サブタイトル番外 ウルトラ戦士 ウルトラセブン


ウルトラセブン
ウルトラセブン(アイスラッガー)
ウルトラセブン(アイスラッガー)
ウルトラセブン(エメリウム光線)
ウルトラセブン(ワイドショット)


解説ブックレットより

●ウルトラセブン アイスラッガー
 当時は光線の合成が非常に大変で、光線技以外の必殺技を持たせたいという事でアイスラッガーが誕生しました。セブンは企画当時「ウルトラアイ」という名前だったので“アイ”スラッガーというのはその名残ですね。ウルトラマンとは違って、スーツアクターがアクションチームの人間だった事も手伝って力強い印象のウルトラヒーローになりました。
ウルトラセブン監督/満田かずほ氏
●ウルトラセブン エメリウム光線
 ウルトラマンはスペシウム光線で、ウルトラセブンはエメリウム光線です。これは、エメラルドとか、プラネタリウムとか、マグネシウムの「シウム」であるとか、そこからもってきてるんですね。で、なんとなく「エメリウム」っていうと、ひょっとしたらなんかあるんじゃないかと。それからポーズとしては、今度は簡単にピッと狭いところでも出来ないかって、それで瞬間的に出来る技っていうことで、こういうポーズになってきたんです。また額のビームランプですが、ウルトラマンは胸にカラータイマーだから、カラータイマーを説明するために、顔のアップとカラータイマーのアップと、2カット撮らなければいけないけれども、おでこにあれば顔の1カットで間に合うんじゃないかということで、なんとなく節約っていう意味もあるデザインなんですよね。
ウルトラセブン監督/満田かずほ氏
●ウルトラセブン ワイドショット
 エメリウム光線っていうのは、どちらかというと“線”ですよね? だんだんスペシウム光線が懐かしくなってきましてね。かといって細いサイズじゃスペシウム光線と同じじゃないかってことになるから、もう少し幅広げましてね、それでワイドショット。だんだん光線描く方もうまくなってきましたから。きちっとワイドショットの場合、手元が一旦燃えますもんね。
 セブンは本当はサウスポーの設定だったんですよね。企画書段階では。M78星雲から地球へ向かう途中で1つの戦いがあって、そこで本来利き腕の右腕をやられてしまって、それで左手しか使えないっていう。やや戦いにくいって、少しカセをかけようか?って企画書段階ではあったんですけど、まったく守らないままでした。セブンまでですかね、一応模様がシンメトリーっていうのは。例えば右から左へ光線撃とうとしてたんだけど、どうしても編集してみたら左から撃ちたくなる場合もあるわけです。そういうとき、フィルムって裏焼き、正式には鏡対称っていうのがあるんですけど、それができるようにシンメトリーにしておいたんです。
ウルトラセブン監督/満田かずほ氏

補足



マッチアップ画像

(戯画は1対1のみ。兄弟複数の戦闘シーンは除く。その他単体)
対メトロン星人
対メトロン星人
対メトロン星人
対ナース
対アンノン
対恐竜戦車
対テペト
対ガッツ星人
対ベル星人
対リッガー
セブン暗殺計画
セブン暗殺計画
史上最大の侵略
侵略する死者たち
ニセ・ウルトラセブン





最終更新:2008年08月20日 01:05