ロストマンズ・オフィス

解説

  • 概容
 新興の特殊兵器生産企業。
 魔術や宗教に基づく古代文明、特にゴーレム生成術に着目し、機械技術とそれを組み合わせて生まれる「ロストマン」と呼ばれる機械人形の開発、販売を主として成り立っており、その不気味な企業形態のほか明確な活動拠点が確認できないなど、多くの謎を持った企業である。
 同じ新興の兵器であるEDU等の開発企業を専らの商売敵とみなしており、自社の足取りが掴めないのをいい事に、日々半ばテロじみた攻撃行動を行ったり、その企業が進出している地域と敵対している集団に自社製品を売りつけて代理戦争を仕掛けるなど色々とたちが悪い。
 EDU以外にも様々な兵器開発に貢献しているマザーズダイニング社も当然そのなか含まれており、創尾市内でも時折マザーズ社製の警備ロボットとちょっとした戦闘を繰り広げる謎のロボットを見る事ができる。

キャラクター
  • 社長
 謎は多いがどこかの変人とは違って機械産業にオカルトを混ぜようと思い立つ程度のごく普通の人間である。
 勿論家庭も持っていた。元二児の父。
 がしかし、怪しい研究と家庭を顧みない事、悪役じみた非道で強引なやり口のおかげで妻には逃げられ、最近は最愛の娘の親権・養育権をあろう事か実の息子に奪われたらしい。
  • そのほか構成員
 基本的に謎に包まれているが、きっとどこかの宗教団体のような怪しさをかもし出しているのだろう。



ロストマン

 ゴーレムの製造法に霊的物質を通しやすいとされる水晶やその他電子機器などを組み合わせた機械人形。
 フレームとコアの二つの部分で構成され、直接ゴーレムとしての性質を持たせるコア部分を完全な密室状態にする事で、通常とは違う、閉空間、夜間以外での活動を可能とした。
 いわば簡易型のAIのような代物だが、同じサイズの通常兵器では一二を争う強度・パワーを誇り、コア部分とFCSをリンクさせる事で火器の使用も可能にした。
 ゴーレムの性質上行動の幅は大きくないが、その分命令次第でどのような行動もとれる他燃料等のコストパフォーマンスにも優れる為、簡易作業員、戦闘員などとして現在様々な場所に配備されている。
 また、羊皮紙を加工した専用のカード(『emethカード』)を取り外しする事によって任意の起動が可能。
 魔力と呼称されるカードからのエネルギーによって駆動している為、カードの入っているコア、若しくはカードそのものが最大の弱点になっている。

  • 一般型
全高 約1.5m
重量 0.6~1.0t
 上記の設定に忠実に従って作られるいわゆる量産型。
 命令以外のことに対する対応能力の低さを補う為、ほとんどの場合複数で行動している。
 創尾市に出現するロストマンの中には一般人を襲うものも確認されており、現状で死者は出ていないもののそれなりに危険視されている(一般人に危害を加えることで防衛用のロボット等をおびき寄せるのが目的と思われる、もしくはご都合)。

 ロストマンズ・オフィスが独自の技術で作り上げた強化型ロストマン。
 生産製を重視した一般型とは異なり、徹底的な強化措置がとられている事が最大の特徴である。当然、戦闘能力、命令処理能力ともに一般型を凌駕する。
 外部輸出の事も考慮して、一般型はカードの取り外しが比較的簡単になるように製造されているが、オリジナルにはその必要がない。オリジナルには自身の意思でカードスロットの開閉機能にロックをかける機能が備わっており、そのことによってカードを取り出されることによって無力化するという心配がなくなっている。
 また「意思」と言ったとおりオリジナルにはその情報処理能力の高さ故にある程度の知能が備わっており、命令の範囲内でより多彩に、自由に行動を決定する事が出来る。
 同じ型のオリジナルが複数存在していると言う情報は今のところないが、創尾市でもオリジナルに該当するタイプのロストマンの目撃情報があり、現在調査中である。



関連設定




関連キャラクター


投稿者:みっちー

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最終更新:2007年12月25日 09:11
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