戦闘-基本

戦闘ルールは出来る限り単純化しています。
ルールブックにあるルールと大きく異る部分がたくさんありますので、ご注意ください。

◆判定の流れ
攻撃側の命中ロール→ダメージ側の受け流し→ダメージ側のかばう→ダメージ側の回避→ダメージロール

★受け流しについて
受け流しは手段を問わず、ラウンド中に1回のみ試みる事ができる。
これにより攻撃が行えないなどのデメリットはない。
受け流しは大きく分けて、武道(組み付き)による受け流しと、武器による受け流しの二種類である。

 武道による受け流し
 パンチ・キック・頭突きは立ち技系の武道で、組み付きは組み技系の武道で受け流しができる。
 この場合はダメージをゼロにする。
 ただし、相手が武道を使用しており、自分の武道と異なるものだった場合は受け流しが出来ない。
 また、相手の攻撃手段が素手の場合のみ、組み付き2回ロール判定成功で受け流すことができる。

 武器による受け流し
 弾丸以外のすべての攻撃は手に持っている武器や盾になるもので防ぐことが出来る。
 この場合、その物の技能でロールする。
 そして、その物がダメージをすべて肩代わりする。
 余剰ダメージは受ける。

受け流しに失敗した後に回避をすることもできる。
クリティカル時には攻撃側が転倒する。
ファンブル時には受け流し側が転倒し、回避もできない。

★かばうについて
攻撃を受けた際、回避を行うタイミングで、近くにいる他のキャラクターは「かばう」を試行することが出来る。
成否には「かばう」を試行するキャラクターの回避で判定を行う。
かばうに成功した者は、ここで攻撃を回避することはできないが、このラウンドの受け流しをまだ行っていなかった場合は、受け流しを試行することが出来る。
また、「かばう」に失敗した場合でも、攻撃対象者は回避を試みることが出来る。

★回避について
回避はダメージロールを行う直前に毎回試みることができる。
ただし、相手の攻撃手段や状況によっては回避できないこともある。

★マーシャルアーツについて
戦闘技能を使用した攻撃の際、対応した武道にも成功していた場合はさらに戦闘技能のダイスを1つ追加してダメージを決める。
武道が初期値の場合はこの効果は無視する。

★マーシャルアーツの特殊攻撃
特殊攻撃は立ち技系にはラッシュ、組み技系にはサルトのみを採用。
特殊攻撃は、自分のターンの攻撃時に宣言し、成否には特殊攻撃に対応した武道の成否判定を行う。
このとき、失敗した場合は攻撃自体が失敗になる。
武道が低いとすこしリスキーである。
 ラッシュ:武道+戦闘技能のダメージを与え、ラウンドの最後に追加で武道+戦闘技能の攻撃を行う
 サルト:(1d6+db)*2のダメージを与え、相手はショックロールを行う。

★組み付きについて
命中した場合、ダメージボーナス分のみのダメージを与える。
さらにSTRの対抗ロールをし、成功した場合次の相手の頭突き以外の行動を封じる。
以降は自分のターンに毎度STR対抗ロールを行い、成功している限りは相手も自分も頭突き以外の行動は出来ない。
組み付きを行ったキャラクターは任意で解除することができ、解除したターンに即座に行動することができる。
人もしくは人型の対象にしか成功しない。

組み付かれた相手は、自ターンでSTR対抗で振りほどきを試みることが出来る。
成功しても、振りほどいただけでターンは終了する。

★キックについて
キックが強すぎるため、いくつかのバランス調整を行う。
  • キックでノックアウト攻撃は出来ない
  • こぶしで手のひら大の武器を使用できる(ダメージ1d6程度のナイフなど)
  • 頭突きのノックアウト時のダメージ算出ダイスを追加(与えるダメージは通常通り)

★ノックアウト攻撃について
鈍器やパンチ、頭突きによってノックアウト攻撃をすることができる。
ノックアウト攻撃を宣言した後、通常通り命中ロールを行い、成功しなければならない。
そして通常通りにダメージ算出を行い、そのダメージと相手の残りHPとの対抗ロールを行う。
成功すれば1/3のダメージを与えて相手を気絶させる。
この気絶はHP回復(応急手当など)しないと、復帰できない。
失敗すれば通常通りのダメージを与える。

★火器の単純化
  • ラウンド開始時に1発、自分のターンに1発、DEX半分の自分のターンに1発。銃の種類によって回数は異なる。
  • それぞれのタイミングで、銃弾を2発補充したり、カートリッジを替えたりできる。
  • 対象まで2メートルほどの距離であれば近距離射撃。技能値2倍。それ以上の距離でもその場の判断でプラス補正があるかも。
  • 上の近距離射撃の適用外の際のみ、DEX半分の自分のターンにのみ攻撃を行うことで、精密射撃。技能値2倍。
  • 乱射は発砲するタイミングで宣言する。攻撃回数を2倍。クリティカルで希望した対象に命中、ファンブルでランダムの対象に命中、それ以外は当たらない。
  • 連射は発砲するタイミングで連射を行う宣言をする。技能値の二倍で命中判定を行い、命中したらd10を行う。結果が命中弾数となり、その数のダイスでダメージロールを行う。










最終更新:2016年05月01日 20:48