文法とかのまとめ

werden,wollen,möchteについて

werdenを用いた未来形の1人称とwollenは、どちらも「〜するつもりだ」と訳せます。また、möchteも願望表現という枠組みでみると、意味がwollenと同じように見えます。これらの違いを演習の先生に確認したので、ここにまとめます。

werden

まず、未来形は3人称の推量で用いられることが圧倒的に多く、1人称の意志で用いられることは少ないです。1人称の未来形の文は現在形で書くこともできますが、未来形では「再確認」「約束」などの意味が含まれます。例えば、教科書の例文では、
Heute Abend werde ich Sie anrufen.
Heute Abend rufe ich Sie an.(an|rufenは分離動詞(Lektion 10)。)
としてもそんなに意味は変わりません(テストではwerdenを用いた方がよいですが)。
ついでに、2人称の未来形は命令を表しますが、この場合の命令の度合いは命令文よりも強いようです(下の参照pdf)。

wollen

wollenは主語の非常に強い意志を表します。日本語で訳すならば、「〜するつもりだ」よりも、「どうしても〜したい」と訳した方がより正確だと思われます。そのため、例えば「パンを食べたい」というような時にwollenを使うと、まるで禁断症状が起きているような印象になります。

möchte

möchteは単純に「〜したい」とできます。すなわち、上の「パンを食べたい」のときにはmöchteを用いればよいです。


前置詞について補足

前置詞には英語と同様にコロケーションがあったりするので、一筋縄ではいかないです。どう見ても教科書だけでは足りてないので参考URLを載せときます。
http://www.doitsu-ryugaku.net/deutsch/grundstufe/praeposition.html
http://gogakuru.exblog.jp/15142576/


ちょっとした裏技

ドイツ語の単語について

細かい話は省きますが、ドイツ語の子音と英語の子音には対応しているものがあります。
これを利用すれば、ドイツ単語から英単語を類推し、意味をつかむことができる…かもしれません。興味がある方は下のページに。
http://www.ic.nanzan-u.ac.jp/~ubuno/dt-engl.htm

名詞の性について

ほとんどの人が頭を悩ましているであると思われる、名詞の性。ここに、何気なく法則があったりします。
http://www.law.kyushu-u.ac.jp/~taiki/materials/13_nomen.html (※現在九大法学部のサーバがメンテナンス中のようです。そのうち見れるんじゃないかな)
http://www1.odn.ne.jp/xenom/gmeishi.box/sei.html

複数形について

複数形にも法則があったり。
http://www.law.kyushu-u.ac.jp/~taiki/materials/13_nomen.html の下の方


この3つ、結構有用な気がするのでうまく利用してみてください。(あまり広めたくなかったけど。。。)

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最終更新:2012年06月01日 13:46
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