GM:マユラがシルバーブルーに乗っていったとき、何か反応したかった人は、時間を戻して今反応できます(ただし、引きとめるのは無理)

GM :マユラが去って行く瞬間、ブルーが振り返りました

シルバーブルー:(立ち去る前の脳内会話)エルヴィカ
お前はこの女の友であったな。
どうか、いつまでも友であってくれ。
…だから、今は追うな。

エルヴィカ:?
ええ。
でも後で何があったのか教えて。
ユラをお願い。

シルバーブルー:(何か言いたげな、悲しげな顔で、無言で去った)

GM:皆様、とりあえず宿でシャワーくらいは浴びないと。
でれでれになってると思うので、水浴びてください。

グラツィア:愛おしそうにずっとシャボンと一緒。

トーリ:とりあえず、久々に水浴びしてさっぱり。 
無論、上がりの一杯は忘れない。(笑)

GM:飲むのかw
何Gのお酒?減らしてくださいよー。

六:一番安い麦酒。 ウルク産のような高価な物ではない。(笑)

GM:では1Gでw

GM:食事も、とりたい方はどうぞ。砂漠での生活は過酷でした。

フェンネル:質素に控えめに食事摂取しますよ。
食べすぎたいって気分でもないと思うので。いろいろ気がかりでっ。

エルヴィカ:借金がかさんだら困るので、質屋あき次第突撃。

GM:質屋はあいてます。昼日中に戻ってきたので。

エルヴィカ:ああ、あとカスケさんにはお茶とお菓子を振舞ってから出かけます。

カスケ:エルヴィカよ。今の姿はふくろうじゃからな。気にするでない。

エルヴィカ:(カスケさんに)あら、そう?では落ち着いたら入れるわね。

GM:というわけで、マユラはブルーと一緒に砂漠方面へかけてゆき、皆様はほぼ一月ぶりに宿屋で水浴びやら食事やらです。

フェンネル:値切りの時はついていきますよー。

グラツィア:質屋さんに行きましょう。

エルヴィカ:では質屋に行くのは、イアさん、フェルくん、エルヴィカ、あとエティックはどうするんだろう。

フェンネル:エティはまだ寝てるのかな??

GM:はい、気を失ったまま起きませんが、身体に異常はなさそうです。

六:では、トーリは100減らして、喰って飲みます。 
余れば皆の分を肩代わりで。

GM:各自、宿代、食事代は減らしてください。
本来ここの宿はもう少し高いですが、ヘリオスの知人と言うことで通常価格になってます。

GM:トーリさん、一万円(日本円)ぶん豪遊

グラツィア:(中:豪遊いいですね)

六:まぁ、トーリ的には打ち上げ感覚なので。OKです。(笑)
なにしろ、本職は明日生きてるか判らんしがない傭兵家業なもので。(笑)

宿の主人:おおう!?あんちゃん豪快だね!!
こっちもおまけするよー!

GM:宿の主人が追加でがんがん料理とか出してくれたので、100Gで全員の一日分の食費がまかなえました。

エルヴィカ:(中:ありがとうトーリさん)

グラツィア:(心:すごくたくさん料理が…)

シャノン:トーリさんへ)(よくわからなけれど)ありがとうございます(←良い人だと思いました)

六:シャノンさんが確実に餌付けコース邁進中。(笑)

シャノン:(中:だっておごりだし、ご飯だし、ぐうの音も出ません。なんか素敵な響きです)

エルヴィカ:シャノンさんはエティックさんについてもらってた方がいいかな。

シャノン:(エルヴィカさんへ)わかりました。

GM:と言うわけで、エルセナ中心部の商店街に来ました。
質屋はわかりやすいところにあります。

フェンネル:エルヴィカ、交渉事は任せても良いか? 
余も必要ならば支援はしよう。

エルヴィカ:何とかがんばってみるわ、フェル君。

グラツィア:雑貨屋さんのようですね。

GM:質屋前です。
いろいろ、雑多に並んでいます。
宝石のようなものはさすがに店頭にはないです。

カスケ:(もほー)

質屋店員:はーい、らっしゃい!売る?買う?

グラツィア:売る?買う?
…売る?(質屋初のイア)

フェンネル:(今どんな服着てるんですかね?? 我々)

GM:皆様、砂漠を旅したマントっぽいの被ったままでしょう。日よけのあれ。

GM:じーえむが つぶやく ぼそりと。
すぺしゃるぽいんと つかわないほうがいいからね。

フェンネル:(中:つぶやきが意味深。。)

エルヴィカ:ここは質入れ品を代理で取りに来た旨を言うでいいかな?

質屋店員:あ、質入れ品をかい?えーと、書類持ってる?

グラツィア:書類?

エルヴィカ:荷物の中にあった?

カスケ:ヘリオスをひんむいたら、荷物にあるのではないか?
今、小さくしておるが、といてもよいぞ。

シャノン:(心:みなさん、すぐ人のことを剥きたがると言うかそういうのが好きだなあ←誰もがそう思いますよね)

エルヴィカ:では、ヘリオスさんの荷物を探しましょう。

グラツィア:(不安げ)

GM:カスケがシャボンボールを解除しました。大の男が道に寝そべりますねw

質屋店員:うお!ヘリオスさんどこから出てきたんだ!?

フェンネル:ヘリオスは、書類をどこに仕舞ったであろうか? 
大切なものだから、肌身に身に着けてそうではあるが。(しばし考え)

グラツィア:(ポケットなどをごそごそします)

GM:イアさん、胸元の裏ポケットに書類が。
けっこうすぐ見つかります。
ヘリオスが胸を誰かに触らせるとかなさそうですからね。

六:GM、いや、普通は野郎の胸を触ろうとはしないから!(笑)

GM:ちがーう!(笑)
情報屋がそんな迂闊なことはしないという意味だw

グラツィア:(中:ドキドキ)

グラツィア:ありました。
書類はこちらでよろしいですか

質屋店員:ああ、これこれ!ええと、これでいいかな?(奥から宝石を出す)

グラツィア:はい!

質屋店員:上等の魔力の石ですよー!カットしたら良い宝石にもなりますねえ!

グラツィア:ダメです!!

質屋店員:はい?ええ、はあ。

エルヴィカ:これでいいのかしら、とカスケさんの方を見ます。

カスケ:ああ、これであっておるぞい。

グラツィア:これをどのように戻したら良いのですか?

フェンネル:(宝石をよく見ます)

GM:フェルさん、審美眼します?

フェンネル:1d100<=105 審美眼
Cthulhu : (1D100<=105) → 71 → 成功

GM:フェルさん、これはまさに、生命の石。命をつなぐに十分な魔力ある宝石です。美しいです。高く売れそうです。

質屋店員:ええと…3万Gで質入れして、期間がこれだけたってるので…5万Gでお出しできますよ。

エルヴィカ:1D100<=50 値切る
Cthulhu : (1D100<=50) → 18 → 成功

質屋店員:ううーん…けっこう長く時間経ってるからなあ…。
でも、まあ仕方ない!4万Gで!これ以上は無理ですよ!

グラツィア:4万…。

GM:日本円400万円。

シャノン:(中:梟を質屋に入れますか(笑)

六:wwww

エルヴィカ:もう一声あると嬉しいけど…でもありがと(投げキッス)

質屋店員:これでもう限界ですよう!美人さんのちゅーで癒されました(笑)

GM:実際、あの砂の旅路にかかる費用を300万円で都合つけたヘリオスは凄いと思うのです。

グラツィア:(質屋さんへ)あの、髪の毛を売れると聞いたのですが…。

質屋店員:へ?髪の毛?ああ、買い取るよ!

フェンネル:共有から出すのでいいであろうか??(みなさんに)

シャノン:(中:お外なのだと思うので返事できませんがうちはOK)

エルヴィカ:(中:では共有から4万へらします)

グラツィア:あ、待って下さい。
みなさんの共有から出していただくのは悪いので…。

フェンネル:グラツィア、だめだ。卿が髪を切ったら、ヘリオスが驚くであろう。

グラツィア:フェル様…。

フェンネル:そのままの卿で、ヘリオスを迎えてやるのがいいと思うぞ(笑って)

グラツィア:お言葉ですが、ここでこれほどの大金を出すのは…。
(その場にいる全員を見て)皆様、よろしいのですか?

フェンネル:命の値段には代えられないあろう。気にすることはない。(頷いて)

エルヴィカ:だって、元々私たちの旅の費用だし。
(中:でもエルセナについた時点で言わなかったことはあとで説教です(笑))

GM:そこは説教ですねw

エルヴィカ:(というわけで)イアさんどうぞ。(買い戻した)

グラツィア:(質屋さんへ)私の髪を売ったらいくらになりますか?

質屋店員:ん~。金髪はここじゃあまり高くは売れないぜ?あと、長さにもよるかな。

グラツィア:耳の下辺りまででしたらどうでしょうか

質屋店員:100G…かなあ…?

グラツィア:…そうですか(諦める)

GM:首都ならもっと高いよ!

シャノン:(中:売れるなら更に短く切ってもうちはOKですよ(ノД`)・゜・。)

GM:シャノンさんは今切ると短いから(^_^;)

エルヴィカ:目覚めて髪の毛が短くなってたらきっとヘリオスさんびっくりよ。
さあ、ヘリオスさん起こしてあげましょう。

グラツィア:エル様、ヘリオスは少し驚いたら良いのです。
自分が何をしたのか、きちんと分かれば良いのです。(おこっ)

エルヴィカ:まあ、それは私も思うけれど^^;
後でお説教タイムよね。

フェンネル:その意見には余も賛成だが…(苦笑して)

カスケ:なら、散髪して、髪を売るのは後にするのはどうじゃ。
驚かせたいならそれで十分じゃろう?(笑)

六:カスケ、悪魔の囁き。(笑)

グラツィア:カスケ様、それは良案ですね。

エルヴィカ:それは面白そうね(笑)
では、宿に行って髪を洗ってから起こす方がいいかしら。

グラツィア:そうしたいのですが、ヘリオスをどうやって運ぶのですか?

エルヴィカ:(中:今は馬車で来てないんですか?)

GM:馬車、とりにいけばありますが、引き上げて乗せるの大変w
ここは商店街ですので、散髪屋もありますよ。器用な人が切ってもOkです

六:カスケポイント、略してカスポイントなどと言う単語が思い浮かんだ……。(笑)

シャノン:(中:すごくいい!!とか思ってすみません)

フェンネル:余が、切ろうか??(提案します)

GM:致命的失敗が出たらウルフヘアかライトモヒカンで。

グラツィア:(中:ウルフならまだしも、ライトモヒカンは勘弁下さい)

フェンネル:(中:多分器用度高いのフェンネルかなーと。115あるから。。)

グラツィア:エル様とフェル様でどのような髪型が良いか決めてもらえますか。

フェンネル:結べるくらいには残したいというのが余の希望だが…、さて。。(エルヴィカさん見て)

エルヴィカ:私はボブでもいいかな、と思ったけれど、結びたいなら、肩より少しだけ長めかな?

グラツィア:フェル様は私の髪を良いと思ってくださっているのでしょうか。

フェンネル:ボブもよいと思うが、きっとなんでも似合うであろうし。

GM:髪型は後ほどゆっくり。とりあえず、じょきっとどうぞ!
器用度です。

フェンネル:いきます!

フェンネル:1d100<=115 器用度/髪切る
Cthulhu : (1D100<=115) → 4 → 決定的成功/スペシャル

GM:!!!!

六:すげぇ!

エルヴィカ:(中:おお、すごく綺麗にしあがったようです)

グラツィア:(中:わ!!!!ありがとうございます!!)

フェンネル:(中:やったね!)

GM:美しい髪型になりました!!!
そして切った髪もしっかり保存できます。

エルヴィカ:さすがフェル君!イアさん似合ってるわ^^

グラツィア:フェル様、ありがとうございます。
フェル様は何でもできる方なのですね

フェンネル:いや、よいのだ。似合っていると思う。(嬉しそうに、優しく笑いかけて)

カスケ:ほほう、その髪型もまた美しいのう。

グラツィア:カスケ様、ありがとうございます

カスケ:では、こやつを起こそうか?
まったく、人の作品を勝手にいじりおってからに。

グラツィア:作品…。

フェンネル:グラツィア、作品はヘリオスではなく、この石であろう。
卿が起こすといいと思うが?(そっと促します)

カスケ:…入れる場所がわかるのか聞いてよいかのう。
かなり奥の、込み入った場所じゃぞ。

グラツィア:教えて下さい。

エルヴィカ:そんな場所から取り出したの?

カスケ:うむ。普通の人間は取り出せんように、儂も気を遣ったのじゃ。
ほぼ解体して取り出し、また組んだのじゃろうよ。
儂でいいなら入れてやるが?

エルヴィカ:(中:今ふくろうじゃありませんでしたっけ)

六:フクロウが足と嘴で腕を切り開いて、外科手術をしている姿を想像した……。

GM:もちろん入れるなら人間になりますよ。

エルヴィカ:(中:それは目立つのでは)

六:そこは是非フクロウのままで! その、ネタ的に?(笑)

GM:既にシャボンボール解除で目立ってますw

グラツィア:私で上手く入れられるでしょうか…。

カスケ:(メンバーの陰に隠れて、あたかもそこにいたような自然さで人間の姿に)
誰が入れるのじゃ?

グラツィア:私が。

カスケ:よし。グラツィアよ。核の石をしっかり握れ。
(イアの手に自分の手を重ね、義手の上に)

カスケ:(歌うような不思議な詠唱)

GM:核の石は、腕を貫通して義手に吸い込まれていきました。

グラツィア:すごい…。

ヘリオス:…!?(がばっと起きた)
生きてる…のか?俺は…。

カスケ:(こそこそと人に隠れてフクロウに戻った)

ヘリオス:(イアを見つけた)グラン!?か、髪が!!!

グラツィア:(向かい合って座る)

ヘリオス:グラン…。

グラツィア:何をしたのか、分かっていますか。

ヘリオス:………いや、実は、よくわからず…。

グラツィア:みなさんのおかげで助かったんですよ。

ヘリオス:遺跡探索に成功して、俺は助かった、ということか…?

カスケ:阿呆。
おぬしが売った義手のパーツはおぬしの魂の補助。
抜けばいずれ死ぬものだったのじゃぞ。

ヘリオス:Σ(◎△◎;)
いや、まさか!?
旅費を工面するため、一時的に魔力の石を質入れしただけ…。………。

グラツィア:痛かったんですよね?

ヘリオス:皆。本当に…すまなかった(かなり深く頭を下げて謝罪)

グラツィア:痛かったんですよね!!??(詰め寄る)

ヘリオス:あ、ああ、ちょっと。

グラツィア:ちょっと?本当にですか?

カスケ:ちょっとですむかい。
麻酔無しで複雑骨折の処置するレベルじゃ。

ヘリオス:このフクロウ、なんでしゃべってるんだ!?

エルヴィカ:さて、ひとまず移動しない?

フェンネル:そうだな。それがよいであろう。ヘリオス、歩けるか??

ヘリオス:あ、ああ。
事態を把握させてくれ…。
これだけは言う。死ぬつもりなんてなかったぞ!!

エルヴィカ:把握した後はお説教の時間ね(満面の笑みで)

グラツィア:痛いという事は、命の危険があるかもしれないという事なのですよ!

ヘリオス:(イアに)う…。いや、どの程度の痛みで死に至るかは身をもって知っているから…。

グラツィア:知っていても、危ないと思っていなかったのですよね!?

ヘリオス:そ、それは…その、金がどうしても必要で…。

GM:ほとぼりがさめたら宿に移動してくださいませ。
ヘリオスには説教&説明したということで。

フェンネル:マユラが待っている。待たせるのも、悪い。
早く移動しよう。(宿に向かいます)

エルヴィカ:(中:移動しながら話したということで)

六:製造元による説明不足の責任を追及できそうな事案ではあるな。(笑)

GM:まあ、救命措置なのでそこそこ許されるかとw

エルヴィカ:(中:では宿に移動したということで。マユラさんが到着してたらお話、まだならお風呂と軽食だけとりたいです)

GM:では、宿に戻りました。お風呂と軽食はとったあとということで。

トーリ:(ヘリオスを見て) おお! ヘリオス無事じゃったか! 何よりじゃ! 
こっち来て祝杯あげんか?

ヘリオス:トーリ、ま、待ってくれ!
グランが怒っているし、だいたい俺は何が起こったかさっぱりで!

グラツィア:怒っていますよっ!

トーリ:はっはっはっは! よかよか! 祝杯はあとであげられる! 
今は存分に怒られちょけ!

ヘリオス:(イアを抱きしめて)ごめん。ごめんな。ごめん…。
まさかあれが魂だなんて…知っていたら絶対にしなかった。
二度とお前を残していかないと俺は誓ったんだぞ!

フェンネル:マユラ…? 待たせただろうか。(マユラさん探します)

GM:皆の頭の中に、フレイムソニアの声がします。

エルヴィカ:ソニア?

グラツィア:…(ハッとします)

フェンネル:ソニア?(じっと聞き耳します)

フレイムソニア:『誘導する。来い』

エルヴィカ:行きましょう。

フェンネル:(ついていきますよ)

トーリ:(真面目な顔になって席を立つ)

グラツィア:…(ヘリオスの顔を見る)

ヘリオス:(イアに、「あとでな」と目配せ)

グラツィア:(こくりと頷く)

フレイムソニア:『砂漠にマユラはいる。日が落ちたら迷うぞ』

GM:声だけで、方角を指示するだけのソニアです。姿はないです。

トーリ:おやっさん、すまんがちょいと席を外すき。

宿の主人:はいよう、お気をつけて!

フェンネル:(ソニアの声の調子は、どんな様子ですか?)

GM:ソニアの声は、低く、感情がないです

エルヴィカ:(ソニアに)ユラはどうしたの?

フレイムソニア:『…………』(結局答えなかった)

トーリ:(心:なにごとぞ……?)

シャノン:(中:出来たらエティックさんも持っていきます)

GM:エティック起きましたからついていきます。

フェンネル:(ただならぬものを感じ必死にソニアの誘導に従います)

GM:けっこうエルセナを離れますよ。
徒歩圏内ですけどね。

エルヴィカ:警戒しながら歩きますね

フェンネル:うん、警戒は怠らず。

GM:砂漠の砂の上にマユラが座っています。

マユラ:あ、みんな来てくれたんだ。
よかったあ。
待ち合わせぶっちされるのは慣れっこだけどさ、今だけはみんなそろって来て欲しくてねー。

グラツィア:ユラ様…。

GM:少し微笑んでいます

マユラ:話したいことあるっていったじゃない?

エルヴィカ:なあに?

トーリ:………。

フェンネル:どうしたのだ、マユラ……?

マユラ:あはは、みんな、そんな顔しないの。

マユラ:話したいこと、だいたい予想ついてると思うけど、さ…。

GM:マユラは両手の手袋を外し、手の甲をさらしました。
両手とも、真っ黒です!
黒色人種のそれとも違う、深淵のごとき黒さです。

トーリ:(無言のまま息を呑む)

エルヴィカ:まだ3か月しかたってないのに!

マユラ:旅団のばあさんが一年って言ってたリミットは、とんだホラだったわ。
蛇のあざはあっという間に進んで、同じ場所を何重にもぐるぐるし始めて、それで、肌がこんな色になっちゃった。
首から上も…今この瞬間もね。ちょっとずつあざが、進んでる。

エティック:マユラ…!!

グラツィア:どうしてですか…。

マユラ:わかんない。…わかってたら、なんとかしたもん。
なんでかなあ?一年あると思ってたのにね。
もう…。タイムアウトっぽい。

トーリ:いったい何ごととぞ!? 
なにがどうなっちょる!?

マユラ:トーリには言ってなかったっけ。
あたしね。身体に呪いの痣があって。
それが進むと、死ぬんだ。
メルリースに会わないと解除できないってね。

エルヴィカ:(カスケに)どういうこと!?

カスケ:………(黙った)

マユラ:あのね、落ちついて聞いてね。
あたしは頑張った。
諦めたことなんてなかった。
今でもね、どこかでまだ諦めてないよ。

マユラ:『メルリース』を名乗る存在が現れるたび、あたしはこっそり話をしてた。
あたしの呪いをとけるかどうか聞いた。
正直に、「あんたを殺したらあたしは助かるか」とも聞いた。
フォルトさんも、ソニアも、ブルーも、無理だと言った。
たとえ自分を殺しても、それは消えないって。
悲しそうな声だった。嘘じゃないってあたしは思った。

マユラ:砂漠の遺跡は、あたしにとってラストチャンスだった。
ここの『メルリース』が駄目なら、時間がないと…わかってた。
もちろんカスケにも聞いたわ。
カスケも無理だと言った。
『真のメルリース』でないと、無理だって。
それでね、あたしは、今までずっと言いたくなかったこともカスケに聞いた。
エティックは『メルリース』かどうか。
エティックを殺したらあたしは助かるのか。
カスケは、それは真のメルリースではないって返事をくれた。
そして、カスケは逆にあたしに聞いた。
「一縷の望みをかけて、メルリースを名乗る全てを殺そうとは思わんのか」ってね。

マユラ:あたしは返事したわ。
「虐殺なんてゴメンだ」って。
あたしはね。お父さんの形見の剣に宿ってくれた、ツンデレソニアのこと、好きよ。
ブルーは石頭で仏頂面だけど、根は不器用で優しい。
フォルトさんは穏やかで、お母さんみたい。…怒ると怖いけど。
エティックは可愛いし、フェルとじゃれてるの見てると和む。
カスケは、話してると頭痛くなるけど、嘘を言わない誠実さがあるのはわかる。

マユラ:あたしね。みんな好きなの。
あたしの命が絶対助かるっていうならちょっと迷ったかもね。
でも、わずかな可能性しかないのに、大好きなひとを殺すのは、嫌なの。
結局あたしも助からなかったら、あたしは泣いて後悔するから。

GM:フェルさん、耳の中で、『あれ』が笑っている…!

フェンネル:(耳の中の声に向かって)黙れ、だまれだまれだまれだまれだまれだまれだれ!!

マユラ:砂漠の旅の途中、気を失いそうに全身が痛かった。
なのにね。ある日、ふっと痛みが消えたの。
ぜんぜん痛くなくなった。
その代わり…身体の感覚も、どんどん薄れて…。
ああ、もう、残された時間は、ちょっとなんだなって…。

マユラ:大好きなみんな。
あたしの初めての親友、美人ですてきで大好きなエル。
変なしゃべり方だけどなんかあたしと気があった、トーリ。
小生意気な弟みたいでいつもかまいたくなった、シャノン。
あたしもそこまで恋したいなってちょっと羨ましくなった、イア。
ヤンデレに惚れられるって意外と幸せだって思わせてくれた、ヘリオス。
そんなに強くないのにすっごい頑張り屋で、いい王になりそうなフェル。
あたしの小さいときにそっくり、ひねくれながらも人が好きな、エティ。

マユラ:(髪のリボンをほどいてエルヴィカに投げる)あげる。
あたしの、いっちばんの宝物よ。

マユラ:(短剣をヘリオスの前に投げる)この剣は、ヘリオス、あんたに預ける。
あんただけ剣持ってないから。
これで仲間はずれじゃないね。喜びなさいっ。
でも、ソニアを泣かせたら、ただじゃおかないからね?

エルヴィカ:(ぱっと受け取って)イアさん、フォルトさん!
氷漬けにするとかで時を止めておく方法はないの!?

フォルト:…これは、私の手にはおえないのです…。

エルヴィカ:現状維持も!?

フォルト:…ごめん、なさい……。

グラツィア:フォルト様…。

エルヴィカ:(自分の短剣に)ちょっと何とかならないの!?

GM:エルヴィカの短剣は、たぶん、あえての無言なのだと思います。

トーリ:(心:銀青よ…。もう、ダメなんか?)

シルバーブルー:(脳内会話:トーリ…すまぬ。あれは、我の力では…)

マユラ:あたしの、さいごのお願い、聞いてくれないかな。

マユラ:『あたしに 誰も 殺させないで』






GM:ぐちゅりっ、という嫌な音がしました。
人間の奥で何かが潰れた音。
マユラは、墨のように黒い血を吐きました。
もう、血液も赤ではなくなっていました。

エルヴィカ:ユラ!!!

GM:マユラはそのまま、膝から崩れ落ちようとしましたが…。
マユラの身体は、それを待たずに破裂しました。
肉片が散りました。全部、真っ黒でした。

GM:散った肉片は、ぐずぐずと嫌な音を立て、うごめき始めました。
『しずく』なんてものではない。
これはもう、『かけら』なのでしょう。

オゾマシイナニカノコエ:『とうとう 潰した 潰してやった アルフォルド
もう二度と 勇者は あらわれぬ 
あははははははは』

GM:この声は全員に聞こえました。

グラツィア:どういう事なんですか…。

GM:数は12体。
姿は、黒い蛇のようなあれ。
しかし、サニーチップで遭遇したものの非ではない、恐るべき力を感じます…!

カスケ:………っ!!
(人の姿になる)確保した!!

グラツィア:確保?

カスケ:人の子ら、望みは捨てるな!!
今、「魂」のみじゃが確保した、肉体をなんとかできれば娘は戻る!!

グラツィア:分かりました!

エルヴィカ:カスケさんありがとう!!!
何とかってどうすればいいの?

カスケ:儂にあてがある。しかし目の前のブツに殺されれば終わりじゃ。
戦え、切り抜けよ!!

グラツィア:はい!

トーリ:(ニタリと凶暴な笑みを浮かべて)なら、こいつらを殲滅すりゃぁ、ええんじゃのぅ!!

カスケ:そういうことじゃ。
しかし正直、この数は分が悪すぎじゃい。
本来ならすたこら逃げろと言いたいが、娘の最期の願い、無下にはするな!

トーリ:むろんじゃ!

エルヴィカ:もちろんよ!魂はお願い!

フェンネル:ならば切り抜ける、必ず切り抜ける! 
マユラ、あなたも、希望を捨てるなよ!!

GM:というところで今回は終わりなのです(笑)
次回は戦闘からスタートします。
マユラ減って、それでもこの敵の数に対抗できる経験点は出しましたよ?

六:嘘だ!!! byひぐらし

エルヴィカ:(同感)

GM:(笑)

GM:次回、どれだけ間が空いても、このインパクトは消えないでしょう!

ながれ:衝撃的です。

GM:ということで、皆さん、12体の『かけら』戦をしっかり練って次回に続く!

フェンネル:メリッサちゃんに、言いたいことがあったのに、その暇もない。。

六:ダイソン並に殲滅力が変わらないただ一つのGMだな!!(大笑)

GM:>ダイソン並に殲滅力が変わらないただ一つのGM 名言辞典に足しておきます(笑)

六:そこ、誇らしげにしない!!(血涙)

GM:そろそろ後半ですからねw

ながれ:『ダイソン並に殲滅力が変わらないただ一つのGM』名言過ぎる。
どこかに飾っておきたい。

GM:だからSPはまだ使うなと、冒頭付近で助言したでしょう。

ながれ:助言が凄すぎる。

籐夏:うち、まだ相方にあってもいないんだけど…(笑)

六:藤夏さん、それは切に思う。(笑)

エルヴィカ:マユラさんが持ってた氷柱灯は?

GM:あ、マユラの持ち物は、すべて共有に入ります
ナップサック(革) -10%
寝袋
水袋(中)
携帯調理セット
携帯食器セット
フックロープ 30m
傷薬 ×2
ランタン 
ランタン用油 1時間点灯する量×5
地図
毛皮の上着+帽子
母の形見の赤いリボン
父の形見の、黄金色の守り刀(刃はなまくら、柄の紋は獣の牙)
マユラ専用超大剣  攻撃力 3D8+6  重さ−30%
ダガー

フェンネル:何となく予感はあったけれどまさか~。
そしてフェンネルが色々な意味で窮地ですがそれはいいとして中の人が涙こらえててる。。

GM:すべては生き残ってからですね。お疲れ様でしたー!

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最終更新:2017年06月22日 10:05
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