-WALKING IN THE RHYTHM-
未満としての6の先に終着の7があるなら、8番目はその先の未来にある。
僕は救いの無い話は嫌いです。
エピローグのタイトルにこれまでの洋楽アーティストではなく邦楽のフィッシュマンズをもってきたのは、もはや二人の物語が一連のストーリーという呪縛から解き放たれて、なんの縛りもない未来に行ってしまった現れである。
別に意図したわけではないが、ピックアップしたアーティストの中でフィッシュマンズの佐藤くんだけが他界しているし、そういうちょっと感傷的な意味でも永遠の楽曲である。
フィッシュマンズに名曲は多かれど、その中で一曲を選ぶならやはりこの曲だろう。
僕の中で、この曲は「叶わない願いの歌」である。
この世界は決して僕らの歩幅にリズムを合わせてくれないから、僕らは決して歌うように歩くことはできない。
だけどそれを願い祈り続けることには意義があって、その願いが叶わないからこそ永遠であり、尊く美しい。
だから僕らは歩き続けることができるのである。
この胸のリズムを信じて。
これにて大団円。
本当に最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
改めましてパイロット版を送りつけられました関係者諸氏、どうもすみませんでした。
莫大になってしまったページ数を始め諸々の状況、あるいはわたし自身の思惑により物理媒体での出版こそ叶いませんでしたが、なんとか公開に至りました。
いかがでしたでしょうか。
ひとまず、反省点がありつつも、胸を張れる作品が出来ました。
次は本、出したいねえ。
それでは、この【censored】な世界のいずれかの未来で。
最終更新:2014年07月24日 23:13