GM:魔術師ギルドに行きますか?
シィカを使って、首都に移動は可能です。
フェンネル:首都に移動したいですね。今回やりたいことはほぼ首都です。
GM:了解です。
シィカが唄い、一瞬で首都に着きます。
…通行人にびびられます(笑)
フェンネル:(ものすごい愛想笑いしてささっと建物影に隠れますw)
シィカ:??
フェンネル:では先に、ギルドにお見舞いに行きます。見舞いの花持って。
リーリアって百合って意味だと思うので、百合の花を枕元にそっと置きしたいんですよ。
あと、フェンネルのリーリア様イメージはなんかこうめっちゃか弱い。
GM:え、あれが!?
頭に謎のスライム生物のっけて、他の人間を足蹴に命令するあれが!?
フェンネル:いや、あの長い年月、一つの想いを抱いて生きる、その脆さ。
あと何というか、ああいう態度はそういうのの裏返しかなって。
フェンネルはそう思っちゃったんですよね。
まあ今を楽しんではいるでしょう、間違いなく。
GM:たったひとつの思いを抱いて生きているのは確かです…が、あの性格は、敏腕経営者としての肝の据わった性格の悪さですよw
フェンネル:あははw
フェンネルが見てるのは、ギルド長のリーリアではなく、ただの少女のリーリア様なのでしょうね、
GM:魔術は過去、選ばれしものだけのもので浸透していませんでした。
それを簡易詠唱化し、アイテムに込めたり紙にこめて販売を始めた、魔術師ギルドCEO。
少女のままの姿で止まってしまったのは、本人も不本意だったので、よけい性格がああなったのかも。
フェンネル:リーリア様すごい。
GM:さて、お花屋さんで買います?
チョイスするなら、一輪の百合にカスミソウアレンジでどうでしょう。
フェンネル:それがいいかなあって思ってました。
置き逃げする気満々だから小さい花束でいいです。気取らない感じの。
お花屋さんの女の子:500Gになりまーす(^^)
GM:いい百合は高いのよね…!
フェンネル:(少し多めに渡して、笑顔でありがとうと言います)
GM:ルナがぴょこぴょこついて歩く感じです。耳は幼児だから許されている。
フェンネル:ルナの手をぎゅっと握って歩調合せて歩きます。
あと、花束にカード添えます。
「May your god blessing you」
どうかお大事にって意味ですが、あなたにあなたの神の祝福がありますようにって意味でもありますね。
GM:了解です。
では、何度も行ってさすがに覚えたギルドへの路を歩きます。
前はヘリオスと一緒でしたね。
フェンネル:周りの喧噪や歓声を楽しみながら、歩いてたどり着きます。
今はいないですものね…。ちょっと寂しい…。
窓口くん:お!また来たのか。元気にやってるか?
フェンネル:元気ですよ、あなたも元気ですか?(ギルドに来るときはいつも庶民演じてた癖が抜けない)
(そして素に戻る)リーリア嬢はいるかな?
リーリア:(奥から)はあい☆呼んだ?
フェンネル:もう元気に歩き回っていたのか? まだ寝てると思っていたが…。
窓口くん:あ、ギルド長。まだ寝てた方が…。
リーリア:寝飽きたわ~。いい加減寝過ぎて腰に来るわ~。
退屈で死ぬからキミをいじめたくなっちゃうわよ♪
窓口くん:ぎゃあ!矛先をこっちにむけないで!!
リーリア:で、私に何か用かしら。神になった少年くん?
フェンネル:大した用事はない。
前回来た時の様子が気がかりだったから、見舞いに寄っただけだ。
必要なかったであろうか?(微苦笑して)
リーリア:いえいえいえいえ、退屈だったからヒマ潰させて!
おいでおいで~(客間へ引きずり込む)
窓口くん:あああ、もう!目が覚めたらいつものギルド長なんですから!
(小声で)心配して損したよ…(少し笑っている)
フェンネル:(引きずり込まれます) 変わらぬ様子で安心したぞ、嬢。
リーリア:(質のいいお茶を用意させて)どうぞ。
変わらない?そうかしら?
あなたは変わったようね。
フェンネル:そうであろうな。
変わりすぎて今の自分が…、初めて自分になった、という感じがするぞ。
リーリア:(ルナに)あ、可愛い可愛い超ーーーー可愛いあなたは、このチョコサンドクッキー食べなさい♪
お気に入りで取り寄せたやつよ、おいしいのよー!!
ルナ:(ぱあああああ)
フェンネル:ルナ、優しくしてもらったらありがとうございます、食べるときは、いただきますだ。
ルナ:あり、がと…?いただ…き、ます…。
フェンネル:(にっこり笑って)よくできた。さすがだな。(なでなでなで)
リーリア:いいのよいいのよーもう、カワイイから許すわ、なんでも許す。
私の好みど真ん中で悪戯したくなるけど脳内だけにするからネ☆
ルナ:???(首かしげ)
フェンネル:脳内の悪戯って…それ犯罪ではないだろうかΣ
リーリア:脳内ではどんな犯罪も許されるのよ…?(にやり…)
フェンネル:(中の人はいろいろ衝撃ですがフェンネルなのでスルーして突っ込みませんΣ)
フェンネル:必要はなかったようだが、見舞いの花だ。
気が向くまで飾るなりするといい。(苦笑いしながら)
リーリア:何言ってるの。花を貰って喜ばない女がいると思う?
ありがたく頂くわ。
…私の名前にちなんだのね。
フェンネル:あなたがどこまで我々のことを知っているかはわからぬが、目が覚めたようでほっとしている。
リーリア:どこまでかしらね?
私の魂は、私自身の願いによってカスケと連動しているの。
カスケが知っていることは、私もすべて知っているわ。
フェンネル:やはりそうなのだな。
リーリア:正直…「カスケ」って呼びたくないのよね。
私にとって、彼は「メルリース」なの。その名前なのよ。
でも、あなたの前でそう呼ぶと、きっと混乱するでしょうから。
フェンネル:あなたは、そう願うほどにカスケを想っているのだな。
ならばここではメルリースと呼ぼう。
リーリア:違うわよ。
あいつ、私にそう名乗ったの。それしか名乗らなかった。
フェンネル:違うのか?
ああ、想ってるというのは嘘ではないのか。
リーリア:だから、私はずっと「メルリース」の願いを叶えるために、彼を起こせる人材発掘に勤しんでいたの。
私では絶対に無理だと知っていて、他人を選別しろなんて、酷い奴よ。(ぷんぷん)
フェンネル:まあ、あれのやりそうなことだな。
シャノンを選んだのは、シャノンがかの民だからか?
リーリア:違うわ。
フェンネル:違うと聞いて安心した。
リーリア:『浮き世離れ』してたから。(お茶を飲む)
フェンネル:ああ…(思わず笑顔になります)
リーリア:波長が似ている存在を探していた。
人なのに人として生きているようないないような、同じものを見ているような見ていないような。
いつも生返事だけど脳は動いているような、ね。
フェンネル:あの二人は、とてもよく似ていると思う。今は二人で飲んでるだろうよ。
あなたとあなたの「メルリース」の間に何があったのかは、非常に気になるところだが…。
リーリア:特に何もないのよ。本当よ。
フェンネル:特に何もない?
リーリア:「メルリース」は気まぐれで私の命を救ってしまったけれど、それを瞬時に後悔した。
殴ってやりたかったわ!!!
よく見たら年齢も幼いだとか、顔かたちがぜんぜん違うとか!
私をなんの贖罪にあてたかったのかしらね!?
フェンネル:あれは、優しいのだ。きっと照れ隠……。
リーリア:照れ隠しじゃないわよ!!
本気で、「しまった」とか言いやがって、あの腹黒フクロウーー!!!
今度ひねろうかしら。うん、ひねろう。血抜き、血抜き。
フェンネル:好きなのだな。恩義を感じているのだな。
あれときたら、とんだ人たらしではないか?
これで何人目だ? 趣味、人助け、か?
リーリア:あいつを好き?いいえ。違うわね。
彼は私に永遠の呪いをかけたのよ。
私に許可もなく、尋ねる暇も与えずに。
フェンネル:呪いか、さもありなんだな。
リーリア:………哀しいけれど、本当に彼は後悔したのよ。
私を助けてしまったことを。(お茶を飲む)
彼が助けたかった少女は、私ではなかった。
でも、光景が似ていたの。だから、「思わず」よ。
フェンネル:光景が似ていた??
リーリア:私がまだ人間だった頃の最後の記憶。
私はぼろぼろで、血まみれだったわ。
何も見えない黒い空に手を伸ばして、精一杯、出ない声で「助けて」と叫んだ。
フェンネル:(似てる…)
リーリア:死に瀕した人間の、生存のための行動よ。理由なんてない。
で、「なんか似てる」って理由で「メルリース」が私を助けて、直後に「しまった!」と、ね。
フェンネル:磔刑に処されたりしたのか…?
リーリア:いいえ。確か、家がつぶれたのよ。
フェンネル:ああ……。
リーリア:家族はいたと思うけれど、即死だったんでしょうね。
もう、記憶はおぼろだけど。
私だけ、かすかに息があった。
フェンネル:それもまた、あれを動かしたのかもしれないな。
リーリア:「メルリース」はね。
私が「普通の人間」として生を得ると思ったそうよ。
でも、出来上がったのは、「メルリース」が全力で私を助けたせいで、魔力生物並みの外観だけ人間のシロモノ。
その瞬間、人間の私は結局死んでしまった。
そして新しいモノが生まれた。
だからこその「しまった」よ。
フェンネル:難しいな…。
リーリア:戻せもしない、死ねもしない。
私はこういう生命体として生きていく以外に道はなくなった。
彼は失敗を認めたけれど、私に謝ることはなかったわ。
私が、先に、感謝してしまったから。
フェンネル:……。
リーリア:助けて貰ったんだもの。
ちいさい小娘は、そりゃあ、涙を浮かべてありがとうって言うわ。
お礼をしたいって言ったら、「いつか自分を起こす者を探してくれ。それまで眠っているから」って。
名前を聞いたら、「メルリース」って。
…後々、自力で真実に辿り着いた私の怒りがわかるかしらあ!?
フェンネル:(苦笑します)
リーリア:うん、やっぱひねろう。血抜き、血抜き。
フェンネル:余が言うことではないかもしれないが、貴女はここに必要な人だ。
愛されているのだ。…これからも、そのままでいてくれ。
リーリア:そうね。今は、今の私が楽しいし、そうあるように生きてきたわ。
そして私も呪いを返した。
私の「メルリース」が死ぬとき、私も死ぬ。いい気味よ。
フェンネル:カスケとあなたはシンクロしているなら、あなたもまた、この先のことを覚悟しているのだろうか?
リーリア:覚悟といってもね。私は300年前に死んでいるのよ?
今この一瞬を生きて、楽しむわ。次の一瞬は、次に考えるわ?
フェンネル:見習いたいな。あなたは女傑だよ。
リーリア:まあ、イリスリード魔術師ギルドを仕切ってる、名実ともに成功者で億万長者なのは間違いないわよ?うふふ☆
フェンネル:余が王になっても、あなたを尊重するだろう。
ともによき国、よき明日を。
リーリア:…あなたは、そのまま王になるつもりなの?
フェンネル:そのまま?
リーリア:ええ。
「欠けた記憶のまま」。
フェンネル:わからぬ。しかしいつであるにせよ、ならないという選択肢はない。
リーリア:家族の存在を知らないものが、家族をうまく構築できるかしら。
国家はある意味、巨大な家族だというのに。(お茶を飲む)
フェンネル:欠けた記憶。実感はないが、それをよしとする余がいたのだろう。
リーリア:知らないから、簡単に壊してしまう暴君にもなり得るわね。
フェンネル:家族なら、一年もしないうちにできると思うが。
リーリア:過去、100人を超える愛妾をかこった王が居たわ。
子供なんてぽんぽんできたけれど、それって家族かしら。
フェンネル:…しかし、欠けた記憶は戻らない。
リーリア:暴君になる未来までは予測していなかったのでしょう。
フェンネル:そうだな、聊か浅慮であったのは認めよう。
リーリア:いいこと?よく聞きなさい。
フェンネル:(頷きます)
リーリア:すべて思い出せないということは、消えてしまったということは、「それに対する興味を失うということ」。
愛の反対は憎しみじゃないわ。無関心よ。
あなたは、「無関心」という呪いを背負った。
立ち向かえるかしらね?(お茶おかわりしている)
フェンネル:……。家族というのは、良くも悪くも、一人では構成できぬものだと認識しているが。
リーリア:そうね。常識の範囲で理解しているわね。辞典のように、辞書のように。
フェンネル:だとしたら余に必要なのは。
隣にいるであろう誰かを、全力で信じ、総てをかけて慈しむことなのだと思う。
実感がなくてもいい。嘘でもいい。余にはそれしかわからない。
リーリア:ゼロから構築する?
フェンネル:全て、物事は最初はゼロだよ。
それでも、守りたいものがあった。愚かだとわかっていても、願った相手にも怒られるであろうことを。それでも望んだ。
およそ王になる身である余が自分のためにただ願った、一生に一度のわがまま。
余が名君であるか暗君であるかは、歴史が決めることだろうな。
リーリア:いいんじゃない?(にっこり)
あなたの代の王政、しっかり見ててあげるわよ☆
フェンネル:余が道を誤りそうなときは、殴ってでも止めてくれ。(笑って)
リーリア:え?道を間違っても放置して、にやにや見てるわよ?楽しいじゃない?(笑)
フェンネル:ここだけの話、欠けてからというもの、妙な気持ちではあるのだ。
リーリア:ま、欠けたのに何も変わらない方がヘンだから。
フェンネル:記憶が欠けてから、「人間らしさ」が薄くなっている気がする。
余は、恐れられる王になるであろうか?
リーリア:さあね。私、一瞬先しか考えないもの(にっこり)
あー、おいしいお茶請けだったわ。最高のお話。
病み上がりの暇つぶしにはもってこいね。
さて、私がお代をはらわないと。
可愛い可愛い抱き潰したくなるうさぎ娘ちゃんへのプレゼント。
王子、あなたの脳裏にあるのは「宝石で文字を刻む腕輪」…お支払い、それでどうかしら?
フェンネル:いいのか!?
感謝する。頼んでもいいだろうか。
リーリア:あなたが「作りたい」と思っていたイメージ、今は断片しか受け取れないけれど、詳しく教えてくれたらちょっぱやで作るわよ。
時間は…12時間くらいかなあ…?
フェンネル:12時間Σ
こんな感じ、とイメージを伝えます)
リーリア:ん、解ったわ。
さすがに宝石いくつか、材料に貰っていい?
金と銀、台座はどっちがいい?
フェンネル:金で頼む。(宝石幾つか私ながら)
リーリア:それじゃ、できたら手元に直に届けるわね。それまで時間潰してて☆
あーーー、私が作った腕輪がこの子のか細くて白い腕に…。
いやん、ゾクゾクするぅ…☆
フェンネル:…変態!!??Σ
リーリア:変態ねえ。あなたがそれをいう資格はなさそうだけど?(笑)
ルナ:(心:はなし、むずかしい。だまってきく、いいこ。くっきーおいしい)
フェンネル:(ルナなでなでなで)
リーリア:完成したら、あなたがどこにいても、手元にぽとんって届けるから☆
…私の「メルリース」にも、よろしくね。
フェンネル:ああ、伝えておこう。(ニコッと笑って)
いろいろありがとう、嬢。
リーリア:いえいえ、楽しい話と、すっっっっっごく最高の目の保養をありがとう。
あ、別にこの子はおいてってもいいわよ?私育てちゃうわよ?
フェンネル:断ろう。(ふわっと笑って)ルナは余の婚約者だ。
リーリア:別にいいわよ?婚約から結婚まで預かるわ!
花嫁修業…あーんなことやこーんなことを教えておかないと、王家の嫁にはね…?
ああ、ヨダレ出そう…!
ルナ:こんやくしゃ?なに?
リーリア:いやーーんもう、尋ねる時の声かわいいもっと言ってーーー!!(≧▽≦)
ルナ:(びくっ)
フェンネル:婚約者、そうだな。
将来も同じ景色をずっと一緒にみてたい、と約束した二人のことかな。
ルナ:ふぇる、たかい。るな、ひくい。けしき、ちがう?
リーリア:も…萌え死ぬ…!私の心臓が萌え尽きる…!(はあはあ)
フェンネル:その時はいつだってルナを抱き上げる。そうしたら同じだろう?
ルナ:おなじ。よかった!(にっこり)
フェンネル:(ということで、ルナの手を引いて改めてお礼を言って退室しギルドを後にします)
リーリア:ルナちゃーん、またおいでねー!いつでもおいでねー!!
ルナ:ばいばい。
リーリア:きゃああーーーー!!手を振る仕草かわいいいーーーー!!!(≧▽≦)
最終更新:2018年09月03日 17:58