カスケ:さて、シャノンよ。
旅を続ける決意をしたならば、儂は、そなたにちょいと問いかけをしよう。
なに、おぬしに損はない。どちらかというとおぬしが一方的に得をする。

儂は、ひとつだけ問いを投げかける。
おぬしは、それに何度答えてもかまわん。期間も無期限じゃ。
違っていたら違っていたと告げる。
正解なら正解と告げる。
他者に知恵を借りても良い。相談しても良い。
ただし、回答するときは儂以外の人間がいない場ですること。(※ メタ的に言うと、チャットではなくメールやメッセージでのやりとりをするということです)

正しい答えを儂に返すことができれば、儂はおぬしに、「メルリースについての真実」をすべて語ってやろう。
虚実はいっさい交えん。なにもかもすべて教えようぞ。
もちろん、他者とも情報共有するがいい。なんなら皆の前で話してやる。
儂が語って足りぬ部分は、質問すれば、余すこと無く答えよう。普段のように茶化したりはせぬぞ?


さて、問いかけをするかのう。


『 メルリースとは 何ぞや? 』


この問いには、数多くの「正解」が存在するじゃろう。
しかし、そこは「シンパシー」というゲームのルールを採用でいく。
儂が「これが正しい」と思う答えと、まったく同じ答えができたら、それが正解じゃ。
それ以外は、『儂にとっては』正解ではない。

儂は、今思っておる答えを変えることはないし、これまでもこれからも、未来永劫変わらん。
絶対の、ひとつの答えだ。

さあ、シャノン。
何ヶ月かかってもよいぞ?
儂の問いに、答えられるかのう?



シャノン:メルりんについて、ですか…。
いっそ魔術師の名前だとかだったら気が楽なのですかそうでもなさそうですし、正直に言えば、答えにたどり着けるかも怪しいですが努力してみます。

私は、こう言うと被害者の方には申し訳ないのですが、メルリースが完全な悪には思えないのです。
パンドラの箱のようにも見えるというか、神のような存在かまたは作られた存在なのか…。
時間は掛かると思いますが、自分なりの答えを探して、何度も挑戦しようと考えています。
今はまだこれだけしかお答えできなくて申し訳ございません。



カスケ:『メルりん』!?Σ
これはこれはまた、面白い呼び名をつけたものよ。新鮮じゃわい!
なんとも可愛らしいのう(笑)

『魔術師の名前』なら、なぜ気が楽なのか。
まあ、どうやら儂に「回答」したのではなさそうだから、意見だけ言おう。
儂なら、『魔術師の名前』なら恐ろしいぞ。
そんなものが、ここまで大きくなるには何かの要因が隠れているに違いないじゃろうからな。

被害者に申し訳ない、か。
ほっほっほ、何がメルリースかもわからないのに、被害者が誰かもわからぬのう。
おぬしが何を被害と見なしているのかわからぬが、その被害は、メルリースが起こしたという、なにか確証があるのじゃな?
違っていたら冤罪じゃなあ。
おぬしが被害者としたモノに対しても、失礼なことじゃて。

『パンドラの箱のようにも見えるというか、神のような存在かまたは作られた存在なのか』
ぼそぼそ呟いておらず、それをそのまま儂に「回答」としてぶつけてみい。
正解ではなくとも、儂の返事が新たなヒントとなるやもしれぬ。
正解ならもうけものじゃしな!

儂は、何度答えても良いと言った。
この問答に、失敗はあり得ぬのじゃよ。
おぬしは何にも囚われんでよい。
おぬしという存在が、倫理も情も絡めぬおぬしというモノとして。
ただ、脳細胞を巡る英知のしずくに従い、なんとでも答えるがよい。

答えが出なくてもかまわぬのだ。
ま、肩の力をすーっと抜けい。

ああ、ひとつだけ先に言っておく。
儂は『メルリース』じゃ。カスケという存在は間違いなく『メルリース』。
しかしそれは、儂の求める答えと『違っている』。
…何かヒントになったかのう?



シャノン:名前というものは使い方次第でかもしれませんが、気にしないで下さい。

まあ、確かに冤罪という事もありますが、サニーチップでの出来事は『メルリースのしずく(仮)』だと言われたので、そこのかたがたからすれば、ということです。
しかしそう言われると更に悩みますね。

ここからは質問です。
あなたはご自分もメルリースだと言いました。
エティックさんも同じことを言っていました。
ならば、他の短剣に宿っていた方々も『メルリース』なのでしょうか。



カスケ:ほう?
サニーチップで何かあったか?
……ふむ。『しずく』が降ったか。しかも広範囲で各地に…。
あまり時間がないということか…。(一人考えている)

質問、確かに受け取った。
儂は自分をメルリースと言った。それは確かじゃ。
エティックも同じことを言っていたか。そうか…。

で。

『他の短剣に宿っていた方々』と言われると、儂は、

「まず、短剣に宿るという部分の真意、あるいはメカニズムを教えよ」

と、問いたくなるなあ。

儂はその短剣に宿っているかと聞かれれば、否。
他の者に関しては、他の者に直接聞いた方が手っ取り早いような気がするぞい?

そして。
『これはメルリースかどうか』という質問は、『これは正解ですか』と聞いている様なものだと思うのじゃが、それはずるっこではないのかのう?(失笑)



シャノン:……Σ
あ、そうですね。
すみません。

では、質問を変えます。

あなた方を作った(?)方はエティックさんと知り合いですか?
その魔術師の方が短剣を作られたのでしょうか?



カスケ:ほっほっほっほ。
いくらでも質問するがいい。

儂らを作った方、とな?
ふうむ。
『悪意とエゴと権力欲と選民思想と小心者の考え』ではないかのう?
エティックはまあ、まったく知らんとは言えんと思うが、現在においてはその記憶はないじゃろうな。
永遠に思い出さなくていいと儂は思う。

短剣はのう。
『自然発生』したのじゃ。
半ば偶然の産物か?
まあとにかく、誰一人として、作ろうとして作った訳ではないじゃろう。
しかし、出来てしまった。
要因はいくつもある。ひとつには絞れんな。

で、魔術師とは誰のことを言っておるのか、はてさて?



シャノン:ありがとうございます。

質問ばかりですみませんが…。

あなたの言う、(エティックさんがその記憶を)永遠に思い出さなくていいと思うという理由はなんですか?

エティックさんの胸にいるものは、意思を持った…なにか呪いというか生き物かなにかなのですか?

短剣が出来た要因の中で、1番大きな要因はなんですか?

魔術師とは…(短剣の中の人の名前がわからない事に気づきました)
シルバーブルーさんたちを名づけられた方と、エティックさんの魔術の師匠は同じ方でしょうか。
それかその二人は知り合いだったりしますか?



カスケ:ほうほう。
問いかけ方が、ポイントを絞り込んだものになってきたな。
それでよい、それでよい。
人間同士の会話で誤解を生む一番の原因は、目的が相手に伝わらず、誤解されたり、内容が改変されて受け止められることじゃ。
儂はそれをわざとやっておるが、それは人生の練習として決して無駄にはならんぞ。


『エティックがそれを永遠に思い出さなくていい』という理由。
メリットがないからじゃ。
そうじゃな。
事故に遭ってひどく痛い思いをしたとしよう。
事故に遭ったという認識は必要じゃが、事故当時のことをつぶさに詳細に、何もかも思い出す必要はあるかいのう?
むしろ、永遠に思い出さない方が楽に生きられはしまいか?


『エティックの胸にいるもの』……。
むう。これは、答えにくい問いかけをされたな。
意思を持っているかといえば、そうだとも言える。そうでないとも言える。
呪いかといえば、そうだとも言える。そうでないとも言える。
生き物かかといえば、そうだとも言える。そうでないとも言える。
YESかNOでは答えられぬ問いじゃ。


『短剣が出来た要因の中で、1番大きな要因は』

「無知から生まれた恐怖」じゃよ。


ブルー達の名付け親と、エティックの師匠は別人じゃ。
当時は、魔術師という存在は、自然と伴にある魔術を行使する者、ドルイドに近い存在であった。
生まれつきの素養なくしては絶対になることはできぬし、修行の最中に大半は命を落とす。
「魔術師」を名乗ることができたのは、ごくわずか。
魔術師同士が互いを知らぬはずはない。

だいたい、あの御人が、エティックを託したのじゃからなあ。
厳しくも善なる魔術師だったのじゃろう。エティックの師匠はな。
同じ魔術師であっても、ブルー達の名付け親では、エティックに術を教えることはできなんだのじゃよ。
それはもう、絶対の理由でな。



シャノン:…楽に生きられるかもしれません。
でも、私だったら、思い出す方を取りたいです。
其れも含めて自分ですから。
でも、カスケさんの言われた事を否定するわけではありません。
エティックさんのことを思いやっての考えに感じたので。

質問の続きですが…

エティックの胸にいるものはマユラさんの痣と同じものですか?
その2つは同じ人か、ものか、どちらにしろかけた方は同じなのですか。

同じ魔術師であっても、シルバーブルーさんたちを名づけられた方では、エティックさんに術を教えることができない絶対の理由とはなんですか。

エティックさんの師匠である方が、シルバーブルーさんたちを名づけられた方へ彼を託したのは何故ですか。
それはエティックさんのことを『忌み子』だといわれた事に関係しますか。

古代王国があった、まだ平和な時にカスケさんや…あの、ライオン(名前が出ない)のかたがもっと小さい頃に一緒に過ごした人たちは、現在の王家の元になったとか、そういう方ですか。

もし、メルリースを倒したとして、そうしたら、エティックさん、ヘリオスさんは死んでしまうのでしょうか。
1度死んでいるのだから、この表現はおかしいかもしれませんが、本当の死を迎えてしまうのですか。


それから、回答とは言えないかもしれませんが、とりあえず。

エティックさんのした事から始まって、世界を、人間を憎んでいる存在に理由はともかくそれに深く関わっている方々の事を、メルリースと呼ぶ、または名乗っていられるのではないでしょうか。

世界を、人間を憎んでいる存在がメルリースで、でも初めからそうであったとは思えないのです。
出来ればまたあの温かい日々を、とエティックさんがメルリースへ望むのなら(エティックさんだと仮定して話しています)、かつてそんな日が存在したと思います。
メルリースはエティックさんにとって、とても大切な存在で…。

メルリースは神に近い力を持っていると思います。
けれど、何故か、小さな子供にも思えて…。
他の方が言う『メルリースを倒す』に現状では賛成することが出来ないのです。
憎む事になった理由も分からずに、こうなった原因はと言うのはちょっと、納得できないです。

結局、メルリースは何かといえば、神といわれる存在と同じような力を持った、かつて愛された分憎しみを抱いてる、子供みたいに純粋な存在かなと思います。
だから、関わった人によって、見方が変わるというか、人の行動を心を映す鏡のようにも感じます。



カスケ:シャノンは、思い出す方をとるか。
それは、やはり人それぞれの答えなのじゃろうな。
儂はエティックではない。エティックが望むものこそが真。
儂のお節介も過ぎたるものよ…。


『エティックの胸にいるものはマユラの痣と同じものか』

シャノン、おぬし、本当に儂の問いに答える気があるのか?
単に、儂しか答えられなさそうな、気になっておることを尋ねておるだけではあるまいな?
まあよい。さて、質問への答えじゃ。
同じではある。しかし、違ってもいる。
同一とは言えぬ。しかし、別物とはできぬ。
そうじゃな。簡単な言葉を使おうか。
それは『メルリース』じゃよ。
ほっほっほっほっほ。


『同じ魔術師であっても、エティックに術を教えることができない絶対の理由とは』

あの御人は、厳しさが足りなかったのじゃ。
魔術師になるには、死を覚悟せねばならん。
鍛える側も、殺すかも知れぬという覚悟がいる。
優しすぎる魔術師は、自らの苦痛には耐えられても、それを他者に与えるのは耐えられなんだのじゃ。


エティックが『忌み子』とされるのは現在であり、過去の事象ではないと儂は思っておるぞ?


「古代王国があった、平和な時」?
古代王国時代が、なぜ平和じゃと?
真に平和なら、古代王国は永遠であり、滅びなどしなかったのではないか?
ああ、ライオンの名はフレイムソニアじゃ。炎の獅子…トウガラシとでも覚えてやれ(笑)


『メルリースを倒す』か…。
さあのう。どうなるやら。
儂は、そっち側の考えにまったく興味が無い。
倒すという意味すら解らん。
シャノン、馬にでも聞いてこい。


ん?やっと回答する気になったか?(嬉しそう)

随分と長いのう…(^_^;)

それだけ長々と言えば、正解の部分も存在するであろうよ。
しかし、間違った部分も同程度に存在しておるなあ。
そこをもっと絞り込まねば、儂は正解も不正解も、何も言えんぞい?


『神といわれる存在と同じような力を持った、かつて愛された分憎しみを抱いてる、子供みたいに純粋な存在』

だから、それはいったいなんじゃと問うておるというに(大笑)
それは回答ではない。おぬしの推測じゃよ。



シャノン:そうですね。
それはその人自身が決める事だと思います。

簡単な言葉だと、そうですか。
エティックさんの短剣の模様とメルリースのしずく、と呼ばれたものが似ていたので、なにか関係があるのかと思っただけです。

気になったことをどうせ聞くなら、私なら真っ先に『リーリア様の年齢はいくつか』と聞きますよ。
ギルドで話題になっていたので…非常に気になります。

いえ、一部の方と短剣をあわせたときに見えたものが、平和そうに見えただけです。
永遠に平和というのは、其れこそ難しい事ではないでしょうか。
どんなに高度な技術や魔術を持ってもいても。
変わり続けるものを、止めてその日々を繰り返させない限りは…そんな気がします。

ああ、フレイムソニアさんですね。
あまり変なあだ名をつけるのはどうかと。
いっそ自分にも何かあだ名でもつけてあげると良いと思いますよ。
それに、シルバーブルーさんは、〆て食べますといっても口を割らないような気がするので難しそうですね。

…回答は、自分でも長い、微妙と思ったので、反対に言葉少なに返事をされると凹みますね。

分からない事を具体的に回答するというのはとても難しいですね。
回答…。
この世界そのものとか?
この世界と同時生まれて世界を作ったものとか…曖昧かもorz



カスケ:エティックの短剣の模様と、メルリースの『しずく』と呼ばれるモノか。
深い関係がある。というより…。
まさに『それ』が紋様化したのじゃろうなあ。

リーリア…小娘の年齢か?
300は超えておるはずじゃが。
しかし、肉体の年齢は11歳で止まっておるはずじゃ、初潮すらあやし(見えない何かに殴られてゴムマリのように転がっていった)

「平和そうに見えた」…か…。
それは平和と言うより、幸福と言うのかもしれん。
人は、たとえ平和でなくとも、幸福を感じることが出来る希有な生き物じゃ。

『永遠に平和』というのは、確かに矛盾しておるかもなあ。
人間が統治するという上にて、継続するという意味で儂は言ったが、それは確かに『永遠に平和』とはちと違うか。
そうじゃなあ。
存在するとすれば、『過去の思い出』。
それは永遠に変わることない平和じゃろう。

かっかっか!
変なあだ名と言いつつ、一発で覚えたじゃろう!
おぬしの記憶の手伝いをしておるのじゃ、礼を言わんか、礼を(笑)

先に言うたと思うが、儂はブルー、ソニア、フォルトの名前を、キラネームとは言ったが、悪い名だとは言っておらんよ。
愛が籠もり、意味が籠もり、呼ばれるだけであの御人を思い出す、深き深き、いつくしみの名じゃ。
儂の名も、もしかしたらそういう類いであったのかもしれんな。
まあ、自分の名のことは、よく知らんのじゃが。

シルバーブルーは、馬肉にすると言っても口を割らんだろうが、メルリースを貶めるぞとか脅せば何か言うかもな?
まあ、上記は例えだ。やめてやってくれ。
つまり、何事も駆け引きじゃよ。

『この世界そのもの』
『この世界と同時生まれて世界を作ったもの』

うむうむ。皆、そこを通ってそしてまた悩む。
おぬしは一人ではない。
王子も同じことを儂に問うた。皆、行き着く思考は同じというわけじゃ!

実はな、間違ってはおらぬ。
それもまたメルリースなのじゃろう。
しかし、『儂の答えとは違う』。
シンプルに答えよ。シンプルにじゃ。

真実は、得てしてあっけないものなのだぞ?」



シャノン:部分的にお返事しがたいのですが…(リーリア様の話のときの様子などを思いつつ)

でも、他者を利用するために自分が知らないもの(ましてや相手にとって特別そうなもの)を貶めるのは無理かなと思います。

みなさん同じところをというのは面白いですね。

回答です。

メルリースとは何か。

母親とか肉親、兄弟(姉妹)みたいな存在。

またはただの人間、でもあの絵は少女だったから、ただの少女。



カスケ:ほほう。
今回はそこそこ絞り込んできたな?

『母親とか肉親、兄弟(姉妹)みたいな存在』

この答えは、つまりは『家族』ととらえていいのかのう?
それとも、もっと概念的なものかのう?
それとも、『誰かにとっての』という言葉が頭につくのかのう?

『ただの人間』

これはまた、シンプルすぎてぐうの音も出んわ(笑)
今までこねくり回したのはなんじゃ、と言いたい。
ただの人間はただの人間じゃな、儂がひねた解釈すらできん!

『あの絵は少女だったから、ただの少女』

これは、上の答えと繋がっているのか、それとも分離されているのか。
儂は分離ととらえた。かまわぬか?
『ただの人間』は、数多におるものの総称でもある。
しかし、『あの絵は少女だったから、ただの少女』というのは個人特定じゃ。

さて。
どれが正解だと思う?英知の者、運命に選ばれし薔薇の使徒。
この3つの中に、正解はある。



シャノン:1番最初のは、『誰かにとっての』のほうです。

…自分で言った言葉をそのまま質問として返されるのはなんだか複雑な気持ちですね。

でも、私は無知ですし、英知の者と言われるに値しないと思います。
あと最後のも…もしかして、そういう風に呼ばれることに違和感とか微妙な気持ちになるのを分っていてわざとなのでしょうかorz

回答です。
ただの少女、で。



カスケ:ほっほっほ、こう返されるとは思わんかったか?
なら儂は楽しいのう。
意外性というのは、いつ何時でも最高の娯楽じゃわい!

おぬしが儂に枕詞で呼ばれ、おぬしがどういう気持ちになるかは知らんが、それが真実じゃから仕方ないじゃろうて。
おぬしは事実、こうして英知の部位を背負っておるのだし、かの民の血も影響しておるのは違いない。
かの民は、メルリースと無縁ゆえに、中立でいられる。
おぬしは様々な意味で、剣と共鳴するに値する存在だったのじゃろうな。


さて。
返事をしよう。

シャノン。正解じゃ。
『ただの少女』
これがメルリースの真実。真にメルリースを示す言葉。

だがな。
今までに儂に問いかけた言葉、それらもすべて、メルリースで間違っておらんのじゃよ。
最初に言ったじゃろう。「シンパシーのルールを採用する」と。
儂が答えと思うものがそれであったというだけじゃ。

メルリースは…
風の中にも、塵の中にも、あるのじゃろうよ。


さあ。
長い昔語りをしようか。
ゆっくり流し聞きするがよい。
内容の質問は、あとでゆっくり受け付けるぞい?

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最終更新:2017年07月07日 20:55