JPCTとは
http://www.jpct.net/で提供されているフリーのJava用3Dエンジンです。
オープンソースではありませんがライセンスが緩く使用方法も簡単なのでちょっとした3Dアプリを作成するのにもお勧めですが、日本語の資料がほぼ皆無なので英語を読まなければならないのが難と言えば難でしょうか。
ライセンス(テキトー訳)
以下はjPCT APIに適用されるライセンスのいい加減な意訳です。正しいライセンスについては、
こちらを参照してください。
Copyright (c) 2002 Helge Foerster. All rights reserved.
個人/商用使用の別を問わず、jPCTの使用は無料です。
以下の条件が満たされれば、二部形式における再配布は許可されます:
- jPCTのJARファイルに含まれるクラス構造とクラスが完全な状態で含まれている事。この許可が作者によって明らかに与えられるまで、クラスファイルを逆コンパイルする行為や、オリジナルファイルを改変し置き換える行為は許可されません。
- jPCTのJARファイルは解凍され、クラスファイルは他のJAR形式/ファイルの中に格納されるかもしれません。jPCTが別のプロジェクトの一部として分配されるなら、またあなたが、そのような行為があなたの知的所有権を保護するのに必要であると感じるなら、項目1の要件に従ってプロジェクトの他のファイルと共にクラスファイルを同梱させることができます。
- そうするのは良いことですが、必ずしもあなたのプロジェクトにおけるjPCTの使用について記載する必要はありません。 あなたがjPCTの使用について記載するなら、jPCTウェブページ(http://www.jpct.net)を記載してください。
※以下免責事項が続くが省略(jPCTを使用して生じたいかなる損害も保証されない云々)
jPCTエンジンの特徴
- 3DS、MD2、ASC、およびXMLファイルの読み込み
- オクトツリーのサポートとポータルレンダリング
- キーフレームアニメーション(定義済みMD2ファイルあるいは自己定義)
- 無制限な数の光源による頂点照明
- アンビエント、デフューズ、スペキュラー照明
- プリミティブのように扱える 円錐、立方体、球...
- 球状の環境マッピング
- 衝突検出(光線多角形、球多角形、および楕円面多角形)
- より良いカメラ制御装置のための回転挿入と整列
- 頂点および表面のを自動生成
- ジオメトリを基準としたピッキング
- 透明効果
- ビルボード
ハードウェアレンダラーの特徴(Java 1.4以上)
- 単一パスによる、4枚までのマルチテクスチャ(ハードウェアがサポートしているなら)
- 無制限のテクスチャレイヤーによるマルチテクスチャレンダリング
- 高度な霧と透明度設定
- 三角形片と頂点アレイの使用
- Swing/AWTの統合(マルチコア/マルチCPUからの利益)
- ネイティブのOpenGLウインドウによるフルスクリーンのサポート
- RGBスケーリングのサポート
- LWJGLの使用
関連資料
と言ってもほぼ
開発元のサイトしかないというのが現実です。以下は開発元の提供している資料。
3Dアプリ開発のための覚え書き
基本構造
モデル読み込み
最終更新:2006年12月03日 13:49