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海蛇座R星

(うみへびざあーる(アー)せい, R Hydrae: R Hya) うみへび座?変光星?。概略位置は赤経?13時29分、赤緯?-23度17分。γ星?に2.6度ほど後行?しており、スピカ?より南に12度ほどのところにある。なお、望遠鏡で覗くと同一視野(1度の円内)にSS星がある。距離325年。Hyades group? のメンバーとされている。

ミラ型?長周期変光星? (M) であり、変光範囲は3.5~10.9等(分光型?も M6e - M9e 変化する)で極大時に4等台に達し、極小時にはその250分の1ほどに減光するため、南天に低いながらもアマチュア観測者向けの好対象となっている。極大時の実光度?は太陽の250倍と推定されている。変光周期は、18世紀初頭には500日近くだったが徐々に短くなってきており、『ADSカタログ』(1932年)では約425日とされており、現在では400日より短く。388.87日とされている。このような、変光周期が減少していく類例としてケンタウルス座R星?鷲座R星?がある。色指数? (B-V) は、アリゾナ『トナンツィントラ・カタログ』(1965年)では +1,52等が与えられているが、これは明るさが4.98等のときであった(『BSカタログ?』では4.97等時で+1.60等)。この星が最も赤くなるのは極小時の近辺であり、増光するに従って色合いは薄くなっていく。

この星は、1662年4月に、ポーランドのヘヴェリウス?によって最初に観測されており、彼が作成した星表?にも6等星として収録されている (30H.Hya、"Tertia Caudae")。イタリアのモンタナリ?は、自分の『ウラノメトリア?』に、1670年にこの星のことを書き込んでいる(『ウラノメトリア』のオリジナルにこの星はない)。同じイアタリアのマラルディ?は、1702年にモンタナリが『ウラノメトリア』に書き加えた星を探したが見つからなかった。ところが、1704年になって6等星として発見した。その後、1712年までに数度にわたって出現と消滅を繰り返したことによって、ミラ?白鳥座χ星?に続いて3番目に発見されたミラ型長周期変光星となった。そのため、この星の変光は1704年にマラルディによるものとされている。

なお、この星は12等星を伴った二重星? Ho 381でもある。


参考文献

最終更新:2014年08月15日 06:57