GM:前回、ダンジョン(?)をクリアしたら、猫の王様(?)と謁見できたところまででした。

グラツィア:ネロちゃん、なでなでさせてもらえませんか?

ネロ:なでなで?
 んー、んーーーー(悩んでいる)い、今はダメ!><

フェンネル:(かわいい……)思わず顔がほころびます。

トーリ:なしてじゃ? そがいな気分じゃなかか?

グラツィア:ダメ…ですか?
 『今は』ということは『あとで』はいいですか?

ネロ:あとでなんてどうなるか知らないもん。
 ボクは今を生きてるんだい!

トーリ:ははははは! まごうことなきネコよのう!(笑)

エルヴィカ:みなさん、貴方ともっと遊びたいみたいよ?

ネロ:遊びたい?
 遊ぶ…。(うずうず)

エルヴィカ:一緒に行きましょうよ。

ネロ:んー、だめだめだめ!待って待って!
 何しに来たのってボク聞いたのに、ちゃんと返事もらってない!
 テキトーなこと言うんだったら、お外にポイしちゃうからねーー!!><

グラツィア:それは困りますね…。

ネロ:ちゃんとね、ちゃーんとね、答えて。
 『ここに何をしに来たの?』

フェンネル:ネロ。何をしに来たのかだなんて、そんなのは簡単だ。
 ネロに会いたかった。会って、遊んで、友達になりたいと思った。
 ネロと触れ合うまでは、別の気持ちもあった。
 ネロ。余はネロの友になりたい。本当だ。
 なんといっても、ネロ、ネロは…(ちょっと間を置く)

ネロ:ボクは、なーに?
 ボクと友達か~。しもべだったらいいけどね♪(くすくす)

GM:※ 世の中の猫と飼い主の正しい関係  猫>飼い主

エルヴィカプレイヤー:確かに(笑)

トーリプレイヤー:うむ。実にネコよのぅ。(大笑)

グラツィアプレイヤー:猫だ…。

フェンネル:ネロは、余にはないものを、いや、この場所にいる皆にないものをたくさん持っている。
 一言でいえば天才だと、余はネロのことをそう思う。
 そんなネロと、ともに外に出て、たくさんのものを見たいし、我々にもたくさんのことを教えてほしい。
 あるがままの姿思考でな。

ネロ:天才!? ……(≧▽≦)(←嬉しくてじたばたしている)

フェンネル:しもべか。
 余は人の上に立つものだが、ネロのしもべなら悪くないな。(思わずくすくすと笑った)

エルヴィカ:そうね!

ネロ:ボクの上には誰もいないよ?
 ボクはボク。ボクの大事なものはメル。
 ボクは何からも自由なのさ!

グラツィア:ユラ様の体を作っていただきたいのは事実なのですが…。

ネロ:ゆらってなーに?
 ねこじゃらし?

グラツィア:私たちの仲間の女性です…。
 でも、きっとネロちゃんのこと大好きになって、一緒に遊んでくれそうな人なのですが…。

エルヴィカ:私たちのお友達。
 彼女もネロと遊びたいかもしれないわ!
 でも今、遊ぶ体がないの。

ネロ:たわわ?ムネとおしりおっきい?

グラツィア:たわわ?

エルヴィカ:そうね、たわわだわ^^

トーリプレイヤー:クッションフェチめ!(笑)

エルヴィカプレイヤー:確か大きかったですよね?

GM:特筆するほど大きくはないけど、しっかりありました。

シャノン:(胸が大きめだよって言ったら変態かもと思って言えませんでした(゜ロ゜; 三 ;゜ロ゜)

グラツィアプレイヤー:エルヴィカさんの方が大きいけど、ある、ということでね。

ネロ:たわわかー。それなら悪くないな~。
 メルなんてねえ、ぺったんこでねえ、ムネに乗ってもすべり落ちちゃうくらいだったんだよ!

ブルー:(黙れと言われているので黙っている)

トーリ:(どうどう………)

ネロ:つるぺたより、やわらかだよねー!
 メルママはすっごかったから、メルもおっきくなったらおっきくなったはずなんだけどなー。

グラツィア:どうですか?

ネロ:うん、悪くないね。それで?(きょとん)

フェンネル:なぁ、ネロ? なにからも自由というのなら、「メル」からも自由なのか?
 (フェンネルはネロと誠心誠意向かい合いたいので適当なことは言いません)

ネロ:「メル」から自由、…って?
 んー。
 ん~?(首をひねっている)
 …たぶん?

フェンネル:ネロ、ネロの話は…矛盾している。
 ネロは、自由ではないではないか?

ネロ:自由って、好き放題できること、でいいんだよね?

フェンネル:(思わず優しく微笑んだ)
 ネロ、お前は本当に、かわいくて、純粋で、天才だ。
 自由というのは、好き放題とは違うと余は思う。
 自由というのは、その存在に縛られないことだ。

トーリ:まぁ、半分はそのとおりだがの、それは本当の自由の半分だけしか解かっておらんのぅ。(やさしく)

ネロ:メルはしばったりしないよ!?
 おしおきされてもロープはなかったもんね!!
 物置に閉じ込められたことはあるけどっ!!

トーリ:なにやらかしたんじゃ? ネロよ。

ネロ:メルのスカートで遊んでたら、ぱんつに爪がひっかかって足首までずれた。
 そしたらめちゃくちゃ怒られた。

トーリ:かっかっかっかっかっかっか! 
 そりゃぁ、お仕置きされるのも無理はなかぞ?(大笑)

ネロ:ひげおっさん、ボク、わざとじゃなかったんだからねー!
 メルがおこりんぼだったんだよ!

トーリ:わざとじゃなかったら何をしても良いって事にはならんぞー? 
 だからこそメルに怒られたんじゃろ? 
 そういう時は素直に「ごめんなさい」と謝ればええんじゃ。(苦笑)

ネロ:ぶーーー。

フェンネル:(思わずくすくすとずっと笑い続けている。優しい声で)なあネロ? 
 余にもっとメルとの思い出を聞かせてくれ。
 縛るというのは、その人のために、前にも後ろにも進めなくなっているということだよ。

ネロ:メルのために、前にも後ろにも進めなくなっている?
 (立って、前に歩いて後ろに歩く)できるよ?

フェンネル:(思わずこらえきれずにずっと笑ってる)ネロは、天才だな、本当に。
 余を笑顔にさせるのが世界で指折りにうまい。

ネロ:あれー?ボク、なにかおもしろいこと言った???(首かしげ)

エルヴィカ:(カスケさんに)ユラの魂を見せたら、ネロにわかってもらえる?

カスケ:(エルヴィカに)悪いのう。儂は、ちと…別のことで手がいっぱいじゃ…。
 (目を閉じ、汗を伝わせている)

エルヴィカ:(カスケさんに)それはごめんなさい。早くなんとかしないと…。

グラツィア:(心:フォルト様、カスケ様は何をなさっているのですか?)

フォルト:………。
 勝ち目のない戦いをしています。時間稼ぎにしかならないでしょうに…。

ネロ:好き放題と自由は違うんだ~。
 じゃあ、お前達はさ、自由?

トーリ:おう、わしゃ自由じゃ!(にっかりと良い笑顔)

エルヴィカ:私も自由…だと思うわ。

ヘリオス:そういう意味では俺は、ずっと自由じゃねえな。
 なにかに縛られて生きてるし、そうして一度死んだ。

グラツィア:私は『自由』を知りません。

シャノン:それなりに自由だと思います。
 縛られている、のは守られているとも思いますので、嫌じゃないと言うことは、まあ自由かと。

ネロ:なーんだ、ほとんどみんな、まあなんとなく自由じゃん。
 じゃあボクだって自由だよ。それでよくない?

フェンネル:ああ、ネロ。
 ネロのメルに対する話は美しい素敵なものだ。
 しかし、ネロの中のメルは、過去にしかいない。
 (すっごく優しい兄のような声で言っています)

ネロ:メルはいるよ?
 ボクはメルの胸だもん。

フェンネル:どこにいるのだ?
 今でも鼓動を感じるか?

ネロ:うん。もちろん!胸を位置するボクにはメルの鼓動も宿ってるよ!

フェンネル:心臓の音…とくん、とくんと。
 猫だったら、この辺りかな(といって猫の心臓を指さして)

ネロ:うん。ボクはそれを担ってるんだよ。
 フォルトとブルーが足で、ソニアとカスケが腕であるようにね。

フェンネル:今でも宿っているのか。
 それは、ぜひ聞きたいな(嫌味とかではなく、思わず漏れたという感じで)

ネロ:(フェルに)だーめー。
 ボクがメルの胸なのはね、メルの胸がボクの特等席だったからさ!

グラツィアプレイヤー:すべりおちていたのに…。

トーリプレイヤー:wwwww

GM:メルが怒るぞw

フェンネル:わかっているさ。
 もし、いいよっていうのなら、叱りつけているところだ。

エルヴィカ:あなたのメルに会いたいわ。
 鼓動だけじゃなくって、貴方をおひざに抱っこしてたメルにね。

ネロ:会いたいの?メルに。
 ………ボクも……ボクも会いたいよ!!!

エルヴィカ:だったら一緒に探しに行きましょうよ。貴方と一緒に行きたいわ。

ネロ:メルに会いたい…。メルに、メルに会いたいよう!!
 メル…あいたいよう、あいたい、あいたい、うわああああん(子どものように大泣き)

グラツィア:(心:メルリースとはどのような人物だったのでしょうか…。
 これほどまでにそれぞれの心を揺さぶり、想いを残させるなんて…)

ネロ:もいっかい抱っこして、なでて、すりすりして。
 笑って、いい子って言って。
 遊んで。
 ご飯ちょうだい。
 一緒に寝たい。
 メル、メル、あいたいよう…!

エルヴィカ:駆け寄って行って抱っこしようとしたら、逃げますか?

GM:逃げませんよ。

エルヴィカ:(では、駆け寄って抱きしめてよしよしします)
 (なでなでしながら)ねえ、一緒に行きましょう。
 みんなで力を合わせたら、また会える方法があるかもしれないと、私は思うの。

フェンネル:ネロ……みんなみんな、メルに会いたいのだ……。
 鼓動なら、ネロが一番、誰よりもきっとメルに会いたいだろう…。
 メルがネロの鼓動なら、その鼓動は死んでいる。
 もしネロの鼓動がよみがえるなら、余の心臓の音など、ネロとエティにくれてやるのにな。
 王になる身では、それもできない。
 余は、自由などではないのかもしれない……(エルヴィカさんの邪魔にならないように、側に寄り添って。頭撫でるタイミングを狙います。邪魔にならないように)

ネロ:メルは死んでなんかない!生きてるもん!生きてる……。
 エティとは違うもん!!

フェンネル:(思い切り顔を殴られたみたいな表情になった)

ネロ:メルはずっと、ずっと、死ぬことなんてできないで今までいるんだから!!

グラツィア:(心:死ぬことなんてできない…?)

フェンネル:ならばなおさら、一緒に、メルにまた会いに行こう。

ネロ:ボクは…ただ、メルに、会いたい…。

エルヴィカ:(他の人を見回して)まだ、全員の力は合わせたことはないんじゃない?
 だったら、まだ試したことない方法を試してみても、悪くないと思うの。

ネロ:ここは、昔、森で…。
 メルに、初めて会った場所なんだ…。

エルヴィカ:(ネロをよしよししながら)あなたの思い出の場所なのね。

ネロ:ここで待ってたら、メルが…。ボクを拾いに来てくれるんだもん……。

トーリ:(視線の合ったエルヴィカに黙って頷く)

エルヴィカ:(トーリさんに、にっこり)
 (ソニアとフォルトは、いそうなところをなんとなく見た感じで)

ネロ:ボクは、メルにもう一度、抱っこして欲しいだけ…。
 それだけ、だもん…。ひっく、ひっく…。

フェンネル:ネロ、ネロにはわかるのなら、またメルに会えるって、ネロにわかるのなら、ネロは、ずっとここで、メルを待っていたんだな。
 (ネロの存在ごと包み込むように)ならばネロ、一つ余にも願いがある。

ネロ:もう一度、ボクをメルと会わせてくれるなら、お願い、なんでも聞いてあげる…ひっく。

フェンネル:ネロの、メルに会いたいというそのお前の願いを叶えたいという願いだ。
 もしその願いが偽りだったら、余の心臓など好きにしろ。
 (そういって自分も半分泣きながらネロを抱っこします)
 (中:フェンネルの中ではエティのほうが上だったメルが同じくらい大事になった瞬間。ネロありがとう…)

グラツィア:(心:フォルト様、メルリースは『死ねない』ってどういうことかご存知ですか?)

フォルト:そのままの意味です。メルリースは死ぬことはありません。
 人間の少女の生は終わったかも知れませんが、魂は神と同化した時点で永遠。
 永遠に存在するか、完全に消滅するか…です。

グラツィア:(心:メルリース…永遠に存在するか、完全に消滅するか…?
 永遠に存在したらどうなりますか?)

フォルト:『メルリ-ス』の『しずく』が降り注いだ大地がどうなったかお忘れですか。イア。

グラツィア:(心:常にしずくが降り注ぎ続ける、ということですか?)

フォルト:しずくはやがてかけらになり、そして大きな脅威となります。
 本体が現れたら、世界はきっと…。

グラツィア:(心:ネロちゃんはそれを知らないのですか?)

フォルト:本能で知っていますよ。
 あの子は、世界よりもメルリースが大事なのでしょう。

グラツィア:(心:そうですか。世界よりも大事な人なのですね。
 でもきっとそれは、フォルト様もソニア様もブルー様も同じなのでしょうね)

フォルト:………。
 私とソニアとブルーは、メルリースの真の意志は世界を守ることと信じ、メルリースを消滅に導こうとしていたのです。
 残した意志を選ぶか、存在そのものを選ぶか、の違いかも知れませんわね…。

エルヴィカ:私は貴方をメルリースに会わせてあげたい。
 そのためには全力を尽くすわ。

ネロ:ねえ。ボク、またメルに会えるかなあ…?
 ずっと、ずーっと、ひとりぼっちでここで待ってたけど、迎えに来ないの…。

フェンネル:迎えに来ないなら、自分から迎えにいけばいいだけの話であろう?

エルヴィカ:あなたはもう一人じゃないわ。
 じゃあ、反対にこちらから迎えに行ってあげましょうよ。びっくりするかも。

トーリ:のぅ、ネロよ。 
 迎えにこんのなら、今度はわしらと一緒に自分から探しにいかんか?

ネロ:ボクがむかえにいくの?(びっくり)

トーリ:おうよ、押してだめなら引いてみなっちゅうてのぅ。

ネロ:(トーリを思いっきり押して、それから引っ張って、びくともしないので不服そう)

エルヴィカ:そうよ。そうしたらきっと、喜んでくれそうな気がしない?

トーリ:自分から動く方が手っ取り早い事もおおかぞ?

ネロ:喜んでくれるかな…?
 メル、喜んでくれるかな!(*^▽^*)

トーリ:喜ぶと思うがのぅ?(にっかり)

ネロ:バッタとってきたときみたいにびっくりした顔しない?
 ちゃんと褒めてくれる?

トーリプレイヤー:Gでないだけ良かったと思っておこう。(笑)

フェンネル:驚くなんてものじゃないぞ。
 ますますネロのことを好きになる(にこりと笑って)

ネロ:ブルーのしっぽ揺れてて面白くて思いっきりかんで、ブルーに蹴り殺されそうになった時みたいに怒らない?

トーリ:いや、それは勘弁しちゃり。気持ちは解かるが、ぬしゃが悪い。(苦笑)

ネロ:あれはしっぽが-!しっぽがボクを誘ったんだ!ボク悪くない!!><

トーリ:(ブルーに)ネコの性分じゃ、許せとは言わんが、多少は大目にみちゃり……(苦笑)

ブルー:(トーリに)多少…多少か…。30回くらいまでは数えもしたな…。

エルヴィカ:(ちらっと、ブルーの方見て「ああ…お気の毒」という表情)

ブルー:(目を閉じて耐えている)

トーリ:(ブルーに)よう、我慢した。 ぬしゃ、ほんにえらかのぅ……(ぽんぽん)

フェンネル:ブルー。卿は本当に……、あとで思い切り話を聞こう。
 代わりに殴られてやってもいい。(ブルーをいたわるように肩にそっと手を置いた)

ブルー:(フェルに)今は我はかまわん。この馬鹿猫をなんとかすることに専念してくれ。

フェンネル:(ブルーにふっと笑って)もちろん。

ネロ:馬鹿猫っていったー!馬のくせに!
 お前なんか鹿と合体してほんとのバカになっちゃえーだ!

ブルー:ほう。文字を知る知識を得たか。阿呆なりに育ったな。教養は無いが。

トーリ:(心:ブルーよ、同じ土俵に立ってどがいするぜよ……(苦笑))

エルヴィカ:話を聞いてたら、貴方のメルならきっと喜んでくれると思うけれど?

フェンネル:褒めて、ありがとうって言って、私のネロって、呼びかけてくれるだろうな。

エルヴィカ:メルも寂しいのかもしれないわ。
 そうだったら、もう寂しくないよってみんなで言ってあげたら喜ぶんじゃないかしら。
 (フォルトとソニアは見えないので、ブルーとカスケの方を見ながら)ねえ、色々試すだけ試してみてもいいと思うの。

カスケ:……………(話を聞けないほど何かに集中している)

グラツィア:カスケ様の様子、おかしくないですか?

エルヴィカ:イアさん、フォルトさんにカスケさんは大丈夫か聞いてみて(こっそり)

フェンネル:(心配そうにカスケを見やる。何か力になれないかと思って、邪魔はできないので、自身の魔力を、カスケに注ぎ込むところをイメージしてみたりもした)

カスケ:……くっ……。これ以上は…持たぬ、か……!(がくりと両膝をつく)

GM:ぱりん、と、水晶が砕けたような透明な音がしました。

フェンネル:カスケ!!(走ってカスケを支える)

グラツィア:カスケ様!!

エルヴィカ:何!?

トーリ:なんじゃ!?

エティック:(気配のみ)………。

フェンネル:エティ……。

エティック:…………ああ。ここは……。(声だけ)

カスケ:(ぜいぜいと息をしている)

エティック:ネロの空間…か…。

フェンネル:エティ? どこにいる……?(カスケを支えたまま)

ネロ:あ。エティ。殻を脱いだんだね。邪魔だったでしょ?外側。

エティック:いや。
 それなりに、あれは大事だったよ…。
 俺を人というカタチに留まらせてくれた、風の梟の優しい思いやりだからね。

フェンネル:殻? 外側?

グラツィア:どういう事ですか?

エルヴィカ:何が起こったの?

トーリ:…………(何時でも動けるように身構える)

エティック:ある意味ではじめまして。俺はエティック。
 他の動物たちと同様に、メルリースの肉体の一部を担う存在。

カスケ:すまぬ…。儂の空間を壊して…出てきてしもうたわ……。

エルヴィカ:(カスケさんに)いえ、こちらこそ時間がかかってしまってごめんなさい。

エティック:俺の部位は「頭」。
 俺の色は「透明」。
 俺の属性は「呪」。
 世界を呪うしずくの根源。
 マユラを内側から食い破った、そのもの。
 「メルリースが、生前たった一度だけ、声ならぬ声で叫んだ呪い」の権化。
 …何百回、何千回、叫んだってよかったのにね。

エティック:『こんな世界なんて、なくなってしまえ』

グラツィア:(両手で口を押える)

エティック:それが俺という存在。
 それを叶えるのが俺というカタチ。
 始原の神の力を唯一行使できる、黒き竜の化身。

トーリ:(表情を変えずに臨戦態勢で対峙)

フェンネル:エティ……。
 卿が何であれ、卿はエティックだ…。

エティック:俺は…………


エティック:ごめん、みんな…!!
 ごめん、ごめんなさい、ごめんなさい…!!
 俺そのものが呪いだったんだ…!!

グラツィア:謝ることなどないと思いますよ。

フェンネル:謝らなくてもいいのだ、エティ。
 その罪も罰も、我々が、いや、余がすべて受け止めよう。

エルヴィカ:あなた、本当に優しい子なのに、それは辛かったわね…。

エティック:カスケはそれが表に出ないように封じた。二重の意味で。
 世界の崩壊を守るため。そして俺のこころを守るため。
 それでも「しずく」は漏れ続けた!

グラツィア:カスケ様、大変でしたね…。

エティック:俺がいる限り…黒き竜はこの世界を蝕んで、やがて、なにもなくなる…。

エルヴィカ:今、ネロに体をつくってもらえたら、時間先延ばしにできないの?

ネロ:あ、それ無理。ルナがいないもん。
 さすがに、光と闇の力がいるかなあ。

フェンネル:ルナ、ルナはどこにいる!?

ネロ:いいじゃん別に。
 これがホントの姿だし、前のがきゅうくつだっただろーし。

エルヴィカ:窮屈でもきっと、エティックは前の姿が好きだったんじゃないかしら。

フェンネル:本当も偽物も関係ない。
 エティはエティだ。すべてエティックなのだ…。
 本物とか偽物とか、あってたまるか。

エティック:みんな。
 俺自身が、時間を稼ぐよ。
 神として目覚めた権能で、俺の周囲の時空を止めよう。
 でも、どこまでもつかはわからない。

エティック:この理性がまだあるうちに。
 俺がみんなを覚えているうちに。
 俺を…消し去って……!!

GM:エティックの気配が消えました。

トーリ:(ふぅっ……っと小さくため息をつく)

グラツィア:(フォルト様、メルリースと話をすることはできるのでしょうか)

フォルト:イア…。私が、私こそが、話をしたいですよ…。(悲しげな声)

ネロ:えーと、さっき聞かれたから言うけどさ。
 ルナの居場所、知ってるよ?

エルヴィカ:(ネロに)凄いわ!教えて!

ネロ:ルナは変なとこにいるんだ。

エルヴィカ:変なところ?

フェンネル:変なところ?
 教えてくれ。もし何か必要なら、なんでも差しだそう。

ネロ:ルナはね、「愛しい子」を守るために、境界線にこもってるよ。
 なんのことだか、ボクはぜんっぜんわかんないけど。

フェンネル:愛しい子……? 
 それは……余か…?
 (自身の短剣を強く握りしめる。ルナが愛してくれるように、自分もルナを愛してると伝えるために)
 (わかってると思うけれどフォロンちゃんへの愛とルナへの愛は明確に違うから!)

エルヴィカ:境界線?

ネロ:あー、ボクもう、かっこつけるの飽きたー。


ネロ:(ぽん)
 ぷふー。(のびー)
 偉そーに見えてたでしょ?でしょ?さっきまでのボク!!

エルヴィカ:あら、かわいい!

ネロ:約束したからね。一緒に行くよ。

グラツィア:(心:猫じゃない…)

ネロ:ルナの愛しい子はね、金髪で、青い眼で、えーと、子どもだったかな?
 泣いてたから助けたんだって。
 で、その子に国をつくってあげたんだって。

フェンネル:余は、ルナの愛しい子の、おそらくは子供の子供の子供の子供…だ。

ネロ:国がなくなっちゃわないように、境界線にルナはいるんだよ。

エルヴィカ:ということは境界線って、国境のことかしら。

フェンネル:イリスとアルティアスの境界線か?

ネロ:でっかい水だよ。水の線。

エルヴィカ:クリスティアリバー!

フェンネル:クリスティアリバー! やはり!
 (ルナが初めて語りかけてきた場所だ…)

ネロ:ルナは水属性じゃないから居づらいのに、ずーっとずーとそこにいるよ。

エルヴィカ:水の中に?

ネロ:水の中はさすがに無理~。フォルトじゃないもん。
 でも、ルナはエティの次に強いから、けっこうどこでも意識だけで動けちゃうけどね~。

グラツィア:え?

ネロ:うさぎは穴が好き。だからね、水がつくった穴の奥の奥の奥にいるよ。

エルヴィカ:ということは川沿いのどこか洞窟かしら。

グラツィア:滝壺とかでしょうか?

エルヴィカ:(地図を出して)貴方の言ってる水の線はこれだと思うのだけれど、この水の線のどのあたりか分かる?

ネロ:(エルの地図を見て)うにゃ?
 もようがいっぱい…。

エルヴィカ:ちなみに今私たちがいるのはこのあたり。(指さす)

ブルー:……(仕方なく助け船)これは天から地を見た図だ。
 ここが川だとして、今お前がここにいるなら、ルナはどこにいる?

ネロ:ここらへんの穴。

フェンネル:(地図を覗き込む)

GM:ネロが示したのは、位置的には、サニーチップとクレイソードの真ん中あたり。
 アポッの上くらいに当たります。

グラツィア:アポッ…?

ヘリオス:ああ、「勇者アポッ」の伝説の町な(笑)

エルヴィカ:街としてはアポッが一番近いわね。

シャノン:(見ながら話を聞いています)

ネロ:水がどどどーってしてる横、崖みたいになってるとこにぽっかりあいてたはずだよ。

エルヴィカ:どうやったら、そこまで早く行けるかしら。

フェンネル:滝つぼか……。

ネロ:ちがうよー。水は横に流れてるもん。
 この上から、しゅばー!って流れながら、しゅぽっと穴に入ったら?

フェンネル:なるほど。皆で水泳だな。

ブルー:人間は生存出来んな。

グラツィアプレイヤー:鍾乳洞的なものかな?

GM:鍾乳洞的なものが、川の横にあたる岸壁にあるということです。
 この辺、川沿いの地形は崖に等しいです。

エルヴィカ:みんなでシャボンボールに入って、カスケさんに運んでもらう…のは無理かしら。

GM:カスケの姿が、薄くなっています。

エルヴィカ:カスケさん!?

フェンネル:カスケ!?

グラツィア:カスケ様!?

GM:力を大きく使ったのでしょう。剣に戻ってしまいました。
 ※ つまりシャノンさんの手荷物になった

シャノン:(手荷物…じゃあいつもより丁寧に持つ事にします)(がさつ)

エルヴィカ:大丈夫?休んでるだけよね?


フォルト:(ふわりと人化した)
 ええ。カスケは、力を使いすぎただけですわ。
 エティックが目覚めた今、私(わたくし)も、剣に籠もっているわけにはいきませんわね。

グラツィア:フォルト様?

エルヴィカ:フォルトさん!?
 カスケさんは無事なのね。良かった…。

フォルト:私(わたくし)はフリーズフォルト。水と氷を司る狼です。(貴婦人の如くドレスをつまんで軽く頭を垂れる)

フェンネル:フォルト、貴女の力を大人数に及ぼすことはできないだろうか?

フォルト:川を渡るということですわね。
 可能ではあります。でも。
 ……生態系を壊してしまうと思いますわ……。

グラツィア:生態系を壊すというのはどういうことでしょうか…。

フォルト:川を凍らせてしまうと、川に生きる命が息絶えます。

エルヴィカ:ああ、凍らせる…なのね。

フェンネル:貴女には、苦労を掛ける…。
 必ずエティックを助け、メルリースを助けることで、貴女にも報いよう。
 いや、余が頼みたいのはそうではない。
 川を渡る間、我々を守ることは可能だろうか?
 その行為が、……そうか、生態系を壊すのだな…。

グラツィア:ヘリオス、船はいくらくらいで買えるのですか?

ヘリオス:船!?馬鹿言え、王家の水軍の持ち物じゃねえか!!

グラツィア:船は市民は買えないのですか!?

ヘリオス:んー、比較的流れが緩やかなところじゃなくて、上流の急流をいける船だろ?
 国家予算レベルの金が要るな…(^_^;)

グラツィア:国家予算…?
 たくさんのお金が必要ということですね。

フェンネル:ルナのため、エティックのためなら、それを動かして、余がすべて失うのはたやすい、と言いたいところだが……(すっごい葛藤が深い顔)
 余は王になるさだめの王子だ。
 王は時に私欲を捨てなければならない。
 何より、エティもルナも、それを望んではいないだろうな…。

トーリ:のぅ、フォルトよ、一瞬で凍らせる事が出来るなら、一瞬で氷を水に戻す事は可能かのぅ?

フォルト:トーリ様。お話しするのは初めてですわね。(会釈) 
 できますが、かなりの力を消費します。
 先ほど伺った箇所は、川の水が多く、流れが激しい場所ですので。

トーリ:おお、そういえば初めてじゃったかいのぅ?(笑)
 いや、のぅ、川ん中の生き物っちゅうのは結構丈夫なもんでのう。
 一瞬で凍らせたんなら、短い時間なら結構生き延びるもんぜよ?

フォルト:いえ、その後の津波のほうが恐ろしいですわ。

トーリ:おお、溶かした後の津波はイカンな、忘れておうせや、フォルトよ。

グラツィア:ヘリオス、階段を作ることは難しいでしょうか?

ヘリオス:階段!?

グラツィア:その穴まで階段を使って降りていくのです
 そうすれば、凍らせずとも良いのではないですか?

ヘリオス:んー………。
 まあその、現実的ではねえわな…(^_^;)

ネロ:(ぽんっと黒い子猫になった)たーいーくーつーーーー。


エルヴィカ:(ネロ)リボンでよければ巻いてあげるわ。

グラツィア:ネロちゃん、こっちに来てもらえますか?

ネロ:にゃ~。(イアにとことこ)

グラツィア:(抱っこ、なでなで)

ネロ:(ごろごろごろごろ)

グラツィア:(なでなで)(心:可愛い~~~)
 (ネロが飽きるまで撫でまわす)

ブルー:フォルトよ。船を操作は可能か?

フォルト:え?なんですか、青き騎士。

ブルー:本来、急流で砕け散るような小舟を、水が攻撃しないようにはできないか?

フォルト:それは可能です。接触面を最低限にすればいいのです。

エルヴィカ:小舟なら、どこかで借りれない?

ブルー:幸か不幸か、すぐ近くはサニーチップ。我が力が最も強まる地。
 大地を我が動かし船出ができる場を作るくらいはできよう。

エルヴィカ:(ブルーの話に)それはすごいわ!

トーリ:おお! さすがじゃ銀青!

ネロ:(急にイアの服にもぐる)つるぺただあーーー!!!!!

グラツィア:あ!
 (服の上から)捕まえましたよ(ぎゅ)

ネロ:みゃぎゃ!

エルヴィカ:(ネロの様子にくすくす)

グラツィア:あ!ごめんなさい!(優しく抱っこ)

フェンネル:ネロ、ネロから見て、ルナはどんな娘だ??

ネロ:(フェルに)ルナ?んーんんんんーーーーー
 へんなこ。

フェンネル:変な子? 例えばどこが?
 変というのは個性だ。個性はかわいいということではないか?
 あと、ルナは、少女なのか? 
 その、性別が、だ。

ネロ:メスだよ。
 会えばわかるかなあ。なんともいえないよー。
 何考えてるかぜーんぜんわっかんない。
 あと、ボクのジェラシーの対象だし!!!

フェンネル:なぜジェラシーを感じる?

グラツィア:嫉妬の対象ということは、メルリースを取り合う関係だったのですね。

ネロ:ルナが来る前はボクが一番小さくていちばんかわいがられていつもかまってくれてたのにーーーー!!!!
 メルのエプロンポケットとられたーーーー!!!

トーリ:(苦笑)

フェンネル:そのエプロンのポケットは、メルの身体のどの位置にあった?

ネロ:(フェルに)おなか。

フェンネル:そうか、ありがとう。ネロ。

エルヴィカ:じゃあ、ネロはお兄ちゃんなのね。

ネロ:おにいちゃん!?(耳がぴっこーん)おにーちゃん!?
 おにいちゃん…。なんだかえらくなったぞ…!!

トーリ:おお、間違いなく「アニキ」じゃな、ネロは。

グラツィア:ネロお兄ちゃんですね。

エルヴィカ:(ネロににっこり)でしょ?

フェンネル:(かわいい……)

ネロ:おにいちゃん、だぜー☆(≧▽≦)

フォルト:(ネロを眺めて、困ったように溜め息をついている)
 そろそろ、マユラの魂を入れる器を作って欲しいのだけど…。はあ…。
 私…。色が白のせいか、やはり存在感が薄いのでしょうか…。

グラツィア:フォルト様!大丈夫です!

フェンネル:そんなことはない、フォルトはみなのお母さん、そうであろう?

トーリプレイヤー:大丈夫! 透明よりは存在感あるから!>フォルトさん

グラツィアプレイヤー:あまりフォローになってない!!

フォルト:私は、唯一、メルリースではなくマリアンヌに忠誠を誓う獣なのです。

フェンネル:エティックとメルリースの母親か…。
 お会いしてみたかった。フォルトに似ているのだろうか。

フォルト:ですから、母性を引き継いだのかも知れませんわね。
 実際に子を産んだ経験もありましたわ。

グラツィア:フォルト様、お子がいらっしゃるのですか?

フォルト:(イアに)獣の頃の話ですわ…(恥じらっている)

グラツィア:きっとフォルト様のお子も可愛かったのでしょうね。

フォルト:(イアに)嫌です、もう、子狼たちの話はしないで…!イアは意地悪ですわ…!(ものすごく照れてる)

グラツィア:ええ!?

フォルト:(イアに)獣の頃は発情期のたびに産んでいたのですよ!?
 は、恥ずかしい…!

グラツィア:ああ…それは…。
 フォルト様、失礼いたしました。

ブルー:(心:実は交尾経験が無いと言えない)

グラツィアプレイヤー:あの空耳がー!!!!!

GM:DT DT ~♪

トーリプレイヤー:じゃろ?(笑)
 ブルー魔法使い説がここに浮上。(笑)

グラツィアプレイヤー:賢者では?

GM:ブルーは大賢者になれるかもしれないw 超童貞w

エルヴィカプレイヤー:肉体があるから、子孫に乗り移ったのかと思ってた。
 童貞だったのか。

GM:ブルーは、魂だけ、馬の胎内に入って馬の肉体を得るということを繰り返していました。
 なので性行為は必要ないのです。
 ブルーだけは現在も肉体があって、馬の体が死ぬと他の獣と同じ霊体になります。

エルヴィカ:(フォルトさんに)ユラの器、似顔絵とかで通じると思います?

フォルト:(エルに)似絵は必要ありません。

エルヴィカ:ほんと!?魂を見せたらいい?

フォルト:ネロは、あなたがたの想像の遙か上を行く権能を持っています。
 魂があるならば、「過去」を遡り、存在を定義し、生あった頃をうつしとり、それを今に再現するのです。

トーリプレイヤー:ネロの趣味により多少の増量をして……。

フォルト:ネロは、過去を渡ることができます。過去に干渉はできませんが。

エルヴィカ:(中:魂は今どこですか)

GM:カスケが、力尽きる前にフォルトに渡したので、フォルトが姿を見せています。

エルヴィカ:では、ネロに頼んでみましょう。

フェンネル:ネロ、ネロにしかできないことを頼みたいのだが、構わないか?

ネロ:(ぐー…)

グラツィア:ネロちゃん、寝ちゃってますよ…。

フェンネル:(かわいい…)
 (寝てるネロを撫でりなでり)
 ネロ、起こすに忍びないな…。

ネロ:(口元がなにかもにゅもにゅ動いている。夢でなにか食べてる)

グラツィア:無理に起こすとご機嫌ナナメになってしまうかもしれませんね。

エルヴィカ:とりあえず、今後の算段が付くまで寝かせておく?

ブルー:(ネロの耳を思いっきり引っ張る)

ネロ:ぎゃん!

エルヴィカ:ネロの口元に指をいれよう…としたら、起こされた(笑)

グラツィア:あ!

エルヴィカ:あ、もう!

トーリ:銀青よ、大人気なくはないか……?(苦笑)

シャノン:(元から大人気ないところがあったとか思っても言いません、言いませんけれどそう思っています)

トーリプレイヤー:それは正しい見識だと思います。(大笑)>シャノン

グラツィア:ネロちゃん!?大丈夫ですか!?

ブルー:起こしたかったのだろう。(しれっ)

ネロ:みみー!いたーい!やったのだれー!ぶー!!

グラツィア:痛かったですね(優しくなでなで)

エルヴィカ:(ではブルーの手のひらひっぱったあとにピン喰らわせておきます)

ブルー:あ、痛。
 …(ぷい)

トーリ:(ブルーに)いまのはぬしゃが悪かぞ?(苦笑)

ブルー:起こしたんだからいいだろうが。

エルヴィカ:(心:こちらも子どもみたい…(笑))

トーリ:やりかたっちゅうもんがあろうによ…。
 あれじゃネロとやってる事は大して変らんぞ?(苦笑)

ブルー:無邪気の皮を被って最悪の悪戯をするより、意図的な悪意で攻撃した方がはるかにマシだと我は思う。

トーリ:(ブルーに)無邪気の皮っちゅうか、どう見ても生意気盛りのお子さまじゃろうに…(苦笑)

エルヴィカ:(ブルーに)何にでも全力で真面目で取り組んでるのね、本当に!

ブルー:…………無骨で不器用で悪かったな。

グラツィア:それがブルー様の良い所ではありませんか。

エルヴィカ:(ブルーに)あら、真面目で誠実ってことでしょ?

トーリ:まぁ、それこそが銀青の良いところでもあるんだがの?(にっかり)

ブルー:…………(黙った)

ネロ:ごろにゃー、イア好き。でもつるぺただからエルのが好き。


グラツィア:ネロちゃんに好きと言ってもらえて、とても嬉しいです。

ネロ:女の子なのにすっごいつるぺただよね、イアは!

グラツィア:ごめんなさい。つるぺたで…。

ヘリオス:グランは男だ!!!

ネロ:え?ここにいる誰より おじょーさま だよ!?!?Σ(◎△◎;)

グラツィア:(驚いたように)お嬢様…!?

ヘリオス:(ネロに)そこは否定しない。

シャノン:(一瞬、あー女の子なんだと信じかけました)

エルヴィカ:イアさんは確かにお嬢様なオーラあるわね(くすくす)

グラツィア:ヘリオス、お嬢様だと言われました…。

ヘリオス:(イアに)そういう雰囲気はその通りだからな(^_^;)

フォルト:(溜め息)ああ…また話がそれますね…。

フェンネル:ここにいるのはみなボケなのか…?? 
 いつまでもこうしてはいられないであろう。
 ルナは今も苦しんでいる。マユラもだ。

エルヴィカ:ね、ネロ。
 私よりはちょっとたわわじゃないけど、たわわちゃんの私の友達の体作ってくれない?
 この子なんだけど(フォルトさんの方をみて)

グラツィア:(ネロをなでなで継続)

フェンネル:ネロ、ネロにしかできないことを頼みたい。

ネロ:ああ、ゆら?だったっけ?
 でも、なんで?
 少し過去を見たけど、100%死んでるよ。
 死んだんだから死んだでいーんじゃないの?

フェンネル:メルに再び会うために、マユラの力も必要なのだ。

エルヴィカ:メル捜索隊のメンバーを増やすの!

グラツィア:エル様!(にこりと笑う)

ネロ:(耳ぴくん)メルに会うため!!
 メルに会うためか!そっかー!
 じゃあする!

グラツィアプレイヤー:メル探索隊メンバー、名称が素敵過ぎる…。

エルヴィカプレイヤー:お子様には分かりやすいかと。

ネロ:メル捜索隊メンバー、増やすぞーーー!!!(≧▽≦)

GM:ネロは少年の姿に一度戻り、楽しそうに歌いました。
 踊っているような、くるくる回っているような。
 楽しげなダンスと歌が、闇色のうずを作り…。
 一瞬、過去が垣間見えました。

GM:それは、在りし日の彼女の笑顔。
 大剣を手に、笑っていた彼女。
 本当は耐えがたい痛みに全身を侵されていたのに、限界まで耐え抜いた戦士。

グラツィア:ユラ様…。

トーリ:……。

フェンネル:マユラ……。

GM:かつてあった姿、覚えている光景の中に…。
 ネロが、にゅっと手を突っ込みました。
 そして、「マユラのかたち」を引っ張り出しました。

グラツィア:(心:最後は結構強引なのですね…)

GM:それは最初は闇のもやで、少しずつ人の形になり……。
 「すっぱだかのマユラ」が、横たわっている状態に。

フェンネル:ぶはっ。(不意打ちで思わずむせそうになるがなんとか耐えた)

エルヴィカ:まあ、ネロ、貴方って本当にすごいわ!

フォルト:さあ…器にお帰りなさい。
 崇高な戦士、かの勇者の転生した魂よ…。

GM:その肉体に、すうっと光が吸い込まれていきます。

グラツィア:フォルト様、ユラ様は勇者アポッの生まれ変わりなのですか?

フォルト:いえ、違いますわ?

グラツィア:え…でも、今、優者の転生した魂だと…。

マユラ:ん…。!?

エルヴィカ:おかえり、ユラ!

グラツィア:ユラ様!!

フェンネル:マユラ…!

マユラ:ひゃああ!?
 なんであたし裸なのおおおお!?!?
 やーーーー!!!(真っ赤)
 誰か服かマントか布ーーーー!!!

グラツィア:(抱きつく)

マユラ:イア!ああもう肉でもいいあたし隠してええええ(ぎゅー)

グラツィア:あ、はい!

エルヴィカ:あ、そうね。(マントでくるみます)

トーリ:おお!よう戻ってきよった!!

マユラ:超恥ずかしいなんでマッパのあたしをみんなが囲んでるのよーーーー!!!

グラツィア:その話はおいおい…。

シャノン:(ネロさんへ)なんで服は再生されないんですか?

ネロ:(シャノンへ)え?服、いったの?
 いるなら先に言ってよー。器がいるっていったじゃんー。

グラツィア:確かに、『体を再生してほしい』とお願いしましたね。
 ふふっ、服は買えますから。

ネロ:服も持ち物もできたけど、あとからいわれたってー。ぶー。

エルヴィカ:そうね、確かに私たちのお願いの仕方が悪かったわ^^;

シャノン:(ネロさんへ)そこ、重要です…。後付で服とかは無理ですか?

ネロ:(シャノンへ)むりー。
 だって、魂とリンクして過去にダイブしたからね。器に入ったものをもう一回取り出すとまた死ぬよ~?

エルヴィカ:ネロは悪くない、むしろすごい!できる子!

グラツィア:はい!

ネロ:おにーちゃんは、すっごいのだー!(*^▽^*)(えっへん)

エルヴィカ:ネロのおかげでみんなうれしいわ。

マユラ:…あ、あれ?
 あたし…。
 あたしさあ、砂漠で死んだ、ような…え?え?なんで?あれ?え?

フェンネル:積もる話は街か道中ででもしないか? 
 マユラ…、おかえり(じっと見てにこりと微笑む)

エルヴィカ:とりあえず私の予備を着ておいて。(服わたします)

フェンネル:余も服を買いたい用事があったのだ。一度街に戻ろう。話はそこで。

トーリ:うむ! とりあえず街に戻って祝杯ば上げんといかんのぅ!!(笑)

グラツィア:フェル様、今少し…。

フェンネル:どうした??(グラツィアによって行く)

グラツィア:お時間を…。
 フェル様もルナ様に一刻も早くお会いしたいだろうと思いますが…。

フェンネル:もちろんだ。しかし物事には順序があろう? 
 焦ってもよいことがないのは事実であろう。
 彼女を待たせるつもりはないが、300年待った彼女を、一日の焦りで、無駄にしたくはない。

トーリ:まぁ、細かい事はさておいて、ようやってくれたのぅ、ネロ! 
 さすがアニキなだけの事はあるのぅ!! (やさしくかいぐりかいぐり)

グラツィア:今までも奇跡でしたけど、すごい奇跡を見せていただきました。

マユラ:あ、あの…みんな…。

グラツィア:ユラ様、おかえりなさい
 今度からは、痛かったら痛いって言ってもらわないと…。

マユラ:(超小声)ただいま…。ありがと…。

フェンネル:ネロ、本当に、本当に感謝する。
 この恩は忘れない。必ずネロの願いもかなえよう。

マユラ:(声を殺して泣いてしまった)

グラツィア:ああ…。(なでなで)

エルヴィカ:ユラ、おかえり。(なでなで)
 あとで、ネロと遊んであげてね。

マユラ:怖かった…ぁ…!
 あああ、もう、あーーーかっこ悪い生き返ったりしてあたしかっこ悪い、もう、だめだって、あたし、あたし…!!!

トーリ:何がかっこ悪いものか! 
 人間、生きてるだけで丸儲けじゃ!

グラツィア:ソニア様も、ぜひお姿を…。


ソニア:(すうっと人化する)………。
 マユラを蘇らせてくれたこと、礼を言う。(皆に片膝をついた)

グラツィア:ありがとうございます。

トーリ:なぁに、みなの願いじゃ、そこまで大仰にせんでんよかぞ?(笑)

エルヴィカ:(ソニアさんに)だって、私もまた会いたかったし。

ソニア:以後、オレも目視できる姿で力を貸す。
 …気にいらねえことしたらブッ殺すけどな。

ブルー:(心:片膝をついて頭を垂れながら言うセリフでは無いな)

グラツィア:ユラ様、私のマントで良ければお使いください(マントでくるむ)

マユラ:気がついたらいっぱいマントや服やいろいろある…ありがと…(ぐずっ)

フェンネル:誇り高き炎の戦士、不器用で愛情深き獅子よ。
 顔を上げてくれ。礼を言うのはこちらのほうだ。

ソニア:…イリスリードの王家、金の兎の加護を持つ民か。

フェンネル:誰もマユラを忘れはしなかったが、ソニア、あなたは今までほとんどしゃべらなかった。
 片時も、マユラを忘れないでいてくれた。
 あなたには当たり前かもしれないが、感謝する。

ソニア:オレは、そこの馬みてえに生真面目で曲がれない棒きれみたいな性格じゃねえ。
 そこの狼みてえに、母性ふりまいて悲しげにつったってるだけで結局なにもしねえのとも違う。

フォルト:(心:酷い!!!)

グラツィア:フォルト様はそのような方ではありません!

ソニア:あん?そうか。悪かったな。

グラツィア:…(結構あっさりなのですね)

ソニア:オレは剣。ただの剣だ。オレを持つ主人の武器となって闘う。
 マユラが今世の主人ならば、その思いがオレのすべてだ。

フェンネル:貴女は余のことも、その先祖もよくは思っていないだろう。
 しかし、余は貴女に深く感謝している。
 ありがとう。
 あなたの声を久しぶりに聞いたな。
 暖かい、炎のような声。
 その炎があったから、マユラの魂は凍えなかったと信じている。
 感謝しかない。(皆が一気に距離を縮めてる様子に笑う)

ソニア:だが。
 『邪神メルリース』を蘇らせるつもりなら。
 ここにいる全員の臓物を噛みきってまき散らせてやらあ。
 オレは、脅しじゃ言わねえ。それだけだ。

マユラ:あ、そう言いながら脅しだから気にしないで。この子の挨拶なのよ~(笑)

ソニア:ユラーーー!!!

マユラ:(けたけた)あんたは唸るのはすごみあるけど、中身けっこう乙女よねー?(笑)

グラツィア:(心:飼い主…)

トーリ:ここにおる誰も『邪神』の復活なんぞ望んどりゃせんよ。 
 そこは安心せい。

エルヴィカ:私は「ただの、でも優しい女の子」のメルリースに会いに行きたいの。
 その方法を探す事は、皆の願いと外れないと思うのだけれど。

ネロ:メル探索隊メンバー!!(≧▽≦)

エルヴィカ:(ネロに)ね、けっこうたわわでしょ?

マユラ:(エルの服を着用完了。胸がゆるい)

ネロ:(さくっと猫化して抱っこしろモード)すきま、あいてる。

マユラ:その猫潰すわよ?(満面の笑顔)

フェンネル:マユラ、ネロは貴女の命の恩人だ。

マユラ:この猫が!?
 人様の体型ディスっておいて相殺できると思うなよお!?

エルヴィカ:そうよ!ネロがまたユラの体を戻してくれたのよ!
 (ちょっと小さい声で)一緒にね、優しいメルリースを探すのを手伝ってもらうからってお願いしたの。できる範囲で助けてあげてくれる?

マユラ:(エルに)あたし、死んでからのことサッパリだから、あとでまとめて情報ちょうだいね。

エルヴィカ:(ユラに)分かったわ。

フェンネル:しかしみな、気を引き締めろ。外はアルティアスだ。
 忘れたわけではないであろう?

シャノン:(人にお願いをする時、何か大切な事を学んだ気がします。そして、フェンネルさんの言葉に何か大事な事を忘れている気がするけれど思い出せません)

グラツィア:ヘリオス…。

ヘリオス:なんだ?

グラツィア:…いえ、何でもありません(目を伏せる)

フェンネル:ネロ、外の様子がどうなっているか、ここからわかったりするだろうか??

ネロ:ん?外?人がいるね。ずっと前から。
 気にしてないけど。

フェンネル:やはりそうか。たくさんか?

ネロ:んー。
 外に人がいたら、なんなの?

フェンネル:なるべくならその人間に見つからないようにここから出たい。(ヘリオスに目配せして)

グラツィア:ヘリオス。

ヘリオス:グラン、どうした。(なだめるように撫でる)

グラツィア:行かないでください。
 お願いです。(ヘリオスの手を握る)

ヘリオス:…!!!

フェンネルプレイヤー:(出て行ってアルティアスの王様にめっちゃ会いたいけれどーーー!!!)

ネロ:んーーーー♪
 (手をくるっと回転させて輪を作った)どこいきたい?
 どこでも、これくぐればいけるよ?過去に行くより簡単だから。

GM:ネロ = 「どこでもドア」機能のある「通りぬけフープ」を手に入れた。
 ただし気まぐれである。びっくりすると発動できないのである。

フェンネル:(皆さんに目配せして) サニーチップでいいか?
 (中:めっちゃ出てってつかまりたいけれど中的には!!!
 アルティアスの王様に会いたいけれど!!!)

エルヴィカプレイヤー:気持ちは中の人的にわかるけど落ち着いて!(笑)

トーリ:サニーチップでええと思うがのぅ。 
 無駄な戦闘は避けるに越した事はないけぇの。

エルヴィカ:船はサニーチップで調達できるのかしら?

GM:会ってもいいですけどねー。

フェンネル:じゃあ会いたいです。個人的にはとても。

グラツィアプレイヤー:中の人的には会いたいですけどっ!

エルヴィカプレイヤー:キャラは全力で拒否ですね(笑)
 捕まるとエティックのタイムリミットがゴリゴリ減りますよ。

グラツィアプレイヤー:イアは全力否定ですね。

フェンネル:ですよねー。

シャノン:(中;皆さんに合わせます。ただ、それでイアさんたちの将来予定にひびが入るなら微妙です

GM:とりあえず、下っ端に捕まるとややこしいので、
 ネロが「んー、んー」と空間をまさぐってる最中に、ヘリオスがアルティアスの頭の映像を見つけて「それだ!!」と思わず言ってしまって。
 ネロが「おっけー」と飛んだというネタにすれば一気に頭領に会えますw
 どうします?
 サニーチップに行けば本編は早いですが。

フェンネル:あ、それがいいかも…。

トーリプレイヤー:やーめーてー!!

エルヴィカプレイヤー:いやいやいや、それ、ストーリー的には危険では。

グラツィアプレイヤー:これは協議では…
 エンド後に会う事も、もしかしたら、これから先会う事もできるかも…ですよ…?

エルヴィカプレイヤー:そうですね。中の人協議した方がいいかも。

GM:よし!ダイスで決めよう!!

グラツィアプレイヤー:(; ゜ ロ゜)ナン!( ; ロ゜)゜ デス!!( ; ロ)゜ ゜トー!!!

フェンネル:なんだってー!?

エルヴィカプレイヤー:やめてー

GM:50以下ならサニーチップ、それ以上なら映像のアルティアス頭領の前にぽん!

GM:1d100
Cthulhu : (1D100) → 79

グラツィアプレイヤー:ああああああああああ

GM:運命って悲しいのね。

フェンネル:あーーーー

トーリプレイヤー:いや、まだ、PL間での協議終わってないしー!

エルヴィカプレイヤー:やめてっていったのにー(∩OoO∩)

GM:だって!ダイス振ったよ!?

グラツィアプレイヤー:(‾□‾;(‾□‾|(‾□‾||(‾□||||ガ゛ガーン!!

エルヴィカプレイヤー:ダイス振るチャンスを待ってたなー(笑)

GM:いいえ、皆様が迷ってたからw

エルヴィカプレイヤー:私は迷ってないよー(笑)

グラツィアプレイヤー:神はなんと無情なことか…。

ネロ:んーーー。(空間を吟味中)

ヘリオス:…!?(今見えた人影…。まさか!)
 (思わず)そこだ!!

ネロ:え?おっけー!

GM:ネロが空間を飛び越えて「向こう側」へ行ってしまいました…。

グラツィア:ネロちゃん!!!

GM:そこは、クーフィーヤに似た感じのものを身につけた男性の、個人の部屋のようです。

???:…!?

GM:その男性は、空間から少年がきたこと、その奥にまだ人がいることを見て。
 …小さく、笑った?

グラツィア:……………。

フェンネル:(中:あ、えらい人の部屋の前ですね)

GM:中です。部屋の中!!

フェンネル:(中:部屋の中だった!!)

グラツィアプレイヤー:安心はできませんよ…このGMですから。

???:我は体調が優れぬ。午後の視察は第六にさせよ。いいな。

部下?:(ドアの向こうから)はい、そのように。(去る足音)

???:……さてと。
 (小声で)魔法を扱えるのであろう。
 部屋から音が漏れぬと助かるが、どうか?(くすくす)

シャノン:(あ、それは出来るかも)

トーリ:(心:ほぅ? 存外タヌキじゃのぅ……)

エルヴィカ:ネロをむぎゅっと庇っておきます。

GM:というところで今回は終わりです!!
 お疲れ様でしたー!

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最終更新:2018年04月05日 09:05