Dungeons & Dragons @EBERRON
今回予告〈Session Trailer〉
塔の街には二つの会議が存在する。
一つは、会期中に会場スカイコートが崩落寸前となって記憶に新しいシャーン市議会。
そしてもう一つは、世界の複雑さの象徴であるドラゴンマーク氏族の連携機構、十二氏族評議会だ。
会期の定められている市議会と異なり、十二会は発議制で、
それが前向きな協力要請であろうと後ろ向きなリスク回避であろうとに関わらず、
氏族長名義の起案と十二会構成役員の合意に基づき招集される。
今回の起案者はジョランナ・ド=カニス。議題はさしずめ、カニス統一の是非を問う、あたりか。
これは望外の好機だ。招集さえされてしまえば、議題を追加することは
それを発議することより幾分も簡単なのだから。
十二会を通じてモーンランド再開発に必要な段取りをとりまとめ、嘆きの日の真相をこの目にすること。
それは英雄たちの手繰り寄せた運命、シャーンに影を落としている
オーヴァーロードの魔の手を払いのけることになるだろう。
……そう、その時の私は思っていた。
--“ミス・オランジェット”の手記より抜粋
D&D5e@EBERRON:"二つの会議-Councils Complicated-"/Chapter08
『十二氏族評議会』
英雄よ、戦争の影を打ち払え!
ハンドアウト〈Hand Out〉
- ティグリス
アイアンルート山脈にてシベイの子による神託を受けたティグリスたちは、オランジェとからの要請を受けシャーンへと帰還した。
炎のリングでの一件以来、シャーンではオーヴァーロードの名代モルダケッシュによる被害が後を絶たず、マラドミニアン女史も演武を中止にせざるを得ない状況となっていた。
そんな中、彼女から捨て置けない情報がもたらされた。曰く亡国の王子オルゲヴがシャーンに訪れる、と。
- ザカーラ
シンシアと、彼女を看るために同行したプリマ・ヴィスタとともにシャーンへ帰還したザカーラは、シベイの子よりもたらされたシベイズ・ファンタズムが、シンシアの症状改善とモーンランド突入作戦の要になることを知らされる。
危険な土地への探索とシンシアの体調。どちらかを優先することができぬまま、オランジェットの仕事を手伝っていたザカーラは、仕事先で氏族の動向を取材していたミランダと再開する。
- チェスター
シベイズ・ファンタズムを用いたエンタープライズ号の改修要綱がまとまった。これが実現すれば、モーンランドを覆う霧に足を掬われることなく舵を取ることが出来る。
オランジェットとともに十二会にて氏族間の協力を取り付けたいチェスターだが、リランダーとしての十二会でのふるまいも考えるべきかと思案していると、ある人物よりチェスターへ呼び出しがあった。
それは先の事件で意識を失っていたはずのべスタン・イル=トンであった。
- フランキスカ
アイアンルート山脈でレオナルドと別れシャーンへの戻ったフランキスカ。レオナルドは西家に立ち寄るコースを取り、今コーヴェアがおかれている状況を母上に説明、説得しに行くとうことだ。
「今は氏族の、それも同じ氏族で争いをしている場合ではないだろう?」
別れ際の、どこか晴れやかな彼の笑顔が忘れられぬまま、ジョラスコとの技術共有、エンタープライズ号の改修、オランジェットとの対策会議と、目の回るほど忙しい日々が過ぎ。
今期十二会の初回議題整理が始まるのだった。
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最終更新:2021年09月18日 09:01