GM:皆様の状況を説明します。
 皆様は、今はまだ、ネロの空間内です。
 ネロの空間と、どうもアルティアスの偉い人っぽい部屋が、通り抜けフープみたいなネロの権能で繋がってしまい、輪をくぐった先にネロだけがいるという状況です。
 向こう側は、個室のようです。
 しかし、偉い人の部屋というには広くありません。
 中は暗く、ランプの明かりだけがぼんやりともっています。

エルヴィカ:それは、エルヴィカはさすがに追いかけて行って、ネロキープですね。

ネロ:わふっ!?エルびっくりしたー!

トーリ:(両手を挙げて敵意が無い事を示して)すまん、ちくっと邪魔するぜよ?

ネロ:ぽよぽよきもちいー(≧▽≦)

???:(小さく笑う口元だけが見える)

GM:男(たぶん)は、顔は見えません。クーフィーヤに似た頭布を目深に被っています。
 長身で肩幅もあるので、男だろうと思います。

トーリ:突然の訪問、まっことすまん。 
 こっちもまぁ事故みたいなもんでのぅ、大目に見てくれると助かるんじゃがのぅ…。

???:事故?狙ってここへ来たのではなく、か?

エルヴィカ:ネロにはにっこりして、むぎゅッとしておきます。

フェンネル:(敵意悪意はないが、警戒して少し黙っている)

GM:敵意感知できますよ。

グラツィア:…………。

ヘリオス:…………。

???:さて。その穴の向こうの輩。
 穴越しに話すのか、それとも我をそちらに拉致するのか?

トーリ:どう説明したらええかのぅ…。
 左右の道をうっかり間違えたっちゅうのが近いかのぅ…(頭をポリポリ掻きながら)
 (トーリはすでに部屋の側に入っていってます)

フェンネル:(自身の短剣をかばい護るようにぎゅっと握りしめた)

フェンネル:1D100<=75 敵意感知あまりあげてなかったー!
Cthulhu : (1D100<=75) → 23 → 成功

GM:フェルさんへ。
 敵意は、「まるでなし」。ものすごく興味深そうに皆を見ています。

フェンネル:穴の外側から話すことほど失礼なこともないだろう。
 邪魔をさせていただく……。
 (相手が興味深そうなのを見て、こちらも少し笑みを浮かべた。そしてトーリさんにくっついて中に)

???:しかし、その人数は、この部屋では皆が椅子には座れぬか。
 それでもよいのか?

エルヴィカ:1D100<=100 思い出したように危険感知
Cthulhu : (1D100<=100) → 68 → 成功

GM:目の前の人物からは危険は感じませんが、部屋の外からはひしひしと危険を感じるような気がします。

グラツィア:1D100<=70 危険感知 あった!
Cthulhu : (1D100<=70) → 42 → 成功

GM:イアさん。目の前の人物は攻撃してくる感じは無いですが、部屋の外はどうかなあ。

シャノン:(皆さん行くのならついて行きます)

トーリ:わしゃぁ、立ったままで大丈夫じゃけぇ、女子供から先に座らしてやってくれんかのぅ…。

フェンネル:構わないだろう。皆旅慣れた身だ。
 しいて言うなら、女子供を先に、だな。

エルヴィカ:(ネロにこそこそ)この穴って、しばらくつないでおける?

ネロ:うん。ボクが消すまであるよー。

グラツィア:(黙っていますが、少し部屋が涼しくはなるかと)

???:(自分が長椅子から立ち、手で促す)
 ふむ、杯も足りぬな。
 旅慣れているだろう。器は自前を頼む(くすくす)
 (酒の入っている陶器の入れ物を棚から取り出す)

トーリ:おお、色々と気を使わせてまって申し訳なか!(というとごそごそと懐から杯を取り出す)

???:この地を奪うか、はたまた混乱を呼ぶか。あるいは我の暗殺か。
 どう出てもかまわぬ。しかし、急くことはない。
 見ての通り、護衛は外にしかおらぬ。我に対処法は皆無よ。

フェンネル:あなたがが考えているようなことをするつもりは全くない。
 あなたはこの部屋の主ではないのか? 
 あなたを立たせるつもりはなかった。
 無作法をお詫びしよう。(そういって相手を失礼にならない角度で見上げる)

フェンネル:(中:見える範囲でじっくり観察したいです!! さりげなく)

GM:観察OKですが、部屋が暗いんですよねえ。ランプ一個ですから。
 ネロのダンジョンからの灯りが一番明るいw

???:我を立たせることが不作法と?
 これはまた、イリスリードの皇太子殿下は面白い冗談を口にする。

フェンネル:(思わずといった様子で微笑んだ)

グラツィア:(心:正体を知っている…?)

???:(自分の杯を出し、トーリに手ずから酒を注いだあと、自分の杯に注ぐ)
 (毒ではないと見せつけるように自分の杯を飲み干す)

トーリ:ありがたく頂戴するぜよ。(空けたのを見てトーリも一気に呷る)

GM:トーリさんへ。極上の酒です。
 マムシ酒に味が似てるので、毒蛇を漬けてたんじゃないかと思われます。

トーリ:くはー! こいつはキクのぅ……。 よか酒じゃ!

???:して、破壊の神はもう見つかったのか?(さらっと)

グラツィア:(声を出せない)

エルヴィカ:(心:もうごまかす段階じゃない?)

フェンネル:破壊の神? イエスともいえるし、イエスでないともいえる。

フェンネル:あなたは余を知っていると見える。
 ならば、余があなたのことをほとんど知らないのは不公平なことで、あなたと同じくらい余もあなたに対して好奇心があるとわかっていただけよう?

???:我を知ってなんとするか?
 はは、拷問でもしてみるか。
 アルティアスが専売特許かもしれぬが。

ヘリオス:(心:ああ、そうだよな…)

フェンネル:なんとする、そうだな。
 余はあなたに敵意はない。
 あまりまどろっこしい会話は好きではないが、逆に、あなたが余をどうしたいか興味があるな。(ささやき声ではっきりと話す)

エルヴィカ:(みなさんに)ねえ、外の人たちに知られたら危険なのでは?

トーリ:(外の気配に注意を怠らない)

???:異国の武人。いい飲みっぷりよ。一人で空く量ではない故に、いくらでも飲んでくれ。
 しかし、さすがに人の声が外に漏れたとき、我は責任はとれぬ故。
 声はくれぐれも潜められたし。

トーリ:太っ腹じゃのう。
 まぁ、なんじゃ、礼儀としてご返杯といくかのぅ…(置いてある酒瓶を手に取り手向けてみる)

???:(トーリからの返杯を受ける)

トーリ:とっとっとっと……。

エルヴィカ:(小声で)ねえ、話すなら戻ったほうがよくない?
 外、だいぶピリピリしているわよ。

???:ぴりぴりしている、か。まあ当然だ。
 開かずの扉が開き、兵が行方不明。奴隷商人に化けた謎の一行も消えた。
 しかし開かずの扉は、駆けつけた兵が入ろうとするなり閉じたという。
 (返杯をあおる)…ふむ。媚びへつらわぬ酌の酒は美味い。

トーリ:おう、酒っちゅうもんは、なんのてらいもなく呑むのがええぜよ。(にっかリ笑って手酌で自分の杯に一献)

フェンネル:(中:イリスあるいはアルティアスで、お酒飲んでいいのは何歳からですか??)

GM:お酒は特に制限はないですが、子どもが飲むと体に悪いという認識はあります。

フェンネル:(中;フェンネルが飲んだら何か判定いるでしょうか??)

GM:判定は特にないですが…かなりアルコール度数高いですよ、とだけ(^_^;)

シャノン:(風魔法を使って、音操作で、外に声が漏れないようにします)

シャノン:1D100<=100
Cthulhu : (1D100<=100) → 50 → 成功

エルヴィカ:シャノンさんありがとう。
 みんな、シャノンさんがなんとかしてくれたみたい

GM:本来なら風魔法が発動できない場所で、神である自身のごり押しで発動したことをシャノンさんは理解しました。

シャノン:(ごり押しなんですね(笑)
 とりあえず、どちらの空間でもお話できるって感じで、いいんじゃないでしょうか)

グラツィア:ごり押し発動に気付けますか?

GM:ごり押しに気づきたいなら魔力感知で。

グラツィア:1D100<=85 魔力感知
Cthulhu : (1D100<=85) → 67 → 成功

GM:イアさんへ。ここは風の力が弱すぎます。ふいてません

???:間違ってここへの道を繋いだというのは、どうも信じ難いがな。
 奥に見知った顔がある。

グラツィア:!!!

ヘリオス:っ!!

フェンネル:仮に我々があやまって来たのであろうとそうでなかろうと、それがあなたにさして違いがあるとは思えないが。

???:(ヘリオスに向かって)確か目を…どちらだったか。目をえぐったのだったな。
 腕は手土産にしたんだったか。ああ、腕は義手のようだな。

グラツィア:(冷気放出するのにダイスいりますか?)

GM:冷気は勝手に出ますw
 どれくらい出ました?

グラツィア:(中:相当です。特にさっきの一言で)

???:確実に死亡したのをこの目で見たのだが…やはり魔法は侮れぬ。
 まやかしか、仮死だったか。

GM:皆様。
 さーーむーーーいーーーー
 冷凍庫レベルーーーーーー

???:ん?

マユラ:さむっ!!

エルヴィカ:イアさん、おさえて…。

グラツィア:………。

ヘリオス:(イアの手を握って、抑えろと促す)

グラツィア:(ヘリオスの顔を見る)

ヘリオス:(握る手に力をいれ、軽く微笑む)

トーリ:(グラツィアに)こん酒に合うが、もう少し押さえておうせや…。

グラツィア:(ぐっとこらえる。少し冷気はマシになる。涼しいくらいに)

フェンネル:ここに来たのは、先ほどあなたが口にした『破壊の神の力』だとしたら?
 魔法ではないであろう。

???:破壊神の力は手にしたのか。…ふむ。
 また300年の時を遡るのか?

エルヴィカ:また?

???:世界の崩壊の続きを始めるのか、と聞いている。

トーリ:ここにおる輩は、誰も世界の崩壊なんぞ望んじゃおらんよ。(酒を呷って)

???:望む望まぬではない。起こる起こらぬだ。
 誰が崩壊など望む?
 人は略奪はしようが、自らの衣食住を放棄したいとは思うまい。

トーリ:ならこう言いかえようかのぅ。(酒を注ぎ足しながら)
 崩壊させんように、皆で頑張っちょる。

???:崩壊させぬ道を選んだということか。成る程。
 それなら、確かに、今ここで我をどうこうするのは可笑しいな(くすくす)

トーリ:わしゃ、良くも悪くも俗物じゃけぇの。(にっかり)

???:しかし崩壊の側は、少々気が急いているように感じるが。
 サニーチップという街の壊滅。
 壊滅までは至らずとも激しき各地の被害。
 そろそろ破壊神がお目覚めかと思っていたのだが?

フェンネル:さて、いろいろ話すその前に。
 すでにあなたは、我々のことを知っているようだ。
 ならば余だけでも、改めて自己紹介をさせていただけないかな? 
 話はそれからにしたいが。
 余はフェルネリアン。イリスリードの皇太子だ。
 この武人はトーリ。
 それからこの黒髪の美女がエルヴィカだ。
 こちらの背の高いのはシャノン。
 それから黒髪のもう一人の女性はマユラ。
 そうして、司祭のグラツィアに、ヘリオスだ。

???:司祭のグラツィア……ふうむ。(口元が笑った)

グラツィア:!!

シャノン:(中:マユラさんの髪、桃色じゃなかったでしたっけ)

GM:いえいえ、最初は日に焼けて抜けた感じの茶髪でしたよー。
 生き返ってからは、 な ぜ か つやつやの黒髪になっています。

???:(自己紹介を聞きながら、全員を見ている仕草)

グラツィア:(パフォーマンスで全員を見たのか、興味を持ってみたのかを知りたいです)

GM:顔見えない相手にめっさ難しいことを。知覚マイナス50で。

グラツィア:1D100<=70 知覚能力 -50したのよ!
Cthulhu : (1D100<=70) → 78 → 失敗

GM:興味を深く持っているようですよ。それ以上はわからない。

フェンネル:1D100<=55 表情観察!
Cthulhu : (1D100<=55) → 43 → 成功

GM:フェルさんへ。非常に興味深く「観察」されています。
 それはどこか感情が薄く、そして知的で、まるで見ているだけで中まで覗こうとしているかのような力を感じます。

フェンネル:!?
 (ちょっと異様な感じに気づいて、思わず心にバリアをはるイメージみたいなのをしたが、すぐにやめて。逆に心をオープンにしてみた)

???:この少年は?(ネロを見て)

フェンネル:失礼。彼はネロだ。

???:ネロ?…(怪訝な顔をしている)
 ただの子どもではないようだが…。

エルヴィカ:ねえ、貴方は何を知っていて、それをどうやって知ることができるの?

???:(エルに)この地は魔法に縁遠い。
 なら、知る術は、人を使うしかなかろう?
 数が少しばかり、そなたの想像とは桁が違うとだけ。

トーリ:斥候がそこらじゅうにおるっちゅうことか。(素直に感心している)

???:それにしても、そなたらの数も増えたな。報告と違っている。
 女戦士は死亡したはずだが、これまたまやかしの類いだったか。

マユラ:しっかりくっきりちゃーんと死んだわよ!!

???:死んだ?黄泉還りを果たした…?
 魔法の域を超えているな。破壊の神が蘇生を促すとも思えぬが。

フェンネル:破壊の神は、創造の神でもある。
 当然の理ではないか?(敵意とか馬鹿にするとかではなく、穏やかにほほ笑んだ)

エルヴィカ:あら、私たち、そんなに注目されていたの!?
 えっと…失礼ですけれど、お名前お伺いしてもいいかしら。

???:我が名?
 …(くす)
 アルティアスを統べる者、と名乗ろう。呼び名は自由にするがいい。

トーリ:(中:年の頃はどんな感じですかね?)

GM:年齢は、どこで見分けるのでしょうか。
 まあ知覚ふってみてください。数値で言います。

トーリ:1D100<=90
Cthulhu : (1D100<=90) → 83 → 成功

GM:成人していることは間違いない!(笑)

トーリプレイヤー:wwwww

GM:数値が悪いw

グラツィアプレイヤー:コンビニで酒やたばこを買う時の判断基準的な(笑)

エルヴィカ:1D100<=120 ではエルヴィカがトーリさんの肩代わりを
Cthulhu : (1D100<=120) → 42 → 成功

GM:エルさんへ。年は20代後半から30代前半くらいではないかと思われます。

???:して、ここで我と酒を呑むことに意味があって留まっているのか?
 こちらは「何も無かった」を貫くつもりだが。

トーリ:酒は呑む事にこそ意味があるもんよ。(ぐいっと呷る)

エルヴィカ:えっと、すべるさん。
 どうして私達なんかに注目を?いつから?

???:すべるさん…?

GM:漫才師にとって致命傷のような名前をw

グラツィアプレイヤー:同感。

フェンネル:エルヴィカ、いや、すべるさんでもよいが…(ちょっと驚いてる)

エルヴィカ:いえ、ちょっと呼び名が長かったもので…。

???:ふふ、それは名前か?
 では、そう名乗るとするか(くすくす)

トーリ:わかりやすくてええのぅ。
 わんも「すべる」どんと呼ばせてもらうわ。

すべる(仮):先ほどから我は質問攻めだな。まあ、それも一興か。

すべる(仮):動向に注目していたのは、フェルネリアン・ローラランス・エルトリートから。
 伴なく単独で城を出るという狂気の沙汰を追尾していた。
 そして現在に至る。

エルヴィカ:あら、それはまた熱烈な…。

フェンネル:狂気の沙汰か(ゆっくり笑った)

すべる(仮):アルティアス領の『あかずの扉』の前で姿を消したのがそなたたちであるのは解っている。
 しかし今、見慣れぬ面々が増えていたのは驚いた。
 あの面妖な扉の中に、生きる者がいたとはな。

ネロ:めんよーってなに???

エルヴィカ:(ネロに)個性的ですごい!ってことかしら。

トーリ:「奇妙な」ちゅうか、「面白い」みたいな意味かのぅ?

ネロ:ふっふー!すごいだろー!
 きみょー?おもしろいはわかった!えへへ!(褒められたと思っている)
 外観は飾りだけど、中はちゃーんと本物のお菓子も用意してるんだよ!

すべる(仮):…?
 この子どもは、…ああ。『神』か。

エルヴィカ:神?どうしてそうおっしゃるの?

すべる(仮):神が多数存在していて、あの化け物もまた神であるという真実を、この地の民に話そうものなら、即座に反乱が起こるだろうな(くすくす)
 しかし、真実は真実だ。

フェンネル:アルティアスを統べる者よ。名乗らないのなら。余が名付けよう。
 すべるさんでは……。
 余が名前を付けるなど、傲慢なように思えるが……。

すべる(仮):ん?すべる、というのは、問題があるのか?
 我は面白いと思ったが。

トーリ:ぼん、なんぞ「すべる」で問題があるんか?(心底不思議そうに)

フェンネル:いや、構わないのだが、余もよい名前だと思うしな。
 不敬とかではなく……しかし、すべるでいいのか?
 あなたは、名前を「捨てた」とか?

すべる(仮):名前に拘るのは、言の葉を好むその生い立ち故か。
 我は拘らぬというだけだ。

フェンネル:ああ、そうだ。あなたと余、生い立ちの違いだな。
 わかりあうべきことで、否定することではない。
 アルティアスを統べる者ということで、アルティールとでも呼ぼうと思ったのだが。

すべる(仮):アルティール…それはまた大層な名だ。皇太子殿下から直々に賜るとは、なんとも面白いではないか。
 アルティアスの頭領に、イリスの王子が名を、な…(くすくすくす)
 で、どちらかに統一してくれんか?

フェンネル:余は、今は身分を剥奪されてる身だ。皇太子からとは思ってはいないよ。

すべる(仮):しかし今の世はそう思わず、民はそうとらえぬ。
 統べる者の動向は、個人のものではない。
 その手その足、その唇、その眼が、歴史をつくるものよ。

エルヴィカ:この地のほとんどの人が知らないことを、なぜアルティールさんは知っているの?

すべる(仮):ああ、そちらの名でゆくのだな。

アルティール?:民が真実を知らぬのは、戦の常であろう。
 民は民のやるべきことがある。
 それを導くのがその上に立つ者。さらにそれを統率するのがトップだ。
 情報収集と情報操作は頭領として基本中の基本。
 駒を進める際、一手先しか考えぬようではすぐ負けるぞ?

フェンネル:アルティアスの指導者から、イリスリードの未来の王に、助言いただけるとは。

エルヴィカ:伝承ではなく、貴方が「統べる者」になって得た情報だと?

アルティール?:伝承もおろそかにはできぬな。
 歴史の中にうずもれた知恵と、婉曲された真実を紐解く謎かけのようなものだ。伝承はな。

フェンネル:二つ聞きたい。アルティール。
 あなたは「メルリース」を知っているか? 
 そうして、イリスのことが憎いか?

アルティール?:『メルリース』。
 やっと我から尋ねることができそうだ。
 メルリースとは、何だ?

フェンネル:メルリースとは、歴史に埋もれ死んだ一人の少女の名前だ。
 あなたのいう「狂気の沙汰」は、彼女を探すためだったのだ。

アルティール?:少女…。
 成る程。パズルのパーツが埋まった。
 生け贄のなれの果てか。

GM:獣ズが一瞬めっちゃ殺気立ちました。ネロは意味が解っていません。

アルティール?:そこがお伽噺ではなく真実だとすると、その少女が破壊神の意識か。
 意識の破壊が先決になりそうだ。
 意識さえなければ、始原の神の力のみならば、ヒトが過去に操っている。

エルヴィカ:破壊神ではないかもしれないわよ。

アルティール?:違うか?
 破壊の神で違いないぞ。この地は過去、無残に破壊された。

エルヴィカ:私は違うと思うわ。

アルティール?:砂漠など存在していなかったのだ。
 破壊の神が、不毛の地の最たるものに変えた。
 森と水に富んだ美しい土地をな。

フェンネル:いけにえ、破壊神、か。
 あなたからすればそうなるのであろうか。
 しかし、我々からすれば違うのだが。
 なあ、アルティール。あなたはその破壊神を…どうしたいと思っている。
 対岸の火事と眺めるか? 
 意識の破壊、か…(何やら少し考え)
 この意識に決定的な差がある限り、我々は裁くよりも不毛な争いを続けるのか? 
 あなたにとっては、不毛ではないのか。
 まあ、まだ王子である、ばかな少年の言葉と思って聞いてくれ。

アルティール?:問いが多すぎる。順番に答えていこうか。
 『イリスリードが憎いか』。そんな筈が無かろう。
 戦は憎悪ではない。国と国とのひとつの交渉手段。
 そこに感情が必要か?
 憎悪があれば、もっと我は莫迦に動けたかも知れんが(笑)

トーリ:「戦とは経済活動の一旦であり、かつ、外交に於ける最後にして最悪の手段である」って言葉があったのぅ。

アルティール?:(トーリに)最後にして最悪の手段。
 まあ、その通りだ。認めよう。
 だが、この荒れ地で生きる民が何かへ力を向けぬと、それこそ生きては行けぬぞ?
 今、アルティアスという民族名を名乗り闘う民は、元来貧しさに喘ぎ作物もろくに収穫できず、まともな生き方ができぬのに、それでも故郷にしがみついた者達よ。
 アルタを守る民「アルティアス」などという名は、歴史の中でごく最近ついたものであろう。

エルヴィカ:私は、あなたの考えは危険だと思う。

アルティール?:(エルに)ふむ。
 まあ、危険ではない考えのほうが我には少ないだろう。

アルティール?:さて。大きな情報開示に礼を言う。
 こちらは先ほどから質問攻めだが、まあ、あえて聞かれていないことも伝えよう。
 イリスリード皇太子殿下よ。

フェンネル:なんだ?

アルティール?:盗人を始祖として、自らを恥じたことはないのか?

フェンネル:1人の少年としてならイエス。
 皇太子としての、今の余ならば、ノーだ。
 しかし本音を言おう。
 イリスの未来の皇太子は、まさしくルナ(くるっている)と謳え。
 そうして、始祖に関しては、余は彼ではなく、「彼女を」絶対的に愛している。

アルティール?:(フェルに)ふむ。いくつか解らぬ言葉があるが、唄とでも思おうか。

エルヴィカ:フェル君、もう、あまり話さないほうが良いと思うわ。

アルティール?:(フェルに)その金の短剣。
 王家に代々伝わるというメリッサの剣。
 それはひとりの少年が盗んだものだ。
 かつてはこの地方の商人が持っていたらしい。
 まさか神がかったものとは思っていなかったのだろうが、少年は神を盗み、盗んだ力で国を「一夜で為した」。
 努力をせず。ただ与えられた。
 イリスリードは盗人の国だ。
 知っていたと思っていたが、その表情からして、違うのか。

アルティール?:『破壊神をどうしたいか』。
 イリスリードは破壊神を放置するのか?

フェンネル:そんなことはせぬ。そのための旅だ。

アルティール?:当方はこれ以上、この地を荒れさせたくはないのでな。破壊は御免被る。
 統べる土地無くしては、頭(かしら)も無用。

エルヴィカ:(フェル君に)それを言ったら、あちらは「破壊神」と呼ぶものを無知と自業自得で作ってしまった人々の末裔ってことでしょ?
 もう、気にしないで決別した方がいいのじゃないかしら。

アルティール?:ほう。無知と自業自得で破壊神を作ったと。
 その通りだ!(声を上げて笑う)
 まったく、阿呆な話だ。
 しかし、そういった歴史があれど、今は今であると我は割り切りここに立つ。
 だが、イリスはどうかなと、聞いてみただけだが?

トーリ:難しい事はよう解からんが、ここにおる誰もが「破壊」なんぞ望んどりゃせんっちゅうことは共通しとんじゃろ?

エルヴィカ:(トーリさんの言葉に)それはそうね。

アルティール?:よく考えてみよ。(酒をひとくち)
 これだけの情報を我が知っているのだ。
 わずかな毒を、泊まり宿の食事に忍ばせる機会が何度あったと思う。
 我は敵か味方か、頭があるなら考えるのも悪くは無いぞ。

フェンネル:少年に国を与えたのは神の無垢だ。
 あまりにも、無垢すぎたのだ…。
 行き過ぎた無垢は罪にもなろう。
 しかし、余もまた、王になる身。
 既に出来上がっている礎を、壊すわけにはいかず、守る義務があるというのは、「あなただからこそ」わかるであろう?

アルティール?:『既に出来上がっている礎を、壊すわけにはいかず、守る義務がある』。
 はじめて意見が合った。
 我もまた、そうだ。

グラツィアプレイヤー:アルティールさんからメルリースの力を感じる事ができるかどうか、調べることはできますか?

GM:神ポイントを1ポイント使います。

グラツィアプレイヤー:神ポイント使います。

GM:イアさんへ。 「 ふ つ う の に ん げ ん 」。 まるっと一般人!

グラツィア:(心:普通の人間…)

アルティール?:まったく、先々代の意図は読めぬ。
 民を訓練し戦を仕掛けるのは、兵糧が豊富にあるときにして欲しかったものだ。

トーリ:わしゃどうにも単純でのぅ。
 共通目標がありゃ協力すりゃええと思うとる人間じゃ。
 おかげでタヌキ相手に何度もばかされとるンよ。(呵呵大笑)

アルティール?:共通目標かどうかはわからぬな。

トーリ:まぁの。
 「破壊」は御免被りたいというんは共通しちょるが、その方法、手段、目的が同じとは限らんからのぅ…(苦笑)

アルティール?:もし、イリスリードの資源を無条件で渡せと言ったら?
 かつて盗んだのだから返せ、とな。

フェンネル:アルティール、逆に考えることもできよう。
 あなたはまだ若い。
 ならば、今ここで、未来の王である余と何らかのことを交わすことができる。
 ほう、資源を無条件で渡せ、とな。
 いささか真実はオブラートにくるんでほしいが、やぶさかではない、といったら?
 アルティール。余は、月に守られつかれた少年のうわごとだと思って構わない。
 聞いてほしいことがある。
 余は、孤独だった少年は、あなたならこの孤独を、ほかならぬ「あなたなら」わかってくれるのではないかと思っていた。

アルティール?:ああ、先に言おう。
 我を暗殺…ここまでくれば暗に殺す訳でもないが。
 そうするのは悪手だとは警告しておく。
 命が惜しいわけではないぞ。
 我の代でようやく、休戦までどうにかこうにか持ち込んだのだ。
 我が死ねば、また戦に火がつこう。
 我が絶対君主だとは思わぬことだ。
 命令系統のスイッチを、多少いじる程度だな。

フェンネル:余は、あなたの友になりたかった。
 対等な友に。
 それが、かつての、今の、夢だ。

アルティール?:フェルネリアン。そなたと我は、大きく違っている。
 役割があれど、そこに愛もあったのだろう。
 それは大きな富。まあ、大事にするがいい。
 我はもう、それを請うような年ではないが、かつては欲しがったな。

アルティール?:……友、か。
 現実に、その未来はあったのであろう。

フェンネル:遅いなどということがあるのだろうか……? 
 今はないというのか?

アルティール?:『アルティアス』が、我の未来を壊さなければ。

フェンネル:あなたのいう、アルティアスとは? 
 神の名前か? 
 それとも国か? 
 余は、あなたのことが知りたいのだ。「あなたのことが」。

アルティール?:(頭布を脱ぐ)

GM:目が…青いです!!


アルティール?:髪は染めている。肌は墨を混ぜた塗り薬だ。

フェンネル:(心:本来は金髪碧眼!?)

グラツィア:どうして…。

アルティール?:過去、名はあったらしい。
 クリスフォン・テーナ・ファルト・オーラリード。
 オーラリード家。王家の血を受け継ぐ政治家の家系。
 我はその長子に産まれ、1ヶ月たたずに拉致された者。

フェンネル:クリスフォン・テーナ・ファルト・オーラリード……。(思い出せそうか判定できますか?)

GM:オーラリード家は知ってますよ、フェルさん。
 王家の傍系に当たります。忠誠心厚い政治家です。

アルティール?:代々、「統べる者」は、この土地の人間ではなく、拉致されてきた者が継ぐという謎の風習があるのでな。

グラツィアプレイヤー:謎の風習……。

トーリプレイヤー:謎すぎるわ!!(笑)

グラツィア:(小声で)ヘリオス、知っていましたか?

ヘリオス:(小声で)そこまでは、知らなかった…!
 っていうか、アルティアス人だと思っていた!!

エルヴィカ:何故そんなことを…。

アルティール?:何故かと?
 感情を徹底的に潰し、合理性に長けた行動が可能な優れた子どもを「ふるいにかける」には、アルティアスは出産後生存率が低く、病弱な子が多かったからだと推測している。
 何百という赤子が攫われ、訓練の中で死んでゆき、殺されてゆき、生き残ったひとりが我という訳だ。
 つまり我は、同じスタートラインをふんだ何百という赤子の分も、この座を降りるわけにはいかないのだと、そのあたりの責任感くらいは理解してくれ。

グラツィア:(アルティアスの出生率が低い…?)

トーリ:仇敵の子ぉ攫ってきて首長に据えて仇敵を討つ。
 なんとも深い業よのぅ……。

アルティール?:我は、イリスリードを憎いとも思わず、そちらに戻ろうとも思わぬ。

グラツィア:どうしてですか?

アルティール?:この今が、我が命の運命の座なのであろう。
 …と、そういう思考ができたからこそ生き残ったのだろうな。
 死することを恐れはしなかったが、生に頓着もせず、ただ、与えられた課題が好成績だった故に生きていた。

エルヴィカ:別にあなたの責任ではないから感じる必要はないと、私は思うけれど。
 でも、そう結論づけたのなら、そうなのでしょう

アルティール?:なるべくしてなって、そして今があるのだろう。
 特に感慨はない。

フェンネル:あるのは、しかし責任感か……。
 では、兄弟同士で争っていたというのか?われわれは?
 ……なんという……。
 しかし、それでも余は、「王」なのだ。定めし、王にならなければならない。
 余とあなたの運命は、あまりにも、交差しない。
 たとえるなら合わせの鏡、なのだな。

グラツィア:(小声で)ヘリオス。
 アルティアスの出生率が低いのは血縁婚だからですか?
 それとも環境が良くなくて出生率が低いのですか?

ヘリオス:環境が悪かったからだ。
 確かに…ここ十年くらいだな。
 奴隷制度が充実してアルティアスの食糧事情が安定し始めたのは…。

グラツィア:奴隷制度の充実と、食糧事情との関係がよく分からないのですが…。

ヘリオス:奴隷に畑を耕させ、とにかく食料を増やしたんだ。
 アルティアスは、兵力には力があったがそっちが弱かった。
 それを「拉致」で補った。

グラツィア:兵士はたくさんいるけれど、農民はいないと…。
 確かに国土を見ると、農作には向いていませんね…。

ヘリオス:農作に向かない荒れ地を、イリスの人間の知恵で補って耕作した。
 あの頭領の代で為した偉業…イリス側にとっちゃかなりの悪行だがな。

フェンネル:アルティアスが、砂漠でなくなれば。元の美しい土地に戻れば。
 あなたは、アルティアスは戦わず、そのことで苦しまなくてよいのか?

トーリ:のぅ、あるてぃよ。
 こん国が豊かであれば、イリスリードに戦ば仕掛ける意義はなか、と判断しよるんか?
 合理的に? 

アルティール?:(フェルに)残念だな、フェルネリアン。
 我は我の意志で動くにあらず。民という魔物使いよ。
 魔物がイリスリードに憎悪を抱いているならどうしようもない。

マユラ:(心:あたしも…家族を、村を、アルティアスに皆殺しにされた。
 憎むなと言われても絶対無理。生きてる限り憎んじゃうわ。
 きっと、アルティアスの人たちも同じなんだろうな)

アルティール?:(トーリに)武人トーリよ。この国は何代か前、歪んだらしくてな。
 けったいな武人を輩出するのが巧くなった。
 それを活かす場がなければ、国は夜盗で荒れ果てような。

トーリ:戦働きしか能のなかもんから戦働きば奪ったら、そうなるのは道理じゃのぅ…。

フェンネル:そうか、あなたは百足の頭なのだな。(なんともいろいろな感情が混ざった顔で)

アルティール?:奥の二人。こちらには来ぬのか?
 かつて贈り物をしたのは我の案ではないが、あまりにも無粋だったことは謝罪しよう。グラツィア。

グラツィア:…謝るのですか?

アルティール?:(イアに)この頭を下げる程度で過去の怒りは治まるのか?
 なら、いくらでも。

グラツィア:治まりませんが、ヘリオスがここにいるのでまだ許せなくないです。

アルティール?:情報統制側として、足抜けは激しい見せしめが必要だった。
 我には今、そのあたりしか資産がないのでな。なくすわけにいかなかった。

トーリ:(心:抜け忍には死を、っちゅうやつか)

グラツィア:(やっと部屋に入る)

アルティール?:ヘリオス。お前がダブルスパイだということは見抜いていた。
 あからさまに恋人にうつつをぬかさなければ、そのまま見逃していたのだぞ。

グラツィア:………。

ヘリオス:………。

グラツィア:(小声で)恋人…。
 (小声で)恋人…。

アルティール?:グラツィアよ。
 お前がこの優秀な情報屋を狂わせた。
 それまでは、見事な仕事ぶりだったと褒めよう。
 何かに心が揺れると隙が生まれる。
 だからこそ、我のような者がここに立っているのだ。
 我には心は無く、名は無く、ただ役割があるのみ。

グラツィア:私が…ヘリオスを…?

アルティール?:ああ、そうだ。グラツィア。

ヘリオス:違う!俺が選んだ未来だ!!

グラツィア:(ニコッと笑って)そうですか。私も同じなのでとても嬉しいです。

ヘリオス:(心:この笑顔大丈夫なのか!?ちょっと怖い!!)

グラツィア:ヘリオス?(きょとん)

エルヴィカ:でも、心は1の仕事を10にすることもあるのよ(にっこり)
 ところで、ねえ、アルティアスの人たち魔法使えないのに、どうやって「破壊神」と呼ぶものをどうにかするつもりなの?

アルティール?:ん?破壊神をどうするか、とな。
 決まっている。
 そなたらがやるのだ。

フェンネル:(思わず悪意なく純粋に笑った)
 それが、あなたなりの友情だと、余は受け取った。
 わかった。必ず、王に貸して見せよう。そのための旅だ。

アルティール?:私事で悪いが、こちとら牽制を続けねば、内部の血気盛んな阿呆が休戦協定を破りそうなのでな。
 こちらは、今までのように、これからも支援を続けるのみ。

グラツィア:支援?

アルティール?:ヘリオス。
 アルティアスに怪しまれずに、いい商人に出会えただろう?
 あれはどちらにもつかず、どちらにもつく、優れた商人達だからな。(笑)

ヘリオス:ずっと手のひらの上、だったのか…!

アルティール?:そう言うな。
 この、誰も知らぬ部屋をお前だけが感づいたのだ。
 ヘリオス、お前を我は高く評価していた。
 いつか我の正体まで見抜けば面白いと。

エルヴィカ:なるほど。

グラツィア:ありがとうございます。

トーリプレイヤー:やはりとんでもないタヌキ爺いだ。(笑)

アルティール?:ここの民は魔法が使えぬ。
 まるで体から抜き取られたかのように素養が無い。
 破壊神たる謎の魔法生命体にぶつけるには、お前達のような、魔法を操る少数精鋭が最適と判断する。

フェンネル:その気持ちに報いたいと思う。
 余もあなたからすればまだまだだが、余が王になった暁には、あなたの土地に陰ながら「支援」を約束しよう。
 それでどうだ?(いたずらっぽく笑って見せた) 
 余の妻になる人は、豊穣の神であるから。
 それも王の素質であろう。
 (フォロンちゃんマジありがとうと中の人は愛情マックスにお礼する)

アルティール?:ああ、銀の女神、雪の魔物、そして山の守り神だったな。
 …強き子ができそうだ。期待しよう。

グラツィア:(アルティールに)あの、近づいてもよろしいですか。

アルティール?:(イアに)好きにするといい。

グラツィア:(近づいてハグしようとする)

アルティール?:(特に動かず受ける。ハグを返しはしない)

グラツィア:(小声で)あなたに神のご加護がありますように(すっと離れる)

アルティール?:………驚いた。
 神の加護ときたか。

グラツィア:はい。

アルティール?:神の加護がもしあるならば。
 (ふわっと微笑む)心なき頭が統べるこの土地に、民に、ささやかな安寧を。

アルティール?:この身はもはやイリスの民にあらず。
 我が身はアルティアス。
 この命尽きるまで、この地に有益な政を行う者故に。

グラツィア:(ヘリオスの傍に戻る)

ヘリオス:(イアを抱き寄せる)

グラツィア:(ヘリオスの腕の中で微笑む)

エルヴィカ:でも、私は意識を壊そうなんて思ってないわよ。
 それにもし私たちが失敗しそうになったらどうするつもり?

アルティール?:(エルに)お前達が失敗したら?
 この世の最期の娯楽、「世界の崩壊」を酒の肴にするが?

エルヴィカ:その娯楽はお預けになるように努力するわ(^_-)-☆

トーリ:まぁ、あれだ。
 腹ぁくくれっちゅうことじゃのぅ…(苦笑)

フェンネル:(アルティアスでは感謝をあらわす時にはどういう作法をする? っていうのをヘリオスさんにこそこそ聞きます)

ヘリオス:(フェルに小声で)えーと、胸に自分の拳を当てて。心臓の上な。
 それで一礼だったか。あっこれ戦士の礼かもしれねえけど。
 心臓を自ら指し示し、目上の者に隙をさらし敬意とする、だったか?

フェンネル:(心臓に拳を当てて一礼)感謝しよう。
 かつてわが兄であり、未来に友でありたい方よ。
 余はこの心臓に刻んだ約束をたがえはしない。

アルティール?:フェルネリアン。公式で無いことが悔やまれる。
 いずれ両国、民の目の届く場でまた。

フェンネル:ああ、また。必ず。
 済まぬな、長々と引き留めたようだ。
 また一年の後にでも、まみえることを楽しみにしている。
 その時は互いの国にとって、真に有益な話をしよう。

アルティール?:さて。そろそろ見回りが我のご機嫌伺いに来る時間だ。
 歓談もこのあたりで切り上げねば。

アルティール?:我はよい土産をもらった。
 名を、ふたつもな(笑)

トーリプレイヤー:すべるくん、良いんだ。(笑)

グラツィアプレイヤー:気に入ってもらえて良かった。

アルティール?:これは礼だ。
 (本棚の裏の隠し本棚から、古い紙束を出す)
 大崩壊直後のことがわずかに記されている。持って行け。

エルヴィカ:大盤振る舞いね!

アルティール?:その記録はアルティアスには爆弾だ。
 捨てても拾われぬ場に捨てただけよ。

グラツィア:(ネロの家のお菓子を少しテーブルの上に置く)少しだけですが…。

アルティール?:?(お菓子を手に取り)我はこのようなものは口にできぬな。
 それ故、今度通ったとき、奴隷の子どもの前にでも捨ててこよう。

グラツィア:はい、あなたはきっとそうしてくださると思っていました

トーリプレイヤー:ツンデレタヌキ。

グラツィア:またお会いできると良いのですが…。

アルティール?:(微笑む)

グラツィア:(ヘリオスにくっつく)

アルティール?:さあ、行け。
 本当に、我に酒の肴を楽しませるなよ?

フェンネル:では、また。
 約束は、言霊にのせて、お互いの心に刻んでおこう。
 せいぜい旅がうまくいくように、あなたの信じる者に祈っていてくれ。
 余が言うことでもないが。
 (皆さんに、そろそろ戻ろうと促して、最後に)あなたの心に安らぎがあるように。

アルティール?:また会えるなら、陽の光の下で。
 ここは地下6階ゆえにな。(笑)

グラツィア:(心:地下6階!?)

ヘリオス:地下っていっても上の5階はダミーで低いんだよ。空気孔もある。
 そこまでは見つけてたぜ。

アルティール?:やはりヘリオスは有能だ。(微笑む)

グラツィア:ヘリオスはダメです。

ヘリオス:んなこと言わなくても戻らねえから!

エルヴィカ:秘密主義も、色々大変ね…。

トーリ:まったくじゃ。

アルティール?:それは、先代やら先々代やら、まあこの風習を作った輩に言ってくれ。

アルティール?:魔法で外の音が聞こえぬ。そろそろ解いてくれ。
 就寝もしておらぬのに、呼ばれて返事をしなければ扉が破られよう。

シャノン:(では解除します)

フェンネル:(普通に耳を澄ませます。そろそろさすがに危険ですかね?)

GM:今はまだ物音はしませんが…。

エルヴィカ:これ、一度戻って行きなおした方がいいわよね?

ネロ:(ぐーー…)

ブルー:一度こちらへ。そちらに行き場は無いぞ。

エルヴィカ:戻りましょう。

アルティール?:(頭布を装着中)

トーリ:うまか酒ば、馳走になった。感謝ぜよ。 
 また縁があれば今度はダリウスも交えて呑みたいもんじゃ。

アルティール?:ダリアスだぞ?(笑)

トーリ:おお、すまん。 
 何しろ田舎もんじゃけぇ、なまっちょるんよ。(にっかり)

グラツィアプレイヤー:ごまかした!

アルティール?:(口元はやわらかに微笑んでいるように見える。皆の去るのを見送っている)

GM:いったんネロのダンジョンに戻って終了です!
 お疲れ様でしたーー!!
 次回は行き先の決定からで!

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最終更新:2018年04月05日 09:06
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