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それは前述の短絡線という役目にある。 同社は独自の普通列車を走らせているが、元々沿線利用と収益が低いことを理由に国鉄が投げた路線なので、 それ単体では赤字なのである。 ではどうするのかというと。国鉄の列車を通行させて、国鉄から運行本数分の通行料を徴収しているのだ。 これによって同社伊勢鉄道は路線が赤字ながら通行料を貰うことで何とか会社を維持しているのだぞ。
国鉄が死に、亡骸からJR東海が生まれ、三重県内の草津線と関西線・亀山以西を除く路線が同社に割り当てられた後もこの状態が続き、現在はJR東海から通行料を徴収し続けているんだ。
しかし、これが災いして同じ県内、しかも併走する近鉄に料金面で負けてしまっている。 東海は伊勢鉄道分の運賃を加算せねばならず、値引きしようにもこれ以上運賃を下げると自社の運行経費を圧迫することとなるから値下げに踏み切れないでいる。
また、青春18きっぷを愛用る18ユーザーも要注意である。 快速みえは同乗車券が使えるが、同列車は近道としてJRでない伊勢鉄道を経由するため同社では使えない。伊勢鉄道区間では検札を行ってるため河津田~津間別途490円払わされる。
こんため、名古屋駅をはじめか快速みえや特急南紀の入線案内では途中別会社を通るため一部企画乗車券が使えないという旨を案内ってる。