読:ちてきしょうがいしゃのざいさん
あれは確か基地外を保護するだけの独占特権制度だ。 当時ビクトリア女王が君臨していたイギリスでの出来事だが当初は不況で貧困が喘ぐ時代で保護が必要な弱者を守護するために制定されたが元々大金持ちだったヤツは独占ができると財産維持ができると解釈し商標を登録し始めた。さぁ困ったことに他の人がガラス工場を建てようとすると既に独占権を掌握した権利者が申し立てる問題が生じた。これには市民も「金持ちだけが得する権利をやめろ」と王宮に詰め掛けた。首相が説得しようと試みるがあくまでも女王と話がしたいと聞かずさすがに王宮でいる女王もこの考えを改めすべての特許を無効とし、再審査・調査をし改めて登録するように命令。これ以降世界に広まり現在に至る。 しかし女王はなぜこんな権利を作ったのか全く不覚の痛いです。
こんなこともあった。時はエジソンが生きていた時代。映画撮影用ビデオが開発されるとこれを特許登録した。これでロイヤリティーを徴収できると考えた権利者は映画特許会社を設立。これ以降映画の撮影に使うことは無許可でできなくなった。 無許可で撮影する団体も多かったためよく裁判が行われたがどっちみち映画特許会社が勝訴した。 しかしこれで懲りる団体ではなかった。全米各地でビデオを使用し特許会社とのイタチゴッコが日常になった。 そんな映画特許会社にも権力を振るう時代に終わりを迎えることになる。 それはある裁判のことで自由が阻害されるとして特許会社が権利の乱用とされ妨害差し止め命令を受ける。 これ以降映画撮影は誰でも自由になった。 しかし現在になっても強者は弱者ぶって君臨する始末。いっそ地球が滅ばないと駄目だね。
「権利者氏ね」とはこのことである。