心霊大全
和室のシミ
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【2ch】
466 名前:味塩太郎[] 投稿日:2005/09/22(木) 03:51:31 ID:JsnC3woG0
私が小学5年生の時の話です。
私が小学5年生の時の話です。
当時、近所で仲の良かったK君一家が引っ越すことになり、
家族ぐるみで付き合っていた我が家は総出で引越しを手伝いました。
(と、言っても、子供の私達は遊んでばっかりでしたが・・・)
K君の引越し先の家はとても古い家で、2階に登る階段を紐で操作し、
1階の天井まで上げ、2階に登れなくできる仕組みになっており、
忍者屋敷のようなカラクリにガキだった私はとても喜んでいました。
(もっとも、生活にはそのカラクリは必要なく、その後は常に階段を下ろした状態でしたが・・・)
家族ぐるみで付き合っていた我が家は総出で引越しを手伝いました。
(と、言っても、子供の私達は遊んでばっかりでしたが・・・)
K君の引越し先の家はとても古い家で、2階に登る階段を紐で操作し、
1階の天井まで上げ、2階に登れなくできる仕組みになっており、
忍者屋敷のようなカラクリにガキだった私はとても喜んでいました。
(もっとも、生活にはそのカラクリは必要なく、その後は常に階段を下ろした状態でしたが・・・)
その階段を登り、2階の和室に入った我々子供達は息を呑みました。
白い壁に雨漏りで出来たシミがあったのですが・・・
そのシミが一目見て着物を着た髪の長い女性だって分かったからです。
天井から続く雨漏り跡は、頭の所までは一つの流れ跡でしかないのですが、
頭の部分で急に広がり、頭や髪の毛の形を作っているのです。
さらに着物の帯も確認できる程にそのシミは不自然に広がり、
帯の少し下で両手を合わせた姿まではっきりと見てとれました。
床に接する部分では足を形どり、まるで等身大の女性が立っているようでした。
白い壁に雨漏りで出来たシミがあったのですが・・・
そのシミが一目見て着物を着た髪の長い女性だって分かったからです。
天井から続く雨漏り跡は、頭の所までは一つの流れ跡でしかないのですが、
頭の部分で急に広がり、頭や髪の毛の形を作っているのです。
さらに着物の帯も確認できる程にそのシミは不自然に広がり、
帯の少し下で両手を合わせた姿まではっきりと見てとれました。
床に接する部分では足を形どり、まるで等身大の女性が立っているようでした。
やがて大人達がやってきて、そのシミを前にして壁を白く塗り替える話をしていました。
大人達も、「見事に和服姿の女性で、気味が悪いなぁ・・・」などと言っていました。
大人達も、「見事に和服姿の女性で、気味が悪いなぁ・・・」などと言っていました。
その晩、K君宅に泊まることになり、我々子供達は、そのシミの隣の和室で寝ました。
が、K君、K君の姉、私、私の妹と子供が4人も集まると、当然、素直に寝たりはしません。
大人達は1階におり、大人の目がない私達は、めいいっぱいはしゃいで遊んでいました。
すると案の定、K君のお母さんが2階に上がってきて、
「ドタバタとうるさい!もう寝なさい!」と、怒られました。
そんなやり取りを3~4回繰り返した後、子供4人で並んで眠り始めました。
田舎ならではの静寂と電気を消した後の闇の中、
私は隣の和室のシミのことが気になり、なかなか寝付けませんでした。
しばらくすると、K君のお母さんが階段を駆け上ってくる音が聞こえました。
そして2階に来るなり、「何度言ったら分かるの!いい加減おとなしく寝なさい!」
と、言い放ちました。しかし、子供4人は布団で寝てるのです。
K君のお母さんは我々子供がさっきまではドタバタ走り回っており、
自分が2階に来たとたん、寝たふりをしているのだと思っている様子でした。
が、K君、K君の姉、私、私の妹と子供が4人も集まると、当然、素直に寝たりはしません。
大人達は1階におり、大人の目がない私達は、めいいっぱいはしゃいで遊んでいました。
すると案の定、K君のお母さんが2階に上がってきて、
「ドタバタとうるさい!もう寝なさい!」と、怒られました。
そんなやり取りを3~4回繰り返した後、子供4人で並んで眠り始めました。
田舎ならではの静寂と電気を消した後の闇の中、
私は隣の和室のシミのことが気になり、なかなか寝付けませんでした。
しばらくすると、K君のお母さんが階段を駆け上ってくる音が聞こえました。
そして2階に来るなり、「何度言ったら分かるの!いい加減おとなしく寝なさい!」
と、言い放ちました。しかし、子供4人は布団で寝てるのです。
K君のお母さんは我々子供がさっきまではドタバタ走り回っており、
自分が2階に来たとたん、寝たふりをしているのだと思っている様子でした。
その後、その壁のシミも塗り潰され、K君一家は普通に暮らしているようでしたが、
あの晩は、なかなか寝付けない怖い夜でした。
一度も幽霊を見たことがない私が体験したちょっぴり不思議な体験でした。
あの晩は、なかなか寝付けない怖い夜でした。
一度も幽霊を見たことがない私が体験したちょっぴり不思議な体験でした。