フェンネル:(皆さんに)ちょっと、気分が……。余は乗客室で休んでいることにする。
すまないな。折角の美しい眺めなのに…(そういって申し訳なさそうに自分の部屋まで下がります)
GM:個室ではないので、他の人が来なければ良いですね(^_^;)
フェンネル:あ、個室ではないのですか!
GM:たぶんエティと相部屋です。豪華客船じゃないですからね(笑)
フェンネル:船の中で見つかりにくい場所~。どこだろう、やっぱり甲板??
ああ、フェンネルはじめてエティを避けたいw
GM:エティは外にいるので、OKかと。
フェンネル:では自分の相部屋に戻って、まずはお茶を二人分入れて少し自分が口を付けて落ち着いた後、短剣に触ります。
GM:短剣はふわっと暖かく、なにかが宿っているのを感じます。今までとは違います。
フェンネル:(暖かい短剣に笑顔がこぼれます)……メリッサ、こう呼んでいいのかも、まだ慣れないが…気持ちだがあなたにも淹れた紅茶だ。
メリッサ(仮):ええ、構わないわ。あなたからの名前、素敵ね。
お茶、ありがとう。今の私は頂けないけど、香りはわかるの。嬉しいわ。
フェンネル:王家の紋章が、メリッサなのだ。しかし、あなたにはよく似合っている名前だと思う。
メリッサ(仮):王家…。ああ、あの小さな少年が、つくったものね。
フェンネル:少し聞きたいことがあるのだが、構わないであろうか?
メリッサ(仮):聞きたいこと?なにかしら?
フェンネル:(メリッサちゃんの声は、10代くらいの若い感じですか??)
GM:メリッサの声は 「何度も見たあの映像の声の少女」 にそっくり。
10代くらいですね。
フェンネル:幾つか聞いてくうちに、無粋な事を聞くやもしれない。
答えたくないことは答えなくて構わない。
メリッサ(仮):いいの。お話は大好きよ。嫌なことは嫌だと言うから平気よ?
フェンネル:(楽しそうに笑って)もっと、怖がりなのかと思っていた。
メリッサ(仮):私、恐がりかしら?…恐がり、なのかしら…?(自分でも不思議がっている)
フェンネル:わからない。今の貴女は、まさに野に咲くメリッサだ。
あの花は、ひかえめで力強く、人々に親しまれている。
メリッサ(仮):野の花は好きよ。とても。大好きよ。
野花の名前はよく知らないけれど、タンポポは知っているわ。大好きなの。
フェンネル:余も野の花は好きだ(微笑んで)
たんぽぽが好きなのか?
余は、あなたが女神なのだと思っていた。名もなき始原の神よりも前の神なのかと…。
メリッサ(仮):神?いいえ。私は神ではないわ。
たんぽぽ、大好きよ。名前を聞くだけで、幸せになるの。
フェンネル:ああ、こんなことを話したいのではないが、話もしなくては。
余の始祖の少年ことだが、余が聞いたのはこんな話なのだ…。
始祖は人ならざる者に導かれた、と。そして凄い速さで王国を作ったと。
…導いたのは貴女なのか?
メリッサ(仮):そんなお話が残っているのね、すごいわ(微笑んだような気がする)
私は、加護を与えただけよ。願いを叶えたの。
「王になりたい」という、願いを。
フェンネル:願いを叶えた、か…。
『王になりたい』……。王とは、そんなにいい物であろうか。
メリッサ(仮):どうなの?王とは人間の王でしょう?
私には、それがいいものなのか、悪いものなのかも、よくわからないわ。
でも、ずっと続いているのだとしたら、きっとそれは素晴らしいのでしょうね。
フェンネル:人間の王。ではあなたは、やはり人ならざるものなのか?
女神か、彼の民か…。いや、あなたはあなたなのだが。メリッサ。
メリッサ(仮):わたしは、わたし。あなたは、あなた。
フェンネル:あなたは、あなたか。
余は最近、余が余以外の、ほかの誰にもなれないと感じているところだ。
メリッサ(仮):あなたはあなたにしかなれないし、あなた以外のものもそうよ?
わたしは、「わたし」なの。
フェンネル:ああ、こんなことを話したいのではないが、話もしなくては。
今、あなたの加護を受けた少年の作った国と願いは、黒い化け物、メルリースの雫? によってむごい状況にあるのだ。
余は、あなたとあれは別物だと確信しているが。
メリッサ(仮):……黒い化け物?
しずくのことかしら?
フェンネル:そうだ。雫と呼ばれていた。心辺りがあるのか?
メリッサ(仮):それは、「メルリース」からしたたるしずく。つまりはそれもまた私。…なのかしら。(不思議そう)
フェンネル:それもまた、あなたか……。わかる気がする。人は多角的な存在だから(ちょっと微笑んで)
メリッサ(仮):しずくは勝手に落ちてしまうもの。汗もそうでしょう?
メリッサ(仮):たくさん流れはじめた。たくさん落ち始めた。なぜかしら。
わたしは、何も思わないのに。あれはなぜ流れるのかしら。
「わたし」には、わからない。
フェンネル:そして、涙もまた。流れるものだ。
フェンネル:わかるばかりでは、つまらないであろう?
わからないことがあるから、人は生きていけるのだと、想う。
メリッサ(仮):「わたし」は、解らないことの方がたくさん、たくさん、あるの。
フェンネル:ならば、この旅で、共に沢山の事を知ろう。(柔らかく微笑み)
フェンネル:たんぽぽが好きなのだったら、あなたは紅茶よりもタンポポ珈琲がよかったかな。今度用意しておこう。
メリッサ(仮):たんぽぽをコーヒーにしてしまうの!?Σ(◎△◎;)
フェンネル:タンポポ珈琲は、余はあまり…。
だが、優しい味がする、なかなかの貴重品だな。ああ、でもたんぽぽにかわいそうか。
メリッサ(仮):たんぽぽの花と、葉のままがいいわ。
フェンネル:たんぽぽになにか、思い出が??(優しく訊ねます)
メリッサ(仮):タンポポの思い出?ええ。
幸せと、優しさと、安らぎと、守られているというあたたかさ…。
ああ、優しい闇で、ぬくもりにまどろんでいた、心地よさ。
聞こえる心音。あれが私の幸せ。
フェンネル:(きっと三銃士ごっこする前に
エルヴィカさんと合わせた時の映像のことかなと思って)あなたの人生の黄金の一日に咲いていたのが、タンポポなのかな。(想像して)
メリッサ(仮):人生の黄金の一日…?いいえ、いつもそのへんにあった気がするわ?
フェンネル:今は花時期じゃないが、この旅が終わる頃には、黄色い花も満開のころやもしれないな。
メリッサ(仮):満開になるのね、嬉しいわ!駆け回って遊びたいわ!
メリッサ(仮):でもまだ、あなたは私を見つけていないわ?
だから、本当の私を、あなたはきっと知らないまま。
フェンネル:必ず、見つけだすさ。その時は、あなたの本当の名前を呼ぼう。
メリッサ(仮):ええ。私は…でも、私は『メルリース』よ?
メリッサ(仮):「わたし」は…。……?(少し黙った)
「わたし」は、永遠に、私…。
フェンネル:いつもそこにある日常が、何気ない宝物の罅だったりするのだ。
たんぽぽが咲くころに、駆け回る。よいな…。その時は、余が隣にいるのだろうか。(想像して)
メリッサ(仮):隣にいてくれるのかしら。
「わたし」を、開放してくれるのかしら。あの場所から。
フェンネル:あなたは、あなただ。メルリース。
必ず見つけ出す。本当のあなたを、どこかに隠れているあなたを、見つけ出す。
メリッサ(仮):ああ、また、しずくが降る。どうしてそんなに降るの。わからない。わからない。
フェンネル:泣かせてしまったか…?
すまないことをした。安心して。眠るといい。
余は、まだあなたには届かないが、隣にいる事はできる。
メリッサ(仮):「わたし」は泣いてはいないわ?(きょとん)
「わたし」は、永遠に幸せよ?
フェンネル:泣いていないのか? ならいいのだが。
永遠の幸せか……(それは、永遠の鎖に縛られる苦痛ではないのか…??)
フェンネル:すこし、あなたが隠れてる場所を、考える事がある。
でも、扉を開くには、余は、まだその時ではないのだろうとも、想うのだ。
待たせることになるかもしれぬ。しかし、必ず。
メリッサ(仮):ずっと待っていたのだから、平気よ。
おしゃべりできるだけで、とても嬉しいことよ。
メリッサ(仮):でも、私は、もしかしたら。
「待ってなどいないのかもしれない」
メリッサ(仮):「永遠」なら、ここにある…
フェンネル:今すぐ、扉を開けて「願いたい」。
あなたを、エティックを、皆の事を。
しかしまだ余にはその扉が開けられない。
メリッサ(仮):エティック?
フェンネル:エティック。余の大事な、友だ。知っているのか??
メリッサ(仮):知らないわ。
フェンネル:そうか。エティックは……。
誰もエティックを、見ないのかもしれない。
しかし余は、余にとっては、あなたと同じくらい、大切な存在だ。
メリッサ(仮):エティックは、あなたの大事な人なのね。
幸せになれたらいいわね(微笑む)
フェンネル:エティックは、少年だがな。
大事なものと言うのは、時に何もかも超えるから……。
何もかも超えられるから、だからきっと、メリッサ、あなたにも会える。
メリッサ(仮):時間というのは、流れているように見えて、ときによどんでいたり、止まっていたりする。
ゆがんだのは、きっと、あのとき……………
フェンネル:あの時…??(そっと訊ねます)
メリッサ(仮):……こわい、こわい、こわい(がたがたと震えている感覚がする。剣が怯えたときのような…?)
GM:怯えた瞬間と、それまでの少女の口調は、まるで別人のようです。
フェンネル:すまなかった。ここは安全だから…(兄のように、幼友達のように優しく辛抱強く抱きしめて安心させようとします)
メリッサ(仮):こわい、こわい!たすけて、いたい、こわい、はなして、しにたくないの、こわい…!!
フェンネル:あなたは死なない! 死なせはしない!!(これまでにない強い口調で)
GM:(剣の意識が内にこもった感じがします)
GM:フェルさんの声は届いたのでしょうか。
きっと、しばらくすればまた、会話できるようになるでしょう。
一瞬、シャットダウンしたようです。
フェンネル:この旅で、誰だって死なせはしない……。
ああ、本当に、すまなかった。
幸せだから、より、怖いのだろうな…。(そういって話しかけて、剣を心臓に近いいつもの場所にしまいます。それは、あなたにはいつ殺されてもいい、の意志表示なのですよ)
~ 数時間後 ~
GM:時間軸はまだ船の上。渡るだけで丸一日を要する川の船旅。
皆、それぞれの場所で、好きなことをしているようです。
剣に少女が宿ったのに気づいたのは、フェルさんのみ。
フェンネル:(まだ剣は前回から引きこもったままですか??)
GM:いえ、あれからすぐ、ひょこっと戻っています。
フェンネル:(中:思ったよりお早かった!)
GM:なんというか、びっくりした小動物的な?(笑)
フェンネル:なるほどです。ではちょっと剣に話しかけてみます。
フェンネル:驚かせてしまったようで、すまなかった。もう大丈夫か?
あなたのために、少し刺繍などしてみたのだが、受け取ってくれるだろうか?(といってどう見ても太陽にしか見えない刺繍を差し出します(笑) タンポポの香り付き)
メリッサ(仮):あら、おひさまね!なんて素敵!
いい匂い…おいしそ…。……いいえ、いいえ、心地良い香り。
フェンネル:(苦笑して)本当は蒲公英を刺繍しようかと思ったが、独創的な方向転換により春の日差しの中香るタンポポ、つまり黄金の昼下りを表現してみたのだ。(少し笑って)
メリッサ(仮):あなたはとても素敵ね。なにより、あなたがその手で縫ってくれたことが一番嬉しいわ。
ありがとう、フェル。私の可愛い子。
フェンネル:ありがとう、そういってくれると余も嬉しく思う。(頷いて)
エティック:フェル、誰と話してるの?(ひょこ)
メリッサ(仮):(以前も以後もすべてフェルさんだけに聞こえる声です)あら?
フェンネル:エティ!?
そうだな……最近余の中で構想されつつあった、短剣の中にいるであろう儚い脳内の美少女と話す練習をしていたのだ。
ほら、
マユラの剣の中とかにもいるであろう?(嘘は言っていない)
フェンネル:(メリッサちゃんに脳内通話で)彼がエティックだ。余の大事な友だ。(思わず表情が緩む)
メリッサ(仮):ええ、知っているわ。エティック。
こんなところで会えるなんて。不思議だわ。でも、どうしてかしら?
エティック:練習なの?フェル、面白い(笑)
でも、確かにその中に入るだろう子は、はかなげな女の子のイメージするよ。
フォロンに怒られないかな?
フェンネル:いきなり剣の中の微笑は具現化したらどっきりではないか。
あんなこともこんなことも見られてたと思うと、恥ずかしくて会話もできないが、それは身分的にあってはならない醜態だ。だから練習していたのだ。
ああ、絶対に美少女であろう。わかってくれてうれしいぞ、エティ。
エティック:あはは!全部見られてるんなら、もう何が起きてもがっかりされないよ、フェル!
女性の下着を被っても平気(笑)
メリッサ(仮):女性の下着?(首をかしげたような感覚)
フェンネル:あ、あの時の事は、あの時のことを蒸し返すとは……(超真っ赤)
余がエティとあって初めての買い物で女性の下着を……(ふっと笑って)懐かしいな……。
エティック:うん、懐かしいね(笑)
フェンネル:エティックを知っているのか?(脳内でこそこそ)
メリッサ(仮):ええ、よく知っているわ。
だって、私の大切な…。
……ああ、ここからは、「私を見つけてから」お話しするわ。
メリッサ(仮):でもね、私はエティックを愛しているけれど
同時に
深く 深く にくんでも いるから
こ い つ が い た か ら こ い つ の せ い で
エティック:…えっ?なに、今の、寒気…?(己抱き)
フェンネル:嫌なことは思い出さなくて、今はいいのだから、無理はしないでくれよ…。(剣を撫でる)
メリッサ(仮):………そうね。思い出さないわ。
私の愛する、大切な大切なエティックですもの(にこっ)
フェンネル:(メリッサちゃんに)エティックを愛する同盟でも結成するか?(冗談なのか本気なのか)
メリッサ(仮):ふふふ、無理よ、フェル。私の愛には絶対に叶わないわ?(いたずらっぽく笑う)
フェンネル:(エティに)大丈夫か? エティック?
海風にあたりすぎたのでは? 少し温まろうか?
エティック:ううん、大丈夫。一瞬、何かに敵意、いや「殺意」を向けられたみたいな…。
フェンネル:(殺意、やはり殺意だったのか……)
GM:精神チェックで、剣の少女の「違和感」の正体を探ってみましょう。
フェンネル:1d100<=60 精神
Cthulhu : (1D100<=60) → 35 → 成功
GM:フェルさん、仮称メリッサちゃんは、「人格」という枠で考えて、時折枠をはみ出しています。
多重人格?多重性格?それとも別の何か…?
「夢想の中で見た少女」と思われる、無邪気で可愛らしい性格、そして、そうではないナニカの部分。
一体でありながら、混ざり合わない、違和感。
フェンネル:(メリッサちゃんに)ならば、エティックと余が幸せになれるように、願っていてくれ。
いや、貴女もまた。三人で幸せになれるように。
メリッサ(仮):あら、そんなに少しで良いの、フェル?
すべてを幸せにしましょう。すべて、すべてよ?
メリッサ(仮):いらないものを消して、
すべてを し あ わ せ に し ま し ょ う
フェンネル:(中:こわいよう!!)
GM:ホラーですねw
フェンネル:(エティックさんの方に視線向けますよ)
エティック:フェル、顔色が悪いよ…?どうしたの?
フェンネル:いや、何でもない。船と言うアンバランスな環境で過剰な妄想をしてしまったようだ…(そういってあくまでもいつものように笑う)
エティック:……(疑いの眼差しでじと目で見ている)
フェンネル:(中:ああ、エティックさんからの初めてのジト目!! ドキドキですね!)
GM:そこっすかw
エティック:マユラから聞いたんだけどね。
フェルは昔、ひとつの嘘もついてはならない、自らの素性さえ隠してはならないかも、と思い悩んでたって。
フェンネル:(疑いの眼差しって初めてなので、ドキドキです)
エティック:嘘、つけるようになったんだね。どこが嘘かは、俺にはわからないけどさ。
フェンネル:嘘か……。つけるようになったかどうか、自覚はないのだがな。
エティック:隠したいことは、隠していいよ。それは、誰だってあることだから。
…その代わり、「危険」なことだけは、必ず教えて。
フェンネル:「危険」な事か……。わかった、約束しよう。
エティック:(フェルの手をぎゅっと握る)約束だよ?
フェンネル:エティック、余の中で、本当にぶれない真実を、一つ、教えようか??
エティック:うん。
フェンネル:余の中のぶれない真実、この旅で得た「核」は、エティックの事が好きで、エティックのためなら何でもできる。
王子であることも捨てられる。
だからエティックに笑っていてほしいと思う。
この旅が終わった後も、出来るなら、エティックと一緒に、隣にいてほしいと思う。
今度こそ、皆幸せになればいいと思うのだ。
それが真実の願いだ。何も願いなどなかった余の、願いだ。
「希望」が欲しいのだ。
ああ、何を言ってるのであろうな。(少し弱ったように)
フェンネル:フォロンへの愛とは別だ。あれは一番で、別格だ。
けれど、この感情は、嘘ではないのだ。(秘密を打ち明けるように囁く)
エティック:フェル。俺も、フェルのことが大好き。
…何でも出来る、とまでは言えないけど。
自分の能力も記憶欠如があるかも知れないから(^_^;)
でも、王子であることは捨てないで。
エティック:俺は、「王様」が大嫌いという『概念』が今でもある。
過去の俺のなにかに関わることだと思う。
でも、フェルが王様なら、大好きでいられる。
フェンネル:そう思ってくれるのか??(ぱっと顔を明るくする。気にしていたらしい)
エティック:みんな幸せ…は、たぶん、その。…その。言いにくいけど。
きっと無理だと思う。
誰かの幸せと、誰かの不幸は表裏一体。
世界はどうしようもなく不平等で冷酷だ。
フェンネル:(頷いて)……もちろんだ。
だからこその「希望」だよ、エティック。(ちょっと泣きそうになりながらなんとか笑顔をみせます。)
エティック:だから、『自分の力で幸せを手に入れよう』。フェル。(にこっ)
努力して手に入れたなら、それは、おのおのが得た真実。それぞれの幸せ。
傍目から不幸でも、真の幸福ってそういうものだと…。
師匠が言ってた!(苦笑)
フェンネル:なあ、エティック、「今の」エティックの、願いはなんだ??
エティック:「今の」?
え、ええと?今、今…今だよね?
フェンネル:今のだ。今現在、この時を生きているエティックの願いだよ。
元の世界に帰りたいとか、この世界にいたいとか、ああ、或いは、紅茶が飲みたいとか、そういうのでも…。
エティック:………夕飯が豪勢でおいしかったらいいな…。
船だし…保存食以外でおいしいの食べたい…(ぼそ)
フェンネル:…って、やっぱりそこなのだな(ケラケラ笑う)
エティック:だってー!今って言うから!!
ちょこっと聞いたけど、漁師さんも数名乗ってて、取れたてのお魚が食べられるって聞いたし!!
俺、山育ちで水辺に縁が無かったから、大きな魚とか食べてみたい(わりと本音っぽい。そして照れ笑い)
フェンネル:それは楽しみだな。保存食以外のもの、余も食べたいぞ…。(小声で本音)
船で料理と言うのも楽しそうだな。(にこりと笑って)
エティック:うん!楽しみにしよう!今の願い、叶うと良いな(笑)
フェンネル:叶うだろう。余が料理にチャレンジしてもいいぞ(冗談っぽく。でも目は割と本気)
エティック:指切らないでよ?(笑)
でも、上手になったね。料理。いつも美味しいよ。ありがと!(この時点で、フェルさんは野営時に料理手伝ってると思うので)
フェンネル:本当か??
そういってくれるというのは、嬉しい物だな。
ありがとう、エティ。(本当に嬉しそうに)
この指を切ったのは、刺繍でやってしまったのだ……。(苦笑して)
エティック:どんな大きな絨毯みたいなの縫ったら、そこまで手を刺すの…(^_^;)
フェンネル:船の中には思わぬ魔物が住んでいるという事だな。(楽しそうに笑って)
まさか自分でも、こんなに派手にやるとは、思わなかったのだ(頷き)
エティック:魚?タコ?何かにかまれたの!?だっ大丈夫なの!?
フェンネル:刺繍だよ。クラーケンがこの河にいないといいな(笑って)
エティック:あ、揺れたんだねw
フェンネル:単純な言葉で表現すると、そうなるな(楽しそうです)
エティック:この川にはいないよ。ここは、護られてるから。…???(自分で言って自分の言葉に困惑気味)
フェンネル:護られているか、わかる気がするな。どうした??(エティックさんに、心配そうに)
エティック:どうして、そんなことわかるんだろう。
魔力じゃないし、知識でもないし、俺はこの川は初めて見るのに…。
フェンネル:不思議なこともあるのだな……。
遠い昔の、約束かも、しれないな……(誰にいうでもなく)
エティック:遠い昔の約束…。
俺は、約束を果たせなかった…。
フェンネル:果たせない約束は、罪のように心を蝕むが、果たして罪なのであろうか?
余にはわからぬ。
しかしそんな罪があるなら、罪を風歌に還す、そんな王になりたいと願う……。
フェンネル:罪と言わずに、後悔と。
後悔と言わずに、忘れられない記憶だと、思い出だと。
傷つけられない自分唯一の傷なのだと、その傷が癒されることを、いつか、いつか願っている。
メリッサ(仮):お ま え の せ い だ
エティック:うわっ!?また!?(ぶるぶるっと震えた)
メリッサ(仮):いたかったこわかったおまえのせいだおまえがいたからだおまえなんてみすてればよかったのになんでなんでなんで
メリッサ(仮):どうして、見捨てなかったの…?
どうしてなの…?
私、わからない、『あなた』がわからない…。
エティック:うん。
今は、忘却で護られている俺だけど、いつかちゃんと向き合って、そして、思い出にできればいいな。
フェンネル:(この悪寒は感じますか。怖いですけれどかなり)
GM:剣からめっちゃ殺意がエティックに向いたのはわかります。
メリッサ(仮):ああ、なんなの。
『あなた』ってなに。『あなた』ってだれ。
わからない、わからない、ああ……。
GM:エティックには聞こえないけど、フェルさんの脳内に、殺意までだだもれ。
フェンネル:「愛しているから」エティックのことも、フォロンのことも、皆のことも、自分のことも、誰とわからないあなたのことも。
愛しているから…。
しかし愛と言う言葉、時にひどく……。(殺意を感じて、しかし最初の言葉ははっきりと口にした)
メリッサ(仮):あいして、…そう。愛している、私は、愛しているの。
みんなを…。そうよ…それが私…。
フェンネル:そうだ、こんなに色々な事を考えてしまうのに、何をしてもされても守りたいと思うのは、きっと愛なのだろう…って、余は何を言っているのか。(苦笑して)
メリッサ(仮):わからなくなっても、私は、『愛している』
フェンネル:逃げないで、愛から。しかし、逃れるんだ、愛から……。
好きな舞台の歌に、そういう歌があったな……。
メリッサ(仮):(旋律だけの、子守歌のような歌を歌う)
エティック:(ほとんど同時に、まったく同じ歌を歌い出す)
GM:やさしい、綺麗な旋律、穏やかな音程、赤子が安心してすやすやと眠るだろう、メロディだけの歌…。
GM:少女と少年の声が混ざり合って、なんとも綺麗なハーモニー。
でも、少女の声はフェルさんにしか聞こえません。
フェンネル:(二人の歌に一瞬驚くも、一言一句の旋律を、心に刻み付けるように聞いている。)
GM:心が温かになるような歌は、同時に終わりました。
エティック:あ、ごめん。なんだか急に…思いだして、歌いたくなって…。
フェンネル:(中の人泣きまくってるので、きっとフェンネルも泣いています)
エティック:フェル!?泣いてるの!?(ハンカチを取り出して慌ててフェルの顔を拭く)
フェンネル:いや、構わない。
ああ、エティ、卿への気持ちは、何といったらいいのだろうな……。(ハンカチ受け取りながら)
エティック:大好き、でしょ?(微笑む)
エティック:大好きだよ、フェル。
俺がたとえ何者であっても、俺という存在が世界のなにかを歪ませているとしても。
悪だったとしても。
この気持ちだけはほんとうで、清らかだと断言する。
大好きだよ。
フェンネル:(頷いて)この気持ちだけは、揺るがないのだ…。
エティ、が、過去に何をしていたとしても、罪も罰も愛も恋も総てを包み、赦せるくらいに……。
エティック:ありがとう…(ぎゅっとハグ)
フェンネル:今日は、少し、らしくないところを見せたかな。(大人しくハグされて)
エティック:らしくない?ううん。こっちが、ほんとうのフェルだよ。
フェンネル:そう思うか?(意外そうに)
エティック:泣き虫で、頑張り屋だけど、心が折れたら苦しくて自分ばっかり責めちゃう、フェル。
13才の、ただの男の子。俺より年下の、でもいっぱい頑張ってる子。
フェンネル:(思わずと言う感じで笑った。心からの、年相応な笑顔)ありがとう…。(聞こえないくらいの声で)
エティック:(頭なでなで)
皆様の探索メモ
シャノン:1d100<=55 心折れたら止めます
Cthulhu : (1D100<=55) → 7 → スペシャル
シャノン:1d100<=55
Cthulhu : (1D100<=55) → 4 → 決定的成功/スペシャル
シャノン:1d100<=55
Cthulhu : (1D100<=55) → 7 → スペシャル
シャノン:1d100<=55
Cthulhu : (1D100<=55) → 72 → 失敗
シャノン:1d100<=55
Cthulhu : (1D100<=55) → 27 → 成功
シャノン:1d100<=55
Cthulhu : (1D100<=55) → 83 → 失敗
シャノン:1d100<=55
Cthulhu : (1D100<=55) → 39 → 成功
シャノン:1d100<=55
Cthulhu : (1D100<=55) → 21 → 成功
シャノン:1d100<=55
Cthulhu : (1D100<=55) → 33 → 成功
シャノン:1d100<=55
Cthulhu : (1D100<=55) → 52 → 成功
シャノン:1d100<=55
Cthulhu : (1D100<=55) → 21 → 成功
シャノン:1d100<=55
Cthulhu : (1D100<=55) → 18 → 成功
GM:12回のご飯探しお疲れ様です(笑)
これは、自分の分が2食くらいうきましたよ!
フェンネル:1d100<=75 植物会話 シャノンさんの指先の薔薇さんに。振ってみます。
Cthulhu : (1D100<=75) → 55 → 成功
GM:シャノンさんが探索している時に同行したという設定でお願いします。
けっこうすぐに散っちゃうので。
その薔薇は自然界の薔薇にあらず。
シャノンという息吹から生まれそこへ還る不可思議な花。
いや、シャノンそのものなのか。
語りかけたとき、薔薇が見せた(?)仕草や表情はシャノンをうつしたかのようで。
散り際さえも感慨なく、自らに何事もないような様子でふわりと散った。
ああ、これが『かの民』。
自然と伴にあり自然と一体であり、自然こそが自身という民の姿。
シャノンはまだ片鱗なのだろう。
このまま先祖返りすれば、どうなってゆくのか…。
エルヴィカ:1D100<=50
Cthulhu : (1D100<=50) → 31 → 成功
エルヴィカ:1D100<=50
Cthulhu : (1D100<=50) → 33 → 成功
エルヴィカ:1D100<=50
Cthulhu : (1D100<=50) → 50 → 成功
エルヴィカ:1D100<=50
Cthulhu : (1D100<=50) → 25 → 成功
エルヴィカ:1D100<=50
Cthulhu : (1D100<=50) → 49 → 成功
エルヴィカ:1D100<=50
Cthulhu : (1D100<=50) → 62 → 失敗
エルヴィカ:1D100<=50
Cthulhu : (1D100<=50) → 75 → 失敗
エルヴィカ:1D100<=50
Cthulhu : (1D100<=50) → 17 → 成功
エルヴィカ:1D100<=50
Cthulhu : (1D100<=50) → 86 → 失敗
エルヴィカ:1D100<=50
Cthulhu : (1D100<=50) → 42 → 成功
エルヴィカ:1D100<=50
Cthulhu : (1D100<=50) → 1 → 決定的成功/スペシャル
エルヴィカ:1D100<=50
Cthulhu : (1D100<=50) → 8 → スペシャル
GM:なんという素晴らしい成功率!!
とりあえず、自分用は7つ、うきました。(通常成功の分です)
1 → 決定的成功/スペシャル の回
これ、もうエルセナの近くですよね。
マユラの親戚(叔母)が生きていました!
マユラと感動の再会、マユラはわあわあ泣きました。
おばさんは畑を作っている(昔マユラの村がそうだった)ので、とれたて新鮮野菜で美味しい料理をふるまってもらい、全員が食事1回うき、お風呂も入れます。
次の日は全員分のお弁当ももらいました。
マユラは、「絶対帰ってくるから!」と笑顔でおばさんと別れました。
8 → スペシャル の回
砂漠に生息する、どでかいトカゲが平地に迷い込んでるのをとらえました。
美味でした(笑)
大きかったので保存食3回分になります(他の方に振る舞ったと思われる)
なお、はいだ皮はかたくて軽く、加工したら防具になりそう?
見目は悪いですけどね。
売ることもできるかもです。
フェンネル:1d100<=85 器用度/こそこそ作業
Cthulhu : (1D100<=85) → 99 → 致命的失敗
フェンネル:1d100<=35 器用度/こそこそ交渉
Cthulhu : (1D100<=35) → 75 → 失敗
最終更新:2017年05月06日 19:17