天気 晴れ
ノーラッド定期便
セルフィア行
僕はいま空の上にいる / 私はいま空の上にいる
▼僕はいま空の上にいる
そちらの選択肢を選ぶと
主人公の性別が男になります。
本当にその性別(男)でよろしいですか?
(いいえを選ぶと選択画面に戻ります)
はい・いいえ
▼はい
▼私はいま空の上にいる
そちらの選択肢を選ぶと
主人公の性別が女になります。
本当にその性別(女)でよろしいですか?
(いいえを選ぶと選択画面に戻ります)
はい・いいえ
▼はい
この船は今、セルフィアの町へ向かっている。
その町は、神様がいるということで有名な場所だ。
そして、僕(私)は今、彼女への届け物を持ってここにいる。
???(早くコレを届けないと……。)
???「あの、セルフィアまでは、あとどのくらいですか?」
陽気な船長「ああ。そろそろ着くよ。」
陽気な船長「あんた、セルフィアには観光で来たのかい?」
???「え、ええ……。まあ、そんなところです。」
陽気な船長「あの町はいいところだよ。」
陽気な船長「景色も空気もキレイだし、町の雰囲気も悪くない。」
陽気な船長「さすがは神様の治める町だ。」
陽気な船長「あんたの旅行も、きっといいものになるよ。」
???「…………。」
???「……ええ、そうなるといいですね。」
???「(おい、聞こえてるか……?)」
???「(あ、はい)」
???「(……ところでアニキ。オレたち、何をしてるんで?)」
???「(バカやろう!そんなことも知らずについてきたのか!)」
???「(だって、聞くとアニキが怒るから……)」
???「(あ・あ・ん!?)」
???「(な、なんでもないです!)」
???「(……オレたちは、そこのアイツに用があってこんなことしてるんだよ)」
???「(ほら、見てみろ)」
???「(アニキ、真っ暗です)」
???「((穴が空いてるだろうが、このバカ野郎!)」
???「(あ、ホントだ)」
???「(……ったく)」
???「(なるほど、あの男(女)ですね)」
???「(じゃあ出るぞ。いいな?)」
???「(へ、へい!)」
???「ぬおおおおおおおおおおおおお!」
???「な!?」
がらの悪い兵士「へっへっへっ……。」
がらの悪い兵士「この船は、たった今から、オレたちが占拠しやした!」
がらの悪い兵士「痛い目みたくなきゃ、大人しく言うことを聞くことですね!」
えらそうな兵士「そういうことだ。」
えらそうな兵士「なに、だまってブツを渡しさえすればすぐに解放してやるよ。」
えらそうな兵士「お前がネイティブドラゴンに渡すつもりのブツをな!!」
???「な、なんであなたたちがそのことを……?」
えらそうな兵士「まあ、色々と調べさせてもらってな。」
陽気な船長「ネ、ネイティブドラゴンに届け物って、……あんた何者だ……?」
???「……この荷物は大切なものなんです。」
???「どこの誰だか分からない人間に、渡すわけにはいかない!」
???(大丈夫。こういう時のために色々と訓練してきたんだから。)
???(まずLボタンでLポケットを開いて、)
???(ブロードソードを装備してBボタンで攻撃する!!)
えらそうな兵士「おう!やるぞ!」
がらの悪い兵士「へ、へいッ!」
無口な乗客「ひいいいい……。」
陽気な船長「くそ……!舵だけは死んでも離さんぞ!!」
がらの悪い兵士「いたたたた……。」
えらそうな兵士「む、無念……。」
???(この人たち、どうしてコレのことを……。)
???(とにかく、誰かに狙われてるなら、なおさら早く届けないと……!)
えらそうな兵士「へっ、油断したな!」
…………っ!
……い……ろっ!!
起きろっ! この!!
えらそうな兵士「やっと起きやがったな……。」
がらの悪い兵士「そうですね。」
がらの悪い兵士「…………。」
がらの悪い兵士「……で、何をするんでしたっけ?」
えらそうな兵士「……もうテメエはだまってろ。」
えらそうな兵士「さてと……。」
えらそうな兵士「それじゃあ、そろそろブツのありかを教えてもらおうか。」
えらそうな兵士「なあ?」
……僕(私)は誰?・……ここはどこ?・……あなたはだあれ?
▼僕(私)は誰?・……ここはどこ?・……あなたはだあれ?
えらそうな兵士「ハァ!?」
???「……僕(私)は……いったい誰なの……?」
えらそうな兵士「……おい、なんとか言ってやれ。」
がらの悪い兵士「でも自分、だまってろって言われたんで。」
えらそうな兵士「い・い・か・ら!言うとおりにしやがれ!!」
がらの悪い兵士「横暴です……。」
???「あの、すいません……。」
えらそうな兵士「あん?」
???「その、あなたたちは……?」
えらそうな兵士「テメエ、まだシラぁきるつもりか……?」
???「いや……あの……僕(私)、本当によくわからないんでーー」
えらそうな兵士「だから、おめえの持ってたもんがどこにあんのかって聞いてんだよ!!」
???「ほんとにわからないんです!」
えらそうな兵士「テメエ…………!」
がらの悪い兵士「アニキ、アニキ!」
えらそうな兵士「だーっ!なんだようるせえな!!」
がらの悪い兵士「こいつ、もしかして記憶が飛んじまったんじゃねえですか?」
えらそうな兵士「はぁ……?」
えらそうな兵士「まさか、記憶喪失だってのか……!?」
がらの悪い兵士「自信はないけど、きっとそうにちがいないです。」
えらそうな兵士「どっちだよ……。」
???「……あのぅ。」
えらそうな兵士「……なんだよ?」
???「……もしかしたら、その、……記憶喪失かもしれないなあ、なんて……。」
えらそうな兵士「そんな簡単に記憶喪失になってたまるかよ、ちくしょう!!」
がらの悪い兵士「ダダこねたってどうしようもねえですよ、アニキ。」
えらそうな兵士「分かってるよ!!」
えらそうな兵士「あー、くそ……。」
えらそうな兵士「……いや。おい、ちょっと待て。」
えらそうな兵士「こいつ、すっとぼけてるだけじゃねえのか?」
???「え!?」
がらの悪い兵士「ああ。そうかもしんないですね。」
えらそうな兵士「よし。」
えらそうな兵士「オマエ、そっちに連れてっておどしてやれ。」
がらの悪い兵士「へいッ!」
???「えええっ!?」
???「わっわっ!?ちょっと……!?」
???「えっと……、な、何をするんでしょうか……。」
がらの悪い兵士「そりゃあ、もちろん……。」
がらの悪い兵士「…………。」
がらの悪い兵士「アニキ。」
えらそうな兵士「なんだよ?」
がらの悪い兵士「おどすって、どうやればいいんですかね?」
えらそうな兵士「……テ・メ・エ・は……!」
えらそうな兵士「いいから、この高さを利用しろってんだよ!!」
がらの悪い兵士「どうやってですか?」
えらそうな兵士「だーかーらー……!」
えらそうな兵士「けっ飛ばしたら落ちるんだから、それを利用しておどしてみろって!!」
がらの悪い兵士「えっと、こうですかね?」
『あ……』
???「え、ちょ……。」
???「わああああああああ!?」
えらそうな兵士「ほ、本当に落とすやつがあるかあ!?」
???「はぁ……。」
???「このままでは……。」
???「いったいどうすればいいんじゃ……。」
???「ん?」
???「なんじゃ?」
???「は!?」
???「なんじゃああああああああ!!」
???「痛ったぁ~……。」
???「いったいなんなんじゃあ!!」
???「人が降ってきよっただと!?」
???「ひ、人が…………?」
???「お~い……生きとるか?」
???「…………。」
???「…………。」
???「い、生きとるか?」
???「生きとるよなっ!?」
???「痛たたた……。」
???「おお!」
???「生きとるか!」
???「……なんとか……。」
???「大事はないか?」
???「ええと……。」
???「背中が痛いだけで……。」
???「後は大丈夫みたいです。」
???「空から落ちてきよったのに……背中だけで済むとは……。」
???「そちはどんな体をしとるんじゃ。」
???「なんじゃ?」
???「…………?」
???「……竜が……しゃべってる……?」
???「さきほどの物音、なんでございましょうか!?」
名前付けタイム
『レスト(フレイ)』でよろしいですか?
OK キャンセル
セルザウィード「はぁ……。」
セルザウィード「聞かれてしまったのであれば仕方あるまい。」
主人公「えっと……
セルザウィードさま? は……。」
セルザウィード「セルザでよいよい。」
主人公「よいよいって……。」
セルザ「今更、敬われてもこれーっぽっちもうれしくないわい!」
セルザ「あと、敬語もやめじゃ。中途半端に敬われてる感じで落ち着かん。」
セルザ「タメ口でよい。タメ口で。」
主人公「う~ん……。」
セルザ「…………。」
主人公「わかりましーー」
セルザ「…………。」
主人公「わ、わかったよ。」
セルザ「うむ。」
セルザ「それよりもじゃ!」
セルザ「いいか!!」
セルザ「このことは他のものに絶対に言うでないぞ!」
主人公「…………何を?」
セルザ「わらわの素がこんなじゃと言うことじゃ!」
主人公「ああ、内緒なんーー」
セルザ「言・う・で・な・い・ぞ!!」
主人公「は、はい……。」
セルザ「ふんっ!」
ヴォルカノン「
セルザウィード様、部屋の支度が整いました。」
セルザ「ご苦労であった。」
セルザ「空から落ちてきて体が痛むであろう。本日はもう休むが良い、王子(姫)。」
ヴォルカノン「ささ、
アーサー殿、こちらでございます。」
主人公「
アーサー?」
ヴォルカノン「ええ。」
ヴォルカノン「到着する王子(姫)のお名前だとうかがっておりますぞ。」
ヴォルカノン「……おや?」
ヴォルカノン「しかし、それではレスト(フレイ)殿というのは……。」
主人公「あの……。」
主人公「僕(私)、ほんとうに…………王子(姫)なんでしょうか……?」
ヴォルカノン「……そうですな。」
ヴォルカノン「覚えていたと思っていた名前まで。……さぞ、おつらいでしょう。」
主人公「あ、いえ、そうじゃなくて……。」
ヴォルカノン「戸惑われる気持ちはお察しします。」
ヴォルカノン「ですが、今日のところは早くお休みになられたほうがよろしいかと。」
主人公「でも……。」
セルザ「そなたが王族関係者であれば、すぐに素性もあかされよう。」
セルザ「しからば、今の名前が間違っていたことも認められるに相違ない。」
主人公「いや、僕(私)はレスト(フレイ)ですから。」
セルザ「うむ。レスト(フレイ)だな。」
セルザ「弾けた(艶やかな)名だな。」
セルザ「しばらくはその名を名乗っているのも良いじゃろう。」
主人公「いや、だから……。」
セルザ「あとは頼んだぞ、
ヴォルカノン。」
ヴォルカノン「お任せ下さい。」
ヴォルカノン「では王子(姫)、参りますぞ!」
主人公(……王子(姫)じゃないと思うんだけどなあ……。)
フレイ(だいたい、
アーサーって男の人の名前じゃないかな……?)
セルザ「レスト(フレイ)。」
主人公「はい?」
セルザ「先ほどの約束、忘れることなきように。」
主人公「約束?」
セルザ「こやつ、もう忘れたのか!?」
セルザ「わらわの話し方のことじゃ!!」
主人公「あ、うん。大丈夫、いま思い出したよ。」
セルザ「くぅ……。」
セルザ「なんでこやつにバレてしまったんじゃ……。」
セルザ「約束、忘れんでくれよ……。」
主人公「う、うん……。」
ヴォルカノン「ここがレスト(フレイ)殿のお部屋でございますぞ。」
ヴォルカノン「いくつか必要なところだけ説明いたしましょう。」
聞く・聞かない
▼聞かない
ヴォルカノン「ほんとうによろしいのですか?大事なことですぞ!!」
《ヴォルカノンに話しかける》
ヴォルカノン「これは日記帳でございます。」
ヴォルカノン「いわゆるセーブと言うものができる場所です。」
ヴォルカノン「レスト(フレイ)殿、」
ヴォルカノン「Aボタンで日記を調べて、1度セーブを行ってみて下され。」
ヴォルカノン「日記帳をAボタンで調べて1度セーブを行ってみて下され。」
<セーブ後>
《ベッドを調べる》
ヴォルカノン「我輩の話を聞いてからでも遅くはないですぞ。」
《ヴォルカノンに話しかける》
ヴォルカノン「日記帳でセーブをしますとレスト(フレイ)殿のすべてを記録できますぞ。」
ヴォルカノン「毎日、寝る前にセーブするのがオススメです。」
ヴォルカノン「では、もう1つベッドの説明をいたしましょう。」
ヴォルカノン「レスト(フレイ)殿、こちらへどうぞ。」
《ヴォルカノンに話しかける》
ヴォルカノン「ベッドで寝れば朝の6時までぐっすりお休みいただけます。」
ヴォルカノン「夜になったらなるべくベッドで寝るようにして下さい。」
ヴォルカノン「ベッドで寝ないと疲れがたまり、風邪をひいてしまいますぞ。」
ヴォルカノン「ぐっすり眠れば体力が回復するだけではなく、」
ヴォルカノン「少しずつ身体も成長していきますぞ。」
ヴォルカノン「さて、今日はめまぐるしい1日でお疲れになったでしょう。」
ヴォルカノン「空から落ちた衝撃でHPも減っておりますし、」
ヴォルカノン「さっそくベッドでお休みになって下さい。」
ヴォルカノン「HPがないままですと一撃もらうだけで病院行きですぞ。」
はい/まだ……
▼はい
ヴォルカノン「では、ベッドを調べてお休みなさいませ。」
▼まだ……
ヴォルカノン「いやいや、今日はお疲れになっているはずです。」
ヴォルカノン「なにせ空から降ってきたのですからな。」
《選択肢に戻る》
(3回ほど▼まだ…)
ヴォルカノン「わがままを言いなさるな!」
「疲れているのですから、お休みになられて下さい‼︎」
《▼はい 一択》
ヴォルカノン「ベッドを調べてお休みください。」
ヴォルカノン「今日ばかりは6時ではなく8時くらいまでゆっくりするとよいですぞ。」
《自室から出ようとすると》
ヴォルカノン「レスト(フレイ)殿、こちらですぞ?」
ヴォルカノン「レスト(フレイ)殿‼︎ まずは我輩の話を聞いて下され!」
≪ベッドで眠った≫
最終更新:2021年06月12日 23:28