GM:皆様は、「郷」から帰還して、ルナのいた洞窟へ、時が止まった状態で戻ってきます。
 シィカが解呪の合図をすると時が動き出します。

シィカ:(鈴が鳴るような声)

GM:時が動き出しました。

ブルー:…!?(一瞬で各人の配置が変わったので驚いている)

グラツィア:……。

フォルト:イア…?

グラツィア:フォルト様。

フォルト:イア、ヘリオスはどこにいるのですか?

グラツィア:…どなたですか?

フォルト:…!?

エルヴィカプレイヤー:しかも今、きぐるみ着てますね。

グラツィア:着ぐるみ、脱ぎましょうか。

マユラ:そうね。船に乗るのも大変だわ、着たままだと。(ごそごそ)

グラツィア:(脱ぐ)

トーリ:受身を取りやすいのはええが、動きづらいんと、暑いのがいかんのぅ。

シャノン:(無言でさっとねこみみ外します)

ルナ:(首をかしげる)

フェンネル:ルナ、大丈夫。怖いことは何もないから。(そっとなでなでした後着ぐるみ脱ぐ)

ルナ:(フェルに)(こくんとうなずく)

ネロ:お祭り???

エルヴィカ:そうね。ネロとお揃いでしょ?(黒猫)

ネロ:うん、おそろい♪
 ……Σ(◎△◎;)エル、片目、どしたの!?どしたのー!!

エルヴィカ:(脱ぎながら)荷物にはいるかしら?

マユラ:捨てましょ。使い道ないし、中古の着ぐるみなんて売れないわw

ネロ:あ~~!!髪もない~!!

エルヴィカ:これから、夏だしさっぱりしたでしょ?
 メルリースをよしよししてあげられるように、だから大丈夫よ。

ネロ:う~。
 う~~~(涙ろぽろぽろ)
 う~~~~~!!!
 エルのばかーーー!!!!(洞窟の奥に走って行ってしまった)

エルヴィカ:あらああら、大丈夫…って、ネロ!(あわてて追いかけます)

GM:近くにいますよ。うずくまって泣いてます

トーリ:(心:化粧した母親を見てびっくりした幼子のようじゃのぅ……)

エルヴィカ:(だっこしてなでなでします)相談せずに決めちゃってごめんなさいね…。

ネロ:きらい、きらい!エルきらい!自分を削るのきらい!
 メルはそうやってボクたちを捨ててった!!
 ボクのためだよとかいってボクを捨てるんだ!!

フェンネル:(あんなに泣かないといっていたネロが、エルヴィカのことでこんなにも泣く。皆、過去の傷があるのだな……)

エルヴィカ:そんなことしないわ。
 こうやってだっこできるし、こうしてまだあなたを見つめることもできる。
 全部自分を捨ててなんかないわ。一緒にメルリースを探そうって約束したもの。

ブルー:…何があったか、話してくれると助かるのだが。
 一瞬にも満たぬうちに、何が起きた?

フェンネル:ああ、すまない。話したほうがよさそうだな。(かくかくしかじかと全部話せる部分は話します)

トーリ:あー……まぁ、なんじゃ。今後の為に色々となぁ……。(かくかくしかじか)

フォルト:!!!

ソニア:……。

ブルー:………

ルナ:(首をかしげる)

グラツィア:(涙をこぼす)…?
 不思議ですね。涙が…。

フォルト:イア…!!(イアを抱きしめる)

グラツィア:フォルト様!?

フォルト:イア、何も言わないで。私がいつか話します。全部、全部、話します…。

グラツィア:どうされたのですか。そのような哀しい顔をされて……。

フォルト:今は…あなたの分を、わたくしが背負いましょう…。
 だから、あなたは気にしないでいいのです…。

グラツィア:フォルト様が背負う?何をですか??

フォルト:今は…まだ話せる時ではないから…。

グラツィア:わかりました。
 フォルト様がそうおっしゃるのなら、お話しいただけるときに、必ず。

フェンネル:(ルナをなでなでします)

ルナ:(なでなでされて、ふにゃっと笑う)

フェンネル:(心:ルナの笑顔に救われる…。なでなでなで)

ブルー:トーリよ。

トーリ:ん? なんぜよ?

ブルー:(トーリを思いっきり殴る)

GM:ダイス合計:7 (1D12 = [7])

GM:まあ、7ダメージくらいは通りませんよね

トーリプレイヤー:いや、多分顔でしょうし、防護点は無いでしょう。(笑)

GM:では、男らしく喰らってくださいw

トーリ:気が済んだか? 銀青よ?

ブルー:(拳をぱんぱんと払って)我からは以上だ。
 もう何も言わぬし、選択に意見もせん。時は既に遅いしな。
 この先は、今までと変わらず騎士として主人に従うのみ。

トーリ:よか! こいで恨みっこ無しのいつもどおりじゃ!(にっかり)

ブルー:「恨みっこ無し」などと発言した覚えは我にはないが…?(真顔)

トーリ:細かい事はどうでもええがや! 
 今までどおりっちゅうことじゃろ? なら、それでよか!

ブルー:何もかもが無事に済んだら、その時は覚悟していろ…!!馬鹿主人めが…!!

トーリ:まぁ、全ては事を無事終わらせる事よの!全てはそいからじゃ!(ばしっとブルーの肩を叩きながら)

ブルー:そうだな、さっさと終わらせるぞ。先ほどの拳は100分の一の力も出しておらぬからな。

エルヴィカ:(ネロをずっとなでなでします)さあ、カスケさんを起こして、一緒にメルリースのところに行きましょう。

マユラ:あ、あたしちょっと洞窟の奥にいるわね。
 船出すときは呼んでね。王様の耳はロバの耳してくる。(ひとり洞窟の奥へ移動)

シィカ:一連のやりとり。謎。面倒。理解不能。

フェンネル:わかれとは言わないさ(笑って)
 シィカ、神の四肢が足りぬと長老は言ったな。それはおそらく頭部と左腕だ。
 エティックとカスケと認識してくれ。そのほうが話が早い。
 まずは彼らをどうにかかしたい。事情を話す。
 必要な協力をしてくれぬか?

シィカ:頭。それは問題がない。左腕、欠けている。

フェンネル:話が早いな、欠けている左腕を再びつなぎたい。その為には、何が必要であろう?

シィカ:陽光散る山、沈む神の石。

フェンネル:詩的だな。嫌いじゃない。あなたの言いたいことはわかる。
 ではその神の石をどうする?

グラツィア:場所はブルー様がご存じでは?

エルヴィカ:そう、それをルナに浄化してもらえないかしら。(なでなでなで)

ブルー:神の結晶か?ああ。場所は解っている。しかし、我が触れればまたしずくが降る。
 ルナが、「理解」してくれれば良いのだが…。

フェンネル:理解か。少し話をしてみよう。
 ルナ? 少し話がある。聞いてくれるか?

ルナ:?

フェンネル:銀色の梟は、力を使い果たして、まるで死んだように眠っている。
 童話のお姫様みたいだな。
 その、お姫様を助けたいのだ。
 お姫様を助ける王子様がルナだ。…まずここまでわかるだろうか。

ルナ:???Σ(◎△◎;)

フェンネル:何も怖いことはない。
 少なくとも、あなたに降りかかる恐怖あらは余が守ろう。

ルナ:るな、おうじさま…。
 るな、おとこのこになった…?Σ(◎△◎;)

グラツィア:(心:逆の方が良かったのでは…)

ルナ:るな、おひめさまじゃなかった…。(しゅーん…)

フェンネル:ああ、すまない。ルナは世界で一番かわいい女の子だ。
 王子様が死んだように眠っていて、お姫様がそれを助けるのだ。

ルナ:(ぱああああ)

フェンネル:ルナはかわいいし、これからもっとかわいくなるよ。保証する。

ルナ:まるもこ、しろふわ。るなが、おこすの?

エルヴィカ:(フェル君に)起こすのはシャノンさんね。
 起こすためのご飯が汚れてるから、綺麗にするのはルナって感じかしら。

ルナ:ごはんをきれいにする。……おこめを、とぐ?

ブルー:やはり、理解させるのが最大の難関か!

グラツィアプレイヤー:お米文化なの!?

GM:パンもライスもありますよー。

トーリプレイヤー:トーリの故郷は確実にコメ文化圏ではないかと。(笑)

フェンネル:(笑って)まるもこしたしろふわの梟の王子さまは、眠っている。
 そうだな。林檎とかの果物を、おいしく食べやすいようにする、ということだ。

グラツィア:料理上手なお姫様、なんて素敵なんでしょう。

ルナ:りんご、むく。かわ、るなのもの。

フェンネル:おいしくない林檎より、おいしい林檎を食べたほうがルナも幸せでほんわかするであろう? 

エルヴィカ:どちらにしても、実物を見てもらったほうが早くないかしら。

ブルー:…神の結晶という物体の、渋皮部分を剥いてくれ…(溜め息をつきつつ)

トーリ:銀青よ、渋皮ちゅうたほうがわかりづろう無いか?

ルナ:ん。わかった。

ブルー:!?(心:わかったのか!?)

ルナ:(トーリを見て)ちゃんとわかった。るな、わるいとこ、とる。

フェンネル:ルナ、いい子だ。ありがとう(にっこり笑ってなでなでなでなでふわむぎゅ)

ルナ:ん~~~~(しあわせ笑顔)

トーリ:(しゃがんで目線を合わせてにっかりわらって) ほうか、ほうか、ルナはかしこいのぅ!(かいぐりかいぐり)

ルナ:(トーリに)(にぱあああああ)(すりすり)

フェンネル:ルナ、貴女はとても素晴らしい女性だ。
 かしこくて、優しい。
 頼めるか? 必要なことがあったらそばで手伝おう。

ルナ:じゃーがいもの、めー♪ なっぱーの、ねっこー♪ 
 わるいとこー、とーって♪ おいしーい、ごーはんー♪
 おいしーい、ごはんー、みんなーも♪ えーがおー♪(調子っぱずれの歌)

エルヴィカ:(ネロに)ルナ、分かったと思う?

ネロ:ぐず…。山で、実地でやらせてみたらいいと思う。フォローはする。
 ボクしか『光』のフォローできないもん。

エルヴィカ:ありがとう。頼りにしてるわ。よろしくね、ネロ(なでなで)

シィカ:…移動、まだ?

フェンネル:移動しようか。

GM:準備ができたら移動します。

フェンネル:ブルー。あなたの見つけた結晶の場所まで案内を頼めるだろうか?
 近づけるぎりぎりまでで構わない。

シィカ:案内されずとも解る。侮るな。

ブルー:……(この虫、どうも気にくわんな)

トーリプレイヤー:やはりムシなんだ。(笑) 尻尾ではたくなよ?(笑)

GM:船は置いていきますか?サニーチップ山頂まで運びますか?
 シィカのワープ能力は、船も一緒に運んでもまったく問題ありません

フェンネル:置いてっていい気がします。

GM:では、今は置いていきましょうか。
 ちなみに、エルさん、フォーチュンリングははります?

エルヴィカプレイヤー:ではマーキングしておきます。

GM:リングのマーカーを張りました。これはエルヴィカさんにしか見えません。

フェンネル:ネロ。(そっとネロの近くまで行きます)
 ネロ、もやもや消化できないものがあったら、いつでも余を殴ってくれて構わない。
 ネロは立派な男だな。(といって力いっぱい抱きしめてぎゅっとできたらします)

ネロ:(フェルに)フェルも片目がない!(肉球でべちっと叩く)
 うー!ふー!ふーー!!ばかー!!

フェンネル:大馬鹿だろう? 我々は皆大馬鹿だ。

ネロ:あなたのため、とかいうの大嫌い!
 ボクはボクが幸せなのがいいの!!ボクの幸せはボクしか知らないんだい!!

フェンネル:大丈夫、余も余の幸せのために馬鹿であることを選んだのだ。
 あなたのためなんて思ってはいない。

GM:では、移動…の前に。

マユラ:(洞窟の奥から)うわーーーーーーーーーん!!!! 
 うわーーーーーーーーーーあああああああ

フェンネル:マユラ!!??

グラツィア:(ビックリする)ユラ様?

マユラ:馬鹿ーーーーー!!!
 みんな馬鹿、馬鹿ばっかり、嫌い嫌いもうやだもうやだああーーーーーーー!!!
 なんで寿命、命差し出しちゃうの!!
 ばかあ、ばか!!
 他の何をあげたっていい、命だけは、命だけは、ぜったい…!!!

GM:※ マユラは「王様の耳はロバの耳してくる」と言って奥にいったのですが。
 洞窟の反響と自分の大声を甘く見ていました。
 皆様に聞こえてないと思ってます。

トーリプレイヤー:「王様の耳は…」になってねぇ!(笑)

マユラ:死んだら終わりじゃん!!全部終わりじゃん!!
 死ななきゃなんだってできる、なんだってやり直せる、なんだってどうにかなる!!

フェンネル:マユラ……。

マユラ:一番馬鹿はヘリオス!!
 あの馬鹿!!あんなことするならあたしが首ひねって落としてやるんだった!!!!

グラツィア:?
 ヘリオス…?フォルト様もそのお名前を言われていたような…。(フォルトの顔を見る)

フォルト:(イアをぎゅう)

グラツィア:(抱きしめられている)

マユラ:あたしは一度死んだ!!その時わかった!!知ってた!!
 あたしが苦しいんじゃない!!
 死んだ後に苦しいのは残されたものなんだ、生きてる人間なんだ!!!
 生き残った奴が全部背負うんだ!!
 自分だけ楽するなああああ!!! 
 あたしは絶対死にたくなかった、でも死んだ、あの時どれだけつらかったかわかるのかあああああ
 うわーーーーーーーーーー!!!!!!

マユラ:(涙ふきふき)……さーて。

マユラ:(とことことこ)ただいまー!(何食わぬ笑顔で戻る)

トーリ:(気まずそうに頭書きながら、真正面に立ってる) 

マユラ:ん?なに、トーリ?もう行くんでしょ?

トーリ:あー……まぁ、なんじゃ………。いくかいのぅ?(ぽん、と肩に手を置く) 

マユラ:なによ、変な顔して。腐ったおにぎりでも食べた?(←聞こえてないと思ってる)

トーリ:腐った握り飯くらい消化できんと、傭兵なんぞやっとれんぞ?(笑)

マユラ:あれ、まずいし、すっぱいじゃん?こう、何とも言えないマズさ…!

トーリ:戦働きするもんはのぅ、五体が満足でナンボじゃ。 
 目が無ければ距離感がつかめん。 腕が無ければ、武器を使えん、足が無ければ動けん。

マユラ:…トーリ。あんたの言いたいことも、理由も、わかってるわよ。
 でもあたしは許せないってだけ。
 あたしの勝手な我が儘。あんたをどうこう言わないわ。

トーリ:まぁ、そういうことじゃ。 
 腐ってても不味くても、腹壊さんで食えるほうがよかぞ?

マユラ:あんたも、イチモツでも捧げれば良かったのに!(大笑)

トーリ:それはイカン! 
 イチモツが無くのぅたら、戦う気力が湧いてこん! 
 戦でイチモツば無くした武人は使い物にならんぞ?

マユラ:あっはははは!!知ってる知ってる、去勢した馬と同じだもんね!!

ブルー:(びくっ)(←去勢した馬ワードに反応)

トーリ:銀青よ、どがぁかしたか?(にやにや)

ブルー:なんでもない!

シィカ:いい加減、移動。行く。

フェンネル:そうだな。いつまでもここにいても何も動かない。
 行こう、カスケを起こすのだろう?

シィカ:ゆく。

GM:シィカさんご機嫌斜めのようで、一瞬で全員がサニーチップ山頂へ移動しました。

フェンネル:シィカは何にご機嫌斜めなのか観察します。

GM:みんながとろとろしてたからです(笑)

シャノン:(中:虫さん的にはそうですよね(笑))

エルヴィカ:わ、もう着いたの!あんなに苦労して来たのが嘘みたいね。

ルナ:!!!(こてん)
 (きょろきょろ)(←景色が急に変わってついていけていない)

フェンネル:ルナ!?どうした!?

グラツィア:!!ルナ様!?

フェンネル:ルナ、驚いたときは余のそばで、余の好きだなと思うところでも見ていれば怖くないぞ? 
 目まぐるしくて驚かせたな。(ポケットインしながら)

ブルー:…驚いた。寸分狂いもなく、この真下だ。

エルヴィカ:それはすごいわね。

シィカ:驚く?過小評価。不快。

ブルー:(やはりこの虫とは気があいそうにない)
 では、『発掘』するぞ。

トーリ:おお、宜しく頼むぜよ!

ブルー:ルナ、今から我が場を示す。そこにあるものを浄化して取り出せるか?

フェンネル:ルナ、何か感じるか?(そっと呼び掛けます)

ルナ:…(不安げ)

エルヴィカ:(ネロに)あなたもわかる?

ネロ:んー、ボクにはこの時点ではわかんない。ルナが動き始めたらわかるかも?

エルヴィカ:(ネロに)では見守っててあげてね、お兄ちゃん。

ネロ:うん!おにいちゃんだからね!(*^▽^*)

エルヴィカ:ありがとう(にこにこなでなで)

GM:では、ルナポイントを使ってください。

フェンネル:(ぎゅっと手を握って安心させます)(ルナP使います)

GM:ルナポイントでルナが力を得て、人型ですうっと大地に沈みます。
 ブルーは瞑想しているように黙していて、ネロはじっとそれを見つめています。

GM: ~ 数分後 ~

ルナ:ぷは。

フェンネル:ルナ!

GM:泥だらけになったルナが出てきました。
 ドッジボールくらいの大きさの…まばゆいばかりに輝く宝石…。
 カットもされていないのにすごい輝きです!!

トーリプレイヤー:穴から出てきたウサギ…。

GM:まさに、あなうさぎ(笑)

フェンネル:(駆け寄って構わずぎゅっと抱きしめます)

ルナ:できた。

トーリプレイヤー:端的な一言がかわいいな、ルナ!(笑)

エルヴィカ:ルナちゃん、すごいわ!綺麗ね(^^)

グラツィア:すごく綺麗ですね。

ルナ:(にこにこにこ)

エルヴィカ:ネロも、フォローしてくれて、ありがとう。

ネロ:軽く道案内しただけだよ。ルナ、けっこう頑張ったよ。

エルヴィカ:さすがお兄ちゃん!(なでなで)

トーリ:おう! ようやったようやった! えらいのぅ!

シャノン:ありがとうございます(心:泥が可愛いですね)

フェンネル:ルナ、よく頑張ったな。最高に勇気のあるお姫様だよ。
 ネロも、ブルーも、ありがとう。

トーリ:ネロもようやってくれたのぅ! さすがじゃのぅ!

ブルー:疲れた…。ずっと場を照らしているだけというのも疲弊するな…。

トーリ:おつかれさん、銀青。(肩をぽん)

ブルー:自分が駆ける側のほうが楽だった。(軽く笑う)

エルヴィカ:(ブルーの方を向いて)あなたもありがとう。お疲れ様。

ブルー:(エルヴィカに)いや、初期に呪に染まっていることに気づかず、しずくを呼んだのは我が失態よ。

エルヴィカ:(ブルーに)ううん、見つかるのと見つからないのとの差ってすごいもの!
 それに貴方は、もうそのことでつらい代償払ったでしょう?
 やっぱりありがとう、だと思うの。

ブルー:(エルヴィカに)…そうか(照)

エルヴィカ:(ブルーににっこり笑います)

ルナ:(よたよた、よたよた)
 (シャノンの前に石を差し出す)ん。

シャノン:(ルナさんからうけとり)ありがとうございます(ぺこり)

シィカ:薔薇の者。左腕を呼べ。
 繋がりがあったものは二名いた。今は一名のみ。
 場はどこでも連れて行く。ふさわしい場で。

エルヴィカ:カスケさんの神殿があったところがいいのかしら?

シャノン:(ちょっと考えてから)そうなんですか?(心:相応しい場所って何処かな)

ルナ:しゃのー、しろもこ、おもいで、どこ?

シャノン:思い出?(あんまり理解できていないから悩みます)
 イメージは森だけど…今までの経緯からすると神殿なのでしょうか。

ネロ:ボクのほうの神殿かもよ~?

エルヴィカ:(ネロに)そうなの?

ネロ:だって、カスケ、けたけた笑ってた!シャノン、睨んでた!(笑)

エルヴィカ:確かに、この世界での思い出ね(^^)

シャノン:(ネロさんへ)あれはあれで、確かに凄かったです…が、睨んでいないですよ。
 ただ、梟調理したらどんな味になるかと考えただけです。

ネロ:うんうん、そうそう!ずっとじゃれあってたから!

フェンネル:シャノン、なかなか過激だな。(くすくすと笑って) 
 卿の心の向かうところに行けばよいと思う。どうであろう?

ネロ:ふくろうっておいしいのかなあ~?

シャノン:鳥肉、ですから、年いっているしやわらかく調理できれば何とかなるかと。

トーリ:わしゃ、食うたことなかが、クセがつようてあまり美味くないらしいぞい?

シャノン:(トーリさんへ)そうなのですか…(残念そう)。

ソニア:羽毛をむしれば、たいていの鳥は食えるぞ。

マユラ:せっかく起こして速効食べないでね!?

トーリ:年とった鳥は、肉よりは、出汁取るのにつこうたほうがええぞ?

ソニア:鶏ガラスープか…。

シャノン:だし…は覚えておきます。

マユラ:だから食うな~!!

トーリ:安心せい、マユラ。 カスケをそうそう喰う状況にはおちいらんじゃろう。

マユラ:今まさにだれかさんが食べそうだったけどね!

ソニア:(口笛)

シャノン:ああ、食べません。食べ物と他の区別はつきます。

マユラ:まあ、カスケは煮ても焼いても食えない系よね(笑)

トーリ:上手いこと言うのぅ! マユラ!(呵呵大笑)

シャノン:(心:私、カスケさんに対しては焼くより煮る派です)

シャノン:今の思い出と過去の思い出、どちらを選ぶかという事ですよね。

マユラ:どっちでもいいんじゃない?
 風の向くまま、気の向くまま。カスケっぽいじゃん。

フェンネル:マユラのいうことも一理あるな。(笑って)
 カスケはとても優しい。
 怒るとしたら、シャノンがシャノンらしくないことをした時だと、余は思うぞ。(ふんわりとシャノンに笑って)

シャノン:(心:フェンネルさんの発言をあんまり理解できていないので、笑って誤魔化させて下さい)

エルヴィカ:(フェル君にうんうんうなずいて)物置に思い出しまっていたしね。
 みんなのおうち跡をひそかに守っていたし、こっそり優しくするわよね、カスケさん。

シャノン:風、なら現在の思いでかなと思いますが…。

ルナ:(うさぎになって、体をグルーミング中)

フェンネル:ルナ、頑張ったな。何か必要なものがあったら言ってくれ。(そっと見守りながら)

ルナ:たんぽぽ。

フェンネル:たんぽぽか。(にこっと笑って)

GM:フェルさん、知覚成功でたんぽぽくらい見つかりますよ

フェンネル:1D100<=105 タンポポ探し
Cthulhu : (1D100<=105) → 47 → 成功

GM:タンポポ発見!

フェンネル:ルナ、これでどうだろう? 
 余も食べたくなってみるな。ああ、貴女の分はとらないから。

ルナ:(もきゅもきゅもきゅ)(しあわせの顔)

GM:軽い地震が起こりました。揺れています。
 山頂なので結構揺れたかな?

エルヴィカ:!?何!?

グラツィア:(はっとする)

フェンネル:なんだ!!??

トーリ:なんぞ? 地震?

エルヴィカ:1D100<=100 危険感知
Cthulhu : (1D100<=100) → 77 → 成功

GM:危険は、今はまだなさそうです。今は…。

シィカ:崩壊へのリミット。ひとつめ。

フェンネル:ひとつめ?

シィカ:ななつめで崩壊する。

トーリ:急いだ方がよさそうじゃのぅ。

フェンネル:急がなくてはな……。

エルヴィカ:今すぐに危ないわけではなさそうだけど…急ぎましょう。

シィカ:案ずるな。「必ず間に合う」という言霊は生きている。
 むっつまでは起こる。しかし、ななつめは、準備ができるまで起こらない。

エルヴィカ:(心:ありがとう、ヘリオスさん)

トーリ:とはいえ、早いに越したことはなかろうよ?

シィカ:是。私の精神衛生上にも。

フェンネル:イリスリードが、余の国が崩壊していくのを、じわじわと見なければならぬのだな。
 耐えられない。急ごう。事は急を要する事態だ。

トーリ:まずはカスケば叩き起こさねばの!

マユラ:シャノン、どう?決まった?

シャノン:ネロさんの神殿でもいいですか。

ネロ:いいよ!

GM:ただしネロポイントを1使う!

シャノン:(心:あ、其れはちょっと申し訳ないです(ノД`)・゜・。すみません)

エルヴィカプレイヤー:了解。判定1pしか使ってなくて良かった…。

GM:というか、ネロ、あそこ引き払ってまして、土砂だけになってました
 もう一回再構築して元通りにしますので、シィカが移動するだけではたどり着けないのです。
 ちなみにネロにはその程度おちゃのこ。

エルヴィカプレイヤー:引き払ったんだ。

GM:ネロのおうちは、エルヴィカさんの抱っこになったので。

エルヴィカプレイヤー:なるほど。たわわハウスに引っ越しと。

グラツィアプレイヤー:素敵なネロのおうち…たわわハウス…。

シャノン:(中:乳にダイブとかするんですか)

GM:何度もやってます(笑)

エルヴィカプレイヤー:ポケットも作りました♪

ネロ:じゃあ、いっくよー!
 再構築、ボクのおうちよ、よみがえれー♪

GM:全員が闇に包まれて…。
 夜の森に着きました。月が綺麗です。

グラツィア:夜…?

フェンネル:美しい月だな。

ネロ:にゃはは、ここ、あの広間だよ。
 つくりはおんなじで、部屋のカベを風景にしてるだけだからさ。
 頭うたないでね~。

トーリ:おぅ、気をつける。

ネロ:ふくろうって夜じゃなかったっけ?だからコレにしてみた。

シャノン:ありがとうございます。

フェンネル:ネロ、ルナ、カスケの要素がすべて詰まっている場所のようにも感じるな。

ルナ:!?!?!?(ぶるぶるぶるぶる)

フェンネル:ルナ、驚いたか? 
 大丈夫だ。ネロの場所だよ。(なでなでなでしてぎゅっと抱きしめます)

ルナ:びっくり、した。

フェンネル:ああ(優しく笑って)驚くよな。
 大丈夫。世界は驚くことも多いが、貴女も好きになるような素敵に満ちている。

グラツィア:この空間…。

ネロ:あ、こっちに行けばお菓子の部屋もあるよ。つくりたてホヤホヤ♪

エルヴィカ:お菓子…あの素敵なお部屋ね♪
 でも今はカスケさん先に起こしましょう。

トーリ:まぁ、それが最優先じゃのぅ。

フォルト:お菓子…。あの時、あなたたちは…。(溜め息)

グラツィア:フォルト様?

フォルト:いいえ。過去の話です。もう戻らない記憶です。

グラツィア:私はとても大切な記憶を失くしてしまったのですね…。

フォルト:イア…あなたは、恋人がいたのです。
 恋人との記憶をかの民に捧げて、今があります。
 あなたは何も覚えていない。
 恋人だった人は、ヘリオスという男性です。

グラツィア:恋人…?

フォルト:あんなに愛し合っていたのに…!
 わたくしは、幸せになってほしいと、心から…!

グラツィア:フォルト様…。
 男性の恋人、ですか…??

フォルト:はい、男性です。
 ほら、その小袋の中の「砂漠の薔薇」。宝物でしょう?

グラツィア:宝物です。その方が私にくださったのですか?

フォルト:そうです。
 そして、そのペンダント…。
 中身は、あなたがあなたであるために必要なもの…だと思います。
 ヘリオスに縁深いもの…。

グラツィア:……(ペンダントをじっと見る)
 所々記憶が抜け落ちているのを感じるので、きっとその方の部分なのでしょう…。

ネロ:ねーねー、ここでいいかな。シャノン?

シャノン:部屋も、思い出がある部屋で…。
 嫌なのですが、やはりあの、あれ、あの部屋…、ええっと…。

ネロ:うむ!ここのことだな!!(ドヤ顔)
 (部屋移動)ステップタイル~♪♪♪
 配列変えて、また遊ぶ?遊ぶ?

シィカ:(無言の抗議)

シャノン:(ネロさんへ)ああ、ここです。いえ、遊ぶのはちょっと…。

フェンネル:ああ、シィカ。すまない。
 時間もないのはみな承知だろう。いいことではあるが、急ごうか。
 せかして申し訳ないな、シャノン(苦笑して)

シャノン:(フェンネルさんに微笑み返します)

エルヴィカ:遊びたいけど、また今度ね(^_^;)
 カスケさんを起こすのが先だから。

トーリ:ほうじゃのぅ。終わったらまた遊べばええ。

シャノン:(シィカさんへ)名前呼べばいいのでしょうか。

シィカ:そこは知らん。

シィカ:呼べ。呼び方はお前が考えること。呼ばなければ答えない。
 答えなければ戻らない。戻らなければ足りない。
 足りなければ放置で崩壊する。

GM:シャノンさんへ。「語りかけ」と「動作」を、神の石に伝わるようにお願いします。
 「語りかけ」と「動作」の内容は自由です。
 なお、起きなければ再度別の方法を要求される羞恥プレイなので一回でクリア目指しましょう。

グラツィア:シャノンさん、あまり深く考えずにまずは呼びかけてみてはどうでしょうか。

トーリ:下手な考え休むに似たりというしのぅ。 
 まずは思うちょる事まんまぶつけるっちゅうのも手じゃぞ?

シャノン:(考え中)

ルナ:(タイルを珍しそうに見ている)(つつく)(落ちそうになってとんで逃げてきた)

フェンネル:ルナ!(思わず守るように抱き寄せます)

ルナ:あな、あいた…!

フェンネル:この場所で落ちるとひどく恥ずかしい事をさせられるぞ。
 余が落ちるのは大丈夫だが、あなたのそれは耐えられない…。

ルナ:はずかしい?
 …?(思いつかない)

フェンネル:そうだな。裸になったり…。(遠い目)

ルナ:はだか?るな、はだか。(現在うさぎ)
 けがわ、はぐ??

フェンネル:それは恥ずかしいというより恐ろしいことだ。
 はずかしいというのは、そうだな。なんと言ったらいいのだろうな…。

ルナ:???(首をかしげる)

トーリ:まぁ、安心せい。 
 「おにーちゃん」のネロが「いもうと」のルナが嫌がることはせんと思うぞ?(ネロをみながら)

ネロ:え?するよ?

フェンネル:するのか…??

トーリ:するんかい!(おもわずツッコミ)

ルナ:!!!!Σ(◎△◎;)

ネロ:いもうと、って、いじめていいモノだよね?

エルヴィカ:一緒に楽しく遊んであげたほうがさらに良いお兄ちゃんじゃない?

ネロ:いじわるなお兄ちゃんでいいよーだ!
 あーんなことや、こーんなことや、そーんなことしようかな~~~?

ルナ:ΣΣΣΣΣΣ(◎△◎;)

フェンネル:あんなことやそんなこと!!?? 
 駄目だ、ネロ! ルナにそういうことを最初にするのは余なのだ!

トーリ:ぼんよ、その発言は発言でどがぁなもんかと思うんじゃがのぅ…?

ネロ:フェルが変態発言!!!エル、ろりこんって言うんだよね!!

フェンネル:ろりこんではない! 一回りは十分許容範囲だ!

ネロ:精神年齢と外観的にアウトーーー!!

グラツィア:楽しそうですね。

ルナ:…?(首をかしげる)

フェンネル:余がろりこんなら、フォロンはどうなるのだ。心の目でものを見るのだ…。

トーリ:まぁ、やんごとなき方々っちゅうのは幼い頃より許婚とか決められるというしのぅ……。 
 わしら庶民にはようわからん。(苦笑)

フェンネル:大丈夫だ。
 ルナはこれから世界で一番可憐で美しく聡明な少女に花開くのだ。
 見た目も精神も問題ではない。

エルヴィカ:まだ二人とも、何をするとは言ってないから、何とも…。
 「なでなで地獄~」とか「もふもふ攻撃ー」とかかもしれないし。

ネロ:永遠に巨大な影に追いかけられ続ける一本道通路とか?

ルナ:!!!!!!(ばたーん)(気絶)

フェンネル:ルナ!!??(抱き上げてぎゅっと抱きしめさすさす)

ネロ:じょーだんだよ~(笑)

ルナ:(起きた)(ぶるぶるぶるぶる)

エルヴィカ:ルナちゃん、大丈夫よ、冗談だって。

ルナ:じょーだん、なに?

トーリ:本気じゃない、うそっちゅうことじゃ。(なでりなでり)

フェンネル:その相手がかわいいために、本心でもないことを言ってしまうのが冗談だよ。

エルヴィカ:本当はしない、って。

ルナ:うそ、わるいこ!(ぷんぷん。耳ぴーん!)

ネロ:悪い子でけっこ~♪

ルナ:わるー!わるいこー!わるー!

ネロ:ワルだよ~ん♪

ルナ:わるーーー!(≧△≦)

グラツィア:フォルト様、楽しいはずなのに、楽しくないのはどうしてでしょうか。

フォルト:あなたの心が、空洞だからですよ…。
 楽しいことすら、風が通り抜けるように残らない。

グラツィア:昔からこうだったように思うのですが、5・6年ほど違っていたような気がするのですが…。

フォルト:その5年、6年で、あなたは輝きを見つけたのです。
 それを今、失ってしまったから…。

グラツィア:私は輝きを失ってしまったのですね…。

フォルト:………。

グラツィア:フォルト様、大丈夫です。

エルヴィカ:(ネロにこそこそ)イタズラもほどほどにしておかないと、近寄ってくれなくなっちゃうわよ?
 そうしたらイタズラ、出来なくなっちゃうわよ

ネロ:はっ!…近寄ってくれないのはやだなあ…。

グラツィアプレイヤー:近寄っては欲しいのね…

トーリプレイヤー:さすがネコ。(笑)

エルヴィカ:でしょう?じゃあ、イタズラたまにしても、後は、いっぱい相手も楽しいようにしてあげてね。もちろん、ネロも楽しいことで良いんだけど。

ネロ:ん、わかった。じゃあ、ボクが楽しく一緒に遊ぶよ!

グラツィアプレイヤー:それは、『僕だけが楽しく』では…

GM:お猫様だから(笑)

エルヴィカ:今度はネロとルナが両方楽しいこと、考えてみて?
 お兄ちゃんだから、出来るかな。

ネロ:うん!耳かじりっこゲームする!(*^▽^*)

ルナ:Σ(◎△◎;)

エルヴィカ:それはルナもネロの耳かじるってことかしら。

ネロ:そうだよ?

ルナ:(首をぶんぶん振っていやいや)

エルヴィカ:ルナちゃんは、それ楽しくないみたいねえ…。うーん、かくれんぼとか?

シャノン:(長く悩んだ末に、石をゆっくり撫でながら)カスケさんは案外情が厚くて、見ていて面白いですよね。
 メルリースに会うのには、カスケさんが必要です。
 みなさんも言っていますが、私が貴方を必要なんです。
 頼っているのもありますが、彼女が元に戻れたら、カスケさんも年だし、どうみてもじーさんだし…。
 うまく言えないのですが…。
 貴方と一緒に、その先を見たいです。
 だから、起きてもらえませんか。
(心:なんか告白みたいで嫌だ)

GM:「カスケとの絆」を振ってください。

シャノン:1D100<=100
Cthulhu : (1D100<=100) → 59 → 成功

シャノン:(中:あ、マイナスしなくていいんですか。これは上げておかないと死ぬヽ(*´∇`)ノと思ったので)

カスケ:(気配)…………。

カスケ:(声だけ)お主が…「必要」などという言葉を使うとはな…。ほっほっほ…。熱でも出したか…?

GM:神の石が消えて…。
 剣に力が戻り、声が…!

カスケ:(声だけ)この老いぼれの老後の介護をする気か。まったく、おかしなものでも食ろうたか。
 まあ…よい。……まだ、意識が戻ったばかり故…剣で眠るぞ…?

シィカ:左腕、確認。

GM:カスケ、帰還成功です!!

フェンネル:シャノン……。カスケも……。(言葉にできない感じでそれだけ言います)

トーリ:よかよか! シャノン、ようやった!(かたをばしばし叩きながら)

グラツィア:シャノンさん、良かったですね。

エルヴィカ:良かったわ、シャノンさん、お疲れ様。

シャノン:(カスケさんの事殴ってもいいんですか)

GM:シャノンさん、今剣の中でぐーぐー寝てる感じがしますので、起きてからどうぞ。

シャノン:(中:起きてから覚えていたら殴ります)

GM:ぜひw

トキビト:(声だけ)…四肢が揃ったか。

シィカ:頭も来た。

トキビト:(声だけ)これは分身のようなものだ。本体じゃない。

フェンネル:エティ……いや、トキビト…。

トキビト:(声だけ)いつでも「合わせられる」と伝えに来た。
 ここはネロの陣地。声を届けるのが、分け身の俺には精一杯だ。

シィカ:四肢、そろう。これでスタート地点。
 今、人間に尋ねる。

フェンネル:なんだ?

シィカ:神を救う、その願いに変わりはない?

エルヴィカ:ええ、助けたいわ。

マユラ:そのためにここまで来たのよ。

フェンネル:それ以外の選択肢も覚悟もないな。

トーリ:ほうじゃのぅ。 その為に色々やってきたわけじゃしのぅ。

グラツィア:フォルト様、それで良いですか。

フォルト:貴方の今、思うとおりにお答えなさい。

グラツィア:分かりました。

シィカ:救う。救い方も人間の価値観。
 苦しみからの解放。それは生も死も解放。
 どちらでも可能な手順を教える。
 最終選択、人間。

フェンネル:我々の中でも、意思統一と話し合いが必要だろうな。

シィカ:さいしょ。 
 「神の四肢」がすべて揃うこと。揃った状態で神が神としてこの地に降臨すること。
 その時、神に理性があればこの地は崩壊を免れ、理性がなければ滅ぶ。

シィカ:そのつぎ。滅んでは困る。
 だから神が降臨する世界を別に作る。フェルネリアンが作る。

シィカ:そのつぎのつぎ。
 神は目覚めと同時に世界を壊しはじめる。壊される前に殺すか、正気に戻させる。
 フェルネリアンが作った世界が崩壊する前に、神が正気に戻るか、神を壊すか。

シィカ:蛇足。
 正気に戻す方法は、絆の糸をたよりに呼びかけ続けること。
 四肢それぞれの理性を呼び覚ませば、おのずと本体も我に返る。
 絆の糸が強くとも、嘆きによってはじかれる可能性が高い。
 だから呼びかけ続ける。うまくいけば…運が良い。

シィカ:以上。質問受付可能。

トーリ:理性が有るか無いかっちゅうのは、出てきてみんと判らんのじゃな?

シィカ:出てきてみないとわからない。理性がある確率、1%未満。

トーリ:一厘未満とはまたキッツイのぅ…。

グラツィア:フォルト様…。(ぎゅっと抱きしめる)

フォルト:イア…?

グラツィア:今からきっと辛い想いをされるのではないかと思って…。
 それでも、私はフォルト様を信じています。

フォルト:…いいえ。覚悟はしておりました。
 わたくしは、わたくしを殺す覚悟でおりました。
 それが、メルリースと相対するということだったから…。

グラツィア:最初の約束が果たせなくてごめんなさい。
 もし、救う事ができたら、『ヘリオス』さんのことをもう少し聞かせてもらえますか。

フォルト:イア…!
 ええ、ええ、たくさん、たくさん、あなたに話します…!!

グラツィア:はい、では、お互い頑張りましょう。

エルヴィカ:四肢って、ネロや、ルナやエティックも含まれるのよね?

シィカ:(エルヴィカに)是。

フェンネル:余は確かに今なら世界を作れるであろう。
 しかしあまりにも頼りないものであろう。
 世界を作るときあなたは力を貸してくれるか? それとも余の背負うところか?

シィカ:世界を作るはフェルネリアン。魔力もフェルネリアン。
 少しだけルールを書き加えるくらいはする。
 神は泣く。意味、理解?

フェンネル:わかった。
 その覚悟がなければ、こんな選択はそもそもしない(笑った)

エルヴィカ:では、フェル君が世界を作ってから、エティックに来てもらわないといけないってことよね。

シィカ:私、トキビトと会話、その後、タイミング合わせる。
 頭を呼ぶ、数分以内に神降臨。
 ルール、時間かかる。私でも。無念。
 打ち合わせ。入念。数日やる。

フェンネル:そうだな、打ち合わせは必要であろう。世界を決するであろうから。

シィカ:人間。神の獣に、さらなる絆を、結びつきを。
 人間が長く使った物品、思いのこもった物品を獣に与えよ。
 神の獣に声が届きやすい。
 物品のみ。ナマモノは取り込まれて消える。消えないから物品にする、良い。

シャノン:(心:それって下着とか思った自分をどうにかしたい)

グラツィア:(ペンダントを外して、フォルトに渡す)フォルト様、これを。

フォルト:そのペンダントは…!!それは、受け取れません…!!

グラツィア:必ず、返してください。

フォルト:…返す、のですね。

グラツィア:はい。『返す』ためです。

フォルト:わかりました。必ず…!

グラツィア:ありがとうございます。

シィカ:神が目覚める時、すなわち獣は神となりその姿を保たない。
 今生の別れの可能性、大。
 数日かけて絆を育めと言いたかった。…人間、気が早い。

シィカ:準備ができたら呼ぶ。人間も準備。
 3日から5日かかる。
 宿命の旅だけを目的に、人にしては長い旅路を歩んだ。褒める。
 今から3日、休暇。
 好きなことを。

シィカ:死ぬ可能性大。今世と別れもよし。
 自由な時間を。

エルヴィカ:シィカさん、ありがとう。

GM:大切なモノで、絆になるかどうかで判断くださいね。
 本日はここまでです。次回、3日の間の休暇をどう過ごすかをゆっくりお考えください。
 場合によっては、獣たちと会話できる最後になるかも知れません。

GM:お疲れ様でしたー!!次回行動は好きに考えていてくださいねー!

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最終更新:2018年09月01日 23:44