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『 イキタイ。 』
-生きたい。行きたい?


この、広い世界の、どこに居ても、必要とされよう。
そうすれば、“つなげて”いくことが出来るから――。

幾多の嵐を抜け、多くの船と共に航海を重ねてきた経験が、彼らに選び取らせた答えは、これだった。

大洋を行こう。
古くから、失われることのない確かな道が、ここにある。

銀河を行こう。
きっとそこでは、未だ見ぬ道が切り開かれていくだろう。

一人では、何も出来ない。その国は、みんなと歩みを並べるために、
翼を羽ばたかせ、ほんのちょっとの歩幅を得ていく。

ここにいるよと、小さな胸を震わせながら。




人力頼みの帆船から超科学の宇宙戦艦に至るまで、
ニューワールドの操艦・操船技術は実に多彩である。
これらの艦船を往来させるためには、その歴史から学ぶことが欠かせない。



史上最古の乗り物は紛れもなく船だ。
動力に違いはあれど、その本質は、陸上という制約を離れた輸送力にある。
だが、それらは同時に、常に安寧の地を離れた探求の道程でもあったのだ。




『 イクヨ。 』
-幾夜を、行くよ。


冒険のたびに刻まれてきた、足跡と、世界の広がる瞬間を、
追体験することで、航法を扱う者たちは勇気と慈しみを知る。

かつて、日常に横たわる、深く、静かなうねりの巨きさを、
木切れほどの希望にしがみつき、渡ろうとした者が、いた。

その姿を見た誰かは、木々を寄せ集め、水草を編み、
流れをかき分けるための術を見つけ、やがては向かい風をも味方にして、
幾多もの、新しい知恵が生まれるたびに、組み合わせ。

行けなかったところへ、行くために。出来なかったことを、するために。
今も、なお、その挑戦を続けている場所がある。

学問とは、心を受け継ぐための、過去と未来への問いかけなのだと、
彼らの仲間となる者たちは、覚えていく。




周縁産業までを含めると、艦船は、莫大な収益を上げるがゆえ、
政治的にも、軍事的にも影響を及ぼせる、極めて大きな存在だ。

だからこそ、その航路の選定には、望まぬバランス喪失を避けるべく、
多くの物の共有が、隔てなく行われている。

常に最新の状態で更新され続ける航海情報、
つまりは海図の共有と、国際法の制定とが、
最たる象徴として挙げられるだろう。

これらの共有作業の成果に基づき、オペレーターたちは、
管制塔から、あるいは航法士として乗り込んだ艦橋から、
求められる知識と判断力を携え、その一員として加わっていくことになる。



“当たり前”は、歯車一つで崩れることを知っている。
だから、歯車一つだって零していいわけがない。
だから「僕たち」は、ここにいる。


最大の任務は、守ること。
くるくる回る、この、コンパスのような日常を。
ありがとう、導かれているのは「私たち」の方なんだよ。



『 アイシテ。 』
-愛して。 i して?


INS、Inertial Navigation Systemは、陸上からの灯台光や、レーダー電波に並ぶ、艦船の現在位置測量を知るための、測位用航法機器の一つである。俗にジャイロコンパスとも言われるが、磁気で方位を測る、帆船時代の羅針盤とは異なり、物が固定された軸を中心に回転し続ける限り、その中心軸の向きを一定に保とうとする力によって、方位を示す。

INSは、スクリュー・プロペラを動力で回して進む、機械動力船の中でも、ガソリン燃料を用いるディーゼルエンジン時代から共に存在していた。なお、機器の高度なコンピュータ制御が可能な時代になると、光ファイバー内の光波長の変化によって、加速量と進行方向の変化を測る、レーザージャイロが開発された。レーザージャイロは小型化可能なため、軽量化が求められる航空機やロケットの姿勢制御、隠密性を保つために他の航法を取りづらい潜水艦などに用いられた。また、ジャイロ効果は宇宙でも有効なことから、補助航法機器としての残置が行われている。

いずれにしても、艦船は、自らの居場所を問うために、そのフィールドを問わずに宇宙を基準とするため、六分儀時代の古くから、優れた天体観測能力が求められてきた。このことから、艦船パイロットたちの第一歩は、星を見るためのあらゆる力を練習として身につけることから始められる。


よって、艦船パイロットの潜在的に多く、また、大気圏離脱レベルまでの航空術を発達させ、バッジシステムによってレーダー技術も得たレンジャー連邦においては、極度な機械化を推し進めずに、昔ながらの生活外観を保つ文化的風習と相まって、ニューワールド時代の多様な航法に対応する素地を、十分に備えていたと言える。

これらの情報を束ねるのは、基本的には情報的なナビゲート能力の高い、レンジャー連邦製の電子妖精の技術系を基にした、コンピュータ機器、およびオペレーティングソフトといった、Information Technologyである。

とはいえ、最後に頼りになるのは、それらを用いる者たちであるから、原始的に視認が可能な、A~Zまでの、アルファベットを表す旗による旗旒信号や、明滅を使ったモールス信号といった通信手段、また、目的地ごとの方位線を引いた紙製のマップといった、馴染みの深い物たちは、いわばITの基礎として、今も必須だ。




船舶の中には作業船と呼ばれる類のものがある。
分けても、タグボートという、航行補助のための牽引作業船は、
360度可動するプロペラを持ち、様々な局面で活躍している。


『 アイ。 』
-私はここにいるよ。


タグボートに求められる性能は、小回りの利く大出力である。
時として大型船を押すこともあり、救難や災害対策を目的とするタイプも多い。
変化する状況に合わせて動かせる航路は、大枠としての航路だけではないのだ。


航法のオペレーターたちは、この他、商船や艦艇以外にも、
専門の警察機構や救命組織、試験船、学術調査船、港湾および洋上作業船など、
艦船にまつわる多様な活動情報を、海洋・宇宙の別なく、整理・案内している。


変わり続ける世界の中で、変わらぬしるべを抱きながら、
私たちは、こうして今日も、明日を掴む。




  • 航法オペレート ={
    • t:名称 = 航法オペレート(技術)
    • t:要点 = レーダー,航空機,航法機
    • t:周辺環境 = 管制塔
    • t:評価 = なし
  • t:特殊 = {
    • *航法オペレートの技術カテゴリ = ,,組織技術。
    • *航法オペレートの特殊効果 = ,,全ての航路を持つ位置づけ(艦船系)の乗り物の航路数を+1する。 }
  • t:→次のアイドレス =
    • 経済的オペレート(技術)
    • 世界規模航法オペレート(技術)
    • 管制官(職業)
    • 輸送量増大(技術) }


  • イラストレーション ={
    • t:担当技族 = むつき・萩野・ドラケン }
  • テキスト(BOX画像) ={
    • t:担当文族 = 城 華一郎 }




最終更新:2010年08月31日 19:54