雪暮れの雛

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雪暮れの雛 - (2017/02/05 (日) 09:31:32) の編集履歴(バックアップ)


ゆきぐれのひな【登録タグ: 古野カシラ 波音リツ

作詞:古野カシラ
作曲:古野カシラ
編曲:古野カシラ
唄:波音リツ

曲紹介

ぼんやりと静寂の中に満ちた夕暮れは、その姿を夜へ変えようとしていた。
少女は読みかけの本を閉じ、白い息を漏らしながら家路を辿る。

叶えたい想いがあった。

この痛みを忘れられるのならと、少女は雪の上に倒れこんだ。
白く染まる吐息が、静けさに溶けていく。
空は灰色で、それ以外何も見えない。

叶わないと知っていた。
  • 古野カシラ氏 のオリジナル5作目。
  • 絵 / のえる
  • 今回の曲は説明文に長めのクソポエムがあるけど、この曲のテーマが「文学少女の純愛」だからなんかそういうあれな雰囲気を出したかった(深刻な語彙不足)とのこと。(Twitterより転載)

歌詞

(動画内歌詞より転載)

息をして染まった
満たされた透明に
切り取った、今
霞んだ空

色褪せて消えた
霧に舞う静寂に
意味を問うた
儚く落ちるだけ

地面を染めていく、白
浮かぶ言葉は泡のように

あなたをこんなに、
こんなに愛した
心が叶うなら
私はどれだけ、
どれだけ心を
救われるのかしら

あなたがどんなに、
どんなに離れて
いくのだとしても
私はあなたを、
あなたを想って
心を抉るだけ


迷う足はそっと
雪に跡を残して
触れた夜の温度
淡く滲んだ靴

痛みは寒さに溶けて
凍えるように、
死んだ祈りを

あなたをこんなに、
こんなに愛した
心が叶うなら
私はどれだけ、
どれだけ私を
赦してあげられる?

悲しくないのに、
ないのに心が
涙を流すのは
諦めることを
忘れた私に
科された罰だろう

あなたをこんなに、
こんなに愛した
心が叶うなら
私はどれだけ、
どれだけ心を
救われるのかしら

あなたがどんなに、
どんなに離れて
いくのだとしても
私はあなたを、
あなたを想って
心を抉るだけ

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