GV

とびた氏によるマルチフォーマット画像ビューア。Windows3.1ではコレ1本で鮪CG(MAG)もJPEG,PhotoCDの写真やJPEGイラストも見ることが出来て感動しました。(DOSでは画像フォーマットごとにローダー(画像を表示するツール)を用意する必要があったから。)
特にPC-98の鮪CG用に鮪CGのパレットを維持してくれる、98オプションとか、画像に添付されているドキュメントやコメントがあれば、それも一緒に表示してくれる機能とか、書庫ファイル内の画像も閲覧できるなど、かゆいところに手が入ったツールでした。

Susie


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作者はtakechinさん。たしか、ご自身もCG描きさん。プラグインモジュールを追加することで、色々な画像を表示できるようになるビュアー。画像一覧のカタログ化、画像のアスペクト比の補正機能あり。
うらん的に便利だったのは、カタログ画面からドラッグ&ドロップで、当時使っていたFrontPage Express(マイクロソフトのオマケHP作成ソフト)の画面に画像を挿入できたこと。
FrontPage Expressには、市販のHP作成ソフトのような、画像のサムネイル一覧から目で選んで画像を挿入する、なんて機能はなかったから、この機能は使いまくりました。

フリーソフトのHTMLエディタでは付属ビュアー機能の画像表示にSusieプラグインを利用しているモノが多いので、画像ビュアーとしてのSusieの出番が少なくなった((^^;)今でも、Susieは必須ソフトとなってます。

Susieプラグイン

沢山公開されているSusieプラグインの中には、HTMLファイルの表示画面を画像化してくれるHTML画像化 Plug-inやテキストファイルを画像化してくれるSusiePlugin for TextFileなどがあります。
Susieプラグインに対応しているViXでは、HTML画像化 Plug-inによってスクリプトの実行結果を埋め込んだ画像のサムネイルが作成されるので(下図参照)、スクリプトのエラーチェックにも使えます。

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ViX


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作者はK_OKADA氏。ビュアー機能だけでなくファイラー機能も兼ね備えた画像管理ソフト。当時は(って2000年以前の話ですが(^^ゞ)同種のメーカー製のシェアウェアが4000円も5000円もした時代に、フリーソフトとして公開されたViXには瞠目。
機能的には、書庫ファイルをフォルダのように扱える(つまり解凍しないでも中のファイルを見れる)、デジカメのExif情報を表示できる、画像フォーマットを一括変換できる、簡易レタッチ機能の搭載やスライドショー、サムネイルのHTML化など多機能でありました。

画像ビュアーを何を基準に選ぶかというと、ソフトが「自分が見たい画像のフォーマットに対応しているか」であるとおもいますが、うらんの場合、それがMAG(鮪CG)であったり、PSD(PhotoShopの独自画像フォーマット)だったので、これらの画像フォーマットを扱えるViXを選んだのです。
デフォルトで、PSDに対応しているビュアーというのも珍しかったのですが、、ViXは、そのPSDファイルのレイヤー構造を解析できて、レイヤー表示のオンオフを切り換えたり、ブレンドモードの変更ができりたと、ホントすごいです。

他のキラースペックとしては、JPEG画像保存時のプレビュー機能。圧縮率による画像の違いをリアルタイムに比較することが出来る、便利。
それから、ファイラーとしての使い勝手がよいこと。ボタンクリックで表示方法を様々に切り換えられる。便利便利。

また、機能とは別に、うらんが気に入っているのは、ViXのヘルプファイルです。K_OKADA氏は自己主張をしっかりなさる方で、ユーザに向けた「歯に衣着せぬ」メッセージが爽快痛快!
雑誌の付録CDなどでオンラインソフトを知って使い始めた、という方は、このヘルプを読むと「オンラインソフト、フリーソフトとは何か」ということが目ウロコでわかるでしょう。オススメです。

Irfan View

作者は、Irfan Skiljan氏。うらんはファイラーから画像表示させることが多いので、よく見る画像の関連付けはほとんどIrfan Viewになってます。高機能多機能。動作も軽い。
よく使う機能
  • 画像のリサンプル、トリミング
  • 画面キャプチャー
  • アニメーションGIFの分解
  • サムネイル一覧
  • パレットの編集
Flashのファイルも、プラグイン入れてIrfan Viewで見てます。

Irfan Viewがビュアーとして優れている点は、ディザリング処理ではないかとおもってます。24bit環境で24bit(フルカラー)画像を表示させているとわかりませんが、16bit(ハイカラー)環境で、24bit画像を読み込むとき、ビュアーやレタッチソフトは、減色とディザ処理をします。
グラデーション画像などではマッハバンド(色の段差っていうか)が目立ったりしますが、Irfan Viewではこの処理がうまい。目立たないことが多いのです。

要らない機能

うらん的に、ビュアーに不要な機能だとおもっているのが簡易レタッチ機能。明るさや色調を修正する機能です。ViXにもIrfan Viewにも付いてます。IrfanViewのそれはプレビュー比較ができて使い易いものですが、それでも要らない機能です。

理由は、補正が必要な画像は簡易レタッチ機能では適切な補正は出来ない、から。下の画像を見比べれば一目瞭然。左の画像は元画像。右上が簡易レタッチ機能でレタッチした画像、右下が専用ソフトでレタッチした画像です。

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簡易レタッチで画像を明るくしようとすると、画像の全ピクセルに同じ分量のフィルタがかかってしまい、結果として「白っちゃけた」イメージになってしまいます。
レタッチが必要な画像は専用のレタッチソフトに任せるべき。だからビュアーには不要な機能だという持論です。

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最終更新:2012年05月28日 16:34