GM:シャノンさん。あなたは、本日も魔術師ギルドで働いています。
どんな雑用をしていますか?

シャノン:封書や書類の整理です。

GM:了解です。

同僚A:おい、シャノン。ギルド長が呼んでるぞ。何かしたのかお前。

GM:魔術師ギルド長。それは、それ自体が魔術師ギルドの名物。
年齢不詳の女性?少女?性格は明るく突飛もなく、実力はすごいが何をするか解らない人。
決して年齢を聞いてはいけないとされる、とんでもなく長生きらしい人…。

シャノン:(手を止めて)していないと思いますけれど・・
(呼んでくれた人に礼を言ってギルド長のところへ行きます)

GM:ギルド長の部屋に行きました。ノックすると中から入っていいと声がします。

シャノン:失礼します(頭を下げた後入ります)

ギルド長リーリア:はーい☆いらっしゃーい♪シャノンちゃん!





ギルド長リーリア:元気?元気よね、シャノンちゃんだものね-。
そして、相変わらずいーい匂い~♪あー、芳香剤代わりに部屋に立たせたいわ~。

シャノン:ありがとうございます(びくびく)。それでご用件のほうは・・

ギルド長リーリア:うん、地方飛ばしの辞令(^^)

シャノン:・・・・。

ギルド長リーリア:地方でお仕事、がーんば☆

シャノン:はい?!

ギルド長リーリア:ああ、大丈夫大丈夫!ちゃーんとシャノンちゃんにもプラスあるから☆

シャノン:あの、学校のほうは休学と言うことで良いでしょうか

ギルド長リーリア:はい、そこね!そこ!まず学校は休学扱い。そして、以後の学費はギルドが負担するわ。
卒業まで、思う存分、タダで勉強なさい♪

シャノン:(心:・・通常より長く働かされる事が決定したよ!!)
ありがとうございます(ぺこり)。

ギルド長リーリア:で、地方勤務というか、出張というほうが近いかしらね。その内容なんだけどー。
砂漠に行ってきて。

シャノン:・・・砂漠ですか(心:何処だろう・・・干からびそうだ)

ギルド長リーリア:まあ、遠いしね。一般人でも脱水で死んじゃいそうだし。仕事にかける時間は一年間。

シャノン:(心:やっぱりひからび・・・ORZ)

ギルド長リーリア:ヒートソース砂漠の町、ルヴィア近辺にある古代遺跡を調査して欲しいの。

シャノン:遺跡調査ですか(心:でも古代語わかんないなー)

ギルド長リーリア:古代遺跡の名はメルリース。
ああ、騎士とか冒険者にうかつに遺跡の場所ばらしちゃだめよ!?盗掘されたり国の益だ-、とかなるから!
中は、命の危険はない…はずよ。たぶんね。でも、ふつうには入れないだろうし、ふつうには出られないでしょうね。

シャノン:メルリースですか・・(心:それなんだよ。死亡フラグがたった・・・)

ギルド長リーリア:だから、のらくらと暇つぶししながら、仲間集めして、適当に誘って、大勢で砂漠に行って☆

GM:「メルリース」という名に心当たりはありません

ギルド長リーリア:名前も謎、存在も謎、未開の古代遺跡!魔術師ギルドだったら一番にモノにしたいわよね?ねー?ねーーー???

シャノン:遺跡の中には1人で入らなければいけないのでしょうか(心:いや、思わないけど。命のほうが大事なんじゃ・・)

ギルド長リーリア:ああ、いっぱいぞろぞろつれてっていいわよ。一人なんて死にたいの?
自殺願望あるタイプとは思わなかったな-。
でも、魔術師ギルドから派遣するのはあなたひとりだから♪

シャノン:いえ、死にたくはありません。

ギルド長リーリア:でも、行くのはね、あなたじゃないとダメなのよ。あなたでないと鍵が開かない。

シャノン:(自分が関係あるようなことを言われて凄く悩んでいます)

ギルド長リーリア:遺跡を開く鍵を、私がずっと保管してたのよ。それが、あなたと波長が合っちゃって。

シャノン:はあ、あっちゃってですか(小首を傾げつつ)

ギルド長リーリア:はい、これね!(箱を取り出し、フタを開けて中身を見せる。黄金色に見えるけれど金ではない短剣。刃はなまくら)

GM:柄の紋様は、フクロウのようです

ギルド長リーリア:フクロウちゃんの飾り入り~!かっわいいでしょー!

シャノン:正直に言いますが、私は戦闘には自信がありませんが・・(心:まさかそこでこれを使って死ねとかかなー)

ギルド長リーリア:そんなの知ってるわよ?あなたが戦えるとか思うわけないじゃない、何の冗談~?(ばんばん)
戦士雇いなさい、戦士。はい、路銀。(1000Gの袋を渡す)

シャノン:いたた(よろよろ)・・(お金を受け取りつつ)

ギルド長リーリア:この鍵は、私とも繋がってるの。このフクロウちゃんの顔あたりにむかって話しかけてくれたら、私と通信出来るわ。困ったことがあったら聞きなさい。
ま、寝てるかもだけど☆

シャノン:(心:知ってる、寝てますよねー)
ありがとうございます。お手を煩わせないよう努力いたします

ギルド長リーリア:他にも、「メルリース」という地名、存在があったら、のきなみ調査してきてね。連動している可能性があるから。

シャノン:はい。(心:複数あったらいやだな)

ギルド長リーリア:(一度剣を手にとって、フクロウに口づける)
(小声で)メルリース…約束を守る時が来たわ…。

GM:短剣は果物ナイフくらいの大きさです

ギルド長リーリア:はい。これはたった今からあなたのもの。(剣をシャノンに手渡す)

ギルド長リーリア:じゃ、準備が出来たらとっとと出発!
いい?一人で行こうとか考えないのよ?張り紙でもして同行者募るのよ-?

ギルド長リーリア:メルりん探してます☆ とかね!

シャノン:分かりました。(心:いやだれもこない、それはむり!!)

シャノン:でもあくまで存在は秘密ですね。

ギルド長リーリア:いえ、別に言ってもいいけど?

シャノン:(一礼をして剣を大事にしまいます)え・・・?

ギルド長リーリア:他の冒険者に盗掘されないようにってだけよ。
あなたを殴って鍵奪うとか、やられそうだもん。

シャノン:はい、気をつけます。確かにやられそうです

ギルド長リーリア:要は、あなたが一番乗りだったらいーの。

シャノン:・・わかりました(心:一番乗りかあ)。

ギルド長リーリア:と言うわけで、急ぎながら回りながら、一年間いってらっしゃーい!

ギルド長リーリア:あなたにこの言葉をあげる。
「迷うのもまた真なり」

ギルド長リーリア:…(にこっ)

シャノン:お言葉、ありがとうございます(深く頭を下げて、でも内心がっくりです)

GM:そう言うわけで、いきなり外回りに追い出されてしまったシャノンさん。
果たして、遺跡を無事に探索出来るのでしょうか…?

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最終更新:2019年04月11日 01:19
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