心霊大全
すり抜ける何か
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【2ch】
517 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2005/10/04(火) 16:17:20 ID:L/HOVr0EO
2年前、彼と同棲してた頃の話。
ある深夜、二人でコンビニに行った帰りに駅前付近を宛てもなく散歩してて、気付いたら古い長屋が立ち並ぶ一角に迷い込んでしまった。
各家が寝静まった狭い路地は真っ暗。泥棒みたいだねぇなんてヒソヒソ話して笑いながら路地を道なりに曲がろうとした瞬間、ほぼ二人して同時に声を上げてしまった。
「あ、ここ何か嫌だね」
10メートル位続く狭い路地を挟む右側は長屋、左側は神社。突き当たり曲がり角には街灯に照らされてぼんやり浮かび上がる鳥居。
なぜだか分からないけど生理的に嫌な感じがして、二人とも無言になって足を踏みしめるように突き進んだ(今考えればなぜ引き返さなかったのか謎)
鳥居のある曲がり角まであと5メートル位までさしかかった時。
「わ!来た!」
思わず叫んでしまった。
何と言ったら良いのか・・・確かにその時得体の知れない何かが背後から来て私の体を通り抜けて行った。
あの時の全身の血がぞわっと波立つような感覚は今思い出しても心底気持ち悪い。
茫然とする私の横では彼が何とも言えない顔でしきりに自分の腰を気にしてて、彼曰く
「お前が『来た!』と叫んだ時後ろから腰をつつかれた。そんでつついた奴が俺とお前の間をすり抜けてった」
私が体を通り抜けられたと感じたのを彼も同時に感じてて、ただ隣だったから私の体でなく二人の間をすり抜けたように感じたらしい。
その時点ではまだ『何かが私の体を通り抜けてった』なんて一言も話してなかったから、同時体験だったのは確か。
具体的に『姿形を見た』訳ではないけど、恐かったです。。。
2年前、彼と同棲してた頃の話。
ある深夜、二人でコンビニに行った帰りに駅前付近を宛てもなく散歩してて、気付いたら古い長屋が立ち並ぶ一角に迷い込んでしまった。
各家が寝静まった狭い路地は真っ暗。泥棒みたいだねぇなんてヒソヒソ話して笑いながら路地を道なりに曲がろうとした瞬間、ほぼ二人して同時に声を上げてしまった。
「あ、ここ何か嫌だね」
10メートル位続く狭い路地を挟む右側は長屋、左側は神社。突き当たり曲がり角には街灯に照らされてぼんやり浮かび上がる鳥居。
なぜだか分からないけど生理的に嫌な感じがして、二人とも無言になって足を踏みしめるように突き進んだ(今考えればなぜ引き返さなかったのか謎)
鳥居のある曲がり角まであと5メートル位までさしかかった時。
「わ!来た!」
思わず叫んでしまった。
何と言ったら良いのか・・・確かにその時得体の知れない何かが背後から来て私の体を通り抜けて行った。
あの時の全身の血がぞわっと波立つような感覚は今思い出しても心底気持ち悪い。
茫然とする私の横では彼が何とも言えない顔でしきりに自分の腰を気にしてて、彼曰く
「お前が『来た!』と叫んだ時後ろから腰をつつかれた。そんでつついた奴が俺とお前の間をすり抜けてった」
私が体を通り抜けられたと感じたのを彼も同時に感じてて、ただ隣だったから私の体でなく二人の間をすり抜けたように感じたらしい。
その時点ではまだ『何かが私の体を通り抜けてった』なんて一言も話してなかったから、同時体験だったのは確か。
具体的に『姿形を見た』訳ではないけど、恐かったです。。。