相模野海軍航空隊線とは遠の昔に廃止または休止になった休止線のこと。
概要
元々は名の通り相模野海軍航空隊線として日本軍基地への輸送用に建設される。相模鉄道本線と合流する所からは相模本線を介して各地へ輸送していた。その後日本が第二次世界大戦で敗戦すると路線は米軍用になり、GHQが統治している間は10時と15時にそれぞれ二往復していた。休線なので線路などの設備を撤去する必要がないので現在も撤去されずに残っている。これが災いしているのか廃止にしたいならさっさと撤去して道路を造ってほしいなどと要望している住民がいるほどだがこのまま廃線にするのは惜しいので以下の節にどう復活したらどうかを記している。
歴史
構想
全線使用した経路
- さがみ野 - 東柏ヶ谷 - 相模大塚南 - 相模野海軍航空基地
- 全線を忠実に復活させると相模大塚へはスイッチバックで運行する手間が生じるため、バックなしだとさがみ野が起点となってしまう。従来通りかどうかは知らんが、さがみ野駅と厚木海軍航空基地を結ぶことになる。また利用の多い相模大塚が使えないと利便性と需要がなくなってしまうため、都合が悪く、途中に踏切もある関係で電車通行時に渋滞発生が懸念される。
一部を使用し、相模大塚まで残りを併用軌道とする経路
- 相模大塚 - 相模野軍航空基地
- 東名道をまたぎ、踏切の手前で従来線を出て、併用軌道として道路上を通行、その後道路の形状に合わせて横N型で運行し、相模大塚駅前に到達するという経路。これなら相模大塚まで出られるためスイッチバックという手間も防げて効率がいい。ただし、併用軌道を運行するため、専用軌道用の車両が使えないといった欠点がある。また費用もこちらの方がはるかにかかる。また結局渋滞が懸念されるが減・温室効果ガス計画においては一役買いそうである。さらに併用軌道は広い道路を使用するため、全線が単線多少道幅が狭くなる程度で済むし短距離なことから本数も1編成で十分確保できる。カットされた部分で相模鉄道本線合流点を結ぶ所は回送線としても利用が可能で、車両の入れ替えなどに使える。
以上の構想を纏めると
合流部分の手前に車庫を設けてそこから発着することも万が一回送線が旅客需要が期待できればこの区間も旅客線に使える。このことから綾瀬市大和市の新交通システムとして期待ができる。
関連項目
最終更新:2011年07月17日 11:22