werden,wollen,möchteについて
werdenを用いた未来形の1人称とwollenは、どちらも「〜するつもりだ」と訳せます。また、möchteも願望表現という枠組みでみると、意味がwollenと同じように見えます。これらの違いを演習の先生に確認したので、ここにまとめます。
werden
まず、未来形は3人称の推量で用いられることが圧倒的に多く、1人称の意志で用いられることは少ないです。1人称の未来形の文は現在形で書くこともできますが、未来形では「再確認」「約束」などの意味が含まれます。例えば、教科書の例文では、
Heute Abend werde ich Sie anrufen.
Heute Abend rufe ich Sie an.(an|rufenは分離動詞(Lektion 10)。)
としてもそんなに意味は変わりません(テストではwerdenを用いた方がよいですが)。
ついでに、2人称の未来形は命令を表しますが、この場合の命令の度合いは命令文よりも強いようです(下の参照pdf)。
wollen
wollenは主語の非常に強い意志を表します。日本語で訳すならば、「〜するつもりだ」よりも、「どうしても〜したい」と訳した方がより正確だと思われます。そのため、例えば「パンを食べたい」というような時にwollenを使うと、まるで禁断症状が起きているような印象になります。
möchte
möchteは単純に「〜したい」とできます。すなわち、上の「パンを食べたい」のときにはmöchteを用いればよいです。
前置詞について補足
ちょっとした裏技
ドイツ語の単語について
名詞の性について
複数形について
この3つ、結構有用な気がするのでうまく利用してみてください。(あまり広めたくなかったけど。。。)
最終更新:2012年06月01日 13:46