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車載/ホットイナズマもどき - (2007/10/04 (木) 16:57:36) のソース
**これなんぞ? ホットイナズマという製品がある。 [[サン自動車工業>http://www.sun-auto.co.jp/]]さんの製品で、電装系チューンの代表格ともいえる製品である。 いったいどんな効果があるのかというと、ホームページに書かれている言葉は、 独自の蓄電システムにより、電力の安定供給を実現。 だそうだ。 **独自の蓄電システムって? うむ、実はそれは聞いてはいけない。 私はやってないので、ヤッチャッター人に聞いてみるのが一番である。 [[(ホットイナズマ&分解)でググる>http://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%BA%E3%83%9E+%E5%88%86%E8%A7%A3]] 簡潔に(答えを)言うと、 コンデンサが入っています。 えぇ、ただそれだけ。ホットイナズマにも種類がいくつかありますが、 ほぼコンデンサの容量がちょっと違うだけ。 (例:4700μF vs 470μF) …らしい。 **そんなんで効果あるの? それはとても難しい質問ですね。 その謎を解くために一つずつ考えてみましょう。 +ホットイナズマにはコンデンサが入っている(例:4700μFのコンデンサ1個) +コンデンサは電荷を蓄えるものである。ただしバッテリと比較すると小容量。 +小容量だったら、コンデンサは必要ないのでは? +容量の話だけすれば確かにコンデンサは必要ない。 +じゃ、何か要る理由があるのか? +一つ考えられるのは放電の速度である。 +バッテリが大容量なのは、化学反応を用いてエネルギーを蓄積しているためである。(銅と硫酸と鉛となんだっけ?) +つまり化学反応の時間が「多少なりとも」存在することになる。 +それを確認する一例は、エンジンをかけた時に電圧が瞬間的に下がる現象である。 +そこそこ有名な現象だし、確認も容易。正否は自力で確認しておくれ。 +理由はエンジン始動のための高トルク(回す力の強い)モーターであるオルタネータに「電圧が影響受けないぐらいの」電流を流しきれてないから。 +モーターの始動って、すっごい電力(電流)使うのよ。 +つまり車においての電力源であるバッテリーでは、化学反応による時間的制約のために電力を供給しきれずに、瞬間的に電圧が降下する場合が存在する。 +じゃ、その電圧降下を防ぐ(軽減する)方法はないのか? +化学反応による電力源ではなく、電荷を直接溜めてある電力源を用いればよいのではないか。 +で、コンデンサ・キャパシタをバッテリーに接続したら効果があるのじゃないかという意見が出てくると。