作戦

【地形】
≪山林≫
  • 周囲の森や林、くぼ地に身を隠す
  • 土や枝、葉っぱをかぶせて偽装する。
  • 枝葉などを使って偽装するときはなるべく自然な模様になるようにする。
  • 偽装に使う植物はその土地の気候にあったものを選び、定期的に交換する。
  • 森林または雪原の模様をした迷彩服を着る。
  • 偽装用ネットを使う。
  • 皮膚に擬装用のペイントを施したり、どろやすすをつかって迷彩を施す。
  • 木々を遮蔽として身を隠す事が出来る
  • 密度の高い森林地の場合、大型の敵はつっかえるため行動の邪魔が出来る
  • 歩兵ならば小さいので、活動に支障がない
  • 下生えや木の根、木の洞などに身を隠す事で防御効果が期待できる
  • 高低差、木々により入れる戦力に限りがあるため、敵戦力の選別を行える。(ただしこちらも歩兵、山岳騎兵に限られる)
  • 機動力はあまりないが歩兵であれば、この地形でも踏破可能。

≪山≫
  • 岩石の崩落や雪崩に気を付ける。

≪砂浜≫
  • 砂浜は比較的広い場所の確保がしやすい。
  • 砂浜はまとまって上陸できるので各個撃破の危険性が減る。
  • 砂浜は上陸終了までの時間が短い。
  • 砂浜は戦力集中による短期決戦が可能。
  • 海岸の砂漠地帯は地耐力が弱いので、人員の接地圧を低くする。
  • 方向の維持が困難であるため、個々の隊員の方向測定装置は勿論、戦場全体に適切な評定点を配置する。

【装備】
  • 対雪装備や対砂装備を施した靴を使用。速やかに、最小限の労力で移動できるようにする。
  • 豪雪地域用に、裏が鮫肌の「歩く」用のスキー板とストックを装備
  • 北国から豪雪用装備を融通してもらい、全部隊着用。
  • 迷彩服(服のカラーはリバーシブルで。表白、裏迷彩柄)を着用して地域に応じて着替え、隠蔽性を高める。
  • 飲み水や簡易食料(糖質・脂質の高いもの)を欠かさないこと
  • 装備している物が体の動きを制限したり、身軽さや素早さを低下させないよう配慮する
  • 武器への迷彩:森、雪原などの地形に応じて武器にカモフラージュペイントを施すことで周囲の背景にとけこんで目立ちにくくなる。
  • 雪盲対策のための帽子やフェイスペイントを施す。

【体術】
  • あらかじめ、敵陣が豪雪山岳地域であることが分かっているので、行軍訓練をしておく。
  • チームで行動し、落伍者を出さないように心がける。

イラスト・SS

移動は軍事の基本であり、戦力を戦場に投射するために遠距離攻撃力を持つものでもその射程まで足を動かさなければならない。
後ほねっこ・都築・愛鳴の混成軍もその足を動かしていた。

「おぉ~し、行きましょうかね。頼むよマッシヴ!」
SVLは乗馬の首を叩き軽く足で鞍を叩いた。
「国に帰ったら、角砂糖とリンゴ沢山あげるからな、頑張って頂戴」
マッシヴの鞍の背には、徒歩の仲間達の荷物が詰まれていた。
「隊列は崩さないようにだけ気をつけて、すばやく参りましょうか」
三祭も騎乗から周囲を監視しつつ、歩兵に随伴する位置で馬を操った。

ウォードレスダンサー達で構成されるの都築白兵分隊は生粋の歩兵出身のため、その歩みに遅延はない。
それらに守られる形で歩く後ほね詠唱戦分隊、都築詠唱戦分隊の魔法使いや理力使い達は比較してはなんだが、少々足元が弱いかもしれない。
だから彼らを中核に置き、前後をウォードレスダンサー、更にその周囲を愛鳴の騎士達が守っていた。
接敵が予想される戦場まで後しばらく。
全体の疲労度も考えつつ、小休止、大休止を挟みつつ移動し戦力の保持を図る。
必要になれば全力で駆け通す。
そして我らが持つ全力を敵に叩き付けるのだ!

そして道は前に続く、その道が導く先にはどんな運命が待っていようが、足をただ前に進めるのだ。

応援RP

最終更新:2007年07月08日 12:10