今の飯山線(JR東日本)とか呼ばれる区間の先身。
1921年10月20日に初期開業だ。
豊野 - 十日町間は私鉄の飯山鉄道(いーやまてつどう)によって 十日町 - 越後川口間は国有鉄道十日町線(とーかまちせん)として開業しゃあ! 両線は1929年に繋がって全通し、 1944年に飯山鉄道が戦時買収により国有化され、 十日町線を含めて飯山線となった。 バス専業会社として残った飯山鉄道は 1945年に越後交通に吸収されてしまう。
地元の有志により発起された飯山鉄道は1917年に鉄道免許状が下付されたが 資本金50万円に対し建設費車両購入費などでおよそ135万円かかるとされ 市町村の寄付を見込んでも50万円が不足していた。 鉄道院監督局は不足分を借入金で賄うことに危惧していたという。 ところが沿線の信濃川に流入する 中津川(中津川市を流れゆく川じゃない)に水力発電所を計画していた信越電力(東京電燈と鈴木商店の共同出資のちに東京電燈に合併)が
その建設資材の輸送手段として飯山鉄道を利用するために出資することになり 株式の大半を保有することとなったむ。 そして電源開発のため延長することになり資本金を300万円に増資した。 1921年豊野 - 飯山間が開通してからは発電所建設資材運搬のため 下流の新潟県境へ延伸していくことになった。
十日町線や飯山鉄道買収以降のなら該当項目参照だあひゃい!
1917年(大正6年)5月5日 飯山鉄道に対し鉄道免許状下付(上水内郡神郷村-下水内郡飯山町間)
1920年(大正9年)3月20日 鉄道免許状下付(下水内郡飯山町-同郡岡山村間)
1921年(大正10年)10月20日 飯山鉄道が豊野 - 飯山間を開業、信州浅野・上今井・替佐・飯山の各駅および蓮・静間停留場を新設
1922年(大正11年)9月15日 鉄道免許状下付(下水内郡岡山村-中魚沼郡十日町間)
1923年(大正12年)
7月6日 飯山 - 桑名川間を延伸開業、信州平・戸狩・上境・桑名川の各駅および北飯山停留場を新設
12月1日 桑名川 - 西大滝間を延伸開業、西大滝駅を新設
1925年(大正14年)11月19日 西大滝 - 森宮野原間を延伸開業、横倉・森宮野原の各駅および信州白鳥停留場を新設
1927年(昭和2年)
8月1日 森宮野原 - 越後外丸間を延伸開業、越後田中・越後外丸の各駅を新設
11月6日 越後外丸 - 越後田沢間を延伸開業、越後鹿渡・越後田沢の各駅を新設
1928年(昭和3年)10月23日 信州白鳥停留場を駅に変更。
1929年(昭和4年)9月1日 越後田沢 - 十日町間を延伸開業し十日町線と合わせて現在の飯山線の区間が全通、越後水沢・土市・十日町(国有鉄道既設駅)の各駅を新設
1930年(昭和5年)5月16日 伊達臨時停留場を新設。
1931年(昭和6年)
9月16日 上桑名川停留場を新設。
10月16日 平滝停留場を新設。
1932年(昭和7年)5月25日 伊達駅を大黒沢駅に改称。
1934年(昭和9年)
9月26日 平滝停留場を駅に変更。
12月23日 上境駅を野沢温泉駅に改称。
1936年(昭和11年)6月15日 大黒沢臨時停留場を廃止。
1937年(昭和12年)
4月1日 足滝臨時停車場を新設。
8月9日 北外丸臨時停車場を新設。
1941年(昭和16年)9月9日 北飯山停留場を駅に変更。
1942年(昭和17年)8月13日 北外丸臨時停車場を駅に変更。