「ただいまー」
《オゥ、ここがートゥデイよりミーのホームでーすネ?》
『お帰りなさい、で、どこのどなた様ですかその愉快な色情狂気味で品性劣悪なフシダラ女は』
「ああ、ダチのアメリカ土産のテンガロン帽だよ。仲良くしてやってくれ」
《へろー、ナイストゥ
出会いーイェー!》
『捨ててきなさい、今すぐ』
「いや、折角のお土産を捨てるなんて…」
《イェース!ミーはマスターと離れませーん!もぅラブスレイブでチョウCOOL!》
『っ!!彼から離れなさい!破廉恥な!大体何ですかその淫らで慎みのない格好は!』
《oops!ジェラシー?ジェラシーでーすカ?ミーのこのボインボインにジェラシーね?あきれたウォッシャブルボードガールねー》
『な!な!な!何たる非礼!何たる侮蔑!ええぃ、そこへ直れ淫毒婦、成敗してくれる!』
《リバースシューティングね!》
「おまえら仲良くしろよ…」
『不可能です!大体、古のクレメンス僧正聖地巡礼故事を端とする由緒正しきソフト・フエルトハットの私をこのような下賤なテキサス女と一緒に考えるなんて…!』
《シャラップでーす!このフラットめ!》
『ほら!ほら!ここを御覧なさいな!コヤツMADE.IN.CHINAですわよ!』
《ノー!!イジメ、格好バッド!》
「こいつら仲悪いなぁ…」
【eri perche hai mi?】
「ごめん、ちょっとあいつら落ち着くまで待っててね」
【Si.va bene、amore mio】
(困ったな…イタリア土産もいるのに)
最終更新:2011年03月04日 11:26