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バッジシステム」(2009/06/28 (日) 01:33:49) の最新版変更点

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#center(){&color(skyblue){何かが失われるのが嫌で。}} #center(){&color(skyblue){何かを奪われるのが嫌で。}} #center(){&color(skyblue){でも、何かを失わないで済むほどの強さは無く。}} #center(){&color(skyblue){何かを奪われるのが防げる程の頑強さは持ち合わせていなかった。}} #center(){&color(skyblue){だからせめて速くあろうと思った。}} #center(){&color(skyblue){何よりも速く。}} #center(){&color(skyblue){誰よりも速く。}} #center(){&color(skyblue){疾風のように、いや、疾風よりもなお疾く、疾く。}} #center(){&color(skyblue){失われるその前に。}} #center(){&color(skyblue){奪われるその前に。}} #center(){/*/} #center(){#pc() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_00v.jpg) } #mobile() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_00s.jpg) } } ---- #contents ---- *計画書 三正面作戦を経て仮初めの平和を得たレンジャー連邦は、最古にして最大の命題を掲げた全体方針に従い、ある一つの答えを出す。それは藩国の繁栄をではなく、かつて目指したそのように、今一度その翼を広げることであった。 >L:バッジシステム={ > t:名称= バッジシステム(技術) > t:要点= データリンク,スクランブル発進,邀撃機 > t:周辺環境= 飛行場 > t:特殊={ >  *バッジシステムの効果= 参加する藩国は編成外の航空機部隊をスクランブル発進させることが出来る。また、運用する航空機にコストなしでオプションを与えられる。 >  *バッジシステムによって出撃した航空機部隊は、芥辺境空港航空基地の支援があり、かつ、きゃりっじAWACSの出ている戦場において、{AR+X(or/and)対空戦評価+Y}される。 > } > t:→次のアイドレス= オペレーター(職業),芥辺境空港航空基地とのデータリンク(技術),情報支援基地(施設),バッジシステム搭載型空母の開発(イベント) >} #上記L:は制作側の希望です。基本的に追加予算のかからない範囲を希望しています。 #20090228:[[完成データ公式発表につき転載>http://blog.tendice.jp/200902/article_28.html]] >#新記述 >L:バッジシステム = { > t:名称 = バッジシステム(技術) > t:要点 = データリンク,スクランブル発進,邀撃機 > t:周辺環境 = 飛行場 > t:評価 = なし > t:特殊 = { >  *バッジシステムの技術カテゴリ = ,,,組織技術。 >  *バッジシステムの効果1 = ,,,参加する藩国は編成外の航空機部隊をスクランブル発進させることができる。また、運用する航空機にコストなしでオプションを与えられる。 >  *バッジシステムの効果2 = ,,,<バッジシステム>によって出撃した航空機部隊は、芥辺境空港航空基地の支援があり、かつ、<きゃりっじAWACS>の出ている戦場において、{AR+5,対空戦評価+4}される。 > } > t:→次のアイドレス= オペレーター(職業),第2バッジシステム(技術),対空レーダー群?(施設),水上艦船・バッジシステム搭載型空母の建造?(イベント) >} >旧記述 >L:バッジシステム={ > t:名称= バッジシステム(技術) > t:要点= データリンク,スクランブル発進,邀撃機 > t:周辺環境= 飛行場 > t:特殊={ >  *バッジシステムの効果= 参加する藩国は編成外の航空機部隊をスクランブル発進させることが出来る。また、運用する航空機にコストなしでオプションを与えられる。 >  *バッジシステムによって出撃した航空機部隊は、芥辺境空港航空基地の支援があり、かつ、きゃりっじAWACSの出ている戦場において、{AR+5 対空戦評価+4}される。 > } > t:→次のアイドレス= オペレーター(職業),第2バッジシステム(技術),対空レーダー群(施設),バッジシステム搭載型空母の開発(イベント) >} **司令部の設定 『共和国軍を作る未来が来た際には重要な技術になると感じております。』 大統領から賜った上記の言葉を胸に、レンジャー連邦バッジシステムは、独自に施された強固な情報セキュリティの信頼性までを含め、将来的に大統領府を司令部として運用することも想定されている。 #20090213追記部分:&color(blue){具体的には、バッジシステムに携わる人材については、入隊時に軍人としての正規の身元追跡がかけられた上で、今回さらに身辺の精査が行われ、機密保持の義務を負うことになる他、大統領府より定期監査が行われることによって信頼性を保っているのである。} 営々と続く人類史のように、支えあい、身を寄せ合い、誰かがたとえ倒れたとしても、果たしていた役割を、志を受け継ぐ誰かが現れる限り、共和国は死なないのである。 **軍需コントロール 新規の軍事プロジェクトに際し、政府は軍の更新作業のみならず、各国からの技術協力が互いにとって損失を生まぬよう配慮をする必要に迫られた。 特に、基幹システムのみならず、多国間連携を目的としても共同で用いられているフィーブル藩国の情報機器および情報技術は先進的であり、正規に軍事機密としての保護をかけると同時に、この高い水準が求められる情報処理のための人材育成プログラムを設けることで対応した。 勿論、生産・維持される部品やプログラムコードについて、使用されている技術を転用する訳には行かなかったが、刺激を受けた国内技術者がフィーブル藩国側とは異なる独自の路線で情報産業を発達させられるよう、政府が支援したのである。 *システム解説 バッジシステムとは、レーダーサイトからの情報をすべてコンピューターネットワークによって集積処理し、連携している各末端基地からのスクランブルによる防衛行動を前提として領空内の飛行物体を一元的に管制・識別・邀撃誘導する、自動警戒管制組織のことである。 #pc() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_03.jpg) } #mobile() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_03s.jpg) } なお、レンジャー連邦が構築したものは、当国からの技術協力を行ったリワマヒ国が開発したきゃりっじAWACSの当該空域における支援および、強力なレーダー施設を備えた芥辺境藩国空港航空基地との連携を相互に組み込んでいる。 また、領空内の飛行物体を管制するという性質上、FEGの射出便利舎とも連動しており、投擲を行う際には誤認や第三者による便乗のないよう情報を自動送受信し、これを公開する取り決めが交わされた。 **飛行場施設 制空権を維持するため、常時プリフライトチェックを済ませた機体が24時間体制で予備機・待機人員・スタッフを含めて専用のカタパルト付近を占有しており、邀撃機のみならず、空港施設・対空兵器の管理・空域割り当ても行われている。 このため飛行場は軍専用であり、周囲に民間施設を置かず、後述の情報処理システム基幹部同様、重要施設の常として自家発電の備えが成されている。 #pc() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_01.jpg) } #mobile() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_01s.jpg) } また、藩国船第二層を用いた飛行場新設、これによる将来的な民間航空の活性化を見込んだ政府は、スティガンデ級軽空母で使用されていた航空機のオプション運用技術提供を快く名乗り出てくれた海運王国たる羅幻王国の協力に際し、いち早く国内へ、以下のような談話を出している。 /*/ 「海運業には輸送量の強みが、環状線には旅客の利用しやすさがそれぞれあるように、航空産業の特徴は、高速性に加え、レールや海路に縛られない自由さにあります」 「このように、ニューワールドの空と海とはいかなる時も道を違えるものでなく、水平線の向こうで融けあうように、力をあわせてこそ、初めてお互いの真価を100%にも120%にも引き出してくれるものです」 「何故ならば、海上においては領海を守る海軍あっての制空権であり、テラの七割は、海で出来ているのですから」 /*/ 『共和国の空を頼みます。以上。』 一言そう告げて秘蔵の国粋技術を託してくれた、蓮田屋藤乃を始めとする羅幻王国の厚恩を、レンジャー連邦は決して永く忘れまい。 **情報処理システム基幹部 バッジシステムが生み出すのは有事の際の機動力であり、現代における機動力とは物理的側面のほかに、情報の扱いを欠かすことは出来ない。 レーダーサイトとの平時からのリンクに加え、AWACSとの情報回線の確保、スクランブル発進した機体の行動管理、いずれも軍事機密であり、軍事的な管制システムを構築することは勿論、防諜のための高いセキュリティを併せ持つ必要もある。 そのため、フィーブル藩国の高度情報処理技術によりプロテクト、構築されたコンピューターシステム群こそが、いわばバッジシステムの要なのだ。 そして自動化が進むほどに運営スタッフの管理・維持もまた、重要度が増す。そう、育成プログラムの必要性である。 #pc() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_02.jpg) } #mobile() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_02s.jpg) } &bgcolor(skyblue){1,人材育成プログラム} これは新人の育成よりも、技術の向上と発展を主とした教育プログラムである。 主だった組織は二つであり、実戦形式の演習を繰り返し最適なオペレーティングと機器への現場からのアプローチを目的とした特務戦技教導隊と、その技術を学ぶ指導隊の二つに分かれる。 現状は、オペレーション能力の素養の高い人員のみを選別、採用して運用されているが、このプログラムにより、システムの目的上どうしても発生してしまう人員に対する負荷や人材不足等の諸問題に対する打開策となるに違いない。 また、プログラムの参加者を連邦のものだけにせず、広く門戸を開放する事で、システム全般の質の向上を図ることができるだろう。他国との交流を深める事は、新たな道を開くことにもつながるのである。    &bgcolor(skyblue){2,ハッカーによるネットワーク構築とシステム防護の強化、ネットワーク警護隊の設立、運用} バッジシステムにおいて最重要視されるのはネットワークの信頼性である。不慮の事故による誤認や敵対組織からのハッキングによる間違った情報の掲示、各組織、機器関連の情報の漏えいなど、情報が基盤の技術であるがために信頼性が失われた時の被害は甚大である。 その為、ハッキングやクラッキング等の情報戦のプロであるハッカーたちや、情報技術に優れるフィーブル藩国からの技術者も召致され、情報技能研究隊を組織、ネットワークのセキュリティー強化やハッキングする立場からの考察、見当が行われた。 現在その集まりはネットワーク警護隊と名を改め、日々進化するネットワーク技術に対応するべく日夜技術の研鑽を続けている。 ---- |&font(15){なお、物理的侵入に対応するため、所在・回線帯域の秘匿は勿論の事、ダミー施設とあわせ、一見して何の建物か解らない箱を用意され、クリーニングシステム(入退出するスタッフの生体データまでをスキャニングして異常を割り出す)がバッジシステム本体からは独立した別系統で設けられている。&BR()&BR()これらの対策はすべて、ニューワールドの過去から得られた戦訓に基づくセキュリティ計画なのだ。}|&ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_05v.jpg)| *共に和す故、共和国 <リレーSS(芥辺境藩国、レンジャー連邦、大統領府、リワマヒ国連動企画)> [[「敵機発見から撃墜までの流れ」>http://www23.atwiki.jp/ty0k0/pages/205.html]] <リバースSS(レンジャー連邦、リワマヒ国連動企画)> 導入の風景:豪華二本立て! [[「Ranger Side-A」>http://www23.atwiki.jp/ty0k0/pages/203.html]]/[[「Ranger Side-B」>http://www23.atwiki.jp/ty0k0/pages/204.html]] #pc() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_06v.jpg) } #mobile() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_06x.jpg) } ---- 青く青く澄み渡った空の下 多くの人が空に描かれた飛行機雲を見上げる中で、楽しげに飛行場を見つめる男が一人 彼がよく知る顔があった 彼が知らない顔もあった 芥、リワマヒ、フィーブル、レンジャー 国の垣根を越えて様々な人々がこの飛行場に集まっている 訓練の成功の報せがアナウンスで流された それと同時に飛行場のあちこちで歓声が上がる 隣の者と抱き合う者 手を取りあって小躍りする者 携帯端末でどこかに連絡する者 ただ笑いあう者 様々な喜びの形がそこにはあった 様々な繋がりの形がそこにはあった だが、これからだ この、眼前に広がる絆で編まれた防空の網が機能するのは ただ何かを守るそのために どこかの誰かの涙を殺すその為に ――ごほん 男が拳を握り締めたその背中で、わざとらしい咳ばらいが一つ 振り返ればそこには男の悪友の姿 にやりと笑って手を掲げている 男は笑った 走り寄りながらその手に力いっぱいの親しみを乗せ叩きつける  ぱぁん その音はどこか、始まりの音にも似て…… #pc() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_04.jpg) } #mobile() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_04s.jpg) } ---- *製作スタッフ >協力 >>大統領府様 >>FEG様 >>フィーブル藩国様 >>羅幻王国様 >>芥辺境藩国様 >>リワマヒ国様 >>レンジャー連邦設定国民および滞在ACE >>ニューワールド内・関連企業各位 > >テキスト >>序文/情報処理システム基幹部/共に和す故、共和国:双樹 真 >>計画書(全般)/システム解説(基本および情報処理システム基幹部):城 華一郎 >>リバースSS(Side-A)/リレーSS:冴木 悠 >>リバースSS(Side-B):彩貴 > >イラスト >>タイトルカット/共に和す故、共和国/ラストカット:矢神サク >>ラスターチカ/飛行場/電算室/極秘ノート:むつき・萩野・ドラケン
#center(){&color(skyblue){何かが失われるのが嫌で。}} #center(){&color(skyblue){何かを奪われるのが嫌で。}} #center(){&color(skyblue){でも、何かを失わないで済むほどの強さは無く。}} #center(){&color(skyblue){何かを奪われるのが防げる程の頑強さは持ち合わせていなかった。}} #center(){&color(skyblue){だからせめて速くあろうと思った。}} #center(){&color(skyblue){何よりも速く。}} #center(){&color(skyblue){誰よりも速く。}} #center(){&color(skyblue){疾風のように、いや、疾風よりもなお疾く、疾く。}} #center(){&color(skyblue){失われるその前に。}} #center(){&color(skyblue){奪われるその前に。}} #center(){/*/} #center(){#pc() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_00v.jpg) } #mobile() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_00s.jpg) } } ---- #contents ---- *計画書 三正面作戦を経て仮初めの平和を得たレンジャー連邦は、最古にして最大の命題を掲げた全体方針に従い、ある一つの答えを出す。それは藩国の繁栄をではなく、かつて目指したそのように、今一度その翼を広げることであった。 >L:バッジシステム={ > t:名称= バッジシステム(技術) > t:要点= データリンク,スクランブル発進,邀撃機 > t:周辺環境= 飛行場 > t:特殊={ >  *バッジシステムの効果= 参加する藩国は編成外の航空機部隊をスクランブル発進させることが出来る。また、運用する航空機にコストなしでオプションを与えられる。 >  *バッジシステムによって出撃した航空機部隊は、芥辺境空港航空基地の支援があり、かつ、きゃりっじAWACSの出ている戦場において、{AR+X(or/and)対空戦評価+Y}される。 > } > t:→次のアイドレス= オペレーター(職業),芥辺境空港航空基地とのデータリンク(技術),情報支援基地(施設),バッジシステム搭載型空母の開発(イベント) >} #上記L:は制作側の希望です。基本的に追加予算のかからない範囲を希望しています。 #20090228:[[完成データ公式発表につき転載>http://blog.tendice.jp/200902/article_28.html]] >#新記述 >L:バッジシステム = { > t:名称 = バッジシステム(技術) > t:要点 = データリンク,スクランブル発進,邀撃機 > t:周辺環境 = 飛行場 > t:評価 = なし > t:特殊 = { >  *バッジシステムの技術カテゴリ = ,,,組織技術。 >  *バッジシステムの効果1 = ,,,参加する藩国は編成外の航空機部隊をスクランブル発進させることができる。また、運用する航空機にコストなしでオプションを与えられる。 >  *バッジシステムの効果2 = ,,,<バッジシステム>によって出撃した航空機部隊は、芥辺境空港航空基地の支援があり、かつ、<きゃりっじAWACS>の出ている戦場において、{AR+5,対空戦評価+4}される。 > } > t:→次のアイドレス= オペレーター(職業),第2バッジシステム(技術),対空レーダー群(施設),水上艦船・バッジシステム搭載型空母の建造(イベント) >} >旧記述 >L:バッジシステム={ > t:名称= バッジシステム(技術) > t:要点= データリンク,スクランブル発進,邀撃機 > t:周辺環境= 飛行場 > t:特殊={ >  *バッジシステムの効果= 参加する藩国は編成外の航空機部隊をスクランブル発進させることが出来る。また、運用する航空機にコストなしでオプションを与えられる。 >  *バッジシステムによって出撃した航空機部隊は、芥辺境空港航空基地の支援があり、かつ、きゃりっじAWACSの出ている戦場において、{AR+5 対空戦評価+4}される。 > } > t:→次のアイドレス= オペレーター(職業),第2バッジシステム(技術),対空レーダー群(施設),バッジシステム搭載型空母の開発(イベント) >} **司令部の設定 『共和国軍を作る未来が来た際には重要な技術になると感じております。』 大統領から賜った上記の言葉を胸に、レンジャー連邦バッジシステムは、独自に施された強固な情報セキュリティの信頼性までを含め、将来的に大統領府を司令部として運用することも想定されている。 #20090213追記部分:&color(blue){具体的には、バッジシステムに携わる人材については、入隊時に軍人としての正規の身元追跡がかけられた上で、今回さらに身辺の精査が行われ、機密保持の義務を負うことになる他、大統領府より定期監査が行われることによって信頼性を保っているのである。} 営々と続く人類史のように、支えあい、身を寄せ合い、誰かがたとえ倒れたとしても、果たしていた役割を、志を受け継ぐ誰かが現れる限り、共和国は死なないのである。 **軍需コントロール 新規の軍事プロジェクトに際し、政府は軍の更新作業のみならず、各国からの技術協力が互いにとって損失を生まぬよう配慮をする必要に迫られた。 特に、基幹システムのみならず、多国間連携を目的としても共同で用いられているフィーブル藩国の情報機器および情報技術は先進的であり、正規に軍事機密としての保護をかけると同時に、この高い水準が求められる情報処理のための人材育成プログラムを設けることで対応した。 勿論、生産・維持される部品やプログラムコードについて、使用されている技術を転用する訳には行かなかったが、刺激を受けた国内技術者がフィーブル藩国側とは異なる独自の路線で情報産業を発達させられるよう、政府が支援したのである。 *システム解説 バッジシステムとは、レーダーサイトからの情報をすべてコンピューターネットワークによって集積処理し、連携している各末端基地からのスクランブルによる防衛行動を前提として領空内の飛行物体を一元的に管制・識別・邀撃誘導する、自動警戒管制組織のことである。 #pc() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_03.jpg) } #mobile() { 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「何故ならば、海上においては領海を守る海軍あっての制空権であり、テラの七割は、海で出来ているのですから」 /*/ 『共和国の空を頼みます。以上。』 一言そう告げて秘蔵の国粋技術を託してくれた、蓮田屋藤乃を始めとする羅幻王国の厚恩を、レンジャー連邦は決して永く忘れまい。 **情報処理システム基幹部 バッジシステムが生み出すのは有事の際の機動力であり、現代における機動力とは物理的側面のほかに、情報の扱いを欠かすことは出来ない。 レーダーサイトとの平時からのリンクに加え、AWACSとの情報回線の確保、スクランブル発進した機体の行動管理、いずれも軍事機密であり、軍事的な管制システムを構築することは勿論、防諜のための高いセキュリティを併せ持つ必要もある。 そのため、フィーブル藩国の高度情報処理技術によりプロテクト、構築されたコンピューターシステム群こそが、いわばバッジシステムの要なのだ。 そして自動化が進むほどに運営スタッフの管理・維持もまた、重要度が増す。そう、育成プログラムの必要性である。 #pc() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_02.jpg) } #mobile() { &ref(http://www23.atwiki.jp/ty0k0?cmd=upload&act=open&pageid=202&file=badge_02s.jpg) } &bgcolor(skyblue){1,人材育成プログラム} これは新人の育成よりも、技術の向上と発展を主とした教育プログラムである。 主だった組織は二つであり、実戦形式の演習を繰り返し最適なオペレーティングと機器への現場からのアプローチを目的とした特務戦技教導隊と、その技術を学ぶ指導隊の二つに分かれる。 現状は、オペレーション能力の素養の高い人員のみを選別、採用して運用されているが、このプログラムにより、システムの目的上どうしても発生してしまう人員に対する負荷や人材不足等の諸問題に対する打開策となるに違いない。 また、プログラムの参加者を連邦のものだけにせず、広く門戸を開放する事で、システム全般の質の向上を図ることができるだろう。他国との交流を深める事は、新たな道を開くことにもつながるのである。    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