収録:名鑑未収録作品
補足
●ウルトラQ第6話(制作No.8)1966年2月6日放映
●登場宇宙人・怪獣:大亀ガメロン 怪竜 乙姫
●ダイジェスト
虚言癖のある亀キチガイと周囲から表される浦島太郎少年。自分の育てている亀が99センチになったら竜宮城に連れていってくれると信じている。授業中も亀の飼育に熱中し、校舎屋上に立たされた太郎少年は、偶然、銀行強盗の現場を目撃する。学校に隠れたギャングに亀が食いつき、そのため彼らと行動を共にする太郎少年。逃げ込んだ下水道で、亀は突然、巨大化した。
●大亀ガメロン/体長99センチ・体重1トン
壁をすり抜け、マッハ3で空を飛び、人を乗せたまま海中にも潜れる。甲羅の下にはスピードメーター・後方には方向指示器を装備(メーターの数字ではマッハ5まで可能?)。
●乙姫
太郎少年の訪れた竜宮城という不思議な空間で、一人ブランコに乗っていた少女、と言うより幼女。笑い声がとても癇にさわります。
その後、彼女の力は高次物質化能力と命名され、乙-HiMEと呼ばれるようになり、怪竜はチャイルドになりました(なんて)。
●怪竜/体長20メートル・体重500トン
乙姫の乗ったミサイルが竜の姿に変化。どうも乙姫の家来のようです。口から怪光線を発射し、追ってきた太郎少年とガメロンを撃墜。
●「育てよ!カメ」は、個人的にはQの中で「カネゴンの繭」に並ぶファンタジーだと思います。太郎少年のキャラクターも、金男少年といい勝負。ただ、こっちはただの大きな亀なので、怪獣人気では大きな差がついていますが。不思議シーン満載のこの話、実は最後のシーンだけがリアル。クラスでただ一人、亀を持っていない太郎少年が授業中に見ていた夢だっというのが、一番辻褄が合いそうです(無理矢理出番を作った三人組は置いといて)。
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ガメロンならぬ、ただのゼニガメ(チョコエッグ) さほど違いはありませんw 実際は着ぐるみなので、手足はやっぱり人が入ってるよね、と感じる造型なのは致し方ないでしょう。 |
最終更新:2009年05月31日 13:17