春終わっちゃったね。でも、もうすぐ夏だよね。
「そうだな。風鈴と扇風機の季節だな」
クーラー使おうよ。でも、その前にアマガエルが喜び紫陽花咲き乱れる梅雨だね。
「うお!それ忘れてた。お茶類の葉っぱや乾物に乾燥剤入れとかないとな。パン類は、冷凍庫に入れておくしかないか」
梅雨の時期って変に冷え込んだりするよね。しかも、降り続く雨のせいで犬さんや鳥君たちって、何かしょんぼりしてるよね。
「まぁ、そういう季節だからな・・・いや、ちょっと待て。お前、何か隠してないか?」
熊大佐!プライベートにゃんこを保護いたしました!!
「猫を解き放て!そのこは、獣だぞ!」
お互い古かったね。
「いや、とりあえずあわせてやったんだが、それよりもまさかとは思うがそのホームズ君を飼う気じゃないだろうな?」
ホームズ?ああ、赤川次郎か。ホームズ君!命名されたからには、君も我が家の一員だ♪
「一応、ここはペット禁止なんだが」
え?管理人さんから許可貰ったよ?しかも、管理人さん凄いんだよ。猫2匹と犬1匹が同居人
「うっそ!マジかよ。あんのバカチンが」
まぁまぁ、熊さん。君も落ち着きたまえ。私、三毛猫ホームズが来たからにはいろいろな意味で余裕だにゃん♪
「アテレコするなよ。はぁ、ちゃんとトイレの躾とかしっかりやれよ?ってか、ちょっとまて、こいつ雌な上にネコマタだぞ」
わ~お!ホームズちゃんだっやのね♪
「うぃ、ばれちゃったか♪」
 ・・・びっくりだ。
よかったな。ネコマタならトイレの躾も必要ないぞ」
いや、それよりもしゃべれるとこにファンタースティック。
「世の中、忘れてもいいことはあるぞ」
「え~、つまらないこというなよ~!それより、お腹すいたよ!何か頂戴♪」
「はいはい。ミルク粥作ってやるよ」
「わっほ~い♪」
っは!ついていけない自分がいた。なんだろこの急展開。でも――
「悪くないってか?ほれ、お食事完成。残さず食えよ?」
「ごっち~♪う~ん、短時間で仕上げたのにおいしい上に、温度調整も最高♪」
「へいへいって、恵那?笑いながらネコマタのまねして、俺の膝の上に丸くなるなよ。キャラが、どんどん変わっていくぞ」


――梅雨が明けて、夏になったら三人で海に行こう!――
最終更新:2011年03月05日 22:59