝りますから、うあっ、やめて、ください・・」
痛みと恐怖で目に涙が滲んできた、女の子に何をされてるんだろう。僕は。
「謝罪は一回で結構ですよ。それよりもっと泣いて下さい、きれいな顔って崩れるともっときれいなんですよ」
彼女は自分とほぼ同じ顔に何を言ってるのか。 手早くボクサーパンツを下ろし、膝で押し始めた。
「すみませ・・っあ!い、たっ、や、だ!ぁっ!」
夜中なのになんて大きな声だ、しかも玄関先で。
彼女は僕のモノから膝を外し、濡れていないのにきつく扱き出す。そのあとに唾を垂らしてべとべとになったところを手で扱く。
もう片方の手で袋を柔らかく揉んでいると、僕のは勃ちあがってくる。時々絡まる毛が痛くて気持ちよくて、怖い。
擦り切れそうな位早い手ではあるが、ぬるぬるとしているせいで僕のは硬くなるばかりで、声が抑えきれない。
「んああっぁっ、ふ、いた、い、ああ、はっ」
口を大きく開けたままでいたらしく、口の端には涎が垂れている。は、は、と息を整えていると今度は口を窄めて上下に動く。
ぴくりと動くと、窄めた口を和らげ、舌で筋を辿る。
「ほん、と、・・ん、む、異性って、ん、ちゅ、ふしぎ、えす」
「あ、うあ…は、ん、あう・・!」
銜えたまま喋られて、唇の動きがダイレクトに伝わってくる。時々当たる歯が、怖いのに気持ちよくて自分が嫌になる。
手では口を押さえられないし、唇を噛もうと思っても快感で滑り出てきてしまう声は、いつもより1オクターブくらい高くて、恥ずかしい。
「ああ、ん、も、い、く・・あっ!、ん、あ・・?」
手で扱き、口でも攻められて僕はもう限界だったのだが、彼女は僕のから口を離した。
立ち上がったまま、一度触ったら射精してしまいそうなほど大きくなっているのに。 我慢していたぶんとろとろと先端からは先走りが止め処なく溢れてる。あとちょっとなのに、
「僕の口良かったですよね?あんな声出しちゃって。見てるこちらが恥ずかしかったですよ」
たいしたことはしてなかったはずですが…と小声言う。

僕にとってはたいしたことだ、痛いけど。でも。
彼女は持っていたバッグから何かを取り出そうとしている。
でも僕は。
「はっ、あと・・ちょ、っと・・な、んです」
気持ちいい。
「は?なんですか?」
バッグを探る手はとめずに僕の言葉に耳を傾ける。
「・・んぁ、あと、ちょ、っと・・。触って、くだ、さい・・」
とりあえず今は気持ちよくなりたい。これで終わるとは思えないけど。 でも今は早く、出してしまいたい。僕は彼女に強請る。
でも、そんなことは叶うはずもなく、彼女はバッグから取り出した紐をわざわざ僕のイイ所を掠めて先の方を結んだ。
「いた…、縛らない、で、……。…んぁ、さ、さわっ、て…くだ・・」
言葉を濁す。
あと一回擦ってくれたら。あと少し触ってくれたら。
先端からは今も止まらない先走り。痛いのに気持ちいい。
「気持ち悪いですね、さわってなんて僕らしくもない、 それに大の男が何を強請っているんでしょうか、情けない。
前は僕が飽きたんですよ、今度は後ろでやってみましょうね。ほらっ」
さも嫌そうな顔でべちん、と性器を1度ビンタして僕を俯せにさせた。
「はあっ、い、た!・・え…?」
後ろというのはお尻のことか?・・多分そうだ。 でも僕はそんな趣味は無いしあ弄ったことは一度もないし弄ろうと思ったこともない。
未知の世界だ。
彼女が僕を俯せにするために僕を転がした。
勃起している性器が押し潰されそうになったので、膝と肩だけで立ち、自らお尻を突き出す形になってしまった。
ふとももまで下がっていたズボンを膝まで下げると、彼女はバッグをごそごそと探り始めた。
「どうしましょう…ねえ、何が良いですか?」
笑顔で問い掛けられるが、何があるのか見えない。…それに、僕は早くイきたい。
喋ろうとしても、勃ってしまっている性器が潰されてしまうから前は肩で支えて、後ろは膝のみで支えているため口を動かすのは困難だ。
出来るだけ気を紛らわそうとフローリングの木目を眺めていたら、
「これ、どうでしょう?」
僕の顔までまわり、目の前でゆらゆらと揺らす。
左手に持っているのはピンクの楕円形をした小さいものだ。
「…ふ、それ、なんですか?」
危ないものなら嫌だ。この状態がすでに危ないのだが。
「はあ…無知ですねえ。こうやって使うんです」
彼女はイライラした口調で僕の尻にあてがった。ぶるぶると揺れる。
「これはローターっていうんです。」
「う、…え?」
それの下には長めのコードが伸びていて、 その先に付いている小さなスイッチをカチリと押すと、見た目に反してすごく強い震動。
「これ、どうです?」
スイッチを入れたまま僕のお尻にぴと、とつけると小刻みに揺れてくすぐったかった。
「うあっ、わ…や、です」
そろそろと近付けて、穴の皺を一本一本撫でるようにしてからぎゅ、と入れる。 というよりねじこまれる。
そのあとに両手でお尻を広げられ、ぐりぐりと無理矢理に先端を入れた。


「……あ、ああぁぁ!いた!やだ!ぬ、いて!あっ、いた、い!!」
濡れてもいないし潤滑するものもない。
そういうものがあれば幾分かましにはなるのだろう、僕は肩ごしに振り向いて「いたいです」、と途切れ途切れに言うと
「ああ、そうです。ローション忘れてましたね。」
笑顔でそう言うと、ローターを突っ込んだまま尾てい骨のあたりにローションを少し垂らした。
「あう、……ああっ、い…は、ぁ」
冷たいローションを垂らして指ですくうと、ローターと自分との結合部を丹念に撫でられ、伸ばされる。
「あ、あぁ…た、ふ、ぁ…」
いやに丁寧で、すぐに気持ち良くなってきた。
声を我慢しようと喉に力を入れるが唇にまでローションを垂らされたように声は口滑り落ち、結果眉間に皺がよっているくらいだ。
「そんなに喘いで頂いて、僕もやりがいがありますよ」
ローターを全部埋め込み、スイッチをまたカチリと押した。 太股に垂れ下がっているコードを引っ張ったり放したりしてくる。
「どうです?気持ちいいですか?」
ローターが少し出たり、また全部埋まったりが繰り返される。
「あっ、あっ!う、んぁっ…!や、やあっ…!」
「嫌だなんて、気持ちよくないんですか?…こんなに締まって離してくれないのに。」
出し入れやめずに尾てい骨から背筋にかけて指ですっと撫でられる。
「ひっ、あぁ!あ!うあっ、やだ、!」
「気持ちいいですか?」
口調が強くなる。
「あ、うああ、あっ!は、っぁ、う…ひ、ああっ」
気持ちよすぎて膝が笑う。でも言いたくない、恥ずかしい、嫌だ。
その他にもきっと何か有るんだろうが、今は快感が強すぎて頭がついていかない。
「気持ち、良いですか?」
ローターのスイッチがまたカチリと鳴った。 そう言えば気持ちいいですか、とさっきも聞かれていた。
自分自身がいっぱいいっぱいだし、言いたくも無かったから言わなかったけど。
でも確実に怒ってる気がする、この声は。
この2度目のカチリという音は。


「はっ、あああぁ!うあ!あ、ぁ、きも…ち、はぁっ、い…です!」
強くされたローターに恐怖を感じて答える。
途切れる言葉の合間には喘ぐ声がはさまれていてすごく恥ずかしい。
またしても先走りは出て、床にも膝にも垂れて滑りそうだ。
出っ放しの声とともによだれの水たまりが頬の隣りに出来て伸びている。
「あっ…うあ、ん、はああ!あ、え、うぁ・・」
「…この世界の男の僕はいやらしい上に、汚いんですね。 それ、きれいに処理して下さいません?次に進まないですよ」
冷たい声で呟く。
そのいやらしい僕にローターつっこんだり、縛ったりするあなたはどうなんだ。 とは思うけど、僕はもう限界だ。早くイきたい。
さっき縛られた性器はいつ解いてもらえるのか。 もしかして、と希望を持って、舐めたくもないがよだれの水溜りを舐めとる。
「…はっ、ん、んむ…え、う・・」
普段足の裏をくっつけている所を舐めるなんて「気持ち悪い」意外のなにものでもなかった。
でももう限界で、とにかく早くイきたかった僕は舌を出来るだけ伸ばして広い範囲を舐めとる。
後ろから「汚い」とか「はしたない」とか「美味しいですか」とか、答えられそうにもないし答えたくもない言葉がやってくる。
そして太ももの合間のから手を伸ばし、裏筋をゆっくり擦られる。
「・・ああっ!あ、ん、あう、だ、ぁめっ、早く、あ!うあ、いき、たい・・」
動かない腕の変わりに指先が何かをつかもうと強く動く。
彼女が腕を間に入れて支えていなかったらこのまま倒れて床の衝撃でイけるかもしれないのに。早く紐を解いてくれたら早くイけるのに。
もう破裂しそうなくらいに膨れている僕のものをいつまでも擦るあまりに口からはよだれが更に出てくる。
せっかく、せっかく舐められたのに。開いた口の端からはとろとろと流れるばかりだ。
早く気持ちよくなりたい。でも舐め終えないと、気持ちよくしてもらえない。
「あ、うああ!あう、え、ぅ、は・・.ふっ、ん、む、あむ、あ、ぅあ」
「まだですか?僕もう待てないです。自分で汚したものは自分で掃除するのがマナーでしょう?ああ、こんなに広がっちゃって。」
マナーなんて言葉、こんな時に使われたって何も出来ない。
後ろから覗きこまれて僕のモノを擦っていた手を離し「ヒザ、倒したらわかってますよね?」と耳元で囁かれる。
前に回って床に僕の顔を一瞬ごつんと押し付けて、後ろの髪を引っ張られて頭をぶらんと持たれる。
前髪も、額も、まつげも、鼻もよだれでべちゃべちゃになった僕を見て笑いを堪えられなくなったらしく、お腹を抱えて笑う。

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最終更新:2007年09月28日 21:02