春の月6日
セルザ「おはよう。レスト(フレイ)。」
主人公「おはよう。セルザ。」
セルザ「記憶の方はどうじゃ?」
主人公「それは……。」
セルザ「……そうか。」
セルザ「ところで、王子(姫)の仕事も大分なれてきたようじゃな。」
主人公「うん。ちょっとずつだけどね。」
セルザ「いやいや、なかなかどうして、うまくやっておるよ。」
セルザ「特に、そちの耕す畑と、そこに実る作物の力はすばらしいぞ。」
セルザ「あれほどのものは、誰にでも作れるものではない。」
主人公「そうなのかな……?」
セルザ「うむ。わらわが保証しよう。」
主人公「ありがとう。」
セルザ「そこで、じゃ。」
セルザ「そんな優秀なそちに、実は折り入って頼みがあるんだか。」
なにかな?・そっちが本題だったんだね
▼なにかな?
セルザ「うむ。」
▼そっちが本題だったんだね
セルザ「い、いや、決してそんなことはないぞ!?」
主人公「…………。」
セルザ「……なんじゃ。そんな目で見おって……。」
セルザ「……ま、まあいい。……それよりもじゃ。」
セルザ「そちにヨクミール森を見てきてもらいたいと思ってな。」
主人公「ヨクミール森?」
セルザ「うむ……。」
セルザ「……なにやら不穏な空気がただよっておってな。」
主人公「よくわからないけど、セルザじゃダメなのかな?」
セルザ「……わらわでは…………。」
主人公「?」
セルザ「何にせよ、そちが適任なのじゃ。」
主人公「どうして?」
セルザ「そ、それは……。」
セルザ「……適正がありそうというかなんというか……。」
主人公「???」
セルザ「……ともかくじゃ!!」
セルザ「そちが適任なのじゃよ!」
セルザ「何かと大変かもしれんが、わらわの頼みを聞いてはくれんか?」
分かった・どうしようかな……・気が向いたらね
▼わかった
セルザ「おお、行ってくれるか!」
セルザ「さすがレスト(フレイ)じゃ~♪頼りになるのぉ~。」
主人公「セルザってほんと調子がいいなぁ。」
▼どうしようかな……
セルザ「むぅ~……。」
セルザ「まあ、そうは言うてもレスト(フレイ)なら、」
セルザ「行ってくれるじゃろうな。」
セルザ「な?な?」
主人公「まったくセルザは……。」
▼気が向いたらね
セルザ「まあまあ、細かいことを気にするでない。」
セルザ「では、行ってまいれ!」
▼わかった以外
主人公「いや、まだ行くとは言ってないんだけどな……。」
最終更新:2015年09月12日 08:05